マンダラートを活用した認知症高齢者の「その人らしさ」発見演習

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大熊正喜 @ookumamasa

マンダラート■発想法のスキルとして朝礼で紹介。まず例題から。鍋物で思いつくもの・・・寄せ鍋・すき焼き・水炊き・キムチ鍋・しゃぶしゃぶ・かき鍋・・・マンダラートは通常のマッピングと違ってテーマの周りの8枡を埋めようという動機付けが働く。ただ、最初から8個以上の展開が出てくる場合は?

2011-10-18 18:23:07
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラート■出てきたものに優先順位をつける。一番好きな鍋物はキムチ鍋。では、キムチ鍋にはどんなものを入れますか?キムチ・豚肉・白菜・ニラ・豆腐・おもち・・・・最初のテーマの外側のひとつからまた展開が始まり仏教の曼荼羅の図のようなのでマンダラート。★これを認知症介護研修で活用する

2011-10-18 18:26:39
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」を発見する演習■自分自身の「自分らしさ」って何だろう⇒それをどのように相手から質問されたら答えやすいだろう? と展開していく。カテゴリーや基準として抽象化するのではなく具体的な話し言葉の質問リストを作る。 http://t.co/Tk9nwLRB

2011-10-20 20:04:09
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大熊正喜 @ookumamasa

介護現場のコミュニケーションは食事・入浴・排泄といった「できない」部分を自立に向けて支えていく関わりの中で何気なくかわされる会話の質が問題。決してマンツーマンで相対した面接場面でのコミュニケーションが主流ではない。何気ない会話の中で「その人らしさ」への多様で豊かな質問を発すること

2011-10-20 20:08:46
大熊正喜 @ookumamasa

竹内孝仁■サービスを受ける人の「自分らしく生きたい」という目に見えぬ願いはサービススタッフとの何気ない会話、自分自身についての話しかた、過去への懐かしさをこめた話しぶりなど、ほんのちょっとした言動や態度などから知ることの出来るもの。アセスメントチャートの各項目には書きとめにくい。

2011-10-20 20:11:21
大熊正喜 @ookumamasa

竹内孝仁■介護サービスはこうした利用者の情緒や感情、価値観、ライフスタイルなどをどれほど取り込めるか否かが人間的なサービスになるかどうかの鍵になる。私達はケースのこうした人間的側面=「その人らしさ」 を知る必要がおおいにある。 http://t.co/mzCJ3Ns1

2011-10-20 20:16:43
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大熊正喜 @ookumamasa

竹内孝仁■・・・「その人らしさ」に気づく・・・このような「情報」はほとんどの場合に、ケースに接触した人が受ける印象の中に込められていて、それを表現する方法としては、実際上その印象を語ることしかないというのが現実である。だから、語り合う必要がある。その場が★ケースカンファレンス★

2011-10-20 20:18:37
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」発見演習■自分自身の「自分らしさ」に対する質問文を今度は2人ひと組で相手に投げかけて、その答えをマンダラートの対応する位置に記載。それを交換して、このような質問文(「らしさ」への視点)から「自分らしさ」がつかみとれているか話し合う。

2011-10-20 20:21:37
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」発見演習■つぎに、・・・今日は実習生と演習を行ったので、・・・担当している利用者の「らしさ」についてマンダラートに展開する。そして、その項目の其々がどんな場面で発見できたのか、観察や会話の場面を振り返って対応するマンダラートのまするに記入する。

2011-10-20 20:23:48
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」発見演習■最後に、自分の「らしさ」の視点も参考にしながら、担当利者者の「らしさ」を更に理解していくためにどのような質問を会話の中で投げかけてみる化、どのようなことが聞きたいか、マンダラートに展開する。つづきは介護実習立てているケアプランへの反映。

2011-10-20 20:25:52
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」発見演習■本日、短大生3名、高校生2名、介護主任の6名と演習を行い「摸擬演習」として研究するために動画を撮影した。時間は45分程度。少し急ぎ過ぎた。まとめの講義もしようと思えば60分は必要。認知症介護研修へ http://t.co/aoMQsPGj

2011-10-20 20:29:07
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大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」発見演習■最後のまとめ講義で「センター方式」のB3暮らしの情報(私の暮らし方シート)について触れ、プリントを配布。食事入浴排泄など日常生活行為の中で長年なじんだ習慣やこだわり、好む話題・自慢話、宗教や健康法へのこだわり、趣味や好きな音楽・テレビ番組

2011-10-20 20:37:31
大熊正喜 @ookumamasa

マンダラートを活用した「らしさ」発見演習■B3シートのように採取から項目並べているチャートには長所短所がある。網羅的に情報収集ができる一方その情報を知りたいと言う動機、理由がないまま収集するだけに終わるリスク。介護場面での一人の気づき・発見をチームで共有していく方法の欠除。

2011-10-20 20:40:58