今日からクリスタ初心者でもデジタルアシスタントできるよう解説していくよ まずはモノクロ原稿から手をつけていくよ #クリスタデジアシTips
2023-03-06 14:43:59【基礎知識編】
モノクロ原稿で主に使う色は黒と白、透明の3つだよ 透明は使ってるペンやブラシを消しゴムのように扱える色だよ クリスタの多種多様なブラシの書き味で消せるから便利だよ デジタルお絵描きツールでは便宜上、白と灰色の格子状で表現されてるよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/bz0t7QblPB
2023-03-06 14:49:50デジタルイラストは透明な紙を何枚も重ねて一枚の絵を表現するよ これを”レイヤー”と呼ぶよ アニメで言うところのセル画だけど、これももう若い層には通じないからジェネレーションギャップを感じるよ #クリスタデジアシTips
2023-03-06 14:54:17何故一枚絵ではなくレイヤーで分けて描くかというと、各部位で細かく調整や修正を効かせられるからだよ むしろプロは何百枚、何千枚ものレイヤーを重ねると聞くよ 単純に描くだけではなく、下の絵の影響を受けたり色などを調整するレイヤーもあるよ #クリスタデジアシTips
2023-03-06 15:00:09レイヤーには”ラスターレイヤー”と”ベクターレイヤー”の二種類があるよ ラスターレイヤーはアナログのキャンパスみたいに絵を描いていく、まぁ分かりやすいレイヤーだよ ベクターレイヤーは引いた線、一本一本を内部で記録していて、後で線の太さ長さストロークを調整できるよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/4bpn4Zou4A
2023-03-06 15:06:25ベクターレイヤーは立方体のアイコンで示されるよ 付いてなければラスターレイヤーだよ 単純にラスターレイヤーは絵を、ベクターレイヤーは線を描くレイヤーだと覚えておけばいいよ #クリスタデジアシTips
2023-03-06 15:10:29【トーン貼り編】
“トーン”とはモノクロの漫画において点画や線画で模様や影を表すものだよ アナログの時代はそれが印刷された透明のフィルムを貼って、形に合わせてカッターで切っていたよ その切れ端が身体に付いてると同人作家バレしたよ 点画のトーンは一般的に”網目トーン”と呼ばれるよ #クリスタデジアシTips
2023-03-06 15:18:38アナログではカッターが原稿用を貫通したりして大変だったけど デジタルは”範囲選択”してクリックで一発だよ 範囲選択とは「今からこの範囲だけを作業領域として使うで」という縛りを設定するものだよ 四角形や円形、ラインを引いて囲んだ部分を範囲選択にできたりするよ #クリスタデジアシTips
2023-03-06 15:46:49トーン貼りでざっくり使うのは”自動選択”ツールだよ この星形のスティックのようなアイコンがそれだよ これは線などで囲まれた部分を自動で選択してくれるスゴいやつだよ でも線の囲みが甘いと外に漏れ出したりするよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/jsZQGKn2iM
2023-03-06 15:51:24選択された範囲は点滅する点線で表されるよ 自動選択ツールは線ギリギリを範囲選択するけどドット単位では抜けが発生するからツールプロパティの項目でちょっと拡張するようにして、線にまで被る位にするとトーン貼りでは無難だよ pic.twitter.com/zRR9YEQxsc
2023-03-06 15:56:34範囲選択されるとその下に各種アイコンが現れるよ 右下のトーンのボタンを押せばトーンが貼られるよ 簡単だね #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/d18MwEinpM
2023-03-10 14:11:46範囲選択は点線表示だから分かり辛いよね そういう時は上部のコマンドバーから「範囲選択」→「クイックマスク」をクリック #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/0ymYkeYrv3
2023-03-10 14:16:38これで選択された範囲が色付けされて見えるよ このまま通常の絵みたいにペンで色塗りするとかすると、そこも選択範囲になるよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/DWksOdOBX7
2023-03-10 14:19:02よく見ると毛先とかに抜けがあるね 自動選択ではこういう細長いところに弱いんだ バケツツール(線で囲まれた部分を塗りつぶすツール)やペン、消しゴムでサクっと埋めるといいよ 多少線に被る分には問題ないよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/nOAi8ZplC6
2023-03-10 14:22:18【小ネタ】 髪と顔の線はよく被って範囲選択しにくいね それぞれの線画を別レイヤーにして、顔の線のレイヤーだけ非表示にするとやりやすくなるよ pic.twitter.com/G6pjNdcLn3
2023-03-10 15:09:47ここまでがよく教科書に載ってるトーンの貼り方だけど、グレースケールをトーン化する方法も教えるよ 貼りたい部分を範囲選択するまでは一緒 その後は新規ラスターレイヤー(カラーモードはモノクロのままでもいいけどグレーが無難)を作って、一旦黒ベタで塗りつぶすよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/LlTVEOkzbL
2023-03-10 15:03:05レイヤーの透明度をいじるよ 今回は濃度40に設定するよ これで灰色(グレー)で塗りつぶされたレイヤーになるよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/b0A8EMgXUH
2023-03-10 15:04:47その後はレイヤープロパティのトーンボタンを押す事でグレースケールがトーン化されるよ トーン化のon-offがボタン1つで切り替えられる分、修正がしやすいからこちらの方がオススメだよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/Dfks8nRTWW
2023-03-10 15:07:38グレースケールのトーン化はグラデーションも綺麗にトーン化してくれるから細かい調整をしなくて済むよ pic.twitter.com/ctEd88lqJ8
2023-03-10 15:11:54トーンの細かい設定はこの二つの項目をいじるよ トーン線数はドットの間隔の設定で、高くなる程間隔が狭くなるよ 濃度(厳密にはレイヤーの透明度だけど)はまんま色の濃さを表わすよ 5%、10%、20%、30%、40%がよく使われるよ #クリスタデジアシTips pic.twitter.com/iUvwXBI2hu
2023-03-10 15:22:20濃度50%以上は白と黒が半々、それを超えると黒地に白トーンが貼られたようになるよ その様子が網目に見えるから網目トーンと呼ばれるよ 個人的には50%以上はもう黒ベタにするよ そうしないと画像がうるさい割に白い部分が目立つからね
2023-03-10 15:26:29