デジタル化による日本における映画文化のミライ(まとめ)
デジタルシネマ導入に当たっての不平等性の問題、ムーアの法則、参入している企業が少ないので待っていれば価格が下がるという状況ではない。#cnrv
2011-11-24 12:43:38ヨーロッパでは、一部の劇場はVPFを利用できる体力がある。それ以外の劇場は、自己資金、借入、公的補助など、あらゆる資金を駆使してデジタルシネマ化しようとしている。#cnrv
2011-11-24 12:44:47ヨーロッパシネマでは、VPF利用できない劇場を何とかデジタル化するためにサポートしてくださいと国などに呼びかけている。ヨーロッパシネマそのものからの助成金も一部ある。#cnrv
2011-11-24 12:46:03今までに作られてきたヨーロッパの映画遺産をどうしていくかも大きなポイントとそて、ヨーロッパ議会でのテーマのひとつになった。#cnrv
2011-11-24 12:47:33ヨーロッパシネマとしての考え方は、ハリウッドが定めた規格DCIにそってのデジタルシネマ化をする方向。国によっては、それはオーバースペックではないか、別に2Kプロジェクターでなくてもよいのでは、という批判意見もある。 #cnrv
2011-11-24 12:53:05スウェーデンでは、2つの大手劇場チェーンが8割を占める寡占の状態で、それらは9割がた都会にある。地方にある劇場は、大手チェーンでなくFHPの劇場。#cnrv
2011-11-24 12:55:21スウェーデンでは80%が二社の寡占。残りの小劇場を管轄するFHP デジタル化費用の1/3は補助、という現状報告 #cnrv
2011-11-24 12:56:41デジタル化をしているスウェーデンFPHの担当者に聞いたら、デジタル化して以降は、「毎日365日が祭りです。バラエティのあるプログラムを試みている。」ヨーロッパシネマとしては「デジタル化は止められない。万能の解決策はない」 #cnrv
2011-11-24 12:59:46ヨーロッパでは小規模映画館がマジョリティである。しかも国の補助もある。日本では全体の20%以下(切り捨て御免!) #cnrv
2011-11-24 13:00:40ヨーロッパに学べることは、ネットワークしていくこと。違うことは、文化政策として映画をサポートするという認識が共有されていること、64%という過半数が独立系の劇場ということ。#cnrv
2011-11-24 13:01:05工藤さんによるヨーロッパ報告おわり、司会の土肥さんが第二部を紹介、司会進行に古賀太氏、瀬々敬久監督、大分シネマ5の田井肇氏、俳優の村上淳氏が登壇!#cnrv
2011-11-24 13:02:42日大芸術学部で映画を教えている古賀太さんより、イントロダクション。「会場には利重剛監督もいらしているので、あとで発言して頂きたい」#cnrv
2011-11-24 13:03:56古賀、この映画始まって以来の大いなる革命デジタルシネマ化は「見えない革命」である。一般のお客さんの目には何が起こったか、変わったか分かりにくい。#cnrv
2011-11-24 13:05:38古賀、アート系映画が見られなくなるという危機的状況は今に始まったことではない。数年前から減少傾向で、瀕死の状態だったので、これがさらに大打撃になる。 #cnrv
2011-11-24 13:06:54瀬々、アントキノイノチは撮影はデジタル(red)、完パケは35㎜にして、それからDCPを作った。あまりの違いに愕然とした、油絵と水彩画くらいの大きな違いがあるという実感 #cnrv
2011-11-24 13:09:58