20111105 三谷哲央×阿部悦子 トークセッション「これでいいのか!愛媛県議会」愛媛県松山市
阿部悦子氏「お話を聞いて、これが同じ国の議会かと思われたと思う。去年、1回目の会をしたときに、目からウロコが100枚とれたような驚きがあった。今回、お話を聞くうちに、改めて愛媛県議会との乖離に驚いた。どこからお話をしたらいいのか…」
2011-11-05 15:43:34阿部氏「私は年に2回質問できる。再質問を明日しますと言ったら、事務局から『おやめください!そんなことやったことがないんです!』と。議員1年目の時。それでも再質問した。2期目、再々質問も入れて25分と。1週間前には漏れなく質問事項を出す。『先生再質問はどうなさいますか』と」
2011-11-05 15:45:40三谷氏「再質問の時間が区切られているのも理解できない。何回しようと勝手でしょ。だいたい答弁聞かないことには再質問できない。それを、最初から5分とか、なにを再質問するかとか…」阿部氏「再質問しないと、生の声が聞けない。ガチンコじゃない。徹夜してでも答弁書を作ってくるから」
2011-11-05 15:47:19三谷氏「議会が面白いのは、向こうが予想しない質問をして、うろたえて、生の声を出させること。本会議で、議案質疑をはじめた。それから、再質問の制限は全くない。関連質問ができる。それが関連してるのかは問題もあるが。一般質問は60分。その間に何回再質問しようと自由」
2011-11-05 15:48:52@shbttsy74 小ネタ。僕は三重で働くはずでした。NPO法人評価みえという団体の方と知り合いまして。その頃から三重の改革は知ってました。で、三重は保守分裂してたと思います。
2011-11-05 16:04:05阿部氏「1万2000字くらいを8000字に縮めて、早口で質問している。予算の可否を決める時に、委員長報告への質疑を試みた(プルサーマル中止について)が、第○号議案は採択になったと。最終日に、質疑を省略することに意異議のない方はご起立を、となって、私と共産党の方以外起立」
2011-11-05 15:51:44三谷氏「三重県議会では、少数会派も入ってもらう。議会が回る秘訣。そういう人たちに後からゴタゴタ言われるよりは、入ってもらって議論して決める。この人たちを怒らせちゃいけないと、気を使うわけです。全部で6人少数会派いる。ほしいポストを少数会派に優先してとってもらう」
2011-11-05 15:53:41阿部氏「『傍聴委員、何か意見があったら言いなさい』私が意見を言うと『はい、聞き置きました、終わります』徹底的に排除して終わるやり方。6月議会に、特別委員会が設置された。エネルギー防災対策特別委員会。その議題が、土砂対策の取り扱いについて。河川公安局とか農地整備課とかだけ」
2011-11-05 15:56:03阿部氏「原子力政策と切り離したところで特別委員会が開かれた。県民の9割が、電気代が上がってもいいから原発以外のエネルギーで電気がほしいと。県民は大きな不安を抱いている。なのに特別委員会では土砂災害とか。マスコミもこのことを報道しない。県民は怒らないといけない」
2011-11-05 15:57:18阿部氏「特別委員会の1回目・2回目で、委員長が『1人3分以内で発言しなさい』と。私はこの特別委員会に入りたがったが、入れなかった。無力感を感じる」三谷氏「ひとつは特別委員会のあり方。三重県ではそんなに作らない。関心興味がなかったら入らなくて結構。やる気のある人だけ」
2011-11-05 15:58:51三谷氏「そのかわり、結論が出たら任期途中で終わってもいい。必要があればまた作る。一番の疑問は、議会とは住民を代表する機関で、多様な民意を代表してまとめ上げるのが仕事だが、県政の重要なことについてアンケートを逐一とっている。なかなか面白い。お金もかからないし」
2011-11-05 16:01:32三谷氏「そこで『三重県議会改革をどう思うか』とアンケートしたら、基本条例を知らない方も多かったが、6割を超える方が、肯定的な意見を返してくれた。ぜひ愛媛でもやられるといい」阿部氏「愛媛でも議会基本条例の話が出たが、はじめからパブリックコメントは実施しないとされた」
2011-11-05 16:03:11阿部氏「議会基本条例を、三重県のものをお手本にしてといいながら、議員自らがパブリックコメントを日常的にやっていると回答してきた。自分の周りの人の意見を聞くことがパブリックコメントだと、議長名で。これではいかんと「~進める会」が立ち上がった」
2011-11-05 16:09:38三谷氏「私が議長の時に、石切場の問題で、市民に会って要望書を受け取った。多い少ないは別として、会えるなら会う。それを議会事務局が制限するなどもってのほか。議員紹介がなければ請願ができないというのも、そもそもはおかしい。請願権は国民の権利。委員会で請願主旨を説明してもらう」
2011-11-05 16:13:57三谷氏「パブコメかけないと、県民の意見はわからない。できるだけ県民が、条例などを作るプロセスのなかに入ってもらう。隠す必要はまったくない。これから基本条例作る時に、全部パブコメとらないんですか?」阿部氏「ガン条例についてもとらなかった。観光対策条例もやってない」
2011-11-05 16:16:17阿部氏「たとえば、傍聴者にたいして、杖が凶器になる可能性があるとして取り上げられたことがある。小学校に行く前の子をつれてきてお絵かきをさせていたら、お絵かきの音がうるさいからと親が傍聴席から出された。三重県では、傍聴者の受付の住所氏名を書くのをやめ、児童の傍聴を解禁した」
2011-11-05 16:17:55阿部氏「三重県、傍聴時の録画等も解禁。傍聴とは非常に恐ろしい。議員が木で鼻をくくった答弁をした時に、『ちゃんと答えなさい!』とおばあさんが叫んだら、両腕をかかえて連れて行かれた。『すごくひどいヤジがとぶからもう行かない。国賊!とか』とも」
2011-11-05 16:19:41三谷氏「傍聴という言葉もやめようと話している。傍らで聴くとは何事かと。県民が主役なのに。何か代わりになる言葉はないかと考えている。傍聴規則を全部やめても問題ない。襲われるとかいうことを心配することもない」
2011-11-05 16:20:46三谷氏「教育関係の4団体から請願が出た。全部から来てもらって話を聞こうという話だったが、代表1人来てもらうことに。都合が悪いからこられないという話だった。なのに、その残りの3人が傍聴席に来ている。できるだけ請願した人は話をしてもらうようにしないと」
2011-11-05 16:22:36議会事務局が勝手に「都合が…」と言ったようでした。説明たりずですみません。 RT @sinanonoabmaga: 請願して意見陳述の機会があるのに発言しないなんて、しかも教育の、もたいないというか、やる気がないというか、ありえないぜ。都合が悪いからこられないという話…
2011-11-05 16:37:34阿部氏「議事が終わろうという時に、院外議員として意見を言おうとしたら『却下』とされた。ほかの県では言わせていると言っても、議長は『ワシは言わさんのじゃ!』と」
2011-11-05 16:23:56