インク沼界隈における「どんぐり」についての検索まとめ。~「どんぐり」とは何か+気になりポイント~

インク沼界隈において、一部ユーザー内が使用している「どんぐり」という用語の意味を求めて様々なツイートを確認しています。 気になった点なども書いておりますが、このまとめはまとめ者の主観に基づく点、ご留意ください。
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シーナケイ/ 47keiMARK @x47kei

どんぐり経済圏(物々交換もできる)のお品は、大きめのガラスペンニブのペン先に入れるチューブサックです。 ちょっと硬めなのでガード力はありますが、うまく入らない場合もあるので、持ってきていたら入るか確かめてみてね。入らなくてもちょっと工作すると便利なペン枕ができるよ。 15時以降です pic.twitter.com/11GJmYVqJd

2022-12-03 12:15:18
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おわりに。

ということで、”「どんぐり」とはなにか。”についてはここまでで一区切り。

皆様からいただいた様々なご説明をまとめさせていただきました。
改めて、それぞれに語れる限りの言葉を尽くしながら、「どんぐり」とは何かを伝えていただき、ありがとうございました。

1人でも多くの参加者様が「どんぐり」とはどのようなものであったのかを知る一助になれば幸いです。
そしてぜひ、また1人でも多くの方が「どんぐり」を楽しんでいただければ何よりも素晴らしいことだと思っております。

出展者、参加者双方が単にモノの受け渡しや売買をするだけでなく、そこにさらにもうひと手間を加えることでコミュニケーションの機会を設ける。
その工夫のすばらしさに感服しております。

もうすぐ開催されるイベントにおいて、皆様の「どんぐり経済圏」が一層盛り上がることを東の方から応援しております。
皆様の素敵などんぐりが拝見できることも、楽しみにしております。

最後に、今回の「沼ケ」におけるどんぐりMAPがさっそく公開となりましたので以下に引用させていただきます。

シーナケイ/ 47keiMARK @x47kei

沼ケどんぐり経済圏MAP(6/3版) どんぐり情報が多かったため個人的なまとめ ※とんでもない間違いがあったらお知らせください pic.twitter.com/uagNQvMaxS

2023-06-03 14:07:14
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「どんぐり」の内容を確認してみましょう。

今回の沼ケ参加出展者は全15スペース+主催スペースです。そして、どんぐりMAP(6/3現在)に記載されているのは全12スペース!
全スペースの8割がどんぐり経済圏に参加していました!スゴイ!

各スペースで準備されている商品は、「インク関係」「紙雑貨関係」「シーリングスタンプ関係」「小物関係」など多種にわたります。
基本的には金銭での取引も可能ですが、「どんぐり交換」に倣って物品との交換も可能となっています。

交換に応じてもらえる物品の例として、「お手紙」「ハンドクラフトの小物」などが挙げられており、「界隈において価値が認められるもの」を持ち寄るのが良いとのこと✨
ぜひ、昨年度の例などをご参考いただければ幸いです!

ここから先はこれまでの流れと同時に発生した気になる点

今回の流れから感じた気になる点について書いてあります。楽しい話ではないので、基本的にはスルーしてください。

別の流れ:界隈への問題提起

「どんぐり」の話題の中、一件の問題提起がありました。

「どんぐり」や「どんぐり経済圏」に対して、それらの説明などがない。
これでは新規参入が難しい。
今後の界隈の発展を考えると説明がほしい。
(該当ツイートは削除済み)

この内容から派生して、
①「どんぐり」「どんぐり経済圏」への説明
②「イベント参加へのスタンス」といった話題
の二つの話題が生まれました。

捉え方問題

「好きな人がやればいい」
「やるもやらないも自由」
「興味ないひとはなくてもいいものだと思う」
といった発言が「どんぐり」とともに登場しました。

これより以前に登場した疑問を投げかけるコメントは、活動に好意的であったり、興味を持っているからのギモンと考えられます。
それに対し、ネガティブさを含む発言が返ってきてしまう状況や空気感が気になりました。

一方、発言理由についても一考の余地があります。
まず、問題提起、ないしツッコミが入ること自体は想定されていなかったこと。
当たり前ですが「仲間内で楽しんでいる状態に水を差される」というのは嫌な気分になります。

さらに、昨今のTwitterは表示がかなり制限されています
自分と類似した感想を持っている相手、親しい相手が表示されやすい状態となっていいます。また、自身と同意見のほうが目に留まりやすいバイアスがあります。(つまり、エコーチェンバーが発生しやすいのです。)

coma-bobbin.bsky.social @coma_bobbin

沼ケのどんぐりは、好きな人がやりゃぁいいんですよ……物々交換の時に交換するタネを作っとこうねくらいのもんです!

2023-05-31 13:43:41
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新規参入からの視点

以下を少し考えてみてください。

初めて足を運ぶ「初心者」がいます。
初めての人は界隈の活発さや、トレンド、ブーム、様々な要因でその数が増えます。

あなたは今、その初心者です。

さて、初めてのイベントに参加する際、多くの方々がTwitterなどで事前情報をサーチします。

サーチしたとき、見慣れないワードを見つけました。 
調べることでしょう。

①システムについて、「ふんわりとしていて、ルールは人によります」

②内容について
「交流のためのものです」
「金銭を介さない宝物の交換です」
「互いの感性の価値観で物々交換する遊びです」
「購入もできますよ!」
「支払いにも使えます!」
「無料配布の代わりです✨」

初心者であれば、このなかの1人しか知らない場合ももちろんあることでしょう。
これで内容を把握できるでしょうか。
少し、難しかったのではないかと思います。

初心者が「それはなに?」と尋ねてきたとき、
「いつどこで」
「だれがだれと」
「どういったものを」
「なにをどうするのか」
ここに、「過去の例」などを合わせて提示する。

というのが大切な気がします。

例えば、説明するのであれば、
「イベント会場にて」
「出展者と参加者が」
「参加者が持ち寄る一定の価値が認められる物品と」
「出展者の無料配布や一部販売物が交換できる」

ここに過去の例として「シーリングスタンプを押したもの」「ファンレター」「小分けのインク」「そのほかのハンドメイド品」などの実例があるとよりわかりやすいかもしれません。

そこでみた素敵な品々を参考に、一層素敵な品々をご用意してくれるかもしれません。

初心者の方は、思ったよりも右往左往として戸惑っていることが多いです。尋ねればいいと言われても、誰に尋ねるべきなのかもわからないかもしれません。
先駆者の皆さまが積極的に発信を行っていっていただくことで、こうした悩みが減っていくことで、一層活発になるのではないか…と、思います。

「あるある」として。

これらの問題は幅広く「どの界隈でもあるある」の問題ではないでしょうか…

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①仲間内用語を用いている点
②新参者へコストをかけていない点
③明瞭ではない点
④これが常態化しつつある点
⑤問題提起した相手に対する対応が正しくない点
などです。

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①仲間内用語を用いている点
②新参者へコストをかけていない点

そもそも、界隈の発展と衰退について注意を払うべき、との意見もあります。
なじむのにコストがかかればかかるほど、その界隈に参入せずに撤退してしまうとか…
「どんぐり」という言葉を用いる感性や世界観の柔らかさ、この言葉でしか表現しえないぬくもり感を大切にしながら、このコストが下がると、よりたくさんの方が助かります…!
新しい友人が増えた時にはぜひ一度、その内容や良さを相手にわかるように説明してあげてください…!一緒に楽しめるようになることで、ますます盛り上がれるはず…!

③明瞭ではない点
「過去に同人誌界隈でどんぐり交換が行われた」…なんですと!?

類例として、
1)C87(2014年冬コミ)にて、小学生向けの配布としてどんぐり20個での交換が行われた。
2)ジンバブエドル(不明)
3)999円頒布(大量の1円を釣銭で用意したサークル)
4)円周率の暗唱桁数分割引
5)プラレール橋脚1こにつき100円割引 …他
様々な方法をサークルごとに導入していた例が発見されました。
いずれもサークル側が交換対象の指定や割引率の設定を明確に提示してくれていたようです。
感性にこそ個々人の差異があるため、例などを使って方向性が提示されると安心して参加できますね。

何においても、「内容を説明をすること」と「世界観を説明すること」はそれぞれ両立できると考えております。
わかりやすい説明はより世界観を伝えることができると信じています…!私は下手だけど…!

④これが常態化しつつある点
入口を整えるためにコストをかけていくこと。これはいずれの界隈においても無駄ではありません。

むしろ、丁寧に入口が綺麗に飾り付けられていてわかりやすいほど、近寄ってきた相手を誘導して、まんまと沼に沈めることができる……はず!!
親切にしてくれた相手には好印象も抱きます。
素敵な相手が楽しんでいるコトなら、一層興味がわくものです!
界隈が穏やかに楽しく長続きするために、覚えておきたいポイントだと考えております。

⑤問題提起した相手への対応点
最後に、これはどちらかというとTwitterの見え方と対策についてです。

Twitterによるツイートの表示のされ方の違いから、各所の発言の見え方が異なっていたという原因もあり…一部ツイートからは「誰かがあしざまに批判をした」と捉えかねない状態になっていた…かもしれません。

しかし、大本は全く違う話題だったり、まったく違う原因があることもしばしばです。

大本の話題や原因を差し置いて、一方的に敵とみなしてしまう状態ができやすい、ということを知っておくこと。
仲間内の発言だけでなく、彼らの発言がどこから導かれてきたものなのかを確認すること。
そして、仲間の発言に追従するだけでなく、一度自分のこととして考えてみること。
そういった心構えをしていくことが、今後のTwitterには求められるとかなんとか…

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参加者の方々が楽しむ幅が増える大変すばらしい活動が「どんぐり」です。

「説明にかかるコスト」を少しだけかけけると、よりこの「経済圏」が広がると考えております。
一方で、あくまで「仲間内の遊び」にとどめるのであれば、タグの使用などに注意は必要かも…しれません。また、イベントに組み込む場合は、検討を重ねる必要はありそうですね。

そのどちらにも類しない遊びにするには、参加者が増えすぎてしまった…というのが、今回の一連の流れで感じたこととなります。
運営関係者の発言に矛盾が生じている点なども含め、たくさんの気になる点がありました。人気の作家さんもたくさん参加されておりましたが、反面、ご自身の影響力は過小評価されているようにも感じました。

一方で、[非常によいチャンスであると考えてほしいなぁ…]などとも思います。{c16 f13}新規さん、沼に沈めてやってください。それだけの素晴らしい作品がここにはあります。

こうした一連の流れ自体はどの界隈でも起きうる事象です。こういった流れが発生した際にどうしていくべきかの一考として、お役立ていただけると幸いです。

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