第14回仙台哲学カフェ(ザ・モール長町仙台本館1Fフードコート、10月8日(土)11時~) テーマ「働くことと生活のバランスをどうとるか」 http://t.co/6lLEE7j9 よろしくお願いします!
2011-10-08 00:09:20けど太白区の方の参加者がなかったのが残念。コミュニティラジオで告知したり、たいはっくるにチラシを置いたりやったのだけど、どうすれば来てもらえるのだろうか。
2011-10-08 15:21:03今日は、「働くことと仕事のバランスをどう取るか」というテーマで仙台哲学カフェを開きました。今回はいつもと違い長町ショッピングモールで開いたのですが、参加者は3人、主催者含め6人といつもより大分少なめになりました。しかし、話の内容は、かなり多岐にわたるかつ切実なものとなりました。
2011-10-08 16:38:00今回かなり議論になっていたのは、各種ボランティア、あるいは社会に必要だけど事業化が難しいことを、誰が担うかという問題でした。日本ではボランティアやNPO活動などは本当の無償労働になることがほとんどなので、それ自体では生計が立てられないという話題が出ました。
2011-10-08 16:40:24また、日本や欧米では、制度や歴史、文化が異なるため、寄付によってNPOを事業化したりするのも難しいし、利益団体を作ってロビイングをして、自分たちの主張や利益を政治や政策に反映しようという動きも余りないのではないかという話もできました。
2011-10-08 16:46:47ライフ・ワーク・バランスの話とはずれる話も多かったのですが、各自の経験談なども、かなり切実なものがあり、いつもよりずっしりした感じの話になりました。
2011-10-08 16:52:08@saisenreiha 今日はありがとうございました!NPO・NGOの事業拡大は3・11以降の重要課題になっても違和感が無いのにも関わらず、まだまだ世間一般のコンセンサスが得られているとは言い難い部分が沢山あるのには改めてある種の危機感を感じました。
2011-10-08 21:55:12というわけで、仙台哲学カフェ「働くことと生活のバランスをどうとるか」 http://t.co/r27ETGvo に行ってまいりましたん。
2011-10-09 03:52:59@saisenreiha きょうの話のなかで、ここには違和感がありました。各NPOや団体は、ロビイング、政策提言、さんざんやってると思うんです。なのに届かない。あっても利害もばらばらの各ケース個別の対応。「行政の側に、当事者の声を聴くシステム自体が無い」と常々感じていました。
2011-10-09 03:58:20どんなにがんばって法や制度をつくっても、絶対に枠からはみ出すことってのは出てくるわけで、「はみ出す」ということを前提に、はみ出したところに柔軟に対処していくNPOが、その活動に専念して存分に動けるようにバックアップすることが必要。
2011-10-09 04:01:36いま、「NPOっていう枠」にあてはめること自体が大変。ごくフツーの生活を営みたいごくフツーの人が、例えば病気になるとか災害に遭うとかして、いや困ったな、しかし既存の制度では支援されないな、生きていけねえなどうしよう、ってときに、当事者の困難を支援、解消するために動くわけです
2011-10-09 04:04:26つまり、動いてるの、フツーの人なの。法律の知識もなければ、金もなければ。そんな人がでも生きてけない困った、ってときに、「NPOつくりましょう」ってハードル高いよ。
2011-10-09 04:06:40実際、NPO立ち上げの準備に何度か立ち会っては、挫折した。自分含めみんな他に本業があって、食ってかなきゃならなくて、なので時間も労力もそんなにないなか、NPO化ってほんと遠かった。
2011-10-09 04:07:15NPOがカバーしている領域って、ほんとに現場は大変。私のいたところ(障害者の地域生活支援)も、実際に利用者のケアにあたってる職員は、ロビイングだの提言だのって余力、ゼロでした。政策提言や一般の人への情報発信、知ってもらうための活動といったところにお金も労力も回す余力がない。
2011-10-09 04:12:47NPOがやっていけるかどうか(寄付含めた支援を得られるかどうか)って、当事者とその周りの小さな世界、の外の人たちや、政策つくってる人たちに、ちゃんと知ってもらうことが大前提なのに。NPOの広報とマネジメントに特化した助成が、もっととりやすいといい。
2011-10-09 04:16:48あと、ワークライフバランスっていうけど、ワークとライフってどこまでいっても対立項なの?というところ。
2011-10-09 04:26:19「余暇」に費やすだけの気力体力お金の余剰を生み出すことができるのは、一握りの人にすぎないだろう。理由として(1)単純に「稼ぎが少ない」とか「仕事がきつい」こと。(2)家事労働、子育て、介護の実質的負担をおう場合。(3)傷病、障害などでフルタイムの就業が困難 など
2011-10-09 04:30:32島でしたしごとのひとつに、海でボートとかカヌーとか貸し出す受付ってのがあった。とにかく暇なので、ボートに乗ったりカヌーに乗ったりしていた。カヌーきもちいいなたのしいな、という気分の延長に、カヌーいかがですか?と勧める(本来の)しごと部分がつながる。
2011-10-09 04:34:04仕事というものの考え方の根本が、まちがっていた気すらした。これくらい、心地よさの延長上に、または心地よさの只中に、仕事(賃金労働)というのは存在しうるし、これが本来、はたらくということだったのかもしれないなあ、と思った。
2011-10-09 04:36:06あ。私は海があんまり好きではないし、カヌーなど触ったこともなかったですよ。だから、カヌーの乗り方を教えるとか「専門性を売る」仕事では全くなかった。ただぼんやりしてた。
2011-10-09 04:37:04なるべく、ワークとライフの間の障壁を、ぶち壊していったほうがいいんじゃないか?ぜんぶはむりでも、できる人からでも、なるべく。って、あの仕事?をした時に、強く思った。もう働いた年数給料があがる世界は、二度と戻ってこないのだから。
2011-10-09 04:38:36先の、海の仕事の例は、いわゆる「好きなことを仕事にする」というのとも、ちょっと違ってて、そこが目から鱗だった。
2011-10-09 04:43:313.11以降、これからどうやって生きていきたくて、生きていけるのか、できないとすれば何があればいいのか、できるとすれば何が勘所だったか、ていう実験だったんだなあ。
2011-10-09 05:12:01それはエチカでよなよな話してきたこと、でもあった。稼ぐこととライフワークの分断を、現実的にどうつないでいけるのか。あのまちでフツーに生活するフツーの人たちであった我々が、なにができるのか。結局、あそこでずっと話してやってきたことって、それに尽きる。
2011-10-09 05:27:51