岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から

タイトルの通りです。今の日本の状況を捉えるにあたって、非常に示唆に富んだものだと思います
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peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から① 「毎年行われていることを普通に見せることがソ連の政治にとって必要だったのでしょう。そのために、公衆が将来癌になる確率は、全く取るに足らない問題とされたのです。」

2011-11-23 16:58:47
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から② 「ソ連政府は年間被曝限度量を引き上げてでも避難させないという措置を選びます。ウクライナ政府は抵抗しきれないのですが、従ったふりをしながら、通常は夏に行うキャンプを5月に行かせて実を取ったのです。」

2011-11-23 16:58:56
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から③「チェルノブイリ原発の運転員には責任を感じて事故直後に大量に被曝しながら作業をした人がいましたが、彼らでも2-3週間は生きていました。被曝によってすぐ死ぬのは稀で、更に低いレベルである多くの被曝は直ちには影響は出ないものです」

2011-11-23 17:04:18
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から④「避難基準は急性障害を想定して決められているわけではない。原子力安全員会は年間50ミリSvを避難ないしコンクリート建屋への屋内避難の基準としていますが、300マイクロSv/h(3/15,赤宇木地区)あるところであれば(続)

2011-11-23 17:10:34
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から⑤(続き)減衰を計算に入れても数週間で50ミリSvを超えてしまい避難基準に相当することは、専門家であれば直ちに分かることであって、それを”直ちに影響を与えないから避難しなくても良い”というのは非常におかしな事です。

2011-11-23 17:10:42
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から⑥「直ちに影響を与えるから避難する」のではなく、長期的な影響を考えて避難するのが本来の考え方です。そのことの今来が大いに有り考えられなくてはならない言葉だと感じています。

2011-11-23 17:13:27
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から⑦ 国際的に被曝限度量は事故時の引き上げがそれなりに認められるようですが、これは「事故を許容する」考え方です。いったい、誰が事故を許容したのでしょうか。事故は起こらないと日本政府は電力会社は言っていました。事故が起こったら(続)

2011-11-23 17:31:54
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から⑧こうなるという説明は、一般の人は受けた覚えがないでしょう。怒らないはずの事故が起こってから、限度量を数倍から20倍に引き上げること自体の、社会における正当性があるのか、議論の余地があると思います。

2011-11-23 17:33:57
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から⑨さらにこれは、「事故が起こったから仕方がない」ことを皆に認めなさいという前提に立っています。専門家はしたり顔でこのように言いますが、私のように専門家でなく社会に足場をおいてものを見る立場からすると、社会の合意が得られたと(続)

2011-11-23 17:38:13
peko (ただいま怒りモード?) @pekopeko0705

岩波・科学11月号の七沢潔氏へのインタビュー記事から⑩言えるのか、甚だ疑問です。行政官庁からの働きかけで立法府で何らかの議決がなされていたとしても、一般の人びとにとっては、事故が起こった場合にはこうなるという説明を受けた覚えはありません。違和感がのこって当然ではないかと感じます。

2011-11-23 17:38:21