あまちゃんまとめツイート第５週分（25回～30回）

H1r0ka2u Ak1ta @FDHHIRO

#あまちゃん 第25回。ドタバタが少ない静かな「新シリーズスタート」の回。意図していなくても他人を振り回す春子と、他人を元気にさせ勇気づけるアキの構図が、安部ちゃんのシーンからも浮かび上がる。そして、ユイが昔の春子に色々かぶる描写が根気よく丁寧に描かれ続けている。

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#あまちゃん 第25回続き。今日のK3NSPにヒビキが参加していたことに注目したい。いつの間にか北三陸の方々に認知されていた存在なんだと改めて。つまり、ヒビキも「一度北三陸を離れ、最後は戻ってくる」組の一人になるわけだ。

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#あまちゃん 第25回その3。だから、最期の「正宗にチケットをあげるシーン」というのは、単なるコミカルなやりとりの回収ではなく、ヒビキの成長ぶりをなんとなく描いていたものなんだと、ようやく理解した。

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あまちゃんで例えるなら「アイドルなんて本当はそんなに簡単になれるもんじゃない」「2008年の設定なら，あの場所にあの建物はなかったはず」なんて語るような「事情通（難癖ツケ男）」は，どのジャンルでも必ず登場する。自分はそんな声に「なるほど！」と共感することはほとんどないなぁ。

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#あまちゃん 第26回。「みんなの役に立てればそれでいい」という発想は春子には全くなかったもの。84年7月1日がピークだったのは北鉄も春子も同じ。春子の家出は今のところ誰も幸せにしていない、という事実は重い。「もしもこの発想があったなら」なんて、春子は絶対に考えないだろうけど。

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#あまちゃん 第26回続き。今日の放送は、あまちゃんのわかりやすい特徴を表している回。それは「誰の視点で見るか」によって、視聴後の印象が大きく違うということ。だから何度見直しても飽きない。春子、夏、アキにユイに大吉吉田。一人一人に意図を持たせているから視点が画一化しない。

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#あまちゃん 第27回。種市登場で新展開。アイドル視されたアキが今度は追っかけの側に回る。種市もある意味「田舎のアイドル」であり、彼が田舎を離れた後の苦闘ぶり、アキとの関わりは「アイドルの苦悩、影」の部分を間接的に表現することになる。

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#あまちゃん 第27回続き。梨明日のシーンでヒロシが一定の評価・居場所を得たことがわかる。これが「親の期待に応えようとして」得たものじゃないことがポイント。このドラマでは一貫して「親(大人)に振り回される子どもの苦悩と自立」が描かれる。最期に自立するのはリサイタルのあの人。

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#あまちゃん 第27回その3。このドラマの成功は、前述の裏テーマに基づくと「1週目でアキの幼少期を(子役を使って)描かなかったこと」にあると思う。視聴者が共感できるのは「親に従うだけの子ども時代」ではなく、親に抵抗してその後自立していく姿(個々の体験に重なるから)。

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＃あまちゃん　第28回都合により早版。ラブレターと交換日記のシンクロによって疑問が一点。アキが憧れる種市と同ポジションに，春子は誰を置いていたのだろう。これを描かないことこそが，「今後のアキのドタバタが，かつて自分が通った道と同じ」と春子が気づかない理由になり得る。

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＃あまちゃん　第28回その2。「夏の扉」登場で，聖子ちゃんカットをしていた私と同年代の女性（わが家の嫁含む）は一斉に，アキとかつての自分をオーバーラップさせ，一緒に口ずさむことだろう。それほどに破壊力のある曲なんだ，これは。

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＃あまちゃん　第28回その3。「なんてったってアイドル」が使えないこの世界では，80年代のアイドルを語る上で「夏の扉」は避けて通れない一曲だと私は思う。それをこの回に持ってくる意図を語り合う目的だけでオフ会が出来てしまうレベル。

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＃あまちゃん　第28回その4。昨日今日を境に，春子の北三陸との関わり方において「気負い」が消え自然体になっていく様子が上手く描かれている。ヒロシに対する印象（絶対ダメ：東京目線→いい子：北三陸目線）もそう，交換日記を自ら梨明日へ持っていくこともそう。

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#あまちゃん 　第29回。南部ダイバー初登場にすべて持っていかれるけれど，この回は春子目線が吉。オープニングで夏さんと一緒にウニ丼を作っている姿が普通に描かれているが，ここに至るまでの春子の心境の変化を想像すると・・・。「ウニ死ね」と書いていた人なんだよ。

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＃あまちゃん　第29回その2。北三陸高校での回想シーン。昨日菅原とヒロシを重ねた後だけに，種市と大吉が重なるのかと・・・。実際には大吉は春子を支えることができず。春子とアキの違いは「応援してくれる人」ではなく「（精神的に）支えてくれる人」の存在。春子はいつも孤独だった。

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＃あまちゃん　第29回その3。「私が田舎を嫌いなのは寂れてるからじゃなくて寂れてることを気にしてるから」過去の経緯は置いといて，ウニ丼のことと併せて，春子が北三陸に近づこうとしていることがわかる。だけど，こんな大切な回で「イジリさん」とか南部ダイバーをぶっこむところが・・・。

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＃あまちゃん　第29回その4。ここは再放送視点。回想シーンで春子と一緒にいた不良たち。のちにヤンキーと化すユイに寄り添う「小太りの愛犬家ヤンキー」とつながるが，この表現（大吉に一喝されて逃げる）があるからこそ，朝ドラらしさをぎりぎりで保てる。

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＃あまちゃん　第29回その５。ハリネズミのようにトゲトゲしていた初期の春子から，穏やかで母親らしい春子への変身がさりげなく描かれたこの回。春子にこれを言えば「ちょっとぉ，やめてよー」というだろうが，クドカン自身にもこの気持ちがあるのだろうか。アキも春子もキラキラしてる。

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＃あまちゃん　第29回その6。この回の原稿をクドカンはノリノリで書いたんだろうなぁ，と勝手に思うのだ。今日の「いやいやいや」と言わせるリズムが，のちの「んだんだんだ」につながっているのだなぁとニヤリ。このあたりで「脚本でどこまで遊んでいいのか」をつかんだのかな。

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#あまちゃん 第30回。嵐の前の静けさ。春子が一旦引き、夏を前面に出すことで、春子が再度爆発するときのパワーを充電するイメージ。種市と勉強しているアキを呼びに来たユイが、一人で帰る途中にどんな企みを考えていたのか…、知ってるけど怖い。あと、アキの「じぇじぇじぇ」回数更新。

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＃あまちゃん　第30回。本放送時に思ったことだが，海女を中心として「女社会」の描写から，潜水土木科・漁師を通して描く「男社会」への転換が見事。主人公が３代にわたる女性なのだけど，男社会もちゃんと描くから舞台を広く大きくとることができる。世界観が小さく縮こまらないのがいいのだ。

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＃あまちゃん　第30回その２。忠兵衛を象徴とする男社会のスケールが大きければ大きいほど，それに振り回される夏の悲喜のスケールも大きくできる。だから大げさなほど浮かれる夏の描写が可能になるのさ。それに比べて，ヒロシをはじめとする他の男性陣のスケールの小さいこと・・・。

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＃あまちゃん　第30回その３。女社会の象徴である梨明日でグダグダしている限り，大吉やヒロシは物語の幹になれない。スケールが小さいもんね。大吉が幹になるときって，梨明日じゃなくてあのトンネルの中だったよね。