雑多cpまとめ

souku @shiou_souku

大学生の弓が合コンに行くことになった話、しますね。 今日は赤騎弓♀です！ 人数合わせで来て、と言われたのはこれで何度目だろう。 そんな事を考えていた弓は言われた通りの店に向かっていた。 ──アンタは俺の母親か何かか？ そんな言葉を幾度となく言われてきた弓にとって男とは遠ざけたい存在と

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なっていた。 あまりに懸命にお願いされるから、と受け入れたもののこういう場にくる者に良い印象を持てなかった。 そんなこんなで始まった合コンは自己紹介が終わり各々がパートナーを見つけるべく動いていた。 そんな中、目で追ってしまう人物がいた。 赤騎と名乗った青年からは整った顔立ちに加え

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爽やかな印象を受けた。 それでもやはりこのような場にくるのだからと無理やり目を逸した弓は料理を取り分け、飲み物がなくなればその注文に徹した。 誘った彼女らもそれが目的だろうと思っている弓は何も言わずそれを続けた。 そんなとき、弓に声を掛けてきた人物がいた。 「アンタは混ざらねえのか」

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それは先程まで話の輪の中心にいたはずの赤騎だった。 「こういう手合は苦手でね」 そう返した弓にそうかとだけ言った赤騎はその場に座った。 あちらに帰らなくてもいいのかと聞いてみるとちいと静かなところに居たい気分でな、と笑みを浮かべた。 そういうこともあるのだろうと納得した弓は会話も

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ないまま赤騎の隣でゆっくりとした時を過ごしていた。 「アンタの隣は落ち着くなあ」 不意にそんなことを言った赤騎に弓は驚きが隠せなかった。 そんな弓を気に留めず、赤騎はポンポンと話し掛けてきた。 気配り上手で別嬪で、なんてケロッとした表情で言ってくる赤騎に弓はタジタジになっていた。

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そんなことはない、とかろうじて返す弓の言葉をいいや、と否定した赤騎は側に置いて置きたいって思っちまう位だ、と言った。 酔っているのか、と赤騎のおでこに手を伸ばした弓にこのくらいで酔わねえよと赤騎はその手を掴みぎゅっと引き寄せた。 「そろそろお開きだが、俺はまだアンタと話して

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いたいんだが？」 どうよ？と見つめてきた赤騎に弓はその、あの、とはっきりとしない反応をした。 「なら、俺に付き合ってくれや」と強引に席を立たせた赤騎に引き摺られる弓は待てと言うも聞いてはくれなかった。 いつの間にか上着を着させられ荷物も赤騎に持たれてしまえば従うしかなかった。

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後ろを振り返ると嬉しそうな顔で手を振る彼女らがいた。 「アンタ、あの子らから心配されてたぜ」 豪快に笑いながらそんな事をいう赤騎に弓はそれなら仕方ないと諦めるのであった。 その後、二軒目に入ったお店の小鉢に舌鼓を打つ弓に「一目見た時からアンタに惹かれた」なんて言ってくる赤騎に

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翻弄される弓。 「私は歴代の彼氏から面倒くさいと言われる女だぞ」と返した弓に上等だと返した赤騎。 結局、その後はめでたくゴールイン。 プロポーズは「俺にアンタを幸せにする権利をくれ」だった。 「既に俺はアンタに世話されて幸せだからな」なんて言って笑う赤騎の手を弓は掴むのであった。

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数年後、弓は赤騎に聞いてみることにした。 一目惚れと言ったが何が決め手だったんだ、と。 すると少し照れたような表情で名前と特技は家事全般だ、とだけ言ったアンタが妙に気になって、他の子と話しながらも弓を見ていたら家事が特技と言うだけあると思ったそうだ。 本当に気が利いて、どんな子

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なのか気になったんだ、と赤騎言った。 そんな赤騎の様子に目を輝かせた彼女らは「弓に目をつけるとはお目が高い」と色々教えてくれたそうだ。 やれ男運が悪いだとか、弓が余ってるなんて世の中おかしい！だとか言っていたそうで、一層気になったのだそうだ。 全く、と呆れた声を上げる弓に赤騎は

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「アンタのこと教えてくれたあの子らに俺はずっと感謝し続けるだろうよ」と言った。 ほんのり赤く染まった赤騎の頬を見て弓は「私もだよ」と目を背けながら言った。 それは珍しい弓の本音で赤騎は嬉しそうに弓を見つめ笑うのであった。 めでたしめでたし。

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昨日ってブラジャーの日だったみたいですよ。 ブラジャーをプレゼントして喧嘩勃発しちゃう槍弓とかのお話すればよかったなー😱 それはそれとして赤騎にプレゼントされたら照れちゃう弓はいると思うんですよね。 槍と違って下心無しに善意で「これつけたら動きやすいんだってよ」ってアンタの胸筋

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凄えからなって渡されてたりします！ てれてれな弓みて、俺のときはそんな反応じゃなかったのにってぐぬぬする槍とかもみたいですよね？ これは半神ニキに取り合いされてる自覚全くなしな弓になりそうな予感！ 槍弓も赤騎弓もどっちも見れる優良物件では！？ これはそのうちネタにしよっと φ(´･ω･｀)

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バレンタインみたいなビッグイベントは何回呟いてもいいと思うので半神ニキから猛アピールされてる弓のお話しますね。 そのうち槍弓か赤騎、若しくは両方に至るカﾉﾚデアの三人のお話。 誰でも簡単！クッキー作りの説明役として当日はキビキビと動き回る弓。 子供鯖やあまり料理が得意でない鯖にも

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バレンタイン気分を味わってほしいと始まったこの教室は大盛況。 弓を呼ぶ声は後を経たず、順番に机を巡り、説明をするのであった。 大抵は日頃の感謝を、と相手の好きなものを象る鯖たち。 不器用なものには型抜きを渡してやった。 狂クラスなんかはそれでクッキーが作れると嬉しそうにしているものも

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多かった。 やっと人が捌けてきて弓を呼ぶ声も少なくなってきた。 そんなときに「ちょいといいか」と声を掛けられてそちらに向かうとニコニコと笑う赤騎がいた。 君までクッキー作りかね？と尋ねると贈りたい相手がいるのだと返してきた。 師か彼が姉さんと慕うあの方たちかなとあたりをつけた弓は何に

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困ってるのかと尋ねた。 「相手が喜ぶにはどうしたらいいだろうか」と真剣な面持ちで尋ねてきた赤騎に弓は君が贈るものなら喜んで受け取ってくれると思うがねと返した。 できれば好意が伝わるものがいいんだがと渋る赤騎に手紙を添えるのはどうかねと提案してみた。 そりゃあいい、と納得した様子の

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赤騎はクッキーを包んでありがとうと言いながらキッチンを後にしていった。 「1包みでよかったのだろうか？」 そう思いながら弓は見送るのであった。 夜も深まり、静まり返るキッチンで弓は後片付けをしていた。 ギリギリまでキッチンに居たかったのだがこの日はいつも槍が酒を飲もうと誘いに来るので

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片してしまおうとしていたのだ。 この日に限り、槍の用意する酒はミードと決まっていた。 「ちょいと甘めのアテを頼むぜ」 それがこの日に開かれる飲み会で槍が言うことだった。 数種類用意したアテはどれも甘すぎない程度ではあるものの甘味類なので彼はそこまで甘いもの好きだっただろうかと

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毎度疑問に思っていた。 さて、とキッチンを後にしようとした弓を呼び止める者がいた。 少し息の上がった様子の赤騎だった。 「これ、俺の気持ちだ」 そう言って弓の前に突き出されたのは料理教室で赤騎が持って帰ったものだった。 私に？と不思議そうにする弓に「アンタが言うとおり、手紙を認めて

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いたらこんな時間になっちまったんだ」と言った。 俺のアンタへの気持ち、その手紙に書いといたから後で読んでくれと言うだけ言ってさっさとキッチンを後にした赤騎に弓は「わかった」としか言えなかった。 赤騎からのプレゼントを持ったまま槍の部屋を訪れた弓を槍は歓迎した。 それもプレゼントを