南三陸町の空 支援と自立について

私は3月11日、あの場所には居ませんでした。 津波も火災もTV映像でしか知りません。 ましてや東北に住んだことも無く、親戚がいるわけではありません。 実際に「あの日」を体験し、これからも住み続ける人達との違いを理解する事が必要です。
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ボランティアとは?

micky__s @micky__s

他者に関わってなんらかの働きかけをすることを生業とする人なら、誰もが「支援とは何なのか、自分の関わり方はこれでいいのか」と自問自答しているのではないだろうか。

2011-11-03 09:58:46
micky__s @micky__s

しかし、独善的な善意をふりかざす自称支援者は、そんな自問自答とは無縁に見える。それはなぜだろう?と考えてみる。

2011-11-03 10:01:00
micky__s @micky__s

問題なのは行為の内容でもその方法でもなく、行為者の対象への関わり方であり、もっといえば行為者自身のありかたである。

2011-11-03 10:03:20
micky__s @micky__s

彼らの意識の根底には何があるのだろう。無報酬のボランティアで職業ではないから、私財(時間と労力を含む)を投じているから。だから考えなくても許される。そういう甘えはないか

2011-11-03 10:08:37
micky__s @micky__s

そういったことは、実はプロアマ関係なくて、日常のなかで培われた人間としてのありかたの問題だと思うのです。

2011-11-03 10:09:48
micky__s @micky__s

他者に何らかの関わりを持たずに生きていくことは不可能だ。ゆえに、その人の他者への関わり方そのものが、ボランティア的場面にも職業的場面にも如実に現れるのだし、それはその人の日常とつながっている。

2011-11-03 10:14:06
micky__s @micky__s

きっかけが自己実現という人はたくさんいるだろうし、それ自体は悪いことではないと思うのだけれども。いつまでもそれが中心ってのはどうなの?

2011-11-03 10:24:06
マクラナ・ガレ @mcranagalle

@micky__s 憶測で恐縮ですが、地元の方々の多くが「もう自分たちでやるから、ボランティアは結構です」と言わなければ・・実際にボラの恩恵を受けている方々がおられる間は需給関係が、それも強固なものが出来上がっているので、難しいのではないですか?

2011-11-03 10:31:11
micky__s @micky__s

@mcranagalle いえ、現地ではボランティア支援は引き続き必要で、私はボランティアが不要だと申しているつもりはないのです。ただ、支援に名を借りて実質的に「自立」の邪魔をしているように見える人たちもいるようなので。まともなボランティア参加者が割りを食わないか心配です。

2011-11-03 10:37:48
micky__s @micky__s

「被災地から放射性物質に汚染された瓦礫がいっぱい到着しました。」とか言ってる人をみかけると、いろんな意味で頭痛が痛くなる。。

2011-11-03 13:46:07
micky__s @micky__s

必死とは、生きることである。

2011-11-03 15:07:25

外からの支援と復興

micky__s @micky__s

当たり前だけど、自分のコントロールできることで完結する事案と、他者の人生に踏み込む事案とでは、考慮しなければならないことのレベルは段違いですよね。

2011-11-04 12:39:45
うれべ @urebass

ホントに震災当日から1ヶ月ぐらい、「何でもいいから手伝いたい」「どんなことでも力になりたい」って僕に言ってた人たちがすっかり何も言わなくなりましたとさ。まぁそんなもんすねー。。

2011-11-04 21:30:46
micky__s @micky__s

外からの助けはあるにこしたことはないけれど、いずれ縮小していくのは最初からわかっていたこと。いずれにしても、道は当事者が切り開いていかないと。使われない道はあっという間に野に帰るのだから。

2011-11-04 21:38:02
うれべ @urebass

今回の震災で思ったこと。有事の際、ホントに頼りになる人は、いちいち指示を仰がないですでに何かしら行動している。そして中途半端な声はかけてこない。そして今はまだ自分の出番ではないってわかってる人は黙ってその時が来るのを待っている

2011-11-04 21:40:59
micky__s @micky__s

悪者探しとか敵を作って攻撃するとか、そういうことをしないほうが、現実に何が起こっていて何が問題で、どうすれば道が開けるのかがよくみえると思うのだけれど。何かと戦う(と思い込む)ことで得られる快感は、きっと麻薬みたいなものなんだろうね。

2011-11-04 21:56:12
micky__s @micky__s

何らかのストーリーとして伝えられるものは、ストーリーテラーの価値判断を反映した何らかのバイアスがかかっているものである。よくも悪くもそういうものとして受け取らないと、そこで落とされた部分を見逃してしまうおそれあり。

2011-11-06 23:25:17
佐藤賢一の中の人 @ke_1sato

自分はしばしば被災地の現状や復興の見通しについて悲観的な言葉を並べるけれども、だからといってすべてに絶望しているわけではなく、絶望のように見える状態から生まれてくる希望もあることを願って、言葉を発しています。そんな気持ちがうまく伝えられると良いなあ、と思いつつ。

2011-11-07 16:35:26
micky__s @micky__s

@ke_1sato パンドラの箱のように、最後には希望が残るものと自分は信じています。ウォッチしている範囲では、将来のビジョンが見えないのが云々という意見がこのところ散見されるようになりましたが、こういうときこそ歴史に学ぶことが必要ではないかと思っています。

2011-11-07 20:03:04
micky__s @micky__s

誰かのつくったビジョンにのっかるというよりも、それぞれのビジョンをつなぎあわせて大きなストーリーをつくっていく。そういうやり方ができたら面白いのに。

2011-11-07 20:14:14
micky__s @micky__s

自治会が機能するかどうかは所謂「心のケア」とは別問題と思います。外部からノウハウを注入しても、そのノウハウを活かせる前提が内側に整うかどうか、とか。生活に密着した地縁的人間関が濃厚に絡み合う生臭い問題であります。

2011-11-07 20:33:27
micky__s @micky__s

がんばりたいことをがんばりたくてがんばってる人。状況からやむを得ずがんばってる人。前者への「がんばって」は後押しになるかもしれないけど、後者への「がんばって」は、受ける側からすると苦しいわな。

2011-11-07 22:26:12

情報とは?