丸山天寿先生の「すぐに使える、、、かも知れない映画の愛のセリフ」

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丸山天寿 @tenjumaruyama

さて日曜日のお遊び。私は無類の「怪しい映画好き」だと自負しているが、たまに恋愛映画も観る。昔、嫁さんも映画を観た後で口説いた。特にシャレたセリフのある映画は役に立つから好きだ。そこでたまには真面目なお話。本日のお題、「すぐに使える、、、かも知れない映画の愛のセリフ」→

2011-11-20 08:51:41
丸山天寿 @tenjumaruyama

「ある夜の出来事」ー家出した富豪の娘と失業寸前の新聞記者との珍道中の間に愛が芽生える。名セリフの宝庫。ベッドを仕切った毛布を挟んで、「あなたの名前は?あなたは誰?」「俺か?夜は強いタカ、朝は君の頬を撫でる風さ」。尤も、クラークゲーブルのような粋な二枚目だけに許されるセリフだが。

2011-11-20 08:53:23
丸山天寿 @tenjumaruyama

「歴史は夜作られる」ー海運王の妻は夫の嫉妬に苦しみ離婚訴訟に踏み切る。夫は男を妻にけしかけ訴訟に勝とうとするが、勇敢な使用人が妻を救う。二人が仏に向かう船が氷山に衝突。死を前にしての二人のセリフが素敵。「まぁ、愛の始まりはいつ?」「君がまぁを言った時から」まぁー驚きは恋の始まり

2011-11-20 08:56:19
丸山天寿 @tenjumaruyama

「ニノチカ」ーモスクワから来た堅物の女性共産党員「グレタ・カルポ」を口説くパリのプレイボーイ。キザなセリフを連発するが、彼女には通じない。なかなか巧く行かない恋物語が面白い。「見てごらん。時計がキスしてる」「十二時ですもの。当然よ」「真夜中だよ。パリ中の人が愛を囁く時間だ」→

2011-11-20 08:57:56
丸山天寿 @tenjumaruyama

「天井桟敷の人々」ーパリの歓楽街。パントマイム役者と見世物小屋の美女が引かれ合い、夜更けの道で抱きしめ会う。「恋なんてこんなに簡単なものよ」だが、純情な二人に別れが訪れる。五年後、互いに家庭を持った二人は再会。「君は変わっていない。恋なんて簡単なものだ」この後の展開は本編を。→

2011-11-20 08:59:55
丸山天寿 @tenjumaruyama

「脱出」ーフランスがドイツに降伏した直後。反ナチス運動の同志の脱出に協力する男を恋人が危険だからと止めに来る。「行かねばならない。もう会えないかも知れないが、君に会いたくなったらどうすれば良い?」「その時は口笛を吹いてね。口笛の吹き方、知っているでしょ」哀しくも素敵なセリフ→

2011-11-20 09:01:49
丸山天寿 @tenjumaruyama

「情婦マノン」ー何も言わずに観た方が良い。何とも言えないラストシーンの衝撃。「ここで、貴方の傍で死ぬために私は来たのよ」・・・「君はもう僕のものだから。完全に僕のものだから」このセリフが胸に突き刺さる。一生に一度しか使えない。死が二人の愛を裂くのではなく、死が愛を完全にする。→

2011-11-20 09:05:38
丸山天寿 @tenjumaruyama

「波止場」ーギャングによって仕切られている波止場。港湾労働者達が搾取に立ち向かう。沖仲士役の若きマーロン・ブロンドが幼馴染みと久しぶりに出会う。「俺を覚えてないだろ?」「一目で分かったわ」「この鼻でか?」「ふふふ」「忘れられない顔ってあるもんだな」同窓会で使えるかも知れない。→

2011-11-20 09:07:26
丸山天寿 @tenjumaruyama

「傷だらけの栄光」ー不良少年を慕う少女。彼女のひたむきな愛にうたれ更生を誓う彼は、罪を清算するために裁判所に来るが入口で躊躇する。「判事に払う金がない」「お金ならあるわ。宝石を売ったの」「馬鹿だな、俺にはそんな価値はない」「もう遅いわ。愛してしまったの」少女の可憐さが素敵。→

2011-11-20 09:08:57
丸山天寿 @tenjumaruyama

本日は思いつくままここまで。「カサブランカ」、「ローマの休日」など有名な物は知られているので割愛。映画には素敵なセリフがたくさんあって、実生活にも充分に使える。私はそれで随分助かった口である。ちなみに嫁さんを口説いたのも、今紹介したセリフの応用版である。それがどれかは秘密。了

2011-11-20 09:10:56
氷川透 @toru_hikawa

ゲーム『ファイナルファンタジー10』の「はぐれたら口笛を吹けばオレすぐにとんでくからさ」というセリフが好きなんですが、たぶんそれが元ネタなんですね。 QT @tenjumaruyama 「脱出」//「//君に会いたくなったらどうすれば良い?」「その時は口笛を吹いてね。//

2011-11-20 10:22:01