1/ 【和訳】ISW ロシアのウクライナ侵攻作戦評価 2045 ET 23.06.2023 “要点” ⚪︎6月23日、ワグネル・グループ資金提供者エフゲニー・プリゴジンが武装蜂起を起こした模様だ。その目的は、ロシア国防省内での指導体制変更を強要することにあるが、この反乱が成功する可能性は低い。 pic.twitter.com/tHOHuw9nnG twitter.com/thestudyofwar/…
2023-06-24 14:10:39NEW: #Wagner Group financier Yevgeny #Prigozhin appears to have launched an armed rebellion on June 23 to force a leadership change within the #Russian Ministry of Defense (MoD) which is unlikely to succeed.🧵 (1/13) isw.pub/UkrWar062323 pic.twitter.com/XXCaTeTCD5
2023-06-24 10:35:55NEW: #Wagner Group financier Yevgeny #Prigozhin appears to have launched an armed rebellion on June 23 to force a leadership change within the #Russian Ministry of Defense (MoD) which is unlikely to succeed.🧵 (1/13) isw.pub/UkrWar062323 pic.twitter.com/XXCaTeTCD5
2023-06-24 10:35:552/ ⚪︎プリゴジンの声明に続く初期の報道・情報によって、ロシア国内治安部隊が主にモスクワとロストフに展開していることが分かる。これはプリゴジン声明及び想定しうるワグネルの動きへの対応である。また、クレムリンはプリゴジンの行動に反対している模様であるとも伝えれている。
2023-06-24 14:10:403/ ⚪︎プリゴジンはこの日の早い時間帯に、ロシア国防省と不特定のオリガルヒを、2022年のロシアによるウクライナ侵略を行う目的でプーチンとロシア国民を欺いたと非難し、そうすることによって、今回の企てを起こすための情報面での条件を整えた。
2023-06-24 14:10:404/ ⚪︎プリゴジンは、国防省の指導体制変更に関するクレムリンの支持を期待したり、単に発言をより過激にしようとしたりするのではなく、本当にロシア国防省への武装蜂起を実行するつもりでいる可能性が高い。
2023-06-24 14:10:415/ ⚪︎プリゴジンの意図は間違いなく、ワグネルをロシア国防省指導部に対して投入し、国防省指導部の権力を力づくで失わせることにあって、具体的にはロストフ・ナ・ドヌーの南部軍管区司令部にワグネルを差し向ける可能性のほうが高いが、モスクワに差し向ける可能性もある。
2023-06-24 14:10:416/ ⚪︎ロストフ・ナ・ドヌーにいるロシア軍指導部に対して武装したワグネルが攻撃を行うならば、それはウクライナにおけるロシア側戦争努力に極めて重大な影響を及ぼすことになるだろう。[*1]
2023-06-24 14:10:417/ [*1: ロストフには、ウクライナ南部でのウクライナ軍反攻作戦に対応しているロシア軍南部軍管区司令部と、在ウクライナ・ロシア軍総司令部が存在する] pic.twitter.com/smeQUY2ij0
2023-06-24 14:10:438/ ⚪︎プリゴジンが始めたと思われるこの武装蜂起は、自戦力に対する支配権を保持しようとするプリゴジンの取り組みの頂点であって、彼はこの反乱を自らの生死に関わる企てとみなしている可能性が高い。
2023-06-24 14:10:449/ ⚪︎プリゴジンはロシア政府高官及びロシア軍高官からの支持を得られるつもりでいたと思われるが、ワグネル寄りのセルゲイ・スロヴィキン上級大将がプリゴジンによる武装蜂起の呼びかけを非難したことを考えると、プリゴジンが十分な軍からの支持を確保できていない可能性は高い。
2023-06-24 14:10:4510/ ⚪︎たとえワグネルが国防省への恫喝を確実に実行できたとしても、プーチンが、プリゴジンによる国防省転覆成功を、不本意ながら認める可能性は極端に低い。
2023-06-24 14:10:4511/ ⚪︎6月23日、ウクライナ軍は戦線上の少なくとも2地区で、反攻作戦を行った。[*2] [*2: ロシア側情報筋は、ウクライナ軍がヴェリカ・ノヴォシルカ南西でわずかだが戦果をあげたと伝えた。ウクライナ参謀本部は、オリヒウ方面での戦果を発表した。… pic.twitter.com/DKsc9OnHng
2023-06-24 14:10:4712/ … 具体的にはノヴォダニリウカ~ロボチネ線とマラ・トクマチカ~ノヴォフェドリウカ線で戦果をあげたとのことだ。また、軍事ブロガー情報で、ウクライナ軍がロボチネ北方でロシア軍防衛線を突破し、この集落の北1.5km範囲内の陣地にまで前進したというものもある] pic.twitter.com/q5YURD71Wo
2023-06-24 14:10:4913/ ⚪︎6月23日、ロシア軍はウクライナに対する一連のミサイル・ドローン攻撃を新たに実施した。その主たる攻撃目標はフメリニツキー州にあるウクライナの空港であった。
2023-06-24 14:10:5014/ ⚪︎ロシア軍はクプヤンシク地区で限定的な地上攻撃を引き続き行った。また、ロシア・ウクライナ両軍はクレミンナ南方での小規模戦闘を続けた。 pic.twitter.com/JoWZUcpY44
2023-06-24 14:10:5215/ ⚪︎バフムート地区でのロシア軍地上攻撃の実施は確認されなかった。 ⚪︎アウジーウカ~ドネツィク市戦線沿いで、ロシア・ウクライナ両軍はともに限定的な攻勢作戦を続けた。 ⚪︎ドネツィク州西部とザポリージャ州東部の州境地域において、ロシア・ウクライナ両軍はともに地上攻撃を続けた。 pic.twitter.com/qD3xXT1eMh
2023-06-24 14:10:5516/ ⚪︎ザポリージャ州西部において、ウクライナ軍は反攻作戦を続けた。 pic.twitter.com/L6VIqXcvv4
2023-06-24 14:10:5817/17 ⚪︎複数のロシア連邦地方政府とワグネル・グループは、ウクライナにおけるロシア軍・ワグネル双方の損失の実態を隠蔽する努力を続けている。 ⚪︎ウクライナ当局者の主張によると、ロシア及び占領地域の行政機関は、占領地域に住むウクライナ民間人の生命を軽視し続けているとのことだ。
2023-06-24 14:10:59主に軍事関連のWeb情報の紹介。軍事関連投稿に関しては、人間が持つ“暴力”の一形態としての戦争を真摯に理解する必要があるという考えで投稿。 https://t.co/zbQPD9QKh0 https://t.co/6WhF5Zmg15