「異性間友情」とは何か?

2011年11月25日、国立社会保障・人口問題研究所が発表した「出生動向基本調査(独身者調査)」では、異性の交際相手がいない18~34歳の未婚者が男性で61.4%、女性では49・5%に上り、いずれも過去最高になった(10年6月実施) この記事を受けて、なぜ近年恋愛市場への参入障壁が高くなったのか、を考察し始めた40代中年男のBatesonian。当初「異性間友情」が原因ではないか、と推論するが、優秀な若手論客二人に軌道修正を迫られる事になる。
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第一仮説

Makoto Natsume @Batesonian

「異性の交際相手がいない18~34歳の未婚者が男性で61.4%、女性では49・5%に上り、いずれも過去最高」http://t.co/BSxbcb2N つまり、適齢期女性の10分の1は a) 35歳以上の未婚男性もしくは b) 既婚男性(つまり不倫)と交際しているわけだ。

2011-11-27 21:51:47
Makoto Natsume @Batesonian

「40代男性で恋愛をしている人のうち、その相手が20代女性という割合が13.6%」http://t.co/hCFiSLFw やはり40代男性は若い女性からそれなりにもてているようだ。

2011-11-27 22:17:34
Makoto Natsume @Batesonian

40代男性(の一部)がモテているのは、彼らが「深く」「重厚」だからではない。逆に、彼らが20代/30代の男性に比べて、「単純」で「お気楽」だからだ。http://t.co/4gqqVucb

2011-11-27 22:26:15
Makoto Natsume @Batesonian

どうも20代30代同士の恋愛は、複雑化が進行して「超高度な恋愛戦争」へと進化しているようだ。40代の私には事情がよく飲み込めないのだが、「男女の友情」が存在してしまったことが、この「恋愛の複雑化」の主因ではないかと推察する。

2011-11-27 22:35:17
Makoto Natsume @Batesonian

我々の世代には「女友達」という概念は、リアルではなかった。男性からすると、女性は「知人」か「恋人」のどちらかであった。しかも、「知人=性交渉なし」「恋人=性交渉あり」と、性交渉の有無によって二者を線引きするのも容易であった。当時の恋愛は「0か1か」のデジタルなゲームだったのだ。

2011-11-27 22:51:19
Makoto Natsume @Batesonian

しかし、「男女間の友情」という要素を導入すると、恋愛は「デジタル」から「アナログ」へと変貌を遂げる。つまり、「知人」を「0」、「女友達」を「0.5」、「恋人」を「1」とする、アナログ的な座標に基づいて、恋愛ゲームは展開せざるをえなくなる。

2011-11-27 23:08:43
Makoto Natsume @Batesonian

こうなると、性交渉以前に、相手との関係性を把握することに忙殺されてしまう。つまり「自分は0.8まで進んだと思っているけど、相手は0.5としか考えていないかもしれない。せめて0.7まで到達しているか確かなきゃ」なんて悶々としてしまうわけだ。

2011-11-27 23:26:06
Makoto Natsume @Batesonian

事態をさらに複雑にしているのが「セフレ」の存在だ。今や性交渉があったとしても、それが「1」に到達した事を意味しない。性交渉を頻繁に行っていても関係性は「0.3」のまま、なんてことは珍しくないんだろうね。

2011-11-27 23:32:35
Makoto Natsume @Batesonian

結局、「自分たちは本当に恋愛中なのか」という疑問に、今の若者たちは簡単に答えを出せない状況にあり、常に相手との関係性を確認する作業が必要とされているわけだ。その面倒臭さに疲れた女性が、「セックスすれば俺の女」と信じて疑わない「40代男」の単純さに安らぎを見いだすのではないか...

2011-11-27 23:41:48

第一仮説に対するGentle_SmartAss氏のコメント

@Gentle_SmartAss

@batesonian 私は20代で「女友達」は本当に「普通に」存在するっていう世界のなかで生きています。しかし、性関係と友達は完全に別次元のコミュニケーションをとります。つまり、最初から知人―性的パートナーのアナログ判断基準は持ち合わせていません。

2011-11-27 23:38:23
@Gentle_SmartAss

@batesonian ただ、おっしゃるとおり、「セフレ」の関係、あと「コミュニケーションとしての性交渉」がこういう情況を惹起しているのだと思います。

2011-11-27 23:39:32
Makoto Natsume @Batesonian

私には「女友達」なる存在がイメージできなかったため、知人と恋人の中間的存在と仮定したわけですが、どうやらそれは見当違いだったようですね。RT @gentle_smartass: しかし、性関係と友達は完全に別次元のコミュニケーションをとります。

2011-11-27 23:52:23
@Gentle_SmartAss

@batesonian いいえ、検討違いだとは思いません。私のようなタイプの人間もいれば、おっしゃるようなスペクトラムで異性との関係付けを行っている人も確実にいると思いますし… 寧ろ、こういう状況自体がこのような事象を捉えにくくしているのかもしれません。

2011-11-28 00:01:52
Makoto Natsume @Batesonian

「知人」と「恋人」と「異性の友人」は別次元か、、よく分からんな。昔、「僕とつきあってください!」「友達としてなら、、」という会話がよくあったが、あれで本当に友達になった人はいなかった。今なら「友達」というカテゴリー内で交際を深める事が可能なのだろうか?

2011-11-28 00:02:56
@Gentle_SmartAss

@batesonian 本当に同性の友人と同じカテゴライズで付き合ってますよ。大雑把に申しますと、性対象として認識する異性と友達の人っていうカテゴライズがあって、性対象として認識している異性とは友人としての関係を構築することはできません。しかし、友達が恋人になることもありません。

2011-11-28 00:08:28
@Gentle_SmartAss

一番厄介なのが、こっちがマジタレやって思って付き合って、向こうもある程度はそういう認識であっても、性交渉のみの関係性(男目線ではカキタレ)として終始してしまうことなんだけどね。あれはダブル・バインド状況になる。

2011-11-28 00:10:36
@Gentle_SmartAss

個人的には友人とお付き合いする人とは峻別できるけど、いまのトレンドとしてある(らしい)マジタレとカキタレの峻別ができへんっていうところで、ボクなんかは苦しんでしまうわけで…

2011-11-28 00:12:54
@Gentle_SmartAss

っていうか、そもそもカキタレ的付き合い(コミュニケーション)自体に生理的且つ倫理的な嫌悪感を感じてしまうっていうことか…

2011-11-28 00:16:54
@Gentle_SmartAss

ある一定以上の年齢の方々の「友人」と「恋人」の在り方と現在の若年世代のそれらの在り方(そして解釈)とは、異なるのではないか、とふと思った。 あの記事の受け取り方が、前者と後者で、質的な差異があるという心証から。

2011-11-28 00:42:32
@Gentle_SmartAss

ちなみに、ボクは異性の友達は本当に↓のように捉えている。男女の別は本当に存在しない。

2011-11-28 00:49:44
@Gentle_SmartAss

ボクの場合は、幸か不幸か、中性的な存在(同性友人のように接することができる異性)として捉えられるっていうことはある。

2011-11-28 00:52:56

リサリサ氏によるアドバイス

Makoto Natsume @Batesonian

@Lisa__Lisa__ すいません、本当に分からないので、「女友達」なる存在を(お時間のあるときに)解説していただけないでしょうか?

2011-11-28 00:11:31
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