手始めに、計算のいらん問題だ。まあ、頭の体操みてえなもんかな?三国志の有名な話でもあるな。曹操が、息子の蒼舒に出した問題なんだが…。『像の重さを量るには、どうすれば良いか?』 #長束の算術教室
2011-10-16 15:16:03ま、これは簡単だなァ。まず、象を船の乗せ、その時船がどこまで沈んだかを記しておく。次に象を船からおろし、沈んだ所と同じ所に来るまで、物を積む。で、最後にその荷の重さを量りゃあ、象の重さが分かるってわけだ! #長束の算術教室
2011-10-16 15:21:13この問題みてえに、「如何にして量るか。数を知るか」ていうのを考え出すのも、立派な算術の才能ってわけだな。どれだけ正確に、または早く答えを出せる方法を使うかが、腕の見せ所!ちなみにこの問題の答えを出した蒼舒は、まだ十歳にもならん子供だったそうだぞ。 #長束の算術教室
2011-10-16 15:26:18さて、次だなー。といっても、今日は二題しか用意してねぇが…。今度は、ちゃんと算術らしく計算問題だ。ああ、現代の奴らに分かりやすいように、説明には「あらびあ数字」を使うぞ。漢数字で八百九十八…とかじゃ、分かりにくいだろ?…いや、俺らはそれでやってたわけだが…。 #長束の算術教室
2011-10-16 15:31:37米を運ぶ問題なんだが…現代人には単位が分かりにくいだろうな。「1石=150kg」「1斗=15kg」「1升=1.5kg」「1合=150g」だと思ってくれ 。 #長束の算術教室
2011-10-16 15:39:12『898石7斗の米を、船で運ぶことになった。運び賃は米1石につき、米4升5合らしい。この運び賃は、運ぶ米の中から支払うことになっている。さて、運び賃は、米何石必要だろうか?ああ、運び賃は運ぶ前に支払う約束だぞ』 #長束の算術教室
2011-10-16 15:40:35こういうのは、実際、兵糧の輸送なんかで必要になってくるな。もっとも、この他にも「運ぶ荷駄隊の人数」とそれに伴った「荷駄隊の食糧の分」と、「掛かる日数」と「距離」なんかも考慮しねえといかんわけだが…。 #長束の算術教室
2011-10-16 15:44:42まあ今回の問題は、それほど複雑じゃねえしな。……俺とか石田は、戦がある度、こういう計算に頭を悩ませたわけよ。しかも九州征伐や小田原征伐、唐入りともなると、かなりの距離でしかも大軍だしなァ…。 …と、語りながら、皆が考える時間を作っていたぞ(笑) #長束の算術教室
2011-10-16 15:49:11で、回答だが……。俺なんかは算盤(さんばん)と算木で、さらっと解くんだが、現代の者は、紙に書いた方が分かりやすいらしいな…。よし、ちょいと待ってろ^^ #長束の算術教室
2011-10-16 15:51:35まず分かりやすいように、運び賃をxと置くぞ。すると、目的地に届けにゃならん米は「(898.7石)-(x石)」だよな。で、式は添付の写し絵の通りだ。 http://t.co/GZNjC01R …タグ忘れてたんで、再度。 #長束の算術教室
2011-10-16 16:00:22出た「38.7」という答を石になおすと、「38石7斗」。此処の「単位をつける」ことを忘れてる奴がいそうだな…(笑) まあ、よって、答えは『38石7斗』だ!! #長束の算術教室
2011-10-16 16:03:33とりあえず、いち早く答えてくれたふぉろわあの「た丸(tqhl)」には、花丸をやろうかねえ( ̄▽ ̄)ノ 俺の下で、執務の手伝いをして欲しいくらいだな(笑) #長束の算術教室
2011-10-16 16:06:27今日は実践的な算術の中でも、俺の仕事に近いものを例題にしてみたぜー。他にも、兵に矢を配るだとか、築城に必要な計算だったりとか、色々あるんだが…。また次の機会にな!聞いてくれた人たち、ありがとなー。本日の「長束のぱあふぇくと算術教室」は、以上だ!お疲れさん! #長束の算術教室
2011-10-16 16:11:41別の解法。「答えは一つ、道は複数」が算術の面白い所だ! #長束の算術教室 RT @tqhl 忘れました!!(ダメじゃん) でも便利だったよね~ってちょっとだけ思い出しましたww 私は 898.7-898.7÷1.045=38.7 と計算しましたf^_^;)
2011-10-16 16:34:28