井上剛先生が深夜に読み解く、『瀬戸の花嫁』ミステリー
- cio_lunacy
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この事実は、主人公の人格形成に多大な影響を及ぼしたと考えるべきである。さて一方、この主人公は「愛があるから大丈夫なの」などと牧歌的な述懐をしているわけであるが、これは果たして真実の心情を述べたものであろうか(・_・)?
2011-10-22 00:24:57@cio_lunacy 歌詞中、「あなたの島へお嫁にゆくの」「段々畑とさよならするのよ」「島から島へと渡ってゆくのよ」等とあり、主人公が過疎地である離島の農家の出自であることが示唆されています(・_・)ゞ
2011-10-22 00:28:06@cio_lunacy 従って主人公の生家は極めて伝統的かつ旧式の日本家屋であり、夫婦の寝室は他の居室から独立的に隔離された構造にはなっていなかったはずです。襖で仕切られた和室が一般的でしょう(・_・)ゞ
2011-10-22 00:30:51@cio_lunacy 「島から島へと渡ってゆくのよ」という発言は、島と島との間の人的交流が決して日常的なものではなかったことを示しています。とすれば、主人公の生家は相当に保守的であると考えられ、建屋自体もかなり年月を経たものであることが予測されます(・_・)ゞ
2011-10-22 00:33:21@cio_lunacy そのような旧式の日本家屋は気密性に乏しく、主人公の両親の性行為の際の発声が室外に及んでいたことは確実と思われます。従って、精神的に早熟な女子である主人公が、その発声に性的な好奇心を惹起され、襖の感激から観察していた可能性は高いと思われます(・_・)ゞ
2011-10-22 00:36:28さらに具に歌詞を考察すれば、「愛があるから大丈夫なの」という、極めて洞察力に乏しい主人公の発言に着目せざるを得ない(・_・)ゞ
2011-10-22 00:39:50作家の阿刀田高氏がエッセイに書いていたが、「貯金があるから大丈夫なの」とか「美容師の免許があるから大丈夫なの」なら聴いているこちらも安心できるが「愛があるから大丈夫」などという脳内お花畑の花嫁さんでは不安を抱かざるを得ない(・_・)ゞ
2011-10-22 00:41:21@winouhe いわゆる『バカミス』と称されるような、愛ある「アホな推理」小説書いてみて欲しいわぁ( ゚Д゚) 大まじめに
2011-10-22 00:45:07これは、主人公が精神的に成熟しきっていない幼稚性の描出であると考えられる。とすれば、主人公は最低でも18歳であると先述したが、実際の年齢はこれを超えていない、18歳前後であることが予想される。しかも過疎離島の18歳であるから、いわゆる「スレていない」人物であろう(・_・)ゞ
2011-10-22 00:45:05@imoliHilomi すばらしい指摘です。というか考えてなかった(・_・)ゞ 後ほど絞殺します。
2011-10-22 00:45:42ここで、主人公は両親の性行為を目撃している蓋然性が高いという推察を再度想起していただきたい。そのような性的な経験を持つ年若い女性が、「愛があるから大丈夫なの」と呟くとき、その「愛」はおそらく性行為を暗に指している、少なくともそれを含んでいることは想像に難くない(・_・)ゞ
2011-10-22 00:48:11