きんたま画伯の無職日記

きんたま画伯 (タイタンの学校6期生) @kntm_info

無職: DAY115 8時半起床。ゴミを出し、コンビニでホットドッグとコーヒーを買って来て朝食を取る。 今日は失業給付の申請日。受付時間ちょうどあたりに到着するように頃合いで部屋を出る。 丸ノ内線を新宿で降り、徒歩でハローワーク新宿へ。あらかじめ書いて置いた失業認定申請書を提出し、自分が呼ばれるまで椅子に座って待つ。 昨日仕事の面接があったからか、今回は気持ちがそれほど荒んでいない。周りに座っている同胞に対しても、「俺は良い感じに面接できたぜ......お前も頑張れよ......」と言いながら肩の一つでも叩いてやりたくなる。 Radikoのタイムフリーで「伊集院光の深夜の馬鹿力」を聴きながら待っているとほどなく呼ばれ、次回分の申請書に印刷されている自分の名前とふりがながあっているか確認し、問題なく受領する。 ハローワークを出て帰路につく。暇なので高円寺までダラダラ歩いて帰ることに決めた。その途中にある中野東図書館に返すCDや本も持って来ている。30分ほどで到着し、窓口で返却。予約していたCDが一点取り置きされていたので借りる。 ・フロム イエスタディ / 桑田佳祐 退館し、引き続き馬鹿力を聴きながら歩く。天気は良く、それほど寒くもない。途中自動販売機でジュースを買って飲みつつ、帰宅した。 いつもは起きてすぐに書いている無職日記、昼過ぎに書き、少々疲れたので昼寝する。 夕方に起き、暇なので趣味のDTM「ラテンビートでポン」、今回はサカナクションの「新宝島」を作ってみる。ベースラインとピアノのリフだけ入れ、歌をかぶせる。部屋で歌っているので本域で声が出せず、そのボリュームを絞って歌うと声がかすれたり音程が揺れたりする。仕方ないので次第点のものをOKテイクとして音声ファイルにし、動画をくっつけてXとインスタにアップ。 スマホに着信。昨日面接に同行した派遣元の担当者からだ。 「きんたまさまの携帯でよろしかったでしょうか」 よろしかった。 「昨日は職場見学にお越しいただきありがとうございました」 問題はここからだ。「申し訳ございません」の「も」の字が出たらそこでおしまい。「今回は残念ながら......」と続くのでそれ以降はさっさと切りたい。がしかし今回は、電話の向こうの声が冒頭から心なしか明るく感じた。 「......きんたまさまにご就業の意思あるようでしたら、先方は是非働いて欲しいとおっしゃっていますが......」 ヤッター!!!! 「はい、是非お願いします!!」 浮かれ気分が声に出たまま、就業までの流れを聞く。先方のあの笑顔やリアクションは嘘じゃなかったんだ! 本当に俺に対して好印象だったんだ!! とそれまでいやだいやだと思っていた職場見学に対するイメージが一気にポジティブなものになった。あの時探った現場担当者のキャラクターを思い出しても、温厚な人たちだったから、上司の性格に問題あるけど金がいいから我慢しようといったストレスは (とりあえず) 生まれなさそうだ!! 応募した仕事自体もわたしがこれまで習得してきたスキルやナレッジを大いに活かせそうな仕事だし、通勤時間も電車一本、DtoDで20分もあれば行き来できるし自宅も職場も駅から徒歩5分圏内にある。時給は前の職場比較で数百円落ちたが、それでも2,000円台は死守できた。やっぱわたしはここ一番の引きが強い!! 昨日まで精神的に荒んでいた気持ちはすっかり何処かへ消えてしまった。現金なものである。 とりあえずfacebookへ採用されたことを書き込むと、普段のエントリに反応しない人たちもいいねをつけてくれた。 よし!! とりあえず仕事が決まったからお祝いするか!! 何を食べようか考えながら部屋を出てコンビニへ入り、ストロングゼロレモン350mlを買って歩き飲みしながら駅前へ向かう。 サイゼでワイン、回転寿司、思い切って焼肉......色々考えながら銀行に入り、ATMで残高を確認する。 ......帰ってパスタでも茹でよう、お金ないや...... そこに表示された金は、数日後にクレジットの引き落としがあるので手をつけられないものだった。仕方なく帰宅し、パスタを茹でてミートソースで食べた。 とはいえ祝杯はあげたい。今手元にある金を使い、コンビニへ行ってストロングゼロとつまみを買ってきた。ストロングゼロは今回500ml、別途カップアイスも買ってそこに注いで継ぎ足しで呑む。今わたしの生活レベルで「贅沢だ」と思う程度には財布の紐を緩められた気がした。 ネットフリックスに「ジョン・ウィック:コンセクエンス」が来ていたので観ることにした。 なによりも真田広之VSドニー・イェンの格闘シーンに目頭が熱くなる。あと20年早かったら......とつくづく思う。彼らほどのアクションスターがこれほど苦戦して這い上がってきたハリウッド映画のアクション界隈だが、アメリカ人俳優を含め後継者が育っていない気がして今後が心配になった。 物語の悪役は別途立てられていて、取るに足りない小悪党 (このシリーズの悪役は大抵小悪党キャラなのだが) で、それが死んだからといってあまり溜飲は下がらなかった (観客がそう思うように小憎らしい発言などをあちこちにちりばめた演出はされているものの、あまりピンとこない)。 話は二の次なのでストーリーはあってもなくても良いレベルでつまんなかった。やっぱ第1作のクライマックスみたいな、「銃なんか使わずに拳で勝負しようぜぇ〜」という感じの"香港映画あるある"の引用に大笑いし、また第2作目のラストに「いやいやこれ絶対死ぬやん、お前どうするん」と続きが楽しみになったわたしとしては、もうちょっとダレ場とかあってもよかったんじゃないかなーと思った。 見終わって布団に横になる。明日からは再就職先で働くための準備もしなければならない。働く初日までは無職なのだから、この日記もそれまではつけようと思う。あと一週間くらいしかないけど。

きんたま画伯 (タイタンの学校6期生) @kntm_info

無職: DAY116 8時半起床。 仕事が決まったということで、グーグルのスプレッドシートで作った家計簿の修正をする。 ずっと手入力でやってきて、簡単な足し引きだけ関数を使っていたが、どうせならということで各月の出勤/退勤/休憩時間/労働時間の自動反映、カレンダー上で土日祝日の時はセルの色変更+出勤無し扱いの自動反映を追加した。グーグルでそれが出来そうなページを見つけ、知らない関数を見よう見まねで入れ込んで行ったのだが骨が折れた。自己満足。 図書館からCDの取り置きメールが来たので返却分を準備し、Radikoのタイムフリーで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら徒歩で向かう。昨今の芸能スキャンダルをウディ・アレンの半生を引き合いに出しながら語っていたが、それでもダメなものはダメなわけで結局何が言いたいのかうまくまとまってなかった気がする。 よく考えてみれば今までにも「放送じゃ絶対言えない話」とか「墓まで持って行く話」とキャッキャ言っていたその内容というのは、他言無用の人情話を除いては違法・不道徳・不義理系の話だったんだなと認識するし、知っているけどノット・マイ・ビジネスというスタイルが基本だった業界なのであれば、報道された途端に裏話を始める輩というのは「お前だって知ってて言えなかったんじゃないか」と眉をひそめたくなる。それも含めて銭に帰るのが芸能界なんだろうから、本当は皆「いちいちうるせえんだよ、この仕事やってて受けられる、一般人には出来ない旨味を削るな」と思っているかもしれないけれど。 中野東図書館到着。予約していたものに加え、棚をDIGしてさらにCD・書籍を借りる。 ・オメガトライブ・ヒストリー / 杉山清貴＆オメガトライブ|1986オメガトライブ|カルロストシキ＆オメガトライブ ・ロックコンサート / クワタバンド ・サイモン＆ガーファンクル グレーテスト・ヒット / サイモン＆ガーファンクル ・米朝十八番 / 桂米朝 ・毎日新聞落語会 立川志らく 二 / 立川志らく ・藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえもん5 / 藤子・F・不二雄 ・たった30パターンで英会話! / ニック・ウィリアムソン 日曜日はTOEICの試験だというのに、完全に逃げている。今持っている模試だけでも軽く流しておかなければならないが、明日以降にしよう、あと4日しかないけど。 帰りしなオリジン弁当で唐揚げを買い、帰宅してパスタとゴーゴーカレーのレトルトを茹でる。ゴーゴーカレーにはごはんよりパスタが合う。何度食べても美味い。そしてパスタ一人前ではルーが余るので、さっき買って来た唐揚げに満遍なく塗りつけつつ食べるのだ。至福至福。 炭水化物摂取による眠気誘発からの昼寝。今度の仕事はテレワークではないので体力を戻そうとこうして高円寺ー中野坂上を徒歩で行き帰りしてみたが、完全に眠気が来ている。働き始めてからはしばらく帰宅するなりバタンキューなHPで過ごすことになりそうだ。 もう寝た、これは朝に違いないと時計を見たら9時、夜の。完全に深夜まで眠れないパターン。勉強もする気にならず、ネット見て暇をつぶす。 しばらく行ってなかった銭湯に行こうと思い立ち、着替えを準備して部屋を出る。途中、キャバクラのキャッチに声をかけられる。他のキャッチはわたしがここの町の住人であり、この通りは毎晩のように他の用事で行ったり来たりしているということを察しているからもう声もかけないのだが、行きも帰りも声をかけられた。おそらく新人なのだろうし、先輩からもそのうち「あの人に声をかけても無駄だよ」ということを言われるかもしれないから今後もスルーを続ける。 小杉湯。まずはミルク風呂にしっかり浸かり、体を洗い、ジェットバスへ行ってから水風呂、もう一度ジェットバスに行ってからシャワーで水を浴びて整える。湯船に浸かると自分の体が思っていた以上に冷えていたことを実感した。 帰宅し、まだ眠くないのでApp Storeで先日公式版がリリースされた「スイカゲーム」を購入、240円。なるほど面白い。どんなものか知りたかっただけなので頃合いでヤメて就寝。

きんたま画伯 (タイタンの学校6期生) @kntm_info

無職: DAY117 10時起床。ネットから自分の講座を確認すると、失業給付が振り込まれていた。早速残高から生活費、引き落としで取っておく金などを引いていき、家計簿にて新しい仕事に行くための金 (定期代、新しい靴下などを買う金を含めた必要経費) がどの程度捻出できるか確認する。 一通り終え、無職日記を書く。 昨日買ったスイカゲームを延々とやる。頭の片隅では、TOEICの勉強しなきゃいけないのになーと思いつつ、だらだらと時間が過ぎていく。仕事が決まって気が緩んでいることこの上ない。 やっているうちにコツを掴んでいくが、高得点を出すためのスイカx2をぶつけて消失させるところまでいかない。なるほど人気が出る理由がわかるし「もう一回」とさせる難易度具合も上手く出来ている。 ゲームをしてるだけだともったいないので、耳では立川志らくの落語を聞いている。声が若い。その他まだ聞いていないアルバムなどを延々聞いていたら夕方になった。 仕事が決まったら行こうと決めていた店に向かう。Spotifyで「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます！」カンニング竹山回の後半を聞くが、前回に増して面白かった。虎の門は田舎にいた頃たまに観ていて、しりとり竜王戦が好きだった。シティボーイズのライブきっかけで好きになったいとうせいこうや、「この子頭いいな」とMEGUMIに感心していたが、カンニング竹山が出ていたというのはうっすら、そうだったんだ、という程度に覚えていた。 とんねるずの番組でかき氷屋を開くことになったという話はTBSラジオの「たまむすび」放送内で聴いた記憶があるが、その話からもう8年くらい経つという事実に時間の流れの速さを感じた。 店の具合は相変わらずだった。今日は就職祝いだが、働き始めたら給料でまたちょくちょくここに来れるようになるんだなーという嬉しい気持ちもあり、店のスタッフなど知り合いがいる空間でまったりと過ごすことを楽しむ。頃合いで退店。 帰宅したのちSEIYUへ行き、ベーコンピザとストロングゼロレモン350mlを買って来て夜食とする。ああ、来週には俺、働き始めてるんだ......という感慨などあり、いつもは何の気なしに食べているピザもなんだか特別な味に思えてきて沁みた。 それなりにのんびりした一日。故にこの日記も短い。

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無職: DAY118 10時頃起床。変な夢を見て、それが面白かったので一旦内容を書き留めるが、頭がはっきりして来てから読み返すと面白くともなんともないものになっていた。"夢の中の自分"が考えても見なかった出来事が夢の中で起こるたび、「自分が思いつかなかったその展開を考えているのは一体誰なんだろう」という気持ちになり、わたしはひょっとしたらハリガネムシのようなものに操られて行動しているのかもしれないと毎回思う。 気力が出ず、布団でだらだらしまくったのち、起きて無職日記を書く。 未聴分の音源を聴きながらスイカゲーム。ああもうTOEICはぶっつけ本番だ、こうなることはうすうすわかっていたのだ、と反省しつつもやろうとはしない。 シブがき隊のベストに感動する。中学生の頃、リアルタイムでテレビから流れてくるものなどを聴いていたわたしだったが、当時は男性女性問わずアイドルソングに興味がなかったし、どちらかといえば嫌悪していた部分もある。 50代になり、音楽の知識やいろんなアーティストのアルバムを聴いて来た経験などを蓄えた上で改めて聴くと、"口に出すのも恥ずかしい文句や歌詞を、極めて真剣な姿勢でかっこいいものにしようという姿勢がわかる楽曲たちを作っている"ということがわかり、心の中に感動が渦巻いた。 シブがき隊は特に、タイトルや歌詞において尖ったアプローチをしていたと思う。耳から離れない代表曲といえば今でもあちこちのスーパーでお寿司コーナーに行けば四六時中流れているのが確認できる「寿司食いねェ!」 (店員はあれを毎日繰り返し聴いて気が狂わないかと心配になる) があるが、その他にも「"ダサい"を真剣にやりすぎて力技でカッコよくしている曲」ばかりだったので、今度覚えてカラオケで歌おうと思った。 あっという間に夕方になり、買い出し散歩に出かける。炊飯器を仕込み、部屋を出てコンビニへ入りストロングゼロレモン350mlを歩き呑みしながら駅前へ向かう。 失業給付のおかげで多少懐が暖かくなったが、無職のみであるのだから慎んだ食事をしなければならない。ま、本当のところはまだ冷蔵庫に卵も納豆も残っているからそれを先に消化する、というミッションがあるからだけど。 駅前の東急ストアで醤油、千切りキャベツ、小柱の唐揚げなどを買い、帰宅して炊飯する。TKNG (たまごかけ納豆ごはん) トッピング小柱の唐揚げ、キャベツを食い、完食。 ポストに住民税の振込書が、差し押さえ勧告と共に届いていた。失業してすぐに相談に行き、2月以降に利息がつくからその時にまたご状況お知らせくださいという回答をもらっていたので、改めて週明けにまた相談に行く。その他電気料金、「冬だねぇ......」という金額。こちらは早々に払っておこう、エアコン入れないと眠れないくらい寒いし、我が部屋。 林家正楽師匠の訃報。以前神田伯山が松ノ丞時代にツイッターに上げていた「爆笑問題太田の裏口入学疑惑」の紙切りのスゴさに驚いた記憶がある。伯山も改めて作られた切り絵をリポストしていた。 明日はタイタンの学校の講義。引き続き書道。出されたお題の他にも色々書いて良いということだったので、その候補をいくつか考えて就寝。

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無職:DAY119 10時起床、無職日記を書く。 わたしの無職日記について、以前から時折コメントなどしてくれているフォロワーの方から「再就職したらこれは終わるのか?」という質問。元々は無職の忘備録ついでとして、暇になった時間を潰すついでにやりはじめたものであるし、働き始めたら「起きて、仕事行って仕事して、帰って来たら寝る」という面白みのないものになるだろうから、「終わると思います」というリプをした。 とはいえ週末に何処かへ出かけたりその他生きていて思うところあればまたこのようなかたちでテキストに書くだろうから、長文を書くことが面倒くさいというわけでもない。タッチタイピング (かな打ち) なので手元を見ずにぼーっとしながら頭に浮かんだことを書いているだけなので、労力としてもそれほど苦にならない。 コンビニへ行き、コーヒーとパンを買って来て朝食とする。 スイカゲームをしながらSpotifyで「問わず語りの神田伯山」を聴く。彼自身でポストしていた"客の携帯鳴らした問題"、すでにみやーんさんが書き起こしていたからそれなりの時間を割いて喋ってんだろうなと思ってたがその通り激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームな勢いだった。談志が憑依したのではないかと錯誤しそうな"だわな"という語尾にての自論。ここ数週間、リスナーや客に対して当たりが強くなっているそれ自体に覚悟を感じてすっげーおもしろい。 俺も初めて"生伯山"を観に国立演芸場へ観に行った時、前の列が親子でその子供がとにかくじっとしてなくてしまいには退屈だからって大声出そうとしてるのを親が口塞いで止めてたりしてとにかく舞台に集中できなくてアッタマ来たことがあるんだけど、「演者の、観客の邪魔になるから」という配慮が出来ない客というのはどうして存在するのか問題については今後も考えていきたいし、なんなら劇場側がボタンひとつで騒いだ客の椅子を奈落へ落とす、宇宙戦艦ヤマトのデスラー総統も相当ご冗談がお好きなようでわっはっはうわーシステムを"死罪"の名の下に法整備してもらいたい気持ちがある。 出かける時間になったので準備し、Radikoのタイムフリーで「おぎやはぎのめがねびいき」を聴きながら丸ノ内線で新宿御苑へ移動、タイタンの学校に向かう。途中、今回の講義の前半組に参加していた第6期芸人コースのナン・ナンダ氏とすれ違い、軽く会釈する。 本日の講義は先週に引き続き書道。「革新」「確信」という言葉を行書で書く。今の自分のレベルで上手く書けたなと思うやつが出来た時点でネタ書道に行こう。以前仕込んでいたものを書いていく。 「人間不信/坂口征二」「飛龍革命/藤波辰爾」「時は来た/橋本真也」を書いたあと (藤波は間違えて「爾」を「巳」と書いてしまった)、新ビオフェルミンのCMで書道にて書かれていた「おなか大切に」、清酒力士のCMに出て来た「いつか見ていろ俺だって」を書き、昭和の指名手配犯として子供たちの間で話題になっていた「独古勇 (どっこ いさむ)」の顔写真を描いた。折しも同じく指名手配犯として有名な桐島聡とみられる人物が逮捕されたというニュースも耳に入って来ていたが、今日はそれよりもこの男を描くのだという気概で来ていたから初志貫徹で書き終えた。 講義終わり、ビル1階のコンビニでストロングゼロパイナップルを買い、歩き飲みしながら家路につく。 聴き終えたCDを返しておこうと途中中野東図書館へ寄り、返却のみした。明日はTOEIC試験の本番なので、今ここで借りてしまうと何かがヤバいことになってしまう気になったのでそのまま退館、中野坂上から丸ノ内線で自宅最寄り駅まで移動し、帰宅。 炊飯の準備をしてから晩飯の買い出しへ出かける。駅前の東急ストアで2.0mmのマ・マー早茹でパスタ、千切りキャベツなど買い、そのままロピアへ行きゴーゴーカレーレトルト、ホームラン軒醤油味、砂肝を買い、SEIYUでごまドレッシングとストロングゼロレモン350mlを買って帰宅。 TKNG (たまごかけ納豆ごはん)+キャベツ。食い終わってそのまま洗い物をした。 明日受けるTOEICの準備、起きてからバタバタしないように今のうちに必要なものを確認してバッグに入れておく。結局今日は、いや、今日に至るまで大した勉強もせず。わたしは今日に至るまで進学用の塾に通ったり、そもそも高校に行くのに受験勉強をしたこともなかったから (当時の担任の話によると、わたしが進んだ商業高校の入学試験では1位通過だったらしい)、毎日コツコツで勉強して何かを取得するというのは向いていないのかもしれない。いま生業としている技術については、学ぶというよりは「それをやるいがいの選択肢がない」という感じで毎日パソコンに向かっていたから、どうもその辺に越えられない壁があるのだと思う。 寝ようかなと思ってたらXのTLに芸人プラスマイナスの告発ポストが流れてくる。令和ロマンのような、「人を笑わせるのに日頃から破天荒だったり常識知らずである必要は無い」というコンビが今後ますます台頭して行くのであろうということを考えると、"芸人"という職業をエクスキューズとして下のものに暴力をはじめとしたハラスメントをしてきた人たちはどんどん淘汰されていくのだろうな、ということを、四代目三遊亭円歌が裁判で有罪となった事実を踏まえて考えたりした。 明日は試験だというのに考え事が止まらず、2時過ぎまで起きていた。

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無職: DAY120 7時半起床。コンビニへ行き、パンとコーヒーを買って来て朝食。 本日TOEICの試験日。Yahoo!の路線検索で自宅から試験会場までの移動時間を確認し、頃合いで家を出る。 試験会場は三軒茶屋の日本大学。丸ノ内線で赤坂見附まで行き、地下通路で半蔵門線永田町駅まで行き、田園都市線直通に乗る。離婚した元妻のところにいる息子に会いに行くのに月イチで使っていた経路と同じだ。youtubeに転がっていたTOEIC模試のリスニングテストを聴きながら、耳を英語モードに慣らしていく。 三軒茶屋に到着し、地上に出てからGoogle Mapを見ながら歩く。10分程度で到着したが、受付時間を間違えていて30分早く来てしまった。受付でここが会場であることを確認し、ロビーで待つ。 時間となり、張り出してある受験会場の場所と手持ちの受験票に書かれている番号を見比べ、指定された起用室へ移動する。各教室入口には受験するのが本人に相違無いか確認する係がいて、受験票と同時に身分証明書を提示、その上で顔を確認したのち入室できる。 腕時計を忘れていた。持ってはいるのだが電池が切れていた。前日のうちにMr.ミニッツにでも行っておけばよかったのだが、いまは電池交換に払う金が惜しかったし、たぶん会場が大学だから教室には掛け時計があるだろうということでそれを見ることにしたのだ。 自分の席、黒板に向かって右側最前列。時計はあったが左側、一部黒板で死角になっており、0〜30あたりの分数が見えない。詰んだー。 リスニングはともかく、問題はリーディングだ。時計を見ながらのペース配分が必要だし、特にPart7をどのくらいのスピードで解いていけるのかというところが不安だったが仕方ない。 結果的に最終問題を解いてから1分くらいで試験終了のアナウンス。ギリギリだったがいわゆる塗り絵 (解答欄を全部埋めるために問題も見ずにマークシートを埋めること) はせずにすんだ。問題についても一度全部読んでから質問を確認する、というスピードで出来たから、読む力そのものが以前に比べて若干あがっていたのかもしれない。 試験会場をあとにして三茶まで戻る。帰りは路面電車に乗って下高井戸まで行き、そこから歩いて帰ろうときまぐれに思いついたので、東急世田谷線三軒茶屋駅に行く。 結婚して息子を育てている間は池尻大橋に住んでいて、三軒茶屋へはたまに遊びに来ていた。駅近くで売っている回転焼き屋が懐かしくて並んでみると、行列がなかなか進まないのであきらめてホームへ向かった。 住宅の間をカタコトと進んで行く田園都市線。息子が小さい頃電車好きで、乗せると喜んでいたことを思い出す。今彼と会って一緒に電車に乗っても、すでにそれは移動手段でしかなくなっていて、目的駅に着くまでは自分のスマホでyoutubeなど見て暇をつぶすようになってしまった。窓の外の景色が動くのを喜んだり、遠くに見つけたあれはなんだろうと興味を持ったりすることもない。しばらく会っていないが自分の仕事も見つかったので、給料が出たらまたメシにでも誘おう。 Radikoで「爆笑問題の日曜サンデー」をリアタイしながら、終点下高井戸で降りて自宅方面へ歩く。今日の運動はこれで充分だろう、という程度の距離がある。小一時間歩いたのち、帰宅。荷物を下ろしてからまいばすけっとへ行き、細麺と小袋の醤油とんこつスープを買って来てラーメンを作り、食べる。 無職日記を書いたあと、昼寝。 夜あたり目が覚めたのでラジオをつけると「アンジェリーナ1/3 夢は口に出せば叶う!! 遅番」が流れていたので寝たまま聞く。「スカルプD presents 川島明のねごと」の途中あたりで起き、外出する。 漫画家の羽生生純先生が月イチ程度にやっている、「BAR うつむき」に顔を出した。これは高円寺の「写真BAR白＆黒」で、一日店長というかたちの「本当は自分が呑みたいけど店が定休日なので自分がマスターをやる」というスタイルでの営業となり、数年前にわたしが通い始めてからコロナ禍の休止を経ていまだに続いている。 店に入り、黒ホッピーセットを頼んで呑む。「うつむき」というタイトルだが、実はそれなりに会話する。店内のテレビとプロジェクターにはテーマありきで毎回映画やアニメなどの映像が流れているのだが、今回はわからず、暇だったので写っている情報から映画名を探ることにした。 ダンカンが出ていて、結構古い映画。コメディやホラー、SFではない。まずはその情報を基にWikipediaで調べたがどれも違う。しばらく見ていると哀川翔が出て来たので、二人の名前プラス「映画」で検索すると、黒沢清監督の「蜘蛛の瞳／修羅の狼 蜘蛛の瞳」であろうということがわかった。本編が終わってから「xx月の新作情報」とタイトルが出て予告編が延々と続いたので、おそらくレンタルビデオ屋落ちのDVD (テープノイズが見られなかったのでVHSではなさそう) だろうというあたりまで推理した。 11時あたりでお勘定してもらい、退店。帰りしなまいばすけっとでピザとストロングゼロレモン350mlを買い、夜食として部屋で食う。チューハイを呑み干してから布団へ入る。 明日は自宅から新しい仕事の勤務先までの移動時間を図る。丸ノ内線がどれだけ混むかも確認して起きたいから、出勤時間にちょうどいい感じに着ける時間のものに乗ってみようと思う。就寝1時過ぎ。寝坊しないだろうな、という不安少々。

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無職: DAY121 8時半起床。今日は新しい職場までの通勤時間を調査するため、事前にもらった就業場所へ行く。 とりあえず出勤時間の10分前には机に着ける程度の余裕で電車を調べ、その時刻にて部屋を出る。 前職より3駅近い。到着駅の出口に近い車両に乗ったがまあまあの混み具合。動けなくはないがずっと立っている程度の通勤ラッシュ。かつて体験した田園都市線の渋谷方面や、東西線に比べたら全然マシだ。 最寄駅に到着し、勤務先に一番近い出口を目指す。地上へ出たあとGoogle Mapを確認しつつビルを目指すと、横断歩道の信号機の具合さえ良ければ1分で着く距離にあった。 結果としては、部屋を出るのに今までより20分ほど余裕ができた。とはいえあまりギリギリだと遅延などによる遅刻も考えられるから、まずは余裕をもった時間の電車に乗り、そこから日々調整して行くかたちにしよう。 目的を果たし、次は予約していたCDを受け取りに四谷図書館まで歩く。到着し、予約していた2点に加え、棚をDIGって追加3枚、計5点借りた。 シブがき隊・ゴールデン☆ベスト (2枚組) / シブがき隊 アイドルKAY (ケイ) / ジャネット・ケイ ベスト・オブ・マンハッタン・トランスファー / マンハッタン・トランスファー ザ・リペントレス・キロジー～ライヴ・アット・ザ・フォーラム / スレイヤー 談志が選んだ艶噺し：その十 / 立川談志 体感し、今度は新宿のハローワークへ仕事の内定が決まったので今後の手続きについての相談に行くため徒歩で向かう。 桂米朝の「はてなの茶碗 (東京では「茶金」)」、これまで志ん生など江戸落語バージョンでは聞いていたが元々は上方落語のネタで、志ん生の演じたものを聴いた時は江戸から上方に商売に来た油売りだったものが、上方版では関西人同士の噺になっていた。あとで調べると、戦後途絶えていたこの噺を復活させたのが米朝本人らしく、話の大筋以外は米朝の創作ということで、本家本元オリジナルだった。 持っている腕時計の電池を交換しようと、新宿西口のビックカメラに寄る。SR43Wという電池を買い、店を出てハローワークへ。 エルタワーを23階まで登り、入ってすぐの窓口で、「就職が決まったので今後の手続きについて相談したいのですが」と聞くと窓口を案内されたのでそちらへ行き、詳細など話す。 前回の失業保険認定日から就業日前日までの失業給付発生分についてなどの申請があるので、仕事に就く前日に来て欲しいといわれ、31日に必要書類など準備してまた来ることになった。給付日数的には再就職手当も出るのでそちらの申請もする。就業後に提出するものは来訪しなくても封書送付で問題ないということで助かった。 さて、次は住民税の未払い分についての相談だ。滞納分の督促があり、手紙の中に「期限までに納付がない場合には財産調査の上差し押さえする可能性がある」などと書かれたものが赤紙で添えられていたものだからビビって一応顔を出しておこうと思ったのだ。 丸ノ内線で南阿佐ヶ谷まで移動し、出口すぐにある杉並区役所へ入る。納税課をはじめ、国保、年金の窓口がどこにあるかは聞かなくても知っている程度に、失業してから相談に来ている。 整理券を取り、係の人に事情を説明する。国保で相談した時のようにまた収入だの支出だのいちから話せということになったら嫌だなという気持ちでいたが、係の人は素っ気なく、「分納のご相談ではなくお支払いを待ってくれということですか。それではまた目処がたったらご連絡ください、利息はつきますがそういうご事情であれば目処がたった時に相談など対応いたしますので」と言って話は終わった。ああ、国保の対応が異常だったんだな、と思った。おそらく国保の窓口の人は、金に親でも殺されたのだろう、同情する。 とりあえず安心したら気が緩んだのか、徒歩で帰るつもりが地下鉄に乗っていた。たった一駅でもったいなかったが、乗ってしまったものはしょうがない。そのまま帰宅。 無職日記を書いたあと、持っている腕時計のひとつであるガーミンvivofit4の電池交換作業をする。0番ドライバーで慎重にネジを外し、水銀電池2個取り替えるとまた動き出した。自国の調整をしなければいけないがやり方がわからないのでネットでマニュアルを検索すると、スマホのアプリと同期させたら勝手に時刻を合わせてくれた。便利。 借りて来たCD、聴きたかったのは英語版の「スシ食いねェ!」である「Oh! SUSHI」。シブがき隊のオリジナルはもちろん、ジャネット・ケイのレゲエ・バージョンもぶっ飛んでる上にこの企画を考えた奴の"ワルさ"も相待って笑いながら聴いた。他の曲含め、大御所になに歌わせとんねんw 朝から何も食べていないが、卵など切らしているので買い出しに出かける。冷蔵庫にシュークリームがあったのでとりあえずそれで小腹を満たし、部屋を出る。 SEIYUで卵、納豆、オニオンレタスサラダ、ストロングゼロレモン350mlを買い、帰宅。先日ロピアで買った砂肝を炒め、TKNG (たまごかけ納豆ごはん) のトッピングとしたが、いささか量が多くて顎が疲れた。サラダなど含め、完食。 少々くたびれたので昼寝をする。起きたら派遣元から正式な就業契約のPDFを受信した。また来月から、自分の得意とする技術を使った仕事でお金が稼げるんだと思うと嬉しくなった。 このまま酒を買って来て祝杯をあげようかと一瞬考えたが、思いのままに連日寝倒すということが出来るのもあと2日3日だと考え、布団に横になってこれでもかと惰眠を貪った。

きんたま画伯 (タイタンの学校6期生) @kntm_info

無職: DAY122 9時半起床。ゴミ出しを忘れていた。しまったと思うが、幸いゴミ袋には余裕があり、次の回収日までは持ちそうだ。 無職日記を書き、暇を持て余す。仕事が始まったら平日にあちこちいけるのは有給を取った日くらいになるだろうから、どこかに出かけてみようかと考え、「江口寿史展 ノット・コンプリーテッド」を観に世田谷文学館に行くことにした。 Google Mapで調べると、徒歩で1時間半程度。Radikoのタイムフリーで「伊集院光の深夜の馬鹿力」を聴きながら歩こうと決め、部屋を出る。1時半半なら、ちょうどかるたコーナーのあたりで到着するだろう。 ATMで入場料金+交通費+メシ代程度を下ろし、コンビニに入ってストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら東京都道7号杉並あきる野線を西へ向かう。ファッションセンターしまむらのある交差点のところで左に曲がり、環八を南下して行く。 高井戸あたりでストロングゼロのお代わりを買いにセブンイレブンに入ったら、漫画の棚最上段にムラタコウジくんの「高嶺のハナさん」が表紙を見せるかたちで並んでいたので「売れたな!」と驚く。ひょっとしたら店員のイチオシなのかもしれない。それはともかくストロングゼロレモン350mlを買い、再び歩く。 世田谷文学館を見つけ、入館。2時間ほどかけて全部を観て回った。以前ニコ生で先ちゃん (江口寿史の自称) とアンジー (アンジェリーナ1/3) が展示作品を見て回りながら解説するという番組を観ており、「すすめ! パイレーツ」はじめ初期作品も結構あるということで興味が湧いていたのだが、なるほどファン納得の充実度だった。 江口先生とは水道橋博士のイベント「アサヤン」でご一緒したことがあるが、当日は特に挨拶をしたわけでもなく、わたしはただ博士に呼ばれて壇上に上がった"にぎやかし"にすぎなかったので、こちらがファンだという以上の関係にはないのだが、それでもあの日の記憶がぼんやりと思い起こされ、サインの一つでももらっておけばよかったと後悔する (イベント終了後に撮った集合写真ではみんなと一緒に映ってるけど)。 「ストップ! ひばりくん」の主人公は、わたしが小学生の頃好きだった同級生の女の子を思い出させるルックスで、漫画を読むたび彼女が頭に浮かんでいた。以降の作品で好きだったのはロッキン・オン・ジャパンの「寿五郎のTHIS IS ROCK!!」の連載で、ゴルフ場でギターを弾くやつ (クラブの代わりにギターを選ぶと周りが「ランダムスターか...」などとつぶやき、弾き終わると拍手と歓声があがる、というもの。うろおぼえ) だったが、残念ながらその展示はなかった。 無駄に上手い画力でくだらないことを描くことでいえば先駆者として鴨川つばめ先生を思い出してしまうのだが、どこか遠くへ行ってしまった感のある彼と比べ、未だ現役でありたまにラジオに出てはあの漫画に出てくるようなヘラヘラとした態度で喋っていたり、SNSなどであそこのラーメンが美味いだのここのカレーが絶品だの投稿している先ちゃんの姿にほっとしている自分がいる。 金がないのでグッズなどは買わず、そのまま退館して千歳烏山駅へ向かう。急行で新宿まで移動し、さがたにの蕎麦が食いたくなったので一度店の前まで行くが、気が変わって丸ノ内線で自宅最寄り駅まで戻る。 仕事が決まった自分を寿司で祝おうと思い、パル商店街の海鮮みさきへ行く。せっかくだから食べたいものをおたべ、と自分に促すが、タッチパネルで自分の指が押せるのは安い巻物や握りばかり。300円以上の皿がどうしても注文できない。まぐろのなかでも特に安いヅケを食べて一応満足し、会計。いつの日か、高い順にパネルを押すことが出来る程度の金を持ってまた来るぞという誓いを立てながら店を出る。 デザートが食べたくなったので、まいばすけっとでドーナツを購入し、帰宅して部屋で食べる。朝・昼と食べてなかったので、カロリー的にはちょうど良いのかもしれない。しれないが、昼寝。これは太るわ、無職のくせに。 20時半くらいに目がさめるが、今日はもう何もやる気が起きず、深夜目がさめるたびにスマホをいじってはまた寝たりするという行動を繰り返した。 明日は無職最後の日。心機一転ということで掃除や洗濯をしようかと考えるが、起きたらそんなことは面倒臭くなっている気がする。明日考えよう。

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無職: DAY123 無職最終日。8時起床。 結果的に4ヶ月書くことになったこの日記も、とりあえず今回で筆を止めることとなる。今、早起きして、コインランドリーに行って洗濯物を回している間の暇で書いている。 自分の持っているサイトから、Wordpressが6.4.3に自動アップデートしました、というメールが来ていた。SNSで発信することがメインになってしまったのですっかりサイトもいじらなくなったしドメインも自動更新で放ったままだが、今日からまたWebの仕事に関わるということで何か試したいことがあったらこちらのディスクスペースを使うことになると思うので今後についてはとりあえず判断保留にて継続する。 ハローワークへ再就職の手続きに行く。Radikoのタイムフリーで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら、丸ノ内線で新宿まで出てエルタワー23階へ。整理券を取ると10人待ち、同様に明日から仕事に就く人が多いということだ。明日は1日だし、確かに今日は待たされても仕方ない。 Radikoを聴いているうちに自分の番が来たので窓口へ。係員の説明を受け、今日までに発生している失業給付の受け取り方、再就職手当に必要な申請書類の説明など受け終了。 ビルを出て、新宿の東京メトロ窓口へ行く。明日から使う通勤定期を購入するためだ。 ここ数年はSuicaを使っていたが、東京メトロなのでPasmoに情報を書き込む形の定期券に変更することに決めた。現在半導体不足により自動券売機でのPasmo/Suicaなどの交通系ICカードの新規発行は中止されているのだが、定期券購入ということであれば渡せるという窓口の説明にホッとした。 そのままどこかでメシを食おうと思ったが、万が一にでも書類をなくすと大変なことになるので一度帰宅する。定期を購入するともらえる最寄り駅までの切符を使い、丸ノ内線にて移動して帰宅。 ハローワーク側の手続きは済んだので、来月からお世話になる派遣会社へも再就職支援の手続きに必要な採用証明など対応してもらうよう申告した。 今日のタスクが一通り終わり、暇になったのでこれまで書いた無職日記を読み返してみた。1/3にあたる40日あたりを読んでもここからその2倍かかったということが信じられない程度にあっという間だったので、仕事が確定した今のわたしの感覚で振り返ってみれば長いようで短かい日々であった。 無職最終日を、いかにもやることないんだろうなという行動で潰そうと思い、ボートレース多摩川へ行った。売店でレモンハイ、しゅうまい、串カツを買って腹を満たし、そのあとは外の観客席からレースを見た。暮れかかった陽の光が照らすコースの水面はオレンジ色にキラキラと輝いていて綺麗だった。 流しで100円ずつ、2レースやったがカスリもせず。ここは呪術廻戦シーズン2の第一話に出て来たボートレース場の元ネタの場所であるから、聖地巡礼的なものにもなった。 帰宅し、近所の総菜屋でロースカツを買って来てカツカレーパスタを作る。2.0mmのパスタとゴーゴーカレーが織りなす味の爆裂弾は最高で、そこにカツも入ってるとあるからナパーム級のうまさであった。 食い終わり、軽く外呑みしようか、それとも銭湯で体を温めようかなど考えたけれど、ここで風邪でも引いて明日の朝咳き込むような体調になったら元も子もないので部屋でじっとしていることにした。 テレワークと無職に伴う蟄居状態が長かかったので、これからはじまる週5出勤は慣れるまで体力を削がれることになるかもしれない。とりあえず睡眠時間だけは確保しておこうと、22時あたりで床に就く。 普段となんら変わることのない空気の中、無職の状態が終わった。明日からまた仕事だ、雇ってもらっている人から「ありがとう」とか「助かる」程度は言ってもらえるような成果が出せるよう仕事を頑張ろう。

きんたま画伯 (タイタンの学校6期生) @kntm_info

有職: DAY1 #仕事始めた