茂木健一郎(@kenichiromogi）さんの連続ツイート第3182回「ドイツ大使公邸でのレセプション」

茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート３１８２回をお届けします。文章はその場で即興で書いています。本日は感想です。

茂木健一郎 @kenichiromogi

昨日は、ドイツ大使公邸でのレセプションにお招きいただき、楽しい時間を過ごした。ドイツはおいしいワインがうまれるけれども、州首相の来日に合わせて、親睦をはかるともに、ドイツワインの魅力をさらに日本のみなさまに、という趣旨の会だった。

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ドイツ大使閣下は、法律に加えて歴史に造詣が深く、諸情勢についてご意見をうかがうことができた。ドイツ大使夫人は、５歳のときに初めてバイロイトに行かれたそうだ。５歳の女の子にとっては、プリンス（ローエングリーン）がプリンセス（エルザ）を去ってしまうことが悲しかったそうだ。

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ドイツ大使夫人は、１９８０年代にバイロイトで見た『ニーベルングの指環』の新演出のお話をしてくださった。終わったあと、あまりの感動に、１０秒くらい、誰も何も言わずに、沈黙が支配したとのこと。

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ドイツ大使、大使令夫人、そして他の方々と親しくお話して、心から楽しかった。私たちは最後の数人のお客になった。大使令夫人とドアまで歩きながら、私は思わずローエングリーンの「グラール語り」の一節を歌った。ドイツ大使公邸の麗しい広間に、bin Lohengrin genanntが響いた。

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以上、連続ツイート３１８２回、「ドイツ大使公邸でのレセプション」をテーマに４つのツイートをお届けしました。