ファインモールド 1/350 潮 制作記

久しぶりに多くの方が作られるであろう製品をチョイスしたので、ツイートも少し解説に比重を置く形となりました。 1/350の駆逐艦全般に応用が利くことも多いので、何かの参考になれば嬉しいです。 海面と波表現についても、多くの写真で説明しています。 どうぞご覧下さい。
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鳶色2号@西館一番奥238 @Tobiiro2

艦尾部の艤装 主砲塔、デリック(1)、絡車、装填演習砲、爆雷投射機、爆雷装填台(2)、副錨、爆雷と投下軌道(3)、旗竿(4)、発煙缶など。 (1) ワイヤを追加 (2) ジャンクPEにプラペーパーの箱を被せる (3) 軌道を爆雷に接着してからまとめて接着 (4) 甲板に穴を開け φ0.3の真鍮線を艦底まで挿して接着 pic.twitter.com/BVLw7Cx9zk

2022-09-12 18:32:30
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艦首旗竿 キットは甲板に接着する指示ですが、実際には艦首フェアリーダーの上に立っています。 そりゃーここを鎖やロープがガラガラ通るわけですから。 で最初にフェアリーダーを互い違いに加工したのがここで活きてきます。 赤丸のところに立てました。 pic.twitter.com/Lv4TmvuroE

2022-09-15 18:29:13
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艦首楼甲板の手摺取付 使用したのはレインボーの汎用手摺セット。艦首部にはシア(反り)があるので、両手でつまんで徐々に形を合わせました。 ファインモールドさんの純正PEは不採用と知りつつも、微力でも売り上げに協力して新キットの企画が通ればと思い買わせてもらった次第ですが、(続) pic.twitter.com/H0L5FYlJc0

2022-09-16 18:27:46
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手摺取付 後半 レインボーの汎用品は、普通のタイプと下段がネットのタイプが入っているので、両者を使い分けました。 挽き物のボラードは手摺中段よりも高いので、手摺はボラード前後までとし、ボラード上はニクロム線を渡しています。また艦尾も入り組んでいるので、同様の処理としました。 pic.twitter.com/ta4ZhKlCtH

2022-09-17 17:26:11
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最終組立 1 様々な理由で後回しにしていた部品類を取り付けていきます。まずは左舷の救助艇。 溺者救済の為、すぐに下せる用意をしています。 格納状態だと気にならないダビットとカッターの隙間も、この状態で固縛するのであれば内側のつっかえがないと不自然なので、支え棒を取り付けました。 pic.twitter.com/D3gnf5EOVg

2022-09-18 17:02:05
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最終組立 2 艦橋周り 浮き輪とそのラックはyxmodel製ですが、塗膜の厚みが加わるだけで入らなくなります。 背面をペーパーに押し当て、押し当てた指ごと削りました。 機銃の弾薬箱(機銃銃側弾薬包筐と呼ぶそうです)は適当に置いています。 無いよりは良いかと😉 pic.twitter.com/HvlTCljFC1

2022-09-19 17:16:52
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最終組立 3 前檣周り 主に破損が怖くて付けられなかった小物達です。 これからは小さなうっかりが大きな事故に。 判っていてもやらかしそうで怖いです😓 pic.twitter.com/uOi30jbkQI

2022-09-20 18:39:11
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最終組立 4 後檣周り 組立作業もあとわずかです。 予定よりi二週間遅れていますが、なんとか合同展示会には間に合うか思います・・・たぶん😆 pic.twitter.com/CrdP10bAOB

2022-09-21 18:35:55
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最終組立 5 終 後部から艦尾にかけて。 手摺に施した加工の種類は、ここに全て写っています。 艦尾に突き出た熊手は、煙幕を展張するノズル。 デリックにワイヤーをつけるだけで、手軽にプラモの部品から装備品に印象が変わります(よね😅)。 pic.twitter.com/tJhNQuIRvJ

2022-09-22 18:31:56
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張り線を前に、汚しが済んだので記念撮影。 pic.twitter.com/RtFwCzVT4U

2022-09-25 18:01:09
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艦載艇のダビット回りを含め、張り線完了。 多分に想像の部分があります。 特に後檣は電探が付いて、実際も相当制約があったであろう事が、模型を作っていても感じます。 pic.twitter.com/Lj1b0nq9io

2022-09-27 18:33:14
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碍子の表現はグレーの塗料粒。 まだ搭載物やフィギュアが残っていますが、旭日旗を掲揚しました。 ( ̄^ ̄)ゞ 思わず取説を二度見しましたが、キットには旭日旗が入っていないようなので、汎用デカールを使用。 アルミホイルを間に挟み納得するまで形を整え、リギングに付けてから旗竿に接着。 pic.twitter.com/ShO3rWU9EX

2022-09-29 18:40:05
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(今日から地味な😅)海面製作 1 スタイロホーム20mm板。 上の状態まで加工済み。 で毎回つけている海面のうねりですが、今回はこんなグリッドを書いて、単純に交互に高低差をつける方法を試してみます。 グリッドの大きさは、船の全長に対していくつの山谷をつけるかで決めました。 pic.twitter.com/0CW7KMCqQJ

2022-09-30 18:15:11
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海面製作 2 グリッドに合わせて高低をつけました。(表面を削ったのでグリッド線が消えている) そしていつもの木工パテ。(色はタモ白) ホムセンで簡単入手、安価、良切削性。 コーキング用の柔らかめのへらで、スタイロ表面に擦り付けるように塗り広げています。 薄塗りする分には乾燥も速いです。 pic.twitter.com/9nDaj4Q81n

2022-10-01 17:22:40
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海面製作 3 240番のペーパーでざっと均し、端面にはみ出たパテも削り落として海のベース色を塗装。 どの程度の ざっとさ かというと、下写真の光っている所で一目瞭然。 パテの厚い所だけにペーパーが当たっているイメージです。 ただし塗料がスタイロを侵さないように、パテの塗り漏れはありません。 pic.twitter.com/R1RwV1NJ8d

2022-10-03 18:31:53
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海面製作 4 航走波の輪郭を決めテープで目印。 攪拌されて濁っている所に、ベース色と白の間の白濁色を塗装。 舷側波のボリュームがこれ位で、航跡は船体からこれ位離れた所から始まってと、完成形を想像しつつの一発勝負。 でも実はベース色のラッカーに対し白濁色はエナメルで、保険は掛けてます。 pic.twitter.com/eYq5zmkEEC

2022-10-04 18:30:52
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海面製作 5 海面に鉄球を押し付けて、起伏を付けてみました。 メディウムを塗ったら意味が無くなるかもしれませんが、一度試してみたかったので。 航走波の内側にはつけてません。 pic.twitter.com/bSadV8DzPv

2022-10-05 18:30:19
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海面製作 6 艦首波の用意 初めての銘柄のくっつかないホイルを買ったら、絵と字が入ってました。買うまで中が見えないんだもん。 とりあえず転写された裏側にも塗ってみるけど、無地のでやり直すかもしれません。 pic.twitter.com/5s9YBkOT0H

2022-10-06 18:32:32
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船体を海面にはめ込む前に、にぎやかしの小物類を載せました。 特型は特に小さな船体に兵装を詰め込んでいるイメージで、それらの邪魔にならない所って案外ありません。 かといって何でもかんでも二階に載せるのも、持って上がる労力を考えるとあんまり現実味が無いし、で こんな感じになりました。 pic.twitter.com/QXpgLKltNp

2022-10-07 18:33:15
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海面装着前の最後の作業、乗員配置。 複数のメーカー品の混在です。 制服は白(ただし"黄ばみ"や"くすみ"有り)。 時期的には第三種軍装かもしれませんが、どうしても末期で苦闘のイメージがあり苦手です。 目立たなくなるしね🙂 pic.twitter.com/CYdTOZaFVD

2022-10-08 17:02:36
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進水🎌🎊🕊️ 開口部に入り込んだ木工パテを綺麗に除去したつもりでも、やはり干渉するところが出てくるので調整。 前後の喫水や左右の傾きを見ながら、甲板の空いている所を割り箸で押さえつけて望みの姿勢にし、ベースの裏側から船体とベースの隙間に木工ボンドを点付けして仮固定しました。 pic.twitter.com/46bq2PfYSq

2022-10-09 17:23:37
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模型台と化粧 スタイロ製の海面が、今後のメディウムの塗布作業によって反らないよう、先に模型台に接着しました。 模型台は従来の木目調から、モダンなデザインを試してみました。 また海面ベースの端面の化粧も、今の内に済ませてしまいました。 撮影後模型台はマスキングテープで養生しています。 pic.twitter.com/DuWGIQWHgD

2022-10-11 18:35:17
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海面製作 7 左)ヘビージェルメディウムを固めの平筆で外向きに広げ、船体に押し出された海水の流れを表現。 右)グラスポリマーメディウムに細かな白砂を混ぜ、舷側波を表現。 上は主に海と船体との隙間を埋めた段階。 下はボリュームを増やして、全体に同じような幅になるよう調整したところ。 pic.twitter.com/4oatNPxwHz

2022-10-12 18:28:18
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海面製作 8 艦首波 左)メディウムで作った板を切り出し 上)板の下端だけにメディウムを塗って船体に接着 下)固まったら後端(着水しているところ)にメディウムを塗って海面に接着 後端を接着する位置で、艦首波の高さや広がりが変わるので、正面や上から左右のバランスをよく見ながら慎重に作業。 pic.twitter.com/6ZeQfFdwr9

2022-10-13 18:30:00
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海面製作 9 艦首波 2 艦首波の板の端面に、白砂を混ぜたグロスポリマーメディウムで白波の表現。 始まりは細く最後は太くしますが、一度に沢山付けても美しくできないので、数回に分けて徐々に形を整えます。 この写真でボリューム的にはまだ50%といったところです。 pic.twitter.com/wMwDwU6dFl

2022-10-14 18:34:07
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