ウクライナで戦う日本人義勇兵小隊の人の、動機と経緯と現在の戦況や現地の報告

スティンキー鈴木(スヴィタことスウィーティー佐々木ことスパイシー中冨) @stinky_suzuki

日本人の安否に関しての質問が増え、また日本人がウクライナ軍に加担する事に纏わる議論が過熱している中、小隊公式の情報としてでなく、今回はあくまでも小隊アカウントを運営している私（イポーシュカ）として発言していきたい次第でございます。先ず何故私がウクライナ軍に加担しているのかですが、

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背景として私は2014年にロシアを離れました。理由としては、2014年に西側諸国による経済制裁が始まり、日本国籍を持つ私は将来的にロシアに住むにあたり、経済制裁・国籍の面で就労に悪影響が出るのではと危惧したからです。当時プーチン政権にはそこまで悪い印象を持っておりませんでした。理由ですが

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下手に偽ドミートリーが複数台等したりしてロシア内で政治的な大混乱を招くより、ピョートル大帝みたく強権的な人が無理矢理纏める方が、ロシアは安定するのではと考えていたからです。2014年にEU圏内へと移住し、2022年のウクライナでの軍事侵攻が始まる迄は、ほぼほぼEU圏内に住んでおりました。

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それまでは、西側諸国とロシアの関係が良好になったらロシアにでも戻ろうかなと考えていたのですが、考えが大きく変わってしまったのが今回の露軍によるウクライナへの軍事侵攻です。先ず、私にはモスクワ市を主体としてロシア各地に友人達・知人達がいるのですが、ロシアへの経済制裁が始まった後は

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EU圏内のウクライナ人と専らつるんでいたり、個人事業を展開していた時期はキーウに在る会社と提携していた点、時折業務等の都合でキーウに住んだりしていたので、ウクライナにも馴染みがあります。補足ですが、私はウクライナ語のセンスがまるでないので、ウクライナ人とはロシア語で話していますが、

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友人達や知人達は誰も嫌な顔をせず、私が理解出来る様にロシア語で話しかけてきたり、ゆっくりとしたウクライナ語で喋ってくれます。故に、現在ロシア政府が云う「露語話者への差別」といったものですが、勿論私はアジア人ですので立場は違うものの、体感した事が初めてウクライナに住んだ2009年から

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一貫してございません。話を戻して、今回ウクライナへ軍事侵攻が発生した点に関してです。2014年にドネツク・ルハンスク州・クリミアで事変があり、オデッサやハルキウ等でも内乱が発生した際、私は完全に中立的な立場で傍観しておりました。理由としてはウクライナにはウクライナ語話者のウクライナ人

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もいれば露語話者のウクライナ人もおり、露語話者のロシア系住民もいるので、恐らく文化的な事情で揉めているのでは程度に眺めておりました。西ウクライナの友達もウクライナのロシア系の友達も大勢居るので、双方の気持ちは理解出来るし、見守ろう程度に思っておりました。

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ただ、当時と現在のウクライナでの大きな違いは、政権が交代して今はゼレンスキー大統領が居る事です。大統領ですが、そもそも東部出身の露語話者のウクライナ人です。政治の世界に入る前はロシアとも仕事をしていた人ですので、ウクライナにもロシアにも理解力のある人です。故に、ウクライナ内の

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アイデンティティによる紛争や、ロシアとの外交問題もスムーズに解決してくれるのではと考えておりました。尚、個人的な見解としてプーチン政権はゼレンスキー大統領どころかウクライナのロシア系住民すら怒らせている時点でそもそも大義がないのではと思っております。

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ウクライナの軍事侵攻が始まった際、私は大学に提出する論文を仕上げつつ、仮想通貨の某取引所で働いておりました。暖かい自宅でぬくぬく過ごしつつリモートで働き、仕事を上がったらカルフール等で買い物をしたり論文を加筆したり、ブルーチーズを食べながらワインを飲んだりと充実した生活でした。

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話は変わるのですが、今はポーランド人の妻が居るのですが、その前はEU内にロシア人の交際相手がおりました。その人はゴリゴリの反プーチン派で、「ジリノフスキーの息かかった奴よりプーチンの方がマシじゃね？」とかというとブチギレて喧嘩になるレベルでプーチンが嫌いでした。プーチンが嫌い過ぎて

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EUに居るといった感じです。同様にロシアに嫌気がさしてモスクワから逃げてきた友人もおります。インスタで私の地元のスタバの写真上げていて、「え、お前この街いるの？」と訊いたら、「え、私この街住み始めたけどあんたもこの街住んでるの？」といった具合に、予想外の形で久々に会いました。

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ちょっとお腹痛いのでうんちしてきます、、、

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席離れたら便意が治まったので珈琲飲んだのですが、そしたらもっとうんちしたくなっちゃいました、、、屁こきながら取り敢えず書き切ります、、、

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そんな具合で、今EU内にはウクライナ人の知り合いだけでなく、プーチン政権がどうしようもないからロシアから逃げてきた知り合いもボチボチおります。そんな中で露軍がウクライナに対し軍事侵攻を仕掛けました。ウクライナ内に居る知り合いがボチボチ防衛隊に志願したりウクライナ内外でZSU（宇軍）の

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支援を始めました。防衛隊に志願していった友人達が兵役適当に済ませただけの人だったりしたので、見ていて段々不安になってきました。また、ロシア国内の友人やEU内のロシア人がнет войнеとプーチン政権に抗議しているのを見て、それも不安になってきました。と言いますのは、特にロシア国内で抗議

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してしまう場合、政権に拘束され、良からぬ事態に彼らが巻き込まれるのではと懸念しておりました。また、ロシア人全員が悪者とされ兼ねない風潮が構築され、プーチンに一貫して反対していたEU圏内のロシア人の立場はどうなるのかと云うのも結構心配しておりました。

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私は元々性格的にドライにビジネスしたりするのが苦手で（よく仮想通貨や証券銀行勤められたとつくづく思います）、頑張っている人や困っている人ほったらかすと後々罪悪感で悩むタイプでございます。よくセンター街で酔い潰れた人に水あげて介抱したりとかしてました。ポケットマネーで。

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そういう性格も携わり、今回の戦争で苦労しているウクライナ人やロシア人の友達見ていて、それを見つつ、自分は呑気にお金稼いでブルーチーズ食っている生活してて日に日に精神的にしんどくなりました。また、自分の日本国籍保有者としてEUで過ごしているこんな生活も、もしEUや日本が同様に

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攻め込まれたら終わるんだろうなと考えたら、尚更行動しない自分が恥ずかしくなりました。その上、「日本人が70人ウクライナ軍に志願した」とのニュースを読み、「それら日本人の内何人がロシア語喋れるのか」「コミュニケーション上のトラブルは発生しないのか」とも心配し始めました。

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私は自衛隊時代大した事はしておりません。レンジャーハウスで足音だけする幽霊と遭遇したなとか、演習場で白い女の幽霊見たなとか、居室で「本当にあった怖い話」見てたらライターが急に爆発して、「幽霊の仕業だな」と思ったとか、そんな事しか全然覚えていないのですが、

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一応陸では対露の偵察やっていて、海では対露の情報携わる筈でした（妻がポーランド人なので最後の最後に話が消えたのですが）。前線に行った何人かのウクライナ人の友達よりかはそれなりに活かせる経験あるのではと思い、且つロシア語は形だけでも出来るので、70人の日本人の通訳等も出来るし、

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まあ70人居るどころか、4月中旬まで自分の大隊に日本人他に居なかったので「70人どこだよおい！」と着隊して突っ込んだのですが、こんな感じで現地入りしたのは別に「日本を代表して」とか「日本人だから」とか「国の命令があって」だとかそんなのではないです。完全にエゴです。自分が、自分自身に

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納得したくてウクライナ軍に入りました。故に、別に戦死しようが捕虜になろうが私の責任ですので、日本政府は特別アクションを取る必要はございません。あくまでも個人的な信条の為に行なっている事ですので。