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これには万城目先生も
もし、お伝えしたいことがある。
すると京極先生ご自身が
大極宮です。(大沢在昌/宮部みゆき/京極夏彦)小説家三人の公式twitterです。刊行情報や、イベント情報などつぶやいてまいります。
万城目先生からさらなる詳細が【更新】
コロナ中断を経て実に三年半ぶりに、森見登美彦氏と綿矢りさ氏と山本さほ氏と行く京極夏彦邸ツアーが開催されました。新刊『鵼の碑』ポスターを前に、今回もたっぷりですかと訊ねると、京極氏「机に立てた単行本の上にカップヌードルを置いて食べられるよ」と意味不明なことをおっしゃっていました。 pic.twitter.com/KCFg25vBxQ
2023-09-02 14:11:35京極邸にて楽しんだゲームの紹介です。ひとつ目は「狩歌」! 京極夏彦氏に「かるた、どうですか?」と事前に確認したところ、「動かないね、牛の如く、動く気がしない」とあの指抜き革手袋を和装の前で静止させたのですが、まあ、やってみましょうとスピーカーをセッティングしてスタート。 pic.twitter.com/C9WY4TxJ8p
2023-09-02 20:41:02ルールは簡単。場にはJ-POPでよく見かけるフレーズの札。あとはサブスク音楽をかけ、次々流れる歌の歌詞が記された札を取るだけ。たとえば目の前に「長い」という札があり、kiroroのイントロが流れる。「な~がいあ~い~」「ハイッ!」と「長い」の札を取る、すぐ次の曲にトライ! といった具合。 pic.twitter.com/ushcoEfj0u
2023-09-02 20:59:02京極氏対応で80年代歌謡曲ヒットをかけて始めるも、前言どおりしばらく大人しかった京極氏。されど、突然電光石火の勢いで「ハイッ!」と札を取る。「おお!」と驚くメンバーの視線の先には、右手のグローブを脱いだ京極氏の姿が。 そのとき、メンバー全員が心でつぶやいた。 「夏彦が本気を出した!」 pic.twitter.com/lpyk42pUWL
2023-09-02 21:08:35フェイクなポスト失礼しました! 70~90年代楽曲の歌詞登場までのイントロの長さ、対する令和ミュージックの初動の速さ。時代の変化を実感できる楽しいゲームです。そして風見しんごの独特さ。該当札が見つからないまま2番まで聴く曲が2度も登場。異彩を放っていました。 twitter.com/taikyokuguu/st…
2023-09-02 22:02:01ふたつ目のゲームは「じゃれ本」。山本さほ氏が持参したこのゲームがスマッシュヒットでした。いつもは4つほどのゲームを滞在中に楽しむのに、「じゃれ本」が残り時間すべてを持っていってしましました。 pic.twitter.com/DKtmUuiDbq
2023-09-02 22:45:51簡単にルールを解説しますと、すべてをリレー分担で完成させていく。タイトルも3人の適当なキーワードチョイスで決定され、そこからひとり50字で小説を書き繋いでいく。最終的に、400字の何かが完成するという摩訶不思議なゲームです。そして、どうしたらいいねん、というタイトルが手元にくる。 pic.twitter.com/juGUo1mNBX
2023-09-02 22:57:18自分はひとつ前の50字しか読めないという制限があるため、いったいどういうストーリー展開を経て手元にきたのかまったくわからないまま、自分の担当分を書き、次の書き手に委ねます。まさか、こんなところでモリミー、綿矢さん、京極さん、山本さんとの共同執筆小説が実現するとは! pic.twitter.com/H8ynyyvL6k
2023-09-02 23:04:21確認が許されるひとつ前の文章が、誰のものか何となくわかるんですよね。50字ぴったりで最後のマスに「。」だと推定京極さん。唐突に狂った展開がきたら推定綿矢さん。笑いをこらえての続きを合わせる楽しさがありました。私の書いた続きに当たり、隣で無言になっている森見氏の様子も可笑しく。
2023-09-02 23:21:11書き終えたらシャッフルして、各自が一部ずつ手に取り、最後に朗読。ハチャメチャな展開、ホラーな展開、妙に収まりがいい展開、まったく想像できないストーリーに笑いが絶えず、森見氏も「ひさびさに声を出して笑いました」と。オススメです!
2023-09-02 23:26:11ひととおりルールを承知したところで、おもしろい! もう1回やりますか! という話になり(2回できるつくりになっている)、綿矢りさ氏の希望で「じゃれ本」2回戦は「BLしばり」というルールで開催されることになりました。綿矢氏「うひょひょー、言うてみるもんや」と小躍りされていました。
2023-09-02 23:36:27このタイトル、私が作ったんですよね。で、何回分か書き進められたあと、私の手元に戻ってきたんです。夏彦が窓の外に立つ冬彦と向かい合っているんです。冬彦て誰やねん。50字とは思えないくらい、頭を使って続きを書きました。綿矢氏は「何か思っていたのと違う」と首をひねっていました。 pic.twitter.com/hl6tf3vsCZ
2023-09-02 23:45:37最後の朗読タイム、私の担当がこれでした。すさまじい破壊力でした。マ〇オさんが、ア〇ゴさんに迫られ、「僕には妻が」とサ〇エまで巻きこむ展開。ぶ厚いア〇ゴさんの唇が、夢に出てきそうです。 pic.twitter.com/2fDCOwoPBs
2023-09-02 23:56:33長々と書いてしまいましたが、ひさびさの心楽しき一日。まさにプレミアム・フライデーでした。京極先生、ツアーに参加してくれたみなさん、ありがとうございました。
2023-09-03 00:17:452017年の夏にはこんな出来事も
先日、森見登美彦氏と綿矢りさ氏と連れ立ち、ゲリラ豪雨をものともせず、京極夏彦氏のお宅探訪を敢行しました。衝撃の蔵書数、驚異の水木しげるグッズ数、表紙を飾った姑獲鳥、狂骨、鉄鼠、塗仏人形の実物の迫力、ほぼテーマパークと言って過言ではない京極御殿を堪能し、三人常に「ほええー」でした。
2017-08-03 21:27:16