本当に魔法少女のようなステッキを持っている子、武器のようなものを衣類につけている子、小さい小物のようなものを抱えている子。 中には...本当に人を殺せてしまいそうな武器まである。
2022-03-06 18:20:47「...んぅ、なんだかこの変身だけで疲れちゃう。あたしのこの武器、すごくおもたい」 「モーニングスター、って言うんでしたっけ?重い分強そうです!」 「...そうだと、いいけど」
2022-03-06 18:20:59「皆様着替え終わったようですね。今から数分後、鐘が鳴ります。辺りも暗くなり、アトラクションがライトアップされます。それが敵が来た合図だと思ってくださいね」
2022-03-06 18:22:51どうしましょう、ここから... 敵がどこから出てくるだなんて言われていないし視野を広げて情報をすぐ共有するにはやっぱり団体行動かしら。 「...そうね。とりあえず皆でまとまっ」
2022-03-06 18:23:44「あーあーあー、言っとくけどアタシ、戦うとかマジでやんないからな?」 「ここでゲームしてるだけだし、HP削りたくないし〜〜???面倒だから終わるまで待ってるね(笑)みんなアタシのために頑張って(笑)って感じでしかない」 「だからげって言ったんでしょ!!!!!!」
2022-03-06 18:25:33我ながら卒業式前の小学校の先生みたいなこと言ってしまったな...と苦笑してしまう。 しかしれんは「最高学年だからもっと後輩が前に出て“センパイ!私たちが戦います!”的なの求めてたんだケド」と絶対にブレないでいる。
2022-03-06 18:26:14「も〜...時間ないし、置いてっていいのね?」 「別に〜???まぁ?連れてきたいんだったら着いてってやっても...」 ど、どうしましょう...初戦なのにバラバラだなんて心配でしかないのに...!!
2022-03-06 18:26:30「なっ...なの!よかったぁ、なのもひとり?」 「うん。魔法の機能について色々模索してたら...なんか皆いなくなってた。ほんと自由だな〜!元気でなによりだけど...心配だな」 「うぅ、本当にそうなのよね...でもなのがいてよかったわ!ねぇ、良かったら一緒にまわらない?一人だとやっぱり心細いの」
2022-03-06 18:28:40「ん?もちろん。あたしもそのつもりだったしな!」 こんな状況でも、やっぱりなのの安心感に救われてしまう。 「それじゃあ行こうか」
2022-03-06 18:29:03「エッほんとに置いてかれた...アタシ1人で勇者パーティー組むとか正気????え????待ってよ置いてかないでよ!!!!!!」
2022-03-06 18:29:35