- take_ponpokorin
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風立ちぬの初号試写で宮崎駿が泣いていたが、まぁそれくらいハマると受け取った時の感動が倍増するわけだ。君たちはどう生きるかは、風立ちぬの成功例を踏まえて作られた、そいういう間接的な情報からメッセージを伝える事を目的とする。
2023-07-18 15:14:15まぁうみねこもそういう作品だけど、竜ちゃんが緻密に計算して情報配置をしてるのに対し、君生きの場合はなんか雑なんだよね。暗喩なり比喩なりの配置の仕方が。風立ちぬのような、ダンテの神曲っていう、ああいう分かりやすくガイドラインになってる有名文学もないから、まぁ風立ちぬよりも劣化してる
2023-07-18 15:16:52ずっと主人公眞人がいるのが、アニメーション世界暗喩階層で、これはアニメーションで作画された創作世界の暗喩世界。中盤から冒険に出る場所が監督やアニメーターが作画をして、アニメーションを制作している現実世界暗喩階層。だからお婆ちゃんは人形になるし、色んな時代に行けるドアとかある。
2023-07-18 15:19:59その現実世界暗喩階層に大叔父がいて、これが宮崎駿の比喩で出ている。積み木=ジブリで監督した作品を積み上げ(12個)13個の積み木を眞人(新監督、後をついで欲しい監督)に渡し、未来の13作目を作ってジブリを継げと言う。眞人に断られて、眞人は自分の世界に戻り、ジブリは崩壊し、終わり。
2023-07-18 15:23:51風立ちぬの場合、ダンテの神曲っていうガイドラインがあまりにも美しすぎて、言わば他人のふんどしで良作になってたものが、君生きの内容が実はスタジオジブリの内部騒動の比喩、暗喩でしかなく、理解できてしまうと作品がすごくしょうもないものにみえるっていう、根本テーマの陳腐性にある。
2023-07-18 15:27:38お前が新監督を散々潰して来たんだろ?とか、ジブリがもたなくなったのは、制作委員会方式でジブリに割り当てられた配分が少なかったからだろとか、そういう話になってくるわけでしょ。君生きを読み解き終わると。映画でなんかノスタルジーっぽく良い話にしようとしてるけどさ。
2023-07-18 15:30:38眞人の母親が遺跡の塔にいるって言われて、まぁいたわけだ。でも触るとスライムみたいに解けていく。また作ってあげましょうかってサギに言われる。あの辺とか、分かりやすくアニメーション世界暗喩階層でしょ。
2023-07-18 15:38:05ジブリの制作現場のゴタゴタが好きな人は、まぁそれをああいうふうに暗喩で伝えられたら面白いのかもしれん。実際岡田さんは90点とかいってたし、あの人ジブリの内部騒動大好きだもんな。
2023-07-18 15:42:04