- take_ponpokorin
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第8のゲームまでの推理が終わりましたので、すぐに推理をレポートにしてまとめていたのですが、大口を叩いた割にものすごく苦労してしまったのが、ものすごく悔しくてしょうがないです。
2022-10-04 16:40:26しかし、一応すべてのゲームの仮説が揃いました。そして観劇の階層の山羊さんが語っていた我が主の謎というのも理解できたと思います。
2022-10-04 16:43:45あの方がおっしゃるには、この世界には大きく四つの謎があり、それらの謎全てを解いた時に我が主の謎が判明するとおっしゃっていました。
2022-10-04 16:45:27ベアトリーチェさんのゲーム盤の謎自体は比較的順調に終えることができたと思います。ミステリーとは結局伏線があるかどうかですから、伏線配置をベアトリーチェさんがきっちりやっていてくれたのがその要因です。
2022-10-04 16:47:09問題は86年の事件日に安田紗代さんがどのような計画を立てていて、実際の六軒島ではどういう結果になったのかという部分の謎です。動機の問題は少々推理が不安定といいますか、そもそも推理というのは推測にすぎません。伏線や論理性を駆使して解答を推測しているだけです。
2022-10-04 16:50:43この時点で正解を当てているのかどうかが判断できないのに、動機の問題というのは、この組み上げた動機の仮説の上に、さらに2つ3つと仮説を積み上げていく必要があるんです。怖いですよこれは。何て危ない積み木遊びなんでしょう。
2022-10-04 16:52:15安田紗代さんの運命は大変お気の毒だと思います。そして、事件後に真相に至った十八さんの苦悩もお察しします。そこはいいのですが、非常に気になるのが安田紗代さんが事件前に投棄しているメッセージボトルボトルの存在です。
2022-10-04 16:58:43真相から逆算すると、十八さんが真相に至ったのはメッセージボトルを読んだからこそです。これが仮に海に沈んでいたら、この物語は成立しませんよ?
2022-10-04 17:00:15メッセージボトルが世間に拾われ、後世に伝わっていく。そして十八さんの元まで届く。これははっきり言って奇跡です。この奇跡は偶然の奇跡ではなく、必然の奇跡だったのではないでしょうか。
2022-10-04 17:03:12ベルンカステルワインというのがドイツ地方にあります。我が主の名前をおそらくそこから来ているのでしょう。奇跡、ワインボトル、……メッセージボトルの奇跡は我が主が叶えたものだったのでしょうか……
2022-10-04 17:06:10私はあのメッセージボトルが拾われるカケラは結構多かったんだろうなくらいの感覚でしたが、実際はそうではなかったのでしょうか……
2022-10-04 17:06:49「257万8917分の257万8916の確率で。あなたはクレルとしての世界に生き、逃れ得ぬ運命に翻弄され、気の毒な最期を遂げる。そして、257万8917分の1の確率で右代宮理御として生き。今夜、霧江に殺されるの。
2022-10-04 17:11:03…………つまりあなたの、いいえ、あなたたちの運命は、257万8917分の257万8917の確率で、…………つまり如何なる奇跡も許されない絶対の運命で、逃れ得ぬ袋小路に、運命の牢獄に囚われてるということなのよ!」
2022-10-04 17:11:09そして、私は少々不思議に思ってたんですが、我が主は「奇跡なんて所詮はファンタジー!」と叫んでいました。奇跡の魔女が自分を否定するような発言をしています。
2022-10-04 17:16:56我が主は本当は助けたかったのでしょうか。安田紗代さんを。惨劇が発生しないカケラを紡ごうと……そうでないと確認しているカケラの数があまりに異常です。これだけ探して見つからなかったからこそ我が主は最終的にメッセージボトルの奇跡を………
2022-10-04 17:21:26それが我が主の……悪役を演じていたとはそういうことですか………観劇の階層の山羊さんは可能性を見つけられず、私に接触してきた、と……
2022-10-04 17:23:36封印していた特殊な推理法を解禁します。この推理法は危険なので、できるだけ使わないつもりでしたが、今回ばかりはそんなことは言ってられません。
2022-10-04 21:20:48私が通常の推理で用いる推理法は2つあります。伏線から推理した仮説を横に繋げていき、全体像との横の関連性、連鎖性によって解答の的中率を上げる連鎖考察推理法。そして、脳内に別の自分を擬似的に想像し、仮説に対する反論を延々重ねていくことで、ロジックを突き詰めていく、対戦式論理構築法。
2022-10-04 21:26:22論理で解答を導く際はこれらの推理法でかまいませんし、普段この2つしか基本的に使いません。しかし、心が絡む推理対象は論理で解答を導けません。そして、なによりも相手の心を理解できないんです。
2022-10-04 21:28:32