itkz掘り返し

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東京から更に西に向かったところにある山を登り、行きを切らせながら、記憶を頼りに残酷と共に埋めた箱を探したが、正確な場所を思い出せない。適当に探していたら穴を掘った形跡だけが発見できた。誰かが掘り出したのだろうか。俺はおそろしい。警察が先に、人肉の遺体を発見したのだと思ったからだ。

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北上した街では適当に本を買い、移動中に読めるようにした。駅の近くの路上で寝転がり本を読みながら夜を過ごした。地方でも充分にホームレスをやっていけそうだと思う。水戸を通る経路で南下すると怪しまれるので、全く別の路線を使った。俺は西に行かなければ、この連鎖を断ち切れないのだと思った。

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失踪後、ネット上での草の根捜査を撹乱するため一度水戸まで北上し、マクドナルドの有料無線通信で小池陸に「納豆を食えなくて残念」とだけ残して回線を切断した。逃走を開始してから激しい頭痛が続いており、思考を行う能力は無い。その日はネットカフェに泊まり、翌日は更にかなりの距離を北上した。

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最近は統合失調症の幻覚・妄想が悪化してきており、警官は本当に俺に尋問したのか、そもそも警官は実在するのか、残酷は本当に俺に箱を埋めさせたのか、人肉の死亡は確定しているのか、あの箱の中身は、まさか分割された人肉の残りなのか。俺は何もわからなくなってしまう。そして混乱の末、失踪した。

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山中への箱埋めは特に面白いイベントでも何でもなかったので完全に忘れていたのだが数日前、突如家へ警官がやってきた。俺と残酷の唯一の共通した知人（以下人肉）が死んだという。知人が死ぬのは珍しくないの。俺は人肉とこのところ疎遠ですよ、と真顔で正直に話した。尋問は五分もかからず終わった。

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一年ほど前に、知人（以下残酷）に頼まれて都内某山中へ箱を埋めに行った。俺は以前にその地域の廃村を訪れており、その近辺の地図なら大雑把に頭に入っている、そこに埋めようと提案した。残酷は納得し車を出して目的地へと到着、険しい岩道を登り、人間が入ることを禁じられている場所に箱を埋めた。

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精神の不安定が極限に達している。薬はとうに切れていて、俺は俺を殺そうとする幻覚と自殺をしなければ救われないという確信に満たされている。ここ数日は、幼い子供を沢山集めて倉庫に溜めていた。こいつらと共に硫化水素自殺を決行しよう。全てを奪われた俺が、子供の未来ごと死んでしまう。アグネス

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トマドと梅ラボの対談は見に行かなくてよかった。なんと、行くならば利用していたはずの中央線が人身事故で止まっているのだ。トマドと梅ラボの呪いだ。二人の自己顕示欲が人民をいたずらに刺激し、その結果として人間が死亡した。これは決して許されることではない。皆さんリツイートをお願いします。

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トマドと梅ラボの対談を見に行く予定だったのだが、ユーストリイムでの配信が決定したためモグラグの二階で皆と見ることにした。交通費と入場料の無駄だ。何故金を払ってむさい男二人を見なければならないのか。本当に不愉快だし全く理解できない。許せない、このような詐欺が横行して良いのだろうか。

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破滅ラウンジは解散したが、まだ終わらない。カオスラウンジメンバーとの殺し合いが終わっていないからだ。今日は藤城嘘、梅沢和木、黒瀬陽平をジャンクタワーへ、強く投げ、叩き付けて殺害した。破滅ラウンジはアートではない、殺害だ。これからも次々と人間が死んでいくだろう。次はお前だ、山本悠。

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ハジメの家に押し入り、小池陸がハジメを押さえ込んだ。首を一閃。俺の包丁がハジメを確実に殺し、今ではその肉を捌いて煮込んでいる。俺はとうとう人間を殺してしまった……もう人生も終わりだろう。最初で最後になる人肉に舌包みを打つことにする。今からハジメのうちに来ればハジメの肉が食えるよ。

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今日は俺の誕生日なので、部屋で紙に知人の名前を書き、破ることを繰り返して過ごそうと思う。俺の知人が一人残らず死にますように。血を吐いて、内臓にあふれる苦痛でのたうち回りながら、お前等全員、俺を憎むお前等全員が生存を手放す程の痛み、恐怖、絶望に満たされれば俺の世界はもっと安定する。

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母親は幼い俺を押し入れの下の段に入れて、そこから出てくるのを見付けると暴力で対応していた。俺は何度も謝るが一度として許してもらえたことはない、必ず俺が動かなくなるまで蹴り続けていた。その母親ももう枯木のようになってしまって、近いうちに死ぬだろう。俺の人生は本当に無駄なものだった。

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俺の人生は母親を殺すことだけが目標だったが、その母親も不治の病で骨と皮、枯木のようになってしまって、わざわざ俺が殺す意味が無くなってしまった。もう何も目指すところがない。いつ死んでも構わないと思っているから、日本がヨハネスブルグのように命の軽い国になってしまえばいいと思っている。

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あまりの言動のひどさにより俺の人権が剥奪されることになった。今は処理場へと運ばれている。俺は処理されてしまう。これでこの腐った人生が終わりを迎えるのだと思ってみても何も感じ入るところがない。本当に何もない、ただ劣悪なだけの人生だった。もっと人の死を見て、感情を麻痺させて死にたい。

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グーグル・デヴ・フェストに参加しているが、これはクイズで高得点を取った人間だけが参加できる選民思想イベントであり、会場では低得点だった者から順に殺されてしまう。入り口には既に死体の山が築かれ、生き延びた者は笑っている。生のためには死を乗り越えなければならない。死臭が充満している。

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今日でギークハウス南町田を解体し、ギークハウス東日本橋、ギークハウス浅草に分離移住することになった、そこで漸く俺は、南町田が好きだったのだと気が付いた。俺は南町田の住人であったファー、四日市を殺害した。そして剥製を作り、南町田に永遠の展示をする。彼等は南町田を守り生き続けるのだ。

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煩先生とのお別れ会をやっている。煩先生は死に、その皮はなめされ人皮タイツとなった。その人皮を被り、皆で順に煩先生を演じて最後の別れとする。また煩先生の脳は白子のようで味わい深く、皆が感嘆の息を漏らしている、これが本当に最後だ、煩先生はもう戻ってこない、我々の中に記憶だけが残った。

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煩先生の遺体の皮膚が全て綺麗に残されていることが判明したため、早朝から取りに伺い、デベロッパーズサミットの会場でなめしている。帰る頃の俺は煩先生の皮を被り、みもこころも煩先生となって目黒の街を歩くことだろう。他人の人生によって俺の体は高揚し、強い感動が身を包む。人皮の香りが漂う。

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煩先生の死を悼み、誰か少女を捕まえて内臓を食べようという話をしている。どこで捕まえどこで殺すかについて議論が続いていて、解体の際には煩先生の遺体を捌いた時の経験が生きるだろうと思っている。人間の死に直面するのには強い興奮を覚える。この昂りが少女に死をもたらす。五臓六腑を切り刻む。

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煩先生の内臓を持ち寄ってはルノアールに集まり、ナイフでそぎ落として刺身で食べている。煩先生の生前のタンブラーには内臓を露出した少女の画像が大量にリブログされていたものだったが、本人がその対象になるとは思ってもみなかっただろう。店員の怒号が響いているが、四日市が殴って黙らせている。

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解剖した煩先生の遺体の肉と臓腑は参加者で分割して持ち帰り、食葬することになった。俺は臓腑の一部を受け取ったが、これが何という名前の臓器なのかはわからない。臓器はしばらく冷凍して保存し、気が向いたら煮物にして食べようと思う。煩先生は形を変え、俺の血肉となって存続し、長く生き続ける。

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煩先生の死を悼む会が終了した。遺体の解剖はこれまでにも動画でいくつか見ており慣れ親しんだものだと思っていたが、いざ本物の遺体を目の前にすると足が震え、手が上手く動かせなくなり、ずっと恐怖に包まれたままだった。バラバラになっていく遺体を前に、恐怖は興奮に変わり、終には勃起していた。

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急遽、煩先生の死を悼む会が開かれることになった。発見された彼の遺体を警察へ通報する前に皆で囲み、それを損壊しようというのだった。人間の肉を細切れにするのはわたしも初めての体験で、強く胸が踊っている。煩先生の肉は、臓腑はどのような色をしているのだろうか。ずっと手の震えが止まらない。

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煩先生が死んだ。うつ病で苦しんでの自殺だった。生前の彼がポストする遺体や肉体損壊の画像には本当に心をあらわれる思いがしたものだったが、それを見ることは、もう叶わない、わたしは本当に悲しくなり、ながい間、何にも手がつかなかった。煩先生の遺体を損壊したいと、わたしは強い希望を持った。