弘安二年の戒壇本尊の神話

かつて我々学会員は、戒壇本尊を通さないと功徳はないと日蓮正宗に教えられてきました。戸田・池田両先生も、大石寺外護の目的から、当然その教学に基づいてそう指導してきた。しかしデジタル技術の発達に伴い、それが神話であることが明らかになりつつあります。
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komekome39 @komesandazo

@okitegami_ren @numamichi @piyochanpe かつて我々学会員は、戒壇本尊を通さないと功徳はないと教えられてきました。戸田・池田先生もその大石寺の伝統通り指導してきた。しかし、御書にはその根拠を示す証拠は何一つないんですよ。 続く RT そもそも、戒壇本尊は紙幅の曼陀羅を後世に模刻し、直造ではないとほぼ信じています

2022-09-25 22:56:16
komekome39 @komesandazo

@okitegami_ren @numamichi @piyochanpe そして最近になって、戒壇本尊と、日尊授与の御本尊との配座が全く同一であることが判明しています。これが決定的だと思いますね。戒壇本尊を通さないと功徳がないなら、特別な配座でなければならない。しかしそのようなことはないんですよ。詳しくはここでは書ききれませんが、ほぼレプリカかと。

2022-09-25 22:59:47
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @remioUa0ku @okitegami_ren 須田晴夫氏の「日興門流と創価学会」からスクショで引用させてもらった。これらの議論より、弘安二年の戒壇本尊が二十七年の出世の本懐である可能性はほぼない。 続く pic.twitter.com/p5zC89vJ5z

2022-10-01 11:09:17
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komekome39 @komesandazo

twitter.com/Whironobu1/sta… 完全にこれは間違いですね。 「天台の釈なりとも釈尊の金言に背き法華経に背かば全く之を用ゆ可からざるなり」(立正観抄) 創価学会は、特定の人師を絶対視しませんよ。 RT 彼は日寛上人教学の代わりに、「池田先生」を創価学会の信心の根本に据えざるを得なくなった。

2022-08-20 22:17:13
komekome39 @komesandazo

twitter.com/Whironobu1/sta… 大石寺の法主も創価学会の会長も、間違いを犯す人師ですので、仮に御書と矛盾するなら、「経文に背いて人師の言に随ふべきか人師の言を捨てて金言を仰ぐべきか」聖愚問答抄 に従い、その指導は捨てるというのが創価学会の立場です。あくまでも御書根本です。

2022-08-20 22:18:30
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 本尊論に関して、先ずはこれ。御本尊の相貌に関する記述。 「釈迦・多宝の二仏と云うも用の仏なり、妙法蓮華経こそ本仏にては御座候へ、経に云く「如来秘密神通之力」是なり、如来秘密は体の三身にして本仏なり、神通之力は用の三身にして迹仏ぞかし」(諸法実相抄) 続く

2022-09-28 22:45:46
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 「第廿五建立御本尊等の事 御義口伝に云く此の本尊の依文とは如来秘密神通之力の文なり」(御義口伝) 「本化本尊の本迹 七字は本なり・余の十界は迹なり」(百六箇抄) これらの御書から、御本尊の中心に大書された、南無妙法蓮華経の七文字が本仏であり本、三千世界を表す諸天全神等は  続く

2022-09-28 22:50:25
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 用の仏であり迹であることがわかる。それでは肝心となる南無妙法蓮華経の下に必ず認めてある「日蓮」の文字はどうか? 「其の本尊の為体本師の娑婆の上に宝塔空に居し塔中の妙法蓮華経の左右に釈迦牟尼仏・多宝仏・釈尊の脇士上行等の四菩薩」観心本尊抄 続く

2022-09-28 22:54:49
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren ここで注目すべきは「本師」という言葉。本来この言葉の意味は、釈迦牟尼仏、又は本仏だが、御本尊の相貌を見ると、この位置に来るのは釈迦牟尼仏でななく、日蓮である。即ち、日蓮本仏論を暗示していると解釈すべきだ。これは、真筆が残っている中で唯一、題目の下の日蓮という言葉を示した箇所。

2022-09-28 23:04:18
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 実は、南無妙法蓮華経 日蓮 と大書された御本尊の意味を暗示した御書がもう一つある。それが、「南無妙法蓮華経如来寿量品第十六の事」御義口伝巻下 この箇所だけ、南無がついていることに注目。これには非常に大きな意味があると言える。 続く

2022-09-28 23:13:44
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 「寿量品の自我偈に云く「一心に仏を見たてまつらんと欲して自ら身命を惜しまず」云云、日蓮が己心の仏界を此の文に依つて顕はすなり」義浄房御書 即ち、中央主題の下の日蓮の文字は、南無妙法蓮華経如来、即ち日蓮本仏論を示していると考えて間違いないだろう。 続く

2022-09-28 23:16:49
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 以上から考えて、中央主題の下の日蓮とは、 「日蓮と御判を置き給ふ事如何(三世印判日蓮躰具)、師の曰はく首題も釈迦多宝も上行無辺行等も普賢文殊等も舎利弗迦葉等も梵釈四天日月等も鬼子母神十羅刹女等も天照八幡等も悉く日蓮なりと申す心なり」御本尊七箇相承 であると結論できる。 続く

2022-09-28 23:21:31
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren twitter.com/komesandazo/st… なお余談だが、御本尊七箇相承はこの理由から偽書の可能性が強い。堀日亨が学会版御書にこれを掲載しなかったのはそのためだろう。日興門流に日蓮本仏思想があったことを示しているという点で重要だ。他の偽書、十王讃歎抄、得受職人功徳法門抄、回向功徳抄等と区別すべし。

2022-09-28 23:27:24
komekome39 @komesandazo

@hiro19850416 @3z01Z 「日蓮在御判と嫡々代々と書くべし」「日蓮御判と書かずんば天神地神もよも用ひ給はざらん」御本尊七箇相承 しかしこれは後加文か偽書かどちらかだな。理由はこれに反する日目や日興の御本尊があるためだ。日目書写の御本尊がこれ RT なぜ題目の下に「日蓮在御判」と書くのか御書から説明できますか pic.twitter.com/JnMLPibZqH

2022-03-19 22:41:51
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 以上の議論から、御本尊に関して次のようなことが分かる。 本門or本仏 如来秘密=南無妙法蓮華経 日蓮 迹門or迹仏 神通之力=釈迦(報身)、多宝(法身)、十方分身の諸仏(応身) 続く

2022-09-28 23:29:47
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 即ち、如来の秘密とは、南無妙法蓮華経 日蓮 であり、宇宙大の大生命の根幹とも言えるものとなる。そして、ここから宇宙大の力である用の仏の力、即ち、神通之力が発揮されることになる。日寛のいう、「祈りとして叶わざるなく」の御本尊、とは、決して虚妄ではない。 続く

2022-09-28 23:36:00
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren pounceatron.dreamhosters.com/nichirenscoffe… 以上のことを踏まえて、この真筆御本尊集を見てみれば良い。真筆本尊は百二十程度存在しているが、本門である南無妙法蓮華経 日蓮 の主題は常に普遍、一方、迹門である十界の配座は、授与する信徒によって常に変化していることに気がつくだろう。 続く

2022-09-28 23:40:54
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 「万年救護の大本尊」と大聖人が名付けられた御本尊は、配座を全て仏界で統一しているのが特徴。これは、元寇という戦争があったため、その特効薬として、全てを仏界で統一して、その力を発揮するために書写されたためと推測できる。 一方で、残念ながら真筆は失われたが、四条金吾に授与された 続く

2022-09-28 23:44:34
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 御本尊には、十羅刹女が全て図顕されている。病弱であった経王殿を用の仏の力で守るという意図が大聖人にあったことが推測される。さて、これらの御本尊の配座から次のことが言える。 御本尊で最も大事なものは主題であり、本門である、南無妙法蓮華経 日蓮 これは普遍でなければならない。 続く

2022-09-28 23:49:23
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 事実、先ほど紹介した御本尊集でもそうなっている。南無妙法蓮華経 日蓮 が欠けた御本尊は一編たりとも存在しない。一方で、十界の生命を表す迹門の部分は常に変化してる。要は、信徒に応じて、自由自在に変化しても良いことを暗示していると考えられる。 続く

2022-09-28 23:52:21
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 「戒壇本尊を通してでないと功徳はない」という命題を今日は考えてみよう。もしそうであれば、他の大聖人の真筆大曼荼羅と比較した場合、戒壇本尊のみが備えており、他の曼荼羅全てに欠けている要素が存在しなくてはならない。果たしてそのようなものがあるのか?

2022-09-29 21:10:27
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 「題目に万法を含む」(四信五品抄) 「上行菩薩に授与し給う題目の外に法華経の極理は無きなり」(御講聞書) 「無上とは南無妙法蓮華経・無上の中の極無上なり」(御義口伝) 主題の題目が中央に備わり、その下に「日蓮」の文字が書写された時、実は全てが備わることが分かる。では迹門はどうか 続

2022-09-29 21:25:59
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 「実相と云うは妙法蓮華経の異名なり・諸法は妙法蓮華経と云う事なり、地獄は地獄のすがたを見せたるが実の相なり、餓鬼と変ぜば地獄の実のすがたには非ず、仏は仏のすがた凡夫は凡夫のすがた、万法の当体のすがたが妙法蓮華経の当体なりと云ふ事を諸法実相とは申すなり」諸法実相抄 続く

2022-09-29 21:29:43
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren 即ち、万法が題目には既に備わっているので、神通之力の迹門の配座は、自由にチョイスできるということを暗に示している。事実、弘安二年以後も、十界が欠けた省略形(abbreviated style)の御本尊がいくつか現存している。 これがそうだ。 pounceatron.dreamhosters.com/nichirenscoffe…

2022-09-29 21:44:07
komekome39 @komesandazo

@numamichi @piyochanpe @okitegami_ren いよいよ結論に移ろう。戒壇本尊のみが備えており、他の曼荼羅全てに欠けている要素というのは、実は何一つないことが分かる。まして戒壇本尊と日禅授与本尊の配座は全く同じなのが判明しているから、尚更だ。即ち、戒壇本尊を通さないと功徳はないという宗門の教えは誤りで、神話に過ぎない。

2022-09-29 21:51:05