「さぁ後はお前1人なのです。最後まで生き残った賢いお前には、この助手が特別な『栄誉』をプレゼントしてやるのです」 「え、栄誉……?」 既に腰が抜け、1歩も動けないヒトオス。 助手はゆっくりと近づき、吐息が掛かる程の距離まで顔を寄せる。
2019-07-01 23:33:49「ヒトはかつて考えたのです―――強く賢い者の肉を食えば、強く賢くなれると」 「つまりお前は―――生きたまま、余す所無く喰らい尽くしてやるのです」 ヒトオスの身体に、助手の身体が覆いかぶさる。 周囲に、生きながらにして肉を裂かれる者の悲鳴が響いた―――
2019-07-01 23:37:58「お、終わったのですか…助手」 「ええ、もう大丈夫です。ハカセ」 夜が明けて、朝日が水平線に顔を出した頃。 その辺の草むらで細長くなって隠れていたハカセが、ひょこひょこと助手の元に近寄ってくる。 「流石は我が助手なのです、頼りになるのです!」 「当たり前なのです、ハカセの助手なので」
2019-07-01 23:40:09「それでは巣に戻るのです、我々の『叡智』を求め尋ねているフレンズがいるかもしれないので」 「そうですねハカs…ちょっと失礼」 「どうしたですか、助手。咳か何かなのですか?」 「お構いなく、ん”ぺっ”―――」
2019-07-01 23:42:04ベチャ…カラカシャン、カチャン…… 「…ふぅ、失礼しました」 「ただの痰でしたか…行きますよ、助手」 「はいハカセ。ほっ―――」 助手が吐き出した痰―――正式には『ペリット』と呼ばれる未消化物の吐き戻し。 その中には、どろどろに溶けた骨と、砕けた『メガネ』が吐き捨てられていた。
2019-07-01 23:45:57…という感じです。 個人的に「かしこさ+強さの両方を兼ね備えたミミちゃんは凄い強いのでは」と思った所が原点でした 頭のいい彼女なら銃の使い方位見て理解しそうだし、フレンズにそれが殆ど効かない事も即分析しそう… ※フレンズに銃が効かないのはワイ設定です
2019-07-01 23:48:19ハカセというリミッターから解き放たれたミミちゃん大暴れとか見てみたいのですたい 特にかしこさMAXなので、ヒトの罠やら何やらを力と技と頭脳の三本柱で避けて殺戮してきそうでよき… 最後の未消化物メガネは、ギャ〇スのネタでございますハイ
2019-07-01 23:49:54