世界の家庭料理は生活の文脈を知ると活き活きとしてくる→「世界の台所探検家」を称する投稿主さんが紹介するモンゴルの食文化が興味深い

本も面白そうだけど投稿主さんの活動も興味深い ※追記:まとめ内容のバランスがおかしかったのでタイトルを変更しました。
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

昨晩の残りのボーズ(巨大蒸し餃子)で、朝食はボーズinツァイ(塩ミルクティー)。あらゆる料理をツァイにいれるのはなぜと聞くも、「おいしいから!」の一言。肉汁と乳の混じった味わいは、確かに背徳うまい。 ところでユダヤ教では、肉と乳の組合せは禁忌だった。正しい食は、場所や時代で変わるもの。 pic.twitter.com/H5rU5qVEI4

2023-08-12 15:39:53
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

川の増水が未だ引かなくて、約束していた家庭にたどり着くため、馬に引かれて無理やり渡ることに。この川、普段は車で渡れる程度の小川らしい。 荒れる自然の力にはかなわない。それにしても、人間3人と大荷物をのせて引っ張る馬、強いぞ。 pic.twitter.com/5PFWIJ99ug

2023-08-12 23:11:00
岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

おばあちゃんが、できたてのウルム(クロテッドクリーム)をパンにたっぷりのせて、私に渡してくれた。乳加工小屋の椅子に腰掛け、至福の朝食。 とか感傷に浸っていたが、5歳くらいの孫たちはそれよりも真っ赤なテカテカのジャムが好き。そうだよな。 pic.twitter.com/Rirf9Jgt54

2023-08-15 12:43:53
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

「モンゴルは夕飯が17-18時頃だよ」と言われて、都市にいる時はなんでそんなに早いのかわからず、「健康志向か?」とか思っていたけど、草原に来たら納得。夕暮れから日没まで、牛とヤギと羊の搾乳したり、その乳を即加熱したり、アロールが雨に濡れないよう覆いをしたり、やることが山ほどある。 pic.twitter.com/Uhi7HyMjmO

2023-08-15 22:32:43
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

ミルク缶から出てきたこのふわふわ。羊の毛か?と思ったら、乾燥させた牛肉。モンゴルの草原の保存食なのだけど、調理法がかっこいい。 pic.twitter.com/h4frTE15JL

2023-08-16 12:00:27
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

カチカチの干し肉を金槌で叩いてほぐす。鍋にわかした湯でやわらかくし、うどんを入れて完成。乳加工小屋で出来上がった鍋を外に持っていって… pic.twitter.com/S2kqbGRoSx

2023-08-16 12:06:47
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

草原の広い空の下、夕飯。 乾燥肉、小麦粉、塩だけの夕飯がやたらうまい。 ちなみにこの家は、大きなソーラーパネルがあってテレビを見ているけれど、冷蔵庫と電灯はない。いらないのだろう。 pic.twitter.com/e2tL71wNTZ

2023-08-16 12:56:04
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

馬の乳搾りは1日6回。牛やヤギ(2回)と違って2時間おきに搾乳タイムだしアイラグ(馬乳酒)にしか加工できないので、なぜ彼らがそこまで馬を大事にするかわからなかった。 でもアイラグは栄養豊富で夏の重要食料、そして雄馬は家畜を追ったり移動手段になる。人に動物が必要な理由は食べるだけではない。 pic.twitter.com/T6U1o8dcQu

2023-08-17 18:32:23
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

帰国直前、ウランバートルのスーパーで買物してたら、肉屋がやたら豪快だった。 pic.twitter.com/gp0P9g6GZR

2023-08-18 01:44:37
岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

晴耕雨読とは農家の生活から来た言葉だと思っていたけれど、本当は「悠々自適の生活」を指すんですね。 私が生活をともにさせてもらったのは農家ではなく遊牧民家庭だけれど、自然を相手にする人は、読書どころか緊急かつ欠かせない仕事が山ほどあるのだった。 pic.twitter.com/VR69sGaOd8

2023-08-18 10:02:57
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

最近、機内食で環境配慮を感じることが増えた。 写真はモンゴルのMIATとブータンのDrukair。プラや金属が、木やガラスや紙に変わってきている。 幸せの国として知られるブータンは、GNH(国民総幸福量)4本柱の一つに環境保全を掲げ、国土の森林面積割合を60%以上に維持することを憲法で定めている。 pic.twitter.com/FogKbcf5kf

2023-08-20 23:57:02
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

大陸各地から集めた、乾燥チーズ。 ヤク乳の高野豆腐的なブータンのチュゴ(chugo)×2🇧🇹、キルギスのしょっぱいクルト(kurt)🇰🇬、石鹸みたいなモンゴルのアーロル(ааруул)🇲🇳、唐揚なのかエーズギー(Ээзгий)🇲🇳、カッテージチーズなビャスラグ(бяслаг)🇲🇳。 日本語では全部"乾燥チーズ"だけど、実に多様。 pic.twitter.com/rjr2X8aqrA

2023-08-22 00:05:14
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岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

モンゴルにいる時に受けたインタビューが、ビジネスインサイダーで公開されました。 「持ち歩いているものの写真送ってください」と言われて並べたのが、折り紙、味噌、お茶など。コミュニケーションの取り方も、変わってきたな。 businessinsider.jp/post-274212

2023-08-23 08:32:44
岡根谷 実里 / 世界の台所探検家 @m_okaneya

夏休みの自由研究何をしよう/させようかなあと考えていらっしゃる方へ! note.com/tokumachildren…

2023-08-12 13:40:44
リンク note(ノート) 『世界の国からいただきます!』を使った自由研究・調べ学習のアイディアをご紹介します!|徳間書店児童書編集部 『マップス 新・世界図絵』の作者が、世界各国の食べものを紹介した大判絵本『世界の国からいただきます!』を、自由研究や調べ学習に活用してみませんか? 『世界の国からいただきます!』 『世界の国からいただきます!』でとりあげているのは、世界26か国。 その国でよく食べられている食材や、料理、保存食、文化や宗教と食べものとのかかわりなど、「食」に関するさまざまな話題をあつかっています。 「食」はお子さんにも身近な存在。興味のあるトピックをぜひさがしてみてください。よく知っている食材も、たくさん見つかるはずです! 50