いざ皇海山へ
庚申山荘は避難小屋扱いとは言うものの、広くて寝具と水場とまあまあキレイなトイレもあります。 自分は金曜日に入ったのでガラガラでしたが、週末に行くと朝のトイレ待ちも長くなりそう 料金はかじか荘で払うか現地で払うかのどちらかです。 ちなみにかじか荘では2泊推奨のようです pic.twitter.com/dN1U9D708X
2023-05-21 15:56:33庚申山までなら関東ふれあいの道だし、実線ルートだしまあ暗闇でも行けるんじゃね?と3:40に小屋を出たものの、この時点で道悪の場所が多くもはや関東かわいがりの道ですらなかったという感想 前日にたくさん降った雨も足元を悪くしてて庚申山の時点でもやや苦戦気味 pic.twitter.com/PQ74fnNiio
2023-05-21 16:07:49ちなみに景色を見れたのは庚申山付近にいた4:30-5:00過ぎくらいまで、この先も景色を見れる場所あるかな…と思ったらガスって全く見れなかった pic.twitter.com/FKTIVrPGMY
2023-05-21 16:11:29庚申山を越えて破線ルートになるといきなり道が険しくなるかと言われるとそんなことはなく、痩せた場所はあるものの広い稜線が続く。 踏み跡は散りまくってて、誤った踏み跡に行っても進めるけど本来のルートよりはかなり歩きにくい pic.twitter.com/UXOvPudN7h
2023-05-21 16:17:04例の危険箇所は白山を過ぎると現れる。崖にかかったハシゴが先に見えたと思うと鎖とロープがかかった岩場の下降になる。 雨に濡れた新しい鎖は持つととても滑るので、錆び気味の古い鎖とロープで確保をとる。 しかし、足場が見えにくく雨に濡れて足場も滑るのでとても苦戦 ここが一番大変でした pic.twitter.com/LF0Z0vLnGP
2023-05-21 16:23:28人によって感想割れると思いますが、自分は両神山の八丁尾根とか二子山の東岳や西岳の先よりはちょっと難しいかなと思いました。 特に八丁尾根は似たような前日雨のコンディションで行ってるのでなおさら差を感じました。
2023-05-21 16:27:35次の箇所に行く前に余談ですが、この崖が見えたところで何故か脇でガサガサと音が聞こえたと思ったらドタドタと崖を下りるような物凄い音が聞こえて終いには大きめな落石のような音が聞こえました。 岩場の下降を前に少しの間呆然としてしまいましたが、やっぱりアレだったんですかね
2023-05-21 16:34:12鎖場の下降が終わるとホッとするのも束の間、崖っぷち梯子へのアプローチです。 足場は悪いものの気をつければ問題なく、梯子も意外と安定しててさほど難はありません。 梯子の後はロープのかけられた急斜面を登ります。 足元がやや滑りやすいのでしっかり使わせてもらいました。 ここが核心部です pic.twitter.com/PRY3cTvsH6
2023-05-21 16:45:21核心部を越えても痩せた道がメインで、岩場は連続してよく見る梯子とか出てきますが、この区間で自分が苦戦したのは3枚目の鎖場 梯子は意外と安定してたので脇から入って難なく行けたものの、鎖場はやはり鎖も足元も滑るので苦戦 思った以上に消耗してやっと鋸山に到達した時は安堵の瞬間でした pic.twitter.com/lkcbAWW6ge
2023-05-21 16:52:33鋸山を越えるともう危険箇所はない?と思われがちですが、核心部より簡単なだけで3ヵ所ほどあります。 不動沢のコル方面に行くとまず2ヵ所ほどロープのかけられた急斜面が登場、登りだとどうってことないけど濡れてる状態の下りだと足に体重かけるとズルズルいってなかなか面倒でした。 pic.twitter.com/2JbFfWpA3Q
2023-05-21 16:57:31もう1ヵ所がここ 狭い岩場の下降が続いてその後に狭いトラバースを越えるとやっと尾根が広くなり、緩やかなアップダウンを越えると不動沢のコルです。 足場がいい感じにはなく地味に嫌らしい場所でした。 ちなみに不動沢のコルから皇海橋方面の案内はもう取り外されてて、道もロープで封鎖されてます pic.twitter.com/Cw5h0FnhYX
2023-05-21 17:07:45不動沢のコルから皇海山までは実に300mの登り返し これがなかなか辛く、しかも地味に踏み跡が散っててルートが分かりにくく楽勝って感じにはいきませんでした。 まあ何より体力的に辛かったのはこれ下りてまた鋸山登り返すとこだったわけですが pic.twitter.com/agSCrDTkn6
2023-05-21 17:13:35鋸山に戻ったら今度は六林班峠方面に向かうのですが、自分が一番嫌だったのは初っぱなの笹の中の泥の滑り台 何度も滑りながらもかろうじてコケないように少しずつ進み、どうにか通過 その後はしばらく笹の中のアップダウンの道が続きます。 この辺は刈られた場所なんですかね pic.twitter.com/lLaW5IdWyl
2023-05-21 17:26:43アップダウンを越えて女山が近くなるとこんな感じで本格的なヤブになります。 ずーっと背丈のヤブが続くって感じでもなく、10分くらい歩くとヤブ、少し途切れてヤブの繰り返しでした。 六林班峠までを含めても30分くらいですかね。 ただ、鹿だか熊が踏み荒らしたとこもあったりするので惑わされます pic.twitter.com/maRnkUjeRh
2023-05-21 17:41:13六林班峠を越えると延々と続くトラバースが始まります。 ここもどうやら笹があったようですが、ところどころ刈られてて多少歩きやすくはなってますが、足場の悪い箇所が多かったり、沢を横切る度に登り返しがあったりとなかなか堪えるものがありました。 バテバテで庚申山荘まで2:00使いました pic.twitter.com/YBwJIiFs3q
2023-05-21 17:51:19もう1つ忘れてた、かじか荘は日帰り入浴できますが受付終了時間がかなり早く、14:30に受付終了で15:00のようです。 下山後に人権回復したい場合は要注意です。 自分はもしかしたら間に合うかも、と庚申山荘からの下りは精一杯巻きました pic.twitter.com/X0U3ghRH5k
2023-05-21 18:20:57