「鎌倉殿の１３人」第４８回（お勉強中心）

山田邦和 @fzk06736

北条義時毒殺説の根拠は、藤原定家の『明月記』安貞元年6月11日条。承久の乱の後鳥羽上皇側の立役者であった二位法印尊長が京都で逮捕された際に「義時の妻が義時に飲ませた薬で俺を殺せ」と叫んだ。尊長がそう言ったことは自体は事実とみてよい。しかし、毒殺が事実かどうかは別問題なんですよね。 twitter.com/mizunosyuhei/s…

水野修平 @mizunosyuhei

ただ、注意しなければならないのは、義時暗殺説の発信元は同時代の鎌倉ではないこと（毒殺説の出典の『明月記』は藤原定家の日記で、小姓に殺された説の出典の『保暦間記』は筆者は不明だが、幕府滅亡後の著作）。　#鎌倉殿の13人

2022-12-18 18:28:11

山田邦和 @fzk06736

#鎌倉殿の13人 承久の乱の際、後鳥羽上皇の出した「北条義時追討院宣」ばかりがクローズアップされますが、同時に仲恭天皇の「北条義時追討宣旨」が出されていることを忘れてはなりません。院宣はそれが届けられた特定の個人に対する命令書ですが、宣旨は（形式上では）全国に対する命令書だからです pic.twitter.com/7nJnYIydod

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山田邦和 @fzk06736

#鎌倉殿の13人 ⇨ですから、「北条義時追討宣旨」は（建前の上では）全国すべての諸国の国衙および荘園領主に対して出されます。「院宣」は関東の御家人の中でセレクトした人々に対して出されます。（もちろん、この宣旨が実際に全国津々浦々に届けられたかどうかはわかりませんが、建前はこうです）

山田邦和 @fzk06736

#鎌倉殿の13人 ⇨ただ、承久の乱の時には陸奥国の国司（陸奥守）は北条義時その人なんですよね。実際には追討宣旨が陸奥国の国衙（国府）に届くだけの時間的余裕はなかったとは思うのですが、もし届いていたら、国衙の在庁の連中は驚き慌ててパニックになっていたかも、と思います。

山田邦和 @fzk06736

#鎌倉殿の13人 ⇨この追討宣旨でちょっと気になることがあります。宣旨は天皇の命令書ですが、この時の天皇はわずか2歳の仲恭天皇ですので、当然、政治判断能力はありません。実際は後鳥羽上皇が宣旨発給を命令している。⇨

山田邦和 @fzk06736

#鎌倉殿の13人 ⇨ところが、幼帝には必ず摂政がおかれ、この時の摂政は九条道家。彼は鎌倉殿予定者三寅の父でもあり、鎌倉と揉めたくはない。すると、いくら治天の君たる院の意向とはいえ、摂政の頭ごなしに宣旨が出せるものなのでしょうか？このあたり、小島道裕さんにご教示たまわりたいところです。

山田邦和 @fzk06736

⇨解説しておきますと、「摂政・関白」とひとくちにいいますが、両者の役割は違います。関白はあくまで天皇の補佐役、摂政は天皇代行。関白が置かれる場合でも最終決定権者は天皇ですので、天皇は関白の意向に反することはできます（めったにないですが）。しかし摂政は天皇の代わりに決定をくだせる。

山田邦和 @fzk06736

#鎌倉殿の13人 ⇨実はこの後鳥羽上皇院宣、「北条義時追討院宣」と呼ばれるし、まあ実態はそうなんですが、「義時を追討せよ」とは書いてないんですよね。「義時に政治をとらせるのをやめさせよ。院の決定に従え」とだけ言っている。「義時を追討せよ」と命じているのは仲恭天皇の「宣旨」のほう。 pic.twitter.com/VfllT3y72Q

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Minoru.Noguchi @rokuhara12212

北条義時毒殺説の根拠とされている『明月記』の記事（『大日本史料』5-3より）。 　この記事の史料的評価については↓の論文を参照のこと。文献史学における実証の過程が見事に示されている好論文だと思います。city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/docume… pic.twitter.com/hC5z7pgVMv

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小林明 dylan-adachi,Inc @dylanadachi

#承久の乱 で鎌倉方は３つに軍を分けて進攻します。 先発は東海道軍で泰時と時房が率いました。 鎌倉を出た時はわずかな兵力だったのが、途中で武士団を吸収し５万にまで膨れ上がったといいます。 東山道軍と北陸道軍を加えると大軍でした。 地図はかつて雑誌掲載用に作ったものです。 #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/fkoA1SZhOp

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越谷公方＠軍曹亭（武士ライフ） @koshigayakubou

残り後１話で全部やるのかぁ。と言う事で「承久の乱」幕府軍進路。武士ライフ第参號の私の記事の為に知り合いの編集者に作って貰いました。おはやうございます。 #武士ライフ #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/xHa5dSp9uX

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はせ @kakamirekishi

大河ドラマの木曽川の流路を監修しました。 助監督さんに連絡いただいて。 鎌倉時代の流路なんて、わかるわけありません。堤防のない時代、日々流れは変わる。 でも最近、関ヶ原の戦い前哨戦の古記録を読んで、イメージしている中世の流路を伝えました。使ってくれてありがたい。 #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/kdU59te95o

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瀬戸康史 @koji_seto0518

『#鎌倉殿の13人 』 ご視聴ありがとうございました。 終わっちゃった... 北条時房を演じられて幸せでした。 #トキューサ pic.twitter.com/3N6L6Zak9u

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きづき @kdkhjm12

#鎌倉殿の13人 完。 僕自身も "いつも誰かに守られて" 無事に撮影を終えることができたなと感じています。助けてくださった皆さまに感謝です！ 鶴丸、そして平盛綱、という素敵な役をいただき、この物語の中で演じられたことが本当に本当に幸せでした。 ありがとうございました‼︎ pic.twitter.com/DnRofrlTcc

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山谷花純 @minmin12344

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」お疲れ様でした。 死にたくない。まだ生きていたい。 そう思わせてくれた役と作品でした。 新しい夢への架け橋となった時間。 心から感謝です。 #鎌倉殿の十三人 #せつ #若狭局 #山谷花純 pic.twitter.com/q9fgty9XnP

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SAYAKA AKIMOTO @akimotooo726

この作品に携われたこと、本当に誇りに思っています。 皆様、お疲れ様でした！ ありがとうございました。 #鎌倉殿の13人最終回 #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/I5lMyd8oXn

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相島一之 @aijima_kazuyuki

#鎌倉殿の13人 本放送観れました。ポロポロと泣いてしまいました。この作品に参加できて本当に良かった。ありがとうございました。みなさんお疲れ様でした。 運慶、とっても好きだったよ。ありがとう。 pic.twitter.com/5R27cbDEKy

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岸田タツヤ【タツ兄】 @kishidatatsuya_

「鎌倉殿の13人」 三浦胤義を演じ最終回を生きて迎えられた事、この上ない幸せであります。 そして全話出演という数少ないキャストの1人、三浦義村役/山本耕史さんを兄に持てたこともまた大きな幸せでした。 ここまで応援いただいた全ての方に感謝いたします。ありがとうございました！ #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/w4xEZyzEMK

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西本たける(スーパーサイズ・ミー) @nishiiiiii

父上と次郎🧏🏻‍♂️ #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/RXoMoRDt4R

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西本たける(スーパーサイズ・ミー) @nishiiiiii

改めて、最高でした🥺 初めてのドラマが鎌倉殿であり、朝時であること、、本当にこんな恵まれたことはありません🥲 キャストの皆様、スタッフの皆様、三谷さん、そして視聴者の皆様、本当にありがとうございました…！✨ #鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/V1dW3niyAk

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読売新聞オンライン @Yomiuri_Online

ＮＨＫ大河ドラマ『＃鎌倉殿の１３人』が、１２月１８日放送の第４８話で最終回を迎える。時代考証を担当した創価大学教授の坂井孝一さんに鎌倉時代の実像や、脚本を担当した三谷幸喜さんとの裏話などを語ってもらった。今回は＜上＞をお届けする。 yomiuri.co.jp/column/japanes… ＃今につながる日本史

読売新聞オンライン @Yomiuri_Online

１２月１８日に最終回を迎えるＮＨＫ大河ドラマ『＃鎌倉殿の１３人』。時代考証を担当した坂井孝一さんへのインタビュー後半は、源実朝暗殺事件から最終回「報いの時」に至る最終盤を中心に、主要登場人物の実像や人間関係などについて聞いた。 yomiuri.co.jp/column/japanes… ＃今につながる日本史

文学通信 @BungakuReport

承久の乱（後編）～和をつくる人・北条泰時の徳政と御成敗式目【『鎌倉殿の13人』時代考証の坂井孝一氏が解説】 | サライ.jp｜小学館の雑誌『サライ』公式サイト serai.jp/hobby/1097993

春木晶子 @ShokoHARUKI

最終回スペシャル・全編無料。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』最終回を、歴史学者・呉座勇一が放送直後に解説します。21:00より。ぜひライブで、チャット欄とともにお楽しみください。youtu.be/CtLCWyFNVck pic.twitter.com/sDKBKcN9hh

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講談社現代新書 @gendai_shinsho

【本日公開】日本史の一大転換点、承久の乱。その勝敗はいかにして決まったのか。 歴史学者・呉座勇一氏が『#鎌倉殿の13人』の放送内容をレビュー。最終回となる今回は、先週放送の第47話、昨日放送の最終話について、専門家の立場から詳しく解説します。gendai.media/articles/-/103…