【これはひどい】上野千鶴子発起の署名に12万人分の重複【署名とは】

前提

個人的意見としては「価値がない」とは思いません。
「知らない人間にその問題を知らしめる効果」は間違いなくオンライン署名、あるいはもっと範囲を広げてツイデモなどにも存在しますので「ちゃんと用法を間違えずに使えば」価値はある、と自分は考えます。

では、今回の署名はどうかと言えば…。

「署名」の報道

＞9月4日時点の賛同者は15万人を超えた。

＞5日、記者会見し、国葬の中止を求める署名が40万4258筆集まったことを明らかにした。

ほぼありえない数字の動きに当然の疑問

※こちら「デジタル署名」としてしまっていますが、正確には「オンライン署名」です。

さらに、実際の提出数はといえば…

＞3日正午までの署名を緊急にまとめたということで、4つの署名活動に対し、4万筆から15万筆余りが集まっているとしています。

＞合わせて延べ40万4000筆余りになり、重複を除いても28万人分になるということで、5日に内閣府の国葬儀事務局に署名を提出しました。

気をつけなければならないのは、これは「受け取る段階で簡単に重複が判明した分」が12万である、という事です。アカウント、メールアドレスを変えた複数署名などは弾けていないと考えられます。

まとめ人の思った事諸々（あまり読まなくてもいい奴）

オンライン署名の時点で、本来の署名の意義、効果は大分に薄れ、前述のような「問題を知らしめる効果」しかないと考えるのが妥当であるというのに、それらを「同じ趣旨の署名を複数発起し、取りまとめた上で重複を認識した上で『数を粉飾する』という行為を行う」というのは、あまりにもひどいのではないでしょうか。

本当に問題があって、それを指摘する事ができ、多くの人間の賛同を理論を備えた形で得る事ができるのであれば、このような行為は必要ないはずです。

これらの行為は、署名が本来有する発揮すべき効果を陳腐化させ、肝心な時に用いえなくする、悪質な行為であると言えます。

上野千鶴子氏、及びこの「署名」を主導した方々には猛省をお願いしたいです。

まとめは以上です。