■「ゆるゆるっすね」「力いれればいい?」「そういう話じゃないんすけど」きゅぅっと器用にますんの指をくわえるシャル。締め付けたことでマスルールの指の形をまざまざと感じて一気に感度が上がる。自然と指の締め付けも強くなってる。
2011-12-27 23:37:43■動いているわけでもないのに、勝手に中を波打たせて息を上げるシャルが自分の知らない人間のようで、妙に不安になるますん。「動かしますよ」そう言ってシャルの好きな所探って主導権握り返して自分の中の先輩を取り戻そうと必死。
2011-12-28 07:11:08■「あぅ…ふっ…んっ」マスルールの胸にしがみつくようにして中を指が這い回る異物感にじっと耐えるシャル。「やっも、入れていいから…」「先輩がどこ好きなのか分かってないのに入れらんないでしょ」あんたばかですかと。
2011-12-28 07:31:38■それまでは一方的なセックスしか経験したことないシャルだから、マスルールの言うことの意味がわからない。「やっだも、欲しいって!」気持ちいいとことか、自分を暴かれることが怖くて早くに行為を進めようとする。
2011-12-29 07:57:08■いやいやするシャルを軽くいなして反応をさぐるますん。それまでの挑発するような態度と変わってますんの肩口に顔を埋めて逃げるように体をくねらすシャル。ある一点を指が掠めると、一際大きく体を跳ねさせ爪を立てるものだから舌舐めずりをしてその際からなぞるように指を動かすますん。
2011-12-29 08:09:54■「はっそれやっだぁマスルールソコっ~~~」「嫌なんじゃないでしょ、これは」逃げる腰を押さえてじりじり円を描くように攻めるまするる。「ここが気持ちいいんでしょ、あんたは」耳元にそう吹き込むとシャルの顔が一気に熱を持つ。それと同時に指への締め付けもきゅうときつくなる。
2012-01-01 00:27:31■「ひぁあっ!!!」中心に指が触れるとそれまで以上に体を強張らせるシャル。ぐぷと粘度のある液が溢れてマスルールの指を濡らす。「軽くいきましたね。」くちゅりとわざと音を立てて引き抜いた指に舌を這わせるマスルール。その仕草に雄を感じて息をのむシャル。
2012-01-01 00:34:20■「も、だからさ、早く入れろって…」「そんな急かさないでも入れますよ、先輩一人で気持ちいいのなんて癪でしょ」そういって財布からゴム取り出すますん。心底珍しそうにそれを覗き込むシャル。「へーお前ゴム使うんだ?意外とマメなのな」
2012-01-01 01:02:23■「先輩…今まで使わなかったんですか…?」眉間寄せて怒気をこらえて質問するますん。きょとんとした表情で「だって私ピル飲んでるし」とか。「生理痛?酷いんですか?」「んーどっちかっていうと避妊対策?」当たり前のように言うシャルにいらだちを隠せないますん
2012-01-01 01:21:36■「男からするとあんま気持ちよくないんだろ?」つけてると。とか言いだす始末。あんた今までどんな男相手してたんだなんて言うのも馬鹿馬鹿しくなってそれ以上にシャルに腹がたって仕方がないますん。そいつらと自分は同列かと思うと尚腹が立つ。
2012-01-01 01:26:36■上に跨るシャルの肩を押して床に倒すと、頭の上で両手をひとまとめにして縫い付ける。「そんなのと一緒にしないでくれませんか」ダンと床を殴るとシャルがちょっと肩を強張らせる。「な、なぁに急に怒ってんだよ…別に元彼とお前違うのなんて分かってるって…」
2012-01-01 02:01:07■苛立ちを押さえながら腰骨の窪みを撫でるように下から上へ遡るマスルール。「本気で言ってるんすか?」「んっ本気だって」そりゃ人が違うんだからって付け加えるシャルにずれてるよなって半ば諦めのため息を吐くマスルール。唇を押し付けて貪るように啄んで首から鎖骨から小さく痕を付けながら下る。
2012-02-21 07:50:17■「どんだけあんたのこと好きだったと思ってるんですか」「は?」「使い捨てられるわけないでしょう」自覚したのは今さっきだけれど、認めてしまえば全ての気持ちに合点がいってそれが当然に思えてくる。目をむいて混乱しているシャルを無視して愛液に濡れる秘部に竿を穿つ。
2012-02-24 07:48:42■「だっおま、昨日まで彼女…別れたからって今…?」「だから別れたんでしょ」「意味わかんない」ゆっくり奥に腰を進める。根本まで飲み込むとさすがに苦しいのか眉間に皺を寄せて浅く呼吸を繰り返すシャル
2012-02-24 08:03:31■「ん…マスルールのおっき…」中をきゅうきゅうに締め付けながら首に腕を回してしがみ付く様に引き寄せるシャル。もぞもぞと無意識に腰を浮かせて直接的な快楽を分散させようとするものだから、腰骨の窪みに親指を押し付けて強張る体を固定するマスルール。
2012-03-26 07:56:39■じりじりとシャルの本性を暴く様にゆっくり腰を前後させるマスルール。ぐっと親指に力を入れると、シャルの爪先が強張り、きゅうと締め付けが強くなる。「やっます、やぁだっ!」「なにを今更」
2012-03-29 08:07:57■絡めた腕を解いて手近に落ちていたクッションを握りしめる。背をそらし固く閉ざした瞼の隙間からは熱い涙を零し、徐々に訪れる快感に耐える様に身構えるシャル。「やっ頭おかしくなるっ…からぁ!」「じゃあおかしくなっといてください」止める気なんて微塵もない後輩。
2012-03-30 07:51:00■竿の根元までをすっかり埋めて、肉壁の奥を突き上げると絶叫と共に爪先を丸め達するシャル。シャルの身体から力が抜けるのを確認して大きいままの自身を抜くマスルール。
2012-03-30 08:11:13■「…ちょっと借りますね」そう言って脱力し切って重たくなったシャルの手で熱く猛ったままの竿を包み込む様に握らせる。「ます…るーる?」とろとろに蕩けたシャルの額から伝う汗を逆の手で拭うと、握り込ませた手を上限させ、徐々に速度を上げていく。
2012-04-03 07:54:31■伏した長い睫毛が震え、噛んだ下唇の隙間から漏れるくっという声と共に遅れて果てるマスルール。「マスルール、ごめ、ごめん…」「いえ、いいっす」力の入らないシャルの体を気遣ってぬるま湯で絞ったタオルで丁寧に体を拭うマスルールにそれまでにない愛おしさを感じるシャル。
2012-04-04 07:59:08■たったそれだけの事なのに、シャルにとっては初めての経験で目の前の青年が自分にとっての何なのかが分からなくなる。部活の後輩で弟のような認識でいたのに、今日のマスルールはシャルの知らないところばかりだから。
2012-04-05 08:02:15■シャルをベッドに寝かせると、それに背を向けるように畳に横になって電気を消すまするる。「お休みなさい」今までと変わらない筈の語調が少し物足りなく感じるシャル。本心はどうあれ、好きだと言われて体を重ねて、感じたことのない快楽を得て、傷心の自分にはそれでも充分な筈なのに欲深だなと自嘲
2012-04-06 08:01:52■「マスルール」もしかしたらもう眠っているかもしれない背中に呼びかける。聞かれていなくてもいい、自己満足の言葉。「ありがとう、好きって言ってくれて。」泣いたり喚いたり喘いだり、今日一日で酷使した喉はガラガラで、最後の方は掠れて聞き取れなかったかもしれない。それでもいいと目を閉じる
2012-04-16 07:56:18■しんとした部屋の空気に、ああ今の言葉は独り言になったのかなとシャルが思った頃に、がさりと畳に服が擦れれる音がして、マスルールが身を丸めたのがなんとなくわかった。「先輩…ピル、やめて下さい。」「うん」「なんかそーゆーの嫌なんで」拗ねたような語調が愛おしく感じるシャル。
2012-04-16 08:04:31■次の日はマスルールが起きる前にシャワーを浴びて朝食の支度をしよう。多分この部屋にはつまみになるようなものしか置いていないから、買い物にもいかなければならないなとすこし楽しみになるシャル。ふとハンガーにかけられた服を思い出してお金も降ろさなければならないと枕に埋めた口元が微笑う。
2012-04-16 08:16:36