画面比率と「読む/見る/使う」のUI考察(主にiPad)

4
石橋秀仁 @zerobase

関連Togetter - まとめ「iPadが提起したICTアーキテクチャにおける身体性の議論」 "使う" http://bit.ly/9VHbgW

2010-05-11 20:18:13
石橋秀仁 @zerobase

#iPad 向けのウェブサイトデザインは〈眺めるページ〉は landscape で、〈読むページ〉は portrait が適切なのかも

2010-04-22 19:38:06
石橋秀仁 @zerobase

文字を書くならportrait(縦)。図を描くならlandscape(横)。Wordでは縦、PowerPointでは横に紙を使う。この観点で、文字だらけのスライドは不自然なデザインといえる。

2010-05-11 19:34:26
石橋秀仁 @zerobase

書籍の頁と用紙方向と画面。雑誌の見開きは絵。小説は文字だから見開きにしない。いずれも読むために開けば画面がlandscapeになっているが、その画面を見開きで使うか、二つのportraitに分割して使うか。

2010-05-11 19:36:50
石橋秀仁 @zerobase

電子書籍のUIに大きな影響を与える、頁の方向と、画面の方向の違い。portraitで一頁ずつ読ませるコミックリーダーは画面の躍動を損ねる。雑誌でも叱り。しかし、文字主体の書籍なら一頁ずつでよい。雑誌でも文芸誌などは小説に近いだろう。

2010-05-11 19:39:53
石橋秀仁 @zerobase

エディターはメディアを熟知せねばならない。出版業界人は紙やインクに詳しいだろう。電子出版業界人はデジタルメディアに詳しくなければならない。少なくとも黎明期には、作業の分業は時期尚早。「何でも屋」が新しい仕事の方法を作る段階。

2010-05-11 19:42:54
石橋秀仁 @zerobase

優れた電子書籍リーダーアプリを作れるのは、デザインのわかるエンジニア、DTPのわかるUIデザイナー、技術の分かるエディターやプランナー、といったinterdisciplinaryのチーム。multidisciplinaryではなく。

2010-05-11 19:48:10
石橋秀仁 @zerobase

近代以前の欧米建築では縦長の窓が多そう。日本家屋にはそもそも窓がなく、窓的な物は障子のパノラマ。この違いは画面のportrait/landscapeの選択に影響してそう。

2010-05-11 20:03:23
石橋秀仁 @zerobase

文章を「読む」ならportraitで、ページングよりスクロール。雑誌や写真や動画を「見る」ならlandscapeで。「使う」なら横で。UIデザインの緩やかな傾向性として。

2010-05-11 20:21:36
石橋秀仁 @zerobase

「読む」ものを書くWYSIWYGのUIが横向きになるのは、しばしば使いづらい。iPadのメール。おそらくPagesも。キーボード外付けならportraitのまま作業でき便利でしょう。Pages単体で、用途によっては、MacBookより快適かもしれない。

2010-05-11 20:30:34
石橋秀仁 @zerobase

ウェブで調べ物をしながら文書作成する、といった場合にiPadでは不自由。MacBookと併用するなら、やはりMacBookがPagesで、iPadがSafariでしょう。逆ではなく。しかも、それにはSafariからコピペできない不自由さもある。

2010-05-11 20:31:55
石橋秀仁 @zerobase

Wi-FiでSynergy的インプット装置共有が可能なら、Macの隣に「ウェブブラウザ装置」としてiPadを置く作業スタイルは悪くない。ウェブブラウザとしてのiPadは素晴らしい。

2010-05-11 20:34:24
石橋秀仁 @zerobase

ウェブブラウザとしてのiPadの素晴らしさについては、「iPadによってWebは初めて適切なデバイスを得た」くらいに思ってます→iPadが提起したICTアーキテクチャにおける身体性の議論 http://bit.ly/9VHbgW

2010-05-11 20:35:14
石橋秀仁 @zerobase

iPadの最大の難点はUSTREAMとニコニコ動画が対応していないことだ。早急な対応を切に望む。いちどiPadでYouTubeや(一部の)USTREAM動画を見てしまうと、もはやPCで動画など見たくなくなる。

2010-05-11 20:36:21