きんたま画伯の無職日記

派遣の仕事を契約満了して次を探しているのですが、全く決まりませんので無職のあいだ日記をつけることにしました。
5
前へ 1 ・・ 4 5 次へ
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY90 パチリと目が覚めた6時半のタイミングでゴミを出す。流石に冬を感じさせる寒さだ。フレッシュな空気を吸って覚醒しそうなところをこらえて二度寝する。 8時半に起き、コンビニへ行ってコーヒーとホットドッグを買い、ホットドッグはレンチンしてもらう。 帰宅し、ホッドドッグをトースターで焼きなおす。レンチンでふにゃふにゃになってしまったパンをカリッとさせるためだ。あっという間に完食。 無職日記を書く。いつもだったら年末年始旅行に行っている時期だ。今年は無職にて断念。旅行に行くどころか、駅2つ3つ向こうの距離にある場所へ行くのに徒歩を選ぶこともある状況なのである。 facebookで1年前のストーリーがリピート表示されていた。旅行の写真だ。青春18きっぷが発売されるシーズンにやっていた、貧乏旅行の思い出が蘇る。 去年の年末年始は一旦敦賀まで行ってからフェリーで苫小牧へ移動し、札幌に一泊してから稚内へ行き、元旦は宗谷岬で日の出を待ってからまた苫小牧へ戻り、フェリーで八戸に移動して三陸鉄道で南へ降りて行き、石ノ森記念館、松島を観光してから帰宅したんだっけ。 きんたまぶらり旅2022~2023 (togetterまとめ) togetter.com/li/2027458 国内旅行は沖縄を含め全都道府県制覇したので、いつもやっていたからといって今ことさらに旅行したいとも思わない。特に帰路を各駅停車弾丸ルートで移動するのは流石に体力を削られる年齢になって来たので、「あとは帰るだけ」となったら新幹線や特急など、別途お金を出して帰る旅程にしたいのだ。再就職してお金が貯まるまではしばらく忘れよう。 無職日記を書いた後、藤子F不二雄大全集 SF・異色短編[4]を読了。本編収録の「ある日......」を読んで、F先生がいかにスターウォーズのデザインに衝撃を受けたか改めてわかった。ドラえもんでも「天井うらの宇宙戦争」という、スターウォーズのキャラ描きたくてしかたないのがみえる話描いてたしなぁ、という感慨 (当時は他人の作品を許可なくパロディとして描くことにおおらかな時代だった)。 昼メシ、シリアルにヨーグルトをかけたものにブルーベリーソースを混ぜたもの。 借りていた本の返却期限が過ぎていたことに気づき、駅前の図書サービスコーナーまで返しに行く。 帰宅し、TBSラジオの「えんがわ」をリアタイ。玉さんの経営するスナックが大晦日も営業するとのこと。カルカルのイベントに参加した時に告知は聞いていたのだがSNSに情報がなく困っていたところ、インスタにとXのスナック玉ちゃんアカウントで営業時間が告知されていた。大晦日に赤坂へ呑みに出るなんて酔狂な連中しか集まらないだろうから、頃合いで行って見る予定だ。終電が気になったが、JRは終夜運転を実施するようだ。東京メトロはやらないらしいので、帰りは四谷まで歩いて総武線か中央線を使おう。 小腹が空いたので、金ちゃんヌードルを食べる。 求人サイトを確認すると、やはりもう年末年始に入っているみたいで新着データが出てこない。三が日過ぎるあたりまでは再就職のことについては忘れよう。 中学の頃友達から借りたミニキーボード、ヤマハのポータトーンPS-3のラテンのリズムが頭から離れず、ネットで検索して本物を鳴らしている音源を引っ張って来た。GarageBandに取り込んでループにし、適当にベースとヴォーカルを入れてみたものを動画にしてXに放流した。 買い出し散歩。しばらくの間ストロングゼロレモン350mlの歩き呑みを止めてみようと思い、コンビニによらず駅前まで歩く。ATMで金を降ろし、駅でsuicaにチャージしてSEIYUへ。大阪王将のにんにくマシマシ餃子、水、ごまドレッシングを買う。 帰宅し餃子を焼き、冷蔵庫に残っていたカットサラダも器に盛り付けて食う。 アマプラで「呪術廻戦」47話「渋谷事変 閉門」を視聴。地上に出てからのバトル長かったなー、という感想だがどうやらこれにてシーズン2終了らしい。五条先生のチート封印しましたから、ほかのみなさんはそれぞれキャラクターとしてワーキャー言われるように頑張りましょう、という感じの仕切り直しフェーズに感じた。 一回布団にごろりとなったけど、23時あたりにまた起きてネットで調べ物したり。明日もポータサウウンドのラテンビートでなんか作るかな。持っているコンデンサマイクでヴォーカルを綺麗に吹き込む塩梅と (どうしてもレベルオーバーしがち)、コンプレッサーのかけかたとか色々試してみたい。 呑む気にならなきゃ明日も休肝日。

2023-12-30 09:45:49
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY91 9時前に起床、無職日記を書く。 コンビニへ行き、マーガリン入り黒糖ロール、コーヒーを買って朝食。 GarageBandを使い、サンプリングしたチープなラテンビートに録音する歌のコードのルートだけベースを打ち込んで歌を録る。RCサクセションの「トランジスタラジオ」を作ってみた。一番低い音こんなに低かったっけと思っていたら、そもそも打ち込むキーを間違えていた。適当なループ動画貼っつけてXにアップ。 多重録音もやってみようと考え、「秘密戦隊ゴレンジャー」のテーマを作ってみることにする。アタマの「♪バンバラバンバンバン」からしてコーラスの"タテ"があわない。何度も何度も録り直す。こだわりすぎても仕方ないので今の自分のレベルでの次第点で歌えたなと思った時点で次のパートを録っていく。バックを完コピで作るのならカラオケ引っ張ってきて歌った方が早いので、こうやって「チープなビートとベースだけで歌う」というやり方の方が個性が出て面白い気がする。だいたいできたのでこれもまたXに貼る。 求人メール、システムが自動的に配信するDMは相変わらず届く。このままだと1月も無理だなー、と考えつつ、とりあえず最短でも1月第1週2週に仕事が決まって働き始めるということはなさそうだから、年末年始をゆったり過ごすことにする。 Spotifyで「問わず語りの神田伯山」を聴きながら買い出し散歩。藤原竜也の中村仲蔵、観たい気もするが今はテケツを買う余裕がない。藤原にはデスノートとかカイジとかの時期の芝居の印象が強いから、勘平に撃たれて「なんでだよゔ〜......どうじでだよう〜......」とか半泣きでしばらくのたうちまわる工夫やってくんねぇかなとも思うのだが、多分無いだろう。 SEIYUでオニオンレタスと値引きシートが貼られた三元豚ミニとんかつ3個を買う。 ふと、「ビールが呑みたいな」と思ってバドワイザーを買ってみる。数年前に痛風を患って以来ビールは滅多に呑まなくなっていて、ビールを控えたことで再発もしていないからすっかり酔っ払うための選択肢から外れてしまったいた。 本当に気まぐれに買い、会計を済ませSEIYUを出た途端早速缶を開けて飲む。ああ、麦の味と香りがする......。バドワイザーなのでギネスはもとより国産ビールなどと比べても味は薄いのだが、それでもしっかりと麦の味がする。久しぶりの体験に心が躍った。 正月は餅でも買って食うかと思っていたが、なにせパックで売っているものの個数が多いので一旦諦めた。好きな食べ方はお湯につけて柔らかくしてからきな粉につけて食う、というやりかただが、そのきな粉も一人で餅を食うだけでは持て余す量で売っている。ネットで調べるとそんなおひとりさま需要を満たすべく味付ききな粉というものが売っていたのだが、今から取り寄せるのもおっくうだ。2、3個食えればいいものに対して無駄が多すぎるのであきらめた。 帰宅し、炊飯の準備をする。おもてから拍子木の音が聞こえて来る。マッチ一本火事の元というフレーズは無い。そもそもマッチ自体を見かけなくなった。マッチの燃えかす一本ですら家が全焼する原因になるかもしれませんよ、という警告なのだろうが、もっといえば寝タバコということになるのだろう。タバコを吸わないわたしに取ってその心配は無いが、もし日本で大麻の喫煙が合法化されたらわたしは絶対に常用すると思うから、そうなった時にはくれぐれも用心しなければならない。が、今はまだその時では無い。 TKNG (たまごかけ納豆ごはん)にミニとんかつをぶちこみ、醤油やふりかけで味変しながら完食。サラダも食べた。 「ラスト・クリスマス」のヒット曲でおなじみワム!の特に何にもしてない方、アンドリュー・リッジリーのソロ・アルバムを聴いてみる。発表が1990年ということで、当時爆発的ブームだったハードロックの影響が強いアプローチになっている。 ワム!はそもそも音源的にはジョージ・マイケルのソロといっても過言ではないものなので、アンドリューのソロを聴くと「へぇこんな声してたんだ」という感想しか出てこない (ジョージは1曲目の"Red Dress"でコーラス参加している)。近影をググるとすっかり禿げていて悲しい限りだが、今年も亡きマイケルに代わりラストクリスマスのシングルにサインしながら店頭販売したりネットでグッズ宣伝をしていたりするので、今後も陰ながら応援していきたい。 今日はビール一本しか呑んで無いのだが、もう特に追加で呑みたいという気にもならない。やっぱり注意すべきは移動中の暇つぶしとして呑むという行為だ。ここさえ我慢して買うことを止めることが出来るようになれば、一日においてアルコールを必要とすることもなくなる気がする。実際まだ今日はビール1缶しか呑んで無いのだから、ナイトキャップとして封を切ってないジャック・ダニエルを開けてワンショット呑もうかなと一瞬考えたが気が進まなくてやめた。アルコールであればなんでも良いという訳ではなさそうだし、飲まなければ気が済まない訳でもない、という程度の依存症である。 布団に寝転がってXを見ていたら、知り合いのプロハンバーガー氏が「wikipediaの高野政所の項に"プロハンバーガー "についての説明がない」という誰かのポストを「どなたか貴徳な方、追記よろしくお願いします。」と引用リポストしていたので起きて修正することにした。 政所くんがこれからもずっとプロハンバーガーとしてやっていくのであればその項目で新たに作る必要があるが、本人はどう思っているのだろうと聞いてみたら「プロハンバーガー で検索すると高野政所に転送されるかたちがよいかも」ということだったのでそのように設定し、プロハンバーガー について追記、出典に関してはラジオ書き起こし職人のみやーんさんが以前政所くんになぜプロハンバーガー を名乗るようになったのかということについて直接インタビューした記事があったので、それにリンクを張った。ちょちょいのちょいで、10分程度で修正完了。 功徳を積んだという思いで眠りについた。

2023-12-31 10:37:42
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY92 9時半起床、無職日記を書く。 あれ? 今日ひょっとして日曜? 脳内カレンダーがバカになっていて曜日すらわからなくなりつつある。明日から無職4ヶ月目に突入だ。なるほど、人間3ヶ月も働かず日がな家に篭っているとこんな感覚になっていくのか。 GarageBandを立ち上げて、カシオのポータサウンドPS-3ラテンビートをサンプリングしたやつで宅録を始める。 今日のお題はシャネルズの「街角トワイライト」。聞き直して見たらまんまラテンビートだった。ビートのループを作り、シンセベースでコードルート音を入れていく。このルート音が歌う時の目安になる。 仮歌を入れてからコーラスを録っていく。オリジナルのオン善を聴きながら歌っていくが、ハモリを重ねていくのが難しい。曲中印象的な「♪ボンバボンバ......」という低音が自分のギリ出せる低い音で難儀する。しかもここ、Aメロの時はマイナーなんだけど、サビ前はメジャーになってて歌い分けるのが難しい。 コーラスを入れ、改めてメロディを歌い直す。歌入れまでに特にウォーミングアップもしてないし、座ったまま歌ってるから思うように声が出ないので、仮歌の時点では結構ヘロヘロなのだが、コーラスを入れいくうちにちゃんと発生できるようになってくる。これでいいや、というテイクで止めて音源として書き出し、動画用に無料の背景ムービーをダウンロードしてAdobe Premiereで編集して出力。今はスマホとかでやったほうが簡単だったりするけれど、操作感や画面の大きさなどのメリットから今だにデスクトップで作業するほうがやりやすい。Xとインスタにアップして完了。 16時から赤坂のスナック玉ちゃんに行くのでシャワーを浴び、着替えて部屋を出る。ATMで金を下ろして丸ノ内線で赤坂見附まで移動。今日まで何も食ってないのを思い出して近くのデイリーストアで増量ハムたまごランチパックを買い、イートインコーナーで食べる。 今日は大晦日だが、スナック玉ちゃんはお店のイベントとして営業するという。営業時間は16時から22時までの長丁場だが、16時過ぎに店内に入るとカウンターはほぼ埋まっていて、奥が空いていたのでそこへ座らせてもらった。 今日はカラオケはなく、みんなでテレ東の「年忘れにっぽんの歌」を見て、そこに出てくる出演者に玉さんの解説が付くという流れで酒を呑む。しばらく来ていなかったのでボトルを確認すると、結構残っていたのでとりあえず今日ニューボトルを入れることはなさそうだなとホッとした。 閉店までいて楽しかった、という感想以外は割愛。楽しかった。 ボトルは「次に来たら新しいの入れなきゃな」という程度に減るまで呑んだ。ただ、その「次」がいつになるのかはまだわからない。 玉さんや常連さんと話したり、フロアレディーの子がお酒を作るついでに話しかけてくれたりという行為そのものは楽しいのだが、やはりそれは仕事をして、稼いだ金の中の余裕がある分で楽しむことなのだ。今日みたいに「多分いける、カツカツだけど次の失業給付振込み日までは生きていける」と頭のどこかで心配しながらやることではない。 だから次に来るのは仕事が決まってしばらく働き、給料をもらって払いもの済ませて、待ってもらっているあれやこれやを返し、その上で余裕ができた時になると思う。しかしそんなことを年の瀬にカミングアウトしたところで縁起でもないから、閉店時間になったら挨拶もそこそこに、逃げるように店を出た。 フロアレディーに「よかったら何か飲む?」とサラッと聞けたり、これっぽっちボトルに残ってても仕方ないから今日空けて新しいの入れよう、などということを心配なく考えられる程度の給料がもらえる程度の仕事に就きたい。 帰宅し、マイバッグを持って買い出しに出かける。SEIYUでそばx2、掻き揚げ、まいばすけっとでドリンクヨーグルトとショートケーキを買って来た。 年越しそばを作る。立川談志は「黄金餅」の中に出て来る貧民窟住まいの金兵衛がよっぽどの貧乏だということを示すために「天ぷらそばがどんな味かも知りてえや」と言わせていたが、わたしは幸いにその天ぷらそばは食える程度の貧しさだということを実物をもって知る (補足: 談志は「流石に天ぷらそばはやりすぎだ」と思ったのか、回によっては天ぷらそばを鰻に変えていたりする)。 クリスマスという世間の浮かれ行事の日に特に何もしなかったわたしだったが、失業後この暮れまで何とか生きてこれた自分をちょっとだけお祝いしようと思い、買って来たショートケーキをデザートとして平らげた。美味しかったがよっぽど食べたかったわけでもない。あくまでご褒美の代名詞としての、アイ・キャンディとしてのケーキだった。この程度出来れば充分しあわせである。 布団に横になり、ラジオで「ハライチの年末カウンタダーン!」を聴く。去年この番組で読み上げられた「自分を変えるためにタイタンの学校に入学したい」という投稿をしたリスナーは、今わたしの同級生となっている。それを聴いたのは年末年始旅行の移動中で、三陸鉄道に乗って海岸線に登る朝日を眺めながらだった。その時点ではわたしは既に授業料を振り込んでいて、「ああ、この人もあの学校に来るのかもな......」とぼんやり思いながら聴いていた。だから今学校で彼に会うと、時折朝日に照らされた海岸線がキラキラと光る風景を思い出したりする。 寝落ち。

2024-01-01 14:59:26
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY93 14時過ぎ起床。前日深酒すると起床時間に影響するお年頃になってきた。 映画の日かつ元旦ということで、こんな日に映画館に行くなら「カサンドラ・クロス (午前10時の映画祭)」しかないですよね!! と思っていたのだが、したたかに寝坊したので諦めた。 無職日記を書く。12月はトータル8万字くらい書いた。 初詣にでも行くかと思い、準備をする。Radikoのタイムフリーで「ハライチのカウントダーン!」を聴きながら部屋を出てコンビニへ入り、ストロングゼロレモン350mlとカレーパンを買い、歩き呑み食べする。 目指すは落語「堀ノ内」でお馴染みの妙法院。高円寺側から向かっているので鍋屋横丁は通らない。 山門に到着すると参拝の行列が出来ていたので、「並ぶほどの信心は無いや......」と思って日を改めることにする。 帰りつつ聴いているハライチのカウントダーン、タイタンの学校いじりが過ぎて笑う。今年採用された、「去年この番組を聴いて入学することにした」という人がメールに読み上げられていたが、内容を聴いて一般コースの誰のことだか分かってウケたし、インサイダーとして笑えたから今年学校入っといてよかったという謎の多幸感もあった。 帰宅し、エコバッグを持って買い出しに行く。駅前まで行ってsuicaにチャージし、SEIYUで玉ねぎとネタスのサラダ、無脂肪ヨーグルト、みなさまのお墨付きフルーツグラノーラ、ストロングゼロレモン350mlを買う。 晩御飯はTKNG(たまごかけ納豆ごはん)、玉ねぎとネタスのサラダ。 昼間facebbokのTLに流れて来た映画のワンシーンが気になったので、コメントにあったタイトルを検索し、邦題で探すとネットフリックスにあったので観ることにした。「バスターのバラード」という映画だ。 TLで見たのがコメディっぽい感じのシーンだったので、本編はオフビートな感じのコメディが続くのかなと思ってたのだが、フタを開けてみるといろんなかたちの"死"を描いた6篇から成るオムニバス形式の映画だった。監督・脚本はコーエン兄弟。正確には劇場公開映画ではなく、ネットフリックス・オリジナルらしい。 さすがシネフィルと呼ばれるコーエン兄弟だけあって、構図や映像はとても素晴らしかった (受け売りの知識)。またオムニバス中の一作「早とちりの娘」は舞台が西部開拓時代の、オレゴンへ向かう幌馬車団の移動が舞台となるのだが、以前iPadを買った時に1年サービスで付いて来たApple Arcadeでプレイ (全レベルクリア・全実績達成) した「オレゴン・トレイル」を想い出させた。 見終わり、することもなく横になるが22時過ぎには目が覚め、そこから朝まで悶々としたりウトウトとしたり。 正月ということを特に感じることもない一日だった。

2024-01-02 08:35:58
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY94 6時半起床。冬到来を感じさせる朝の寒さですねと思っていたら、窓が半開きだった。 昨日拝み損ねた初詣に再チャレンジだと決意し、家を出る。コンビニへ入りストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら堀ノ内妙法寺を目指す。 素手で缶を持っていると泣くほど寒いので、今日は手袋を用意した。これをつければ寒さを感じることなくストロングゼロレモン350mlを呑むことができるのだ。 祖師堂に到着し、山門をくぐる。財布に残っていた小銭を賽銭箱に投げ入れ、仏に願う。 「そそっかしいのを治してください!! そそっかしいのを治してください!!」 まず頭に浮かんだのは落語「堀ノ内」の熊五郎の願掛け春風亭一之輔バージョンであったが、どちらかといえばわたしは慎重派なので、こころのなかで仏に「今のは聞かなかったことにしてください」と伝え、改めて今年叶ってほしいことなどを願った。 仏にしてみれば一回分の賽銭でキャンセル分含め都合3度話を聞いたことになるのだから商売上がったりだし、仏の虫の居所が悪ければなんらかのSNSに「今日面倒臭い信者が来た」などといった愚痴を書かれ、またそれがよっぽど腹に据えかねた際にはわたしが拝んでいる姿のスクショもモザイク無しで一緒に載せられたとしたら、仏という、絶大なフォロワー数を誇る有名人の書き込みであるから、仏教界を超え全世界に拡散されることは火を見るよりも明らかであるとなると、わたしは、わたしのあずかり知らぬところで、「願い事欲張りニキ」とか呼ばれたまま生涯を閉じることになるのかもしれない。戦慄が走った。 とはいえ実際のわたしは無神論者であるから、これは願掛けというよりはある種の自己暗示と言って良い。今年はこうなろう、あれをしよう、あの人たちのことを気にかけようなど、「ここで願ったしな」というイベントメモリーを作ることで、今年何するんだっけの引き出しにこれらを入れておけるのである。 帰宅し、フルーツグラノーラにヨーグルトをかけ、そこにヨーグルト用のアロエソースをかけて朝食とした。初詣したことで今日はもう何かをやった気分になったから、二度寝することにした。 12時過ぎに起床。起きて湯を沸かし、ホームラン軒味噌味を作って食べる。 SNSのTLに地震の情報が並ぶ。永井豪記念館焼失とのこと。輪島へは2017年の春に旅行で訪れていて、永井豪記念館はもちろん、周辺の散策もしていたから、あの辺一帯が焼けてしまったのだというイメージが瞬時に頭に浮かんだ。 今日もまた、昔のシンセのラテンビートのサンプリングを基に、GarageBandで「ラテンでポン」と題したカバー宅録をはじめる。お題は「怪獣の花歌」。部屋で録っているので、本域で何度も歌うと絶対苦情が来る程度にわたしは声が大きいから、なるたけ抑えて歌うモードで録った。 一番の目的はコンデンサマイク経由で歌を録音した時に音を割らずに録音できるようになる、ということなのだがこれが難しい。コンプレッサーという機能を使って調整しているつもりなのだが、声の出し方にムラがあるのかコンプレッサーの設定が悪いのか均一に録音できない。試行錯誤しながら次第点のテイクでオッケーとし、動画にしてXとインスタにアップした。 炊飯の準備をしてから買い出し散歩、コンビニでストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら駅前を目指す。ロピアが正月休みだったのでSEIYUに行き、たまご、コールスローサラダ、唐揚げ、ストロングゼロ350mlを買って帰宅。 ごはんが炊きあがるのを待っている間にネットを見て時間を潰していると、TLに大神源太獄中死との情報が流れてくる。近しい人なのかもしれないが、他に情報ソースが無いので一旦死亡説という認識に止める。 夕食、TKNG、コールスローサラダ。全部食べきった後にトースターで唐揚げを温めていたことを思い出し、再度温めて手づかみで食う。卵と絡めたかったという後悔しきり。 眠いがまだ今の時点で18時である。特に疲れてもいないし到底寝る時間でもないのだが、さりとしてやりたいこともない。映画を観ようかと思ったけれど、気が進まない。20代の頃は1日3本観ることもザラだったわたしが、映画を観ることへの情熱を失っている。アマプラとネットフリックスに入っているので観ようと思えばいくらでも観れるのに、また昔のわたしであれば狂喜していたろうに、老いたわたしはすっかり「ああ、この作品が入ってるんだな......」のところで手が止まる人になっていた。 何もせず椅子にただ座っているというのも地味に体力を削られるので、布団に横になってひたすら蒟蒻問答を繰り返す。早く仕事に就きたいが、少なくとも明日までは求人情報も派遣会社も休みだ。開き直って明日も就職のことは忘れ、正月休みとして堪能する。 夜中覚醒して悶々としたりまた寝たり。

2024-01-03 10:38:42
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY95 9時半起床、換気して無職日記を書く。 GarageBandで作っている「ラテンビートでポン」、今日のお題は「ホテル・カリフォルニア」。 コンプレッサーをいじっていたら、プリセットの中に「Studio Vocal」というのがあったので試して見たらこれがバッチリ録音用設定だったので狂喜、というよりはじめからこれでやればよかったんじゃん......という後悔。 日本語の歌もろくすっぽ歌えないのに、英語の歌は10年はえーなーと思いながら録ったが、10年後は生きていないかもしれないからやれる時にやる。原曲と聞き比べながら発音や符割り、歌い回しなどを寄せていく。 コーラスを重ねる作業が楽しい。縦が揃ってなくても練習だと思って次第点でオッケーにして完成、動画にしてXとインスタにアップ。 今週いっぱいは働きたい企業側のカレンダーでいえば休みのところも多いだろうから、求人の進捗も無いだろうということでのんびり過ごしているのだが、家に篭ってるだけだとその日生きている気がしないような気にもなるので散歩に出かける。 コースは都道7号線を善福寺川まで歩いて、そこから川沿いを公園に沿ってぐるっと回ってから帰ってくるというもの。2時間くらいは歩けそうだ。部屋を出てコンビニへ入り、ストロングゼロレモン大満足みかん350mlとあんパンを買い、Radiokoのタイムフリーで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら歩き呑みする。 朝から何も食べてなかったので、あんパンはすぐに平らげた。足りないので呑み干したストロングゼロレモン350mlの缶を捨てるついでにコンビニへ入り、ストロングゼロレモン350mlと前から気になっていたキャラメルオールドファッションを買い、歩き呑みする。 7号線から入り込む目印となる尾崎橋から左折し、川沿いをてくてくと歩く。ところどころに遊具が設置されており、こどもたちの良い遊び場にもなっているようだ。 以前パリッコさんが記事にしていて気になっていた「武蔵野園」を見つける。入って一杯やりつつ焼きそばでも食べたいところだが、今のわたしにその余裕はない。場所だけ確認して通り過ぎる。 帰宅し、一息ついてから晩飯の買い出しに出かける。駅前まで行ったが東急ストアはお休み。今日はパスタにしようと思っていて、その太さが2.0mmのやつはここにしか置いてなかったので買いに来たのだが仕方ない。いつものごとくSEIYUに行く。パスタ、パスタソース、手作りキャラメルポップコーン、ストロングゼロ350mlを買う。 パスタを200g茹で、完食。映画を見ながらポップコーンを食べるかと思い作ってみるが、焦げるわ味薄いわで失敗。「もう食えないよ」という量できるのかなと期待していたが、映画館のMサイズにも満たないボリュームでがっかり。 アマゾンプライムで配信が始まっていた「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」を観る。なにこれ超中身ないんですけど。 子供向け、または一連のマリオゲームで育ち付き添いとして来た大人向けの映画なのだろうが、取ってつけたような「現実世界で肩身の狭かったマリオが異世界での冒険を経て父親に認められる」という出来事を除いては、特にテーマも教訓も無い。ゲームの映画化だからそんなのいらない、ということであれば、ゲームやってた方がましなくらいからっぽな映画である。 音楽的な目配せとしてはキル・ビルのテーマと言っても過言では無いほど有名になった布袋寅泰の"Battle without honor or humanity" (元々は「新・仁義なき戦いのテーマ」)、スマホの着信音がゲームキューブの起動音、舞台がブルックリンということでビースティー・ボーイズの"No sleep 'till brooklyn"、マリオが自分を鍛えるモンタージュシーンは「フットルース」からボニー・タイラーの"Holding out for a hero" (日本ではカバーバージョンがドラマ「スクール・ウォーズ」の主題歌としておなじみ)、カートシーンに (PVでもレースのスタートシーンから始まる) a〜haの"Take on me"、AC/DCの"Thunderstruck"など、大ネタど直球の選曲がされている。 他にも劇中に出てくるゲームとしてアップライト版のドンキーコング、マリオが操作しているゲーム機は海外版ファミコンのNES、やってるゲームは「光神話 パルテナの鏡」など、小ネタを全部見つけるだけでもかなり大変な密度の目配せが散りばめられている。 でも、それしかない。わたあめ食い放題みたいな、ぱっと見カラフルだけれどよく考えてみれば全部ザラメ、という感じの映画だった。砂糖つながりというわけではないけれど、同じくアーケードゲームの小ネタをちりばめつつ芯のあるテーマもしっかり伝えていた「シュガーラッシュ」の方が、ストーリーは100倍ましだ。 LGBTQ的な観点からか、クッパにしても「トロフィー・ワイフ的な欲望ではなく、ピーチ姫のことが本当に好きだ」という点が強調されているから、暴君としての怖さに欠けている。「ブラザーズ」と謳ってはいるが、やっぱりルイージはじゃまなので本筋からは外すという点も安直だし (一応「ルイージマンション」的な、彼ならではの展開シーンはある)、「ブラザーズ」と銘打った通り二人が活躍するということ点でいってもジョン・レグイザモがルイージを演じた実写版「スーパーマリオブラザーズ」の方が、たとえ駄作と言われようとも製作陣が頭をひねっていた気がする。 ずっとデモ画面、またはクリアごとに差し込まれる操作できないムービーをつなげあわせたもの、もしくはゲーム配信動画を延々見ているような作品だった。あっ、ゲーム配信動画視聴疑似体験、ということであれば、時代にあっているのかもしれない。 見終わったので横になる。とりあえず明日からはまた求人検索とエントリーを再開しよう。

2024-01-04 10:10:41
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY96 9時起床、無職日記を書く。 メールアプリを立ち上げると、新春のお祈り (選考落ち)。ああ、派遣会社の皆さんは仕事始めですか、その仕事、ください、ぼくにも、という気分でおとそ気分が抜ける (呑んでたのはストロングゼロだけど)。 失業給付はともかく、仕事はすぐに見つかるだろうけど一応保険として、と貯めておいた貯金が無くなってきて、米びつの底が見えたような心持ちになる。どこかへ行って帰ってくる、というその交通費ですら、よくよく考えてから決裁しなければならない年始となった。 そこへもってきてお祈りx2。のんびり探そうという気分をぶち壊し、わたし大丈夫かしらと心配にさせる厄介なメールだ。失業3ヶ月経ってなお、建前では選考が進めばラッキー程度に捉えておこうなんて言いながら実際に蹴られるとやはりしょげる。ナイーブなハゲ中年にどなたか愛の手を差し伸べてはもらえないだろうか。いや、金や食料をくれというのではない。女人であればその、空いている方の手で構わないからわたしの下腹部あたりをまさぐり、DA PUMPの「メイド・イン・ジャパン」のサビの時のような手の動きをしていただければそれで良いし、時間としては5分とかからない、初老高卒ハゲ親父に活力を与えるボランティアと考えれば、それほど手間ではないと思うのだが......。 GarageBandで作っている、 #ラテンビートでポン と名付けたマイク録音テストを兼ねたDTM作業、今日は「別れても好きな人」のロス・インディオス&シルヴィアバージョンを作ってみる。男性/女性パートあるが同じ感じで歌い、パンだけ微妙に左右に振った。バックコーラスはユニゾンで4層。適当なところで切り上げて書き出し、動画にしてXとインスタにアップ。 24日後に試験となるTOEICの対策準備をする。すっかりサボっていた。まずは対策用PDFをKindle経由でiPadへ移し、寝る前などに読めるようにしておく。持っている参考書なども改めて中身をざっと確認し、机に置く。あと24日で試験だ、がんばるぞ、というところで集中力が切れた。文章読むのも英会話聞くのも平気なのに、いかんせん文法アレルギーがひどい。日本語でも文法については苦手なのだから、いよいよもってそれがスコアが伸びない原因であることが判明する。 夕飯用に炊飯の準備をして、米を浸している間に #マウスでポン 、という、昔仕事が暇な時にPhotoshopにマウスで描いていた遊びを再開してみる。描きたいと思った有名人の写真をネットで拾ってきて、それをみながらマウスを使って似顔絵を描く。デッサン力を磨く意味もあるのでトレースはせず、ひたすらに元の写真と今描いている絵を見比べながらマウスを動かしていく。手書きに比べ、マウスだと頭に描いた線が上手く引けないのも面白い。今回はアマレス兄弟のアマレス太郎を描いてみたが似ず、また色の重ね方などもすっかり忘れていてお手上げになったので、顔をちょっとだけ石野卓球に寄せて「アマレス太郎のコスプレをしている人」としてXにアップした。 米を炊き、TKNG (たまごかけ納豆ごはん) にして完食。 ネットフリックスで「クロスロード」の配信が始まっていた。「ベスト・キッド」、そして最近では「コブラ会」でお馴染みラルフ・マッチオがジュリアード音楽院に通う"実はブルーズも好き"なギタリストとして出演し、そのクライマックスで彼とギター・バトルをする"悪魔のギタリスト"としてスティーヴ・ヴァイが出てくる。 このクライマックスのギターバトルが最高で、最初はブルーズ対決で始まったものの、徐々にハードロック味が増し、テクニカルな速弾き合戦となり、そしてそれを大勢の南部の黒人が見守るという、知らない人がみたら我慢大会かなと思うような展開になっている。 ヴァイの超人的な速弾きに、主人公のメンターとなるじいさんですら万策尽きたと思ったその刹那、ラルフ・マッチオは超絶技巧のクラシック曲であるパガニーニ「24のカプリース」の5番を弾き始める。伝説的ブルース・ギタリストであるロバート・ジョンソンの幻の未発表曲を探すというこの映画のストーリーにおいて、同じく「悪魔に魂を売った作曲家」と呼ばれたパガニーニを持ってくるのはとんちが効いている。 しくみはわからないがラルフ・マッチオの持っている19フレットのテレキャスターはヴァイのもっている21フレットのギターより高い音を響かせ、ついでにバックでは何故か誰も弾いていないバイオリンも鳴り、主人公はバトルに勝利する。このバトルはどちらもスタジオでヴァイが弾いたものにアテブリしているので、その事情が分かっていれば「俺は......負けた......俺が弾いた彼のアテブリに!!」というヴァイのリアクションを メタ的に楽しむことができる (ちなみに劇中で主人公が弾くブルーズ・ギターは実際にはライ・クーダーが弾いている)。 映画はそれほどヒットしなかったが、24のカプリース5番はその後速弾きギターキッズにとってはイングヴェイ・マルムスティーンの一連の速弾き曲と肩を並べる程度に有名になり、ネットを検索すればこの曲 (の子の映画のバージョンのメロディ。原曲はちょっと違う) をコピーしているギタリストの動画が山ほど出てくる。そしてこの曲のクラシック版が聴きたいと思った人たちは、イツァーク・パールマン (「シンドラーのリスト」の主題曲を演奏していたり、メリル・ストリープ主演の「ミュージック・オブ・ハート」にカメオ出演していたりする) 版の「24のカプリース」を聴いてみると良い。 長々と書いたがこの映画自体は何度も観ているので今日は止めて、そのサジェストで出てきたロバート・ジョンソンのドキュメンタリー「リマスター ロバート・ジョンソン」を観ることにした。 伝説的なブルーズ・ギタリストでありながら、最後はその性格が災いして恨みを持った人間から毒殺 (酒に入っていた) された彼のドキュメンタリーを観るのであるからこちらも相応の準備をしなければならない。封を切らずにいたジャック・ダニエルを呑むことにした。 コンビニへ行き、コカ・コーラを買ってくる。わたしがコカ・コーラを自身の手で購入して呑むなんて、何年ぶりのことだろうか (ジャック・コークは買ってたけど)。 瓶を買う時におまけでついてきたロゴ入りグラスを一度洗い、そこへジャック・ダニエルをシングル程度注ぎ、コカ・コーラで割る。そうして観たドキュメンタリーは、まるでわたしもアメリカ南部の埃っぽい酒場に居ながら彼にまつわる話を聞いているかのように感じた。 彼の生涯についてはだいたい知っていたのだが、インタビューに答える人物として彼の孫が出てきたり、またおそらくこのドキュメンタリー用に撮影されたのであろうフッテージとしてローリング・ストーンズのキース・リチャーズが結構長めに出ていたりしたのでそこは収穫だった。 視聴中には作ったジャックコークを3杯ほど呑み、観終わってからウィスキー自体の味を楽しみたいと思ってもう一杯シングル程度注いで呑んだ。良い酒だ。ストロングゼロを呑み続けている人生であるが、たまにこうして他の種類の高い酒を呑むとその価値が改めてわかる。酔い方もストロングゼロのニトロブーストのようなそれに比べ、まろやかで落ち着いたアルコールの回り方に感じる。酒場で飲めばシングルで1,000円は取られるようなものを、わたしはこの瓶が空くまでの間、しばらくは呑み続けることができるのだと思うと嬉しくなった。 満足して就寝。

2024-01-05 10:20:48
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY97 7時半起床、年が明けてから最初のゴミの日なので、溜まっている分を出すため気合いで起きて捨てたのち、二度寝。 9時再起床、コンビニへ行き、バターロールとコーヒーを買ってきて朝食を食べたのち、無職日記を書く。 GarageBandで作る「ラテンビートでポン」、今日はヴァージンVSの「ロンリーローラー」。往年のドラマ「探偵同盟」の主題歌。わたしが彼らのことに興味を持ったのは、アニメ「うる星やつら」のエンディングに「星空サイクリング」が起用されてからで、当時友達から回してもらった彼らのアルバム「乗り物デラックス」を愛聴していた。「星空サイクリング」でも良かったが、コーラスの裏声がうまく出そうにないのでこちらにした。出来たものを音声ファイルに書き出したあと、動画にしてXとインスタにアップ。 応募した求人のお祈りメール (選考落ち) など確認しつつ、図書館に年末予約しておいた本が取り置きされた胸のメールが来たので出かけることにする。今日行くのは返却が文京区、貸し出しが港区と新宿区。 部屋を出てRadikoのタイムフリーで「ハライチのターン!」を聴きながら駅まで歩く。今日はストロングゼロを歩き呑みしないぞと誓うが、駅までの中間地点くらいで早くも断念し、コンビニへ入りストロングゼロレモン350mlを買う。 JRの改札をくぐり、中央線ホームのベンチに座ってストロングゼロを呑む。日差しが暖かい。わずかな時間だが、これで体内にセロトニンが生成されれば儲けものだ。電車を2本ほどやり過ごし、飲み干してから来た便に乗車。 御茶ノ水で降り、湯島図書館へ行って返却。文京区もかなりDIGったから、今後は聴きたいやつがあったら予約する、程度の頻度で通うかもしれない。 次は港区。青山一丁目へは末広町から銀座線一本で行けるので、そこまで歩くことにする。途中、エアロスミスとのタイアップたい焼きを販売している鳴門鯛焼本舗の前を通るが買わず。 銀座線末広町駅、入ってみたが反対ホームへの連絡通路が無いということがわかり、駅員に払い戻ししてもらって改札を出る。地上に出て反対側ホーム入口まで移動し、渋谷行きに乗って青山一丁目で降りる。 赤坂図書館まで歩き、予約分2点の受け取りと棚をDIGって追加で1点借りる。 ・BROTHER / 監督: 北野武 ・龍三と七人の子分たち / 監督: 北野武 ・獄至十五 / 打首獄門同好会 次は四谷図書館だが、歩いて行くことにする。赤坂図書館が入っているビル一階にあるまいばすけっとでストロングゼロレモン350mlを買い、Radikoのタイムフリーで「おぎやはぎのめがねびいき」を聴きながら歩き呑みする。 四谷図書館に到着。散歩するにはちょうどいい距離なので、今後も四谷と赤坂両方で借りる用事がある際には歩こう。四谷区民センターに入り7階の四谷図書館まで行き、予約した1点のほか棚をDIGって計4点借りる。 ・Most Known Unknon / Three 6 Mafia ・水戸黄門 サウンドトラック2 / サウンドトラック ・「燃えよドラゴン」オリジナル・サウンドトラック / サウンドトラック ・タイトー ゲームミュージック リミックス / サウンドトラック 退館し、丸ノ内線新宿御苑駅まで歩いて自宅最寄り駅まで移動、一旦帰宅して荷物を置き、エコバッグを準備して今度は買い出しに出かける。 駅前のロピアでカップラーメンを買う。ホームラン軒醤油、金ちゃんヌードル、紺のきつね。これらは料理などする時間が惜しい時や夜食として食べる用。続いてSEIYUへ行き、無脂肪ヨーグルト、レタスオニオンサラダ、ストロングゼロレモン350mlを買い、帰宅。 夕食は家に残っていたパスタを茹で、たらこスパにして完食。サラダを食うのを忘れていたので改めて器に盛り、ごまドレッシングをかけて完食。 明日は健康診断だということを思い出し、今日はこれ以上酒を飲むのをやめる。あと明日の朝採尿しなければならないので今夜はオナ禁である。以前うっかり前日に手慰みしてしまい、医者から「ずいぶんタンパク質が出てますので、なにか覚えがあればほどほどに」と暗に叱責された経験があるわたしとしては、齢50を超えてそんな恥ずかしい思いを医者からされるのは避けねばならないのだ (ただし相手がセクシーな女医であったなら、その叱責はわたしのJOYとなるかもしれないのだが......)。 健康診断に寝坊できないのでとっとと寝た。

2024-01-06 09:20:46
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY98 8時半起床。トイレでおしっこしてる途中に「あっ今日健康診断だから採尿しなきゃじゃん!!」って慌てて止め、ちんちんにグッと力を入れたまま机に置いてある採尿キットを取りに行く。検査分の尿は残っていたのでセーフ。 メールを立ち上げ、昨日応募した分のエントリーメールが全てお祈り (選考落ち) なことを確認してから無職日記を書く。もうバイトでもしようかなという気になるけれど、失業給付などもらえるものがあるうちはそれに甘えて生きよう。 無職日記を書き、準備をして部屋を出る。健康診断、働いていた頃と違って区から来たやつなので簡易的なもの。身長/体重、血圧、採血、レントゲン、心電図、医者の聴診器診察で終わり、胃カメラや視力聴力は無かった。 数週間前から喉の奥の方にじんわりとした痛みや違和感を感じていたので胃カメラで診てもらおうと思っていたが、それが無かったので医者に相談して診た。曰く、 「改めて病院に行き、胃カメラで診てもらうこと。それで原因が分からなければCTを撮ることになる。また急激に体重が落ちて来たらすぐに病院に行くこと」 とのこと。急激に体重落ちたらもう助かる見込みは無いのだろう。血反吐吐いて死ぬ最期も悪く無いかもしれないが、大家さんに迷惑がかからない死に方をしなければならない。もし癌などであった場合、「助かる見込みがないので、とりあえず部屋を出ます」という理由で退去できるだろうか。とにかく今は医者にかかる金もないのだ。原因の半分は酒だろうから、今家にあるジャックダニエルのボトルを空けたら禁酒してみよう。 病院からの帰りしなコンビニへ寄り、メンチカツパンとコーヒーを買い、朝食とした。 ポストに「東京都オリジナル防災ブック」なる冊子が届いていた。封を開けると八幡カオルがこちらを見つめていたので「売れたな!」と思ったが、よくよく見てみると小池百合子だった。関東大震災から100年が経ったので、これでも読んでお前もいざという時のために準備しておけと書かれていた。積ん読として取っておく。 時間ができたので、求人サイトのマイページに送られて来た求人案内でいらないものを削除して行く。放っておくとすぐに100件を超えるから、仕事自体はたくさんあるのだろう。しかし私が探しているのは自分のスキルを活かせて、なるたけ楽そうで、出来ればテレワークで、しかもお時間給が良いという案件なのだ。結果ゼロの状態まで戻してまた配信を待つ。 さらに暇なので、早くも2024年度分の家計簿をgoogleのスプレッドシートで作成することにする。2024年度を迎えているというのに「早くも」という書き方をしたのは、わたしの年度(FY)は4月始まりと決めているからだ。つまり、2023年はあと3ヶ月弱あるのである。 作り終え、今度はGarageBandで「ラテンビートでポン」の作成に取り掛かる。今日のお題は「輝け! 8人ライダー」。子供の頃聞いた際に、イントロと途中に入る小林克也の英語がかっこいいなぁと思った記憶があったので挑戦してみた。調べてみたら水木一郎バージョンとささきいさおバージョンがあり、ミックスなど若干違う点があったがあまり気にせずに作った。他の部屋の人に迷惑をかけない程度の音量で歌っているので声がヨレまくる (本域で歌ったところでそれほど違いはでないのだろうが)。出来たものを音声ファイルに書き出して動画を作り、Xとインスタにアップ。 中野東図書館から予約していた資料の取り置きメールが来ていたので、散歩がてら歩いて取りに行くことにする。部屋を出てコンビニでストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら青梅街道を中野坂上方面に向かって進む。 新高円寺から中野坂上までは、地下鉄で移動すれば180円。ストロングゼロレモン350mlは最寄りのコンビニでは税込168円で売られているから、「地下鉄で移動した」と思えば交通費として計上できそうな燃料となっていた (ただしおかわりをすると一気に赤字になるが......)。 自宅から小一時間かけて中野東図書館に到着。予約していたDVDに加え、棚をDIGってマンガとCDも借りる。 ・菊次郎の夏 / 監督:北野武 ・藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編2 ・水木しげる漫画大全集 20世紀の狂気ヒットラー他 ・ラプチュアー / アニタ・ベイカー ・ラッキー・ワンズ / ペンタトニックス ・スーパーストリートファイターII SFC+MD オリジナル・サウンドトラック / サウンドトラック ・再建設的 いとうせいこうデビュー30周年記念トリビュート盤 / オムニバス 帰りは丸ノ内線を使い、一度部屋に戻り荷物を置いてからエコバッグを持って買い出しへ。駅前の東急ストアで2.0mmのパスタと値下げシールが貼られたカットキャベツを買う。SEIYUへ移動し、そば玉2人前とストロングゼロレモン350mlを買い、帰宅。 湯を沸かしてかけ蕎麦を作り、完食。借りて来た藤子・F・不二雄のマンガを読みながら、ジャックダニエルのダブルをチビチビと呑む。息子を持って改めて読むと、「どことなくなんとなく」で両親がセックスしてるので食事を待たされている子供、「分岐点」に出てくる主人公の息子の扱いに心が痛む。ドラえもんをはじめ、藤子・F・不二雄のマンガには時折「父親が出勤するのが寂しくて泣いている子供」の描写が出てくるが、これは自身の体験を反映しているのだろうというのがわかるくらいそれぞれの表情などが良く描けていて、同様の体験をした自分としてはこちらも改めて刺さりまくる。 明日分のラテンビートでポンのネタを思いついたので、仮トラックだけ仕込む。難易度高いけどやってみよう。 今年に入ってから、自分が思いついたことを具現化する作業をポツポツやるようになった。もし仕事を辞めていなかったらそれらを作っていただろうか、と考える。辞める以前の段階で、時間はあった。テレワークだから退勤報告をしてパソコンを閉じた瞬間から自分の時間となるのだから、そこからでも充分創作する時間はあったはずだ。しかし、なんとなく気が乗らない、とか、金はあるのでもう今日は呑みに行こう、とか、振り返った時に何もしていないのと同じ時間を過ごしていた。それに比べて今は下手ながら何かしらを作ろうとしている。それらで一花咲かせたい訳でも、誰かに認められたい訳でもない。ただひとついえるのは、その作業に没頭している間だけは「それを作ろう」ということに集中できていて、やれ不安だのもう死にたいだのという考えても仕方ないことを全く忘れることができるのだ。また働くようになれば、場合によってはそんな時間があるくらいだったら寝たい、という環境になることも考えられるから、今はとにかく思いついたものをかたちにし、それらを改めて確認することで「少なくても何もしていない訳ではなかった」と思いたい。 やんわりと酔いが回ったところで就寝。

2024-01-07 11:38:36
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY99 10時半起床、無職日記を書く。 祝日につき、求人情報に進捗なし。コンビニでロールパンとコーヒーを買って朝食とする。 無職日記を書き、GarageBandでのDTM遊び、「ラテンビートでポン」にとりかかる。 今日のお題はライムスターの「ゆめのしま」。製品紹介動画かなにかからサンプリングしたポータトーン(YAMAHA PS-3)のラテンビートはBPM140くらいなのだが、そういえばあの曲の歌詞にBPM143って出て来たなと思い、テンポを143にして作り始める。 いつもはピッチ確認のためにルート音のシンセベースだけ入れておくのだが、今回はバックに流れている印象的な旋律をブラスとストリングスでなぞってみた。このメロディのサンプリング元はElectric Light Orchestra (通称ELO)の"The Whale"である。 全体の尺を確認してからまずはコーラスを入れる。冒頭の宇多さんの雄叫び、サビ、合いの手などを重ねて録音していき、入れ終わったらラップパートを録って行く。 BPM143の16ビートでラップしているのでかなり難しい。しかもMummy-Dと宇多さんではラップの雰囲気も違うので、どちらかが出来たからといってもう片方も出来るかというとそれはまた別の話、という程度に細かいところでやってることが違っていたりする。まずは噛まなくなるまで繰り返し、そこから細かい部分、抑揚のつけ方だとかブレスの位置だとかを調整して行く。パンチインで細切れに録ればいくらか楽だが、それはかっこ悪いので1ヴァース通して出来るまで繰り替えし練習・録音する。次第点が取れたテイクをOKにし、改めて本物を聴き直すと実に感情豊かに軽々とラップしている。改めてリスペクト、リスペクト・改する。完成したものを書き出してから動画を作り、Xとインスタにアップ。 夕飯の買い出し、炊飯の準備をしてからSEIYUに行く。オニオンレタスサラダ、焼き鳥 (タレ)、ストロングゼロレモン350ml、パイナップルナタデココの缶詰を買って来た。 いつものごとく、TKNG (たまごかけ納豆ご飯)、しかし本日はここにトースターで温めた焼き鳥を投入する。焼き鳥のタレが混ざっていつもより濃厚な味だ。完食し、満足して食器を下げたがふとサラダを食べていないことを思い出した。これは明日食べよう。 デザートとしてパイナップルナタデココを開け、食べる。映画でも見ようかな、という気になったので、配信開始を知って気になっていた「ダンジョンズ&ドラゴンズ /アウトローたちの誇り」に決めた。 ダンジョンズ&ドラゴンズ (D&D) といえば、わたし的には2000年に公開された、ロッキー・ホラー・ショーでおなじみリチャード・オブライエンが出ていたバージョンを思い出す (邦題は「ダンジョン&ドラゴン (「ズ」抜きタイトル)」)。この頃は映画版「ロード・オブ・ザ・リング」や「ハリーポッター」の第1作が公開されたあたりで、そのブームを受けてファンタジー作品が量産された時代でもあった。2000年版の予告をさっき確認したら、マンガ「バスタード!!」では"鈴木土下座衛門"の名前でお馴染みビホルダーが空を飛んでいた。 名前が名前であるから期待するのはダンジョンとドラゴンがどのように出てくるかな訳で、学生の頃PCでの「ブラックオニキス」やスーファミでの「ダンジョンマスター」、またプレイステーションで「キングス・フィールド」を楽しんだわたしとしては、「いかにもダンジョン感あるダンジョン」を期待したが、本作においてはダンジョンというよりは、「地下空間」と「迷路」という感じにお茶を濁されていた気がした。ドラゴンも然り、戦闘の邂逅カットでちょろっと出てくるのと、太ったやつがドタバタやってた程度で肩透かしだった。 とはいえD&Dは実際にはテーブルマスターとプレイヤーのやりとりで遊ぶゲームであるから、D&Dというタイトルはパーティーが冒険中に体験する様々な出来事を指すのかもしれないな、とぼんやり見ながら考えた。 ストーリー自体は取り立てて目新しいものもなかったが、MCUの「アベンジャーズ」あたりから良く見るようになった「シリアスなシーンが続くと息が詰まるから、時折オフビートな笑いを入れて観客の緊張をほぐす」という要素が多めだった。パーティーの構成は吟遊詩人/女戦士/魔術師/ドルイドで、途中聖騎士 (「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のドラックスのような、比喩の言葉をそのまま受け取ってしまうタイプ) がちょろっと主人公たちに加勢する。 アメリカでの指定はPG-13。よって戦闘シーンなどにおいても派手な流血や首チョンパ、その他直接画面に映るかたちでのグロ系残酷描写はない。吹き替えで見たが南沙良だけ違和感 (上手くない) を感じた。サブタイトルに「アウトローたちの誇り」とあるが、英語では"Thieves"になっているので、コンプライアンス的な何かで「盗賊」とはしなかったのかもしれないが、娘を取り戻すという話になってからは"アウトロー"というほど法を犯しているわけでもないので、「無職たちの誇り」とかが適当かもしれない、どこから生活費引っ張って来てんだかわかんないまま旅してるし。 観終わり、今日もジャックダニエルのボトルを空ける作業をすべくストレートのダブルを作って舐めながら蒟蒻問答し、テッペン前あたりで就寝。

2024-01-08 09:49:16
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY100 そう、無職になって100日が経った。 無職になってから、特に何も起こっていない。「これだけあればしばらくは食いつなげるだろう」と貯めていた貯金は、当初考えていた「しばらく」をとうに過ぎたため食い潰してしまった。今は失業給付で暮らしている。レベッカの「チープ・ヒッピーズ」という曲の歌詞に"友達のsueは最近失業保険でやってるわ"という一節が出て来るのを思い出すし、俺の知っているsueといったらジェーン・スーくらいしかいない、直接の面識があるわけではないけれど。 今日は成人の日、祝日なので求人情報は更新されないし、何かの求人に応募したところでむこうが休みなので本日中の返信はない。よって休日と同じ流れで一日を過ごす。8時半に起床し、無職日記を書く。 ラテンビートでポン、かっこいい曲ばかりに寄りすぎてるので、今日は今田耕司のアルバム「アメリカ大好き」に収録されている「やすだのねえちゃん」をコピーする。今田耕司と東野幸治がマイクで口バンドをやってるだけなので、30分もかからずに出来た。それぞれの音声を右と左に思いっきり振っているところも同じにして、音声ファイルとして出力、動画にしてXとインスタにアップ。 そろそろTOEIC対策を本格的にしなければならないので、参考書を流し読みしたり確認問題を解いてみたりした。形容詞とか副詞だとか補語だとか、そもそも何を意味するのかわからんという単語をここ最近地味に調べて理解しつつあったから、それ以前よりは解説などがすんなり入って来るようになっていた。やはりわたしが英語で嫌いな部分はここにある。「xxはooの過去分詞なので〜」とか、"わかっていると思いますが前提"の解説が大っ嫌いなのだ。しかしこの壁を突破しなければどんな参考書を買おうが意味はないのだろうから、煮え湯をのむ覚悟で少しずつ消化していく。 夕方までチビチビと問題など解き、頃合で炊飯の準備をしてから買い出しに出かける。部屋を出てコンビニに入り、ストロングゼロレモン350mlを買い駅前を目指す。ATMで金を下ろしてからロピアへ。ここは支払いは現金以外NGなので、ある程度懐に入れておかなければならない。ゴーゴーカレーのレトルト、ストロングゼロレモン350ml、チューブ式のピクルスソースを買う。 次にSEIYUに行き、たまご6個 (赤)、納豆3個入りパックを買う。ここのところ保谷納豆の国産丸大豆納豆を買っている。この商品はタレとからしがついていないので、国産丸大豆納豆を使用しながらも3つで68円という安さだ。 帰宅して米を炊き、TKNG (たまごかけ納豆ごはん) にする。今日は味変に三島食品の「ひろし (青菜ごはん用)」をふりかけてみる。うむ、美味い。落語「青菜」を思い出しながら食べ、完食。 暇なのでネットフリックスのコンテンツを物色する。「ハリウッドを斬る! ~映画あるある大集合~」が出て来たので時間を確認したら1時間弱ということでこれを観ることにした。 "映画あるある"の元言語での言葉は"Hollywood cliché"となっていた。日本ならRGが務めそうな進行役をロブ・ロウが担っていた。最後に彼を映画で観たのは「オースティン・パワーズ・デラックス」だったから、実に20年以上ぶりとなる。ジャンルや手法におけるさまざまな"あるある"を、カンペに従って紹介していた。番組の雰囲気に昔よく観ていたCSかBSで流れていた映画の特撮などを紹介する番組「ムービーマジック」を思い出した。 あるあるなシーンや演出については「あるある」と思いながら観ていたものの、解説を聞くとそれは"映画の中のあるある"であって、アメリカ人自体は突拍子も無いことを言われて飲み物を吹き出したり、激昂してデスクの上のものをぶっ壊す人種ではないということを知った。三宅隆太監督がライムスター宇多丸のラジオ番組で提唱していた「なんだ猫か演出」も紹介されていた。 演出あるあるはともかく、初めて知った言葉が結構あった。ヘイズ・コードとモンタージュは知っていたが、ウィルヘイムの叫び、マジカル・ニグロ (ハッピー・サンボ)、MPDGなど、あるあるしてくくられているものの呼び方を学べたのは収穫だった。 観終わってからジャックダニエルのボトルを空にしよう運動、ストレートのダブルを作ってチビチビ呑む。 松本人志の活動休止情報を知る。ジャニーズ問題に端を発した芸能界コンプライアンス問題がどんどく拡大していくのを感じ、開けたパンドラの箱にどれだけのものが詰まっていた (る) のかとても気になった。一方で宮台真司のファン食い情報がスクープされたりしていて、「昔は良くても今はダメなものはもうやっちゃダメ」ということがわからない人は次々と挙げられていくのだろうなという予感もした。 わたしは「バレたら困ることは人前でやらない。バレたら困ることは自分だけが知る範囲で、バレても生きることに対してクリティカルな影響を与えるものはやらない」という主義をぼんやりと持っている。 昔、親の金を盗み、友達を誘ってゲームセンターに行ったことがある。一万円札を盗んだから、1回100円のゲームを都合100回できる計算になる。お大臣気分になったから友達を誘ったのだが、誰がチクったのかそのゲームセンターに親が乗り込んで来た。自分が奢ったのだから誰か庇ってくれるだろうと思ってたが、友達たちは口を揃えて「彼に誘われて来ました」「ぼくたちのお金じゃありません、なんのお金かは知りません」とわたしを指差しながら答えた。以来、知り合いや友人に対して、もめる原因が金になりそうな話には乗っていないし、よっぽどのことがない限り他人から金は借りないようにしている。金を与えたからといってその人が裏切らないとは限らない、という教訓をその頃に覚えた。 ここ十数年で銀行や消費者金融以外から金を借りたことはない (そして今のところ無借金状態)。そもそも友達と言える人などもういないわたしであるから、貸してくれる信頼関係にある人自体が存在しないのであるが。 なんの話だったか。ともかく、無職100日を迎えた。誰にも迷惑をかけずに死ぬことの難しさに悩んでいる。とりあえず今日は寝るしかない。

2024-01-09 09:32:47
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY101 無職になってから100日を超えたということで、改めて現在の状況を書いておこう。 やあ、わたしはきんたま画伯。高円寺に住み、今年55歳になる無職だ。バツイチで、別れた妻は昨年の夏に死去した。元妻との間には息子がいて、彼は今元妻方の祖父母の家で暮らしている。本来なら成人までわたしが養育費を払うところなのだが、元妻が再婚し数年前に離婚した男性と息子の間で特別養子縁組がなされ、わたしは法律上の父親でも無くなったのでその義務が無い。 昨年の9月をもって、契約満了というかたちで前職を辞めた。勤務先はとある独立行政法人で、そこのWeb制作やらなんやらを手がけていた。辞めた理由ははっきりしていて、直上の指示者 (正規職員) がバカだったから、という一点に尽きる。それがなければ今でも働いていただろうし、あと半年我慢すれば派遣法の上限である3年が来ていたからひょっとしたらそのまま正規職員となれていたかもしれない。時給は2,500円と破格だったが、自分の人生の視界に仕事の出来ないバカがうろちょろしているのは精神衛生的に耐えられなかったので辞めた。 自己都合ではなく、契約満了というかたちで辞めたから、失業給付はすぐ適用された。怒りに任せて契約半ばの自己都合で辞めていたら給付制限として3ヶ月の待機期間があるから、契約満了日までは我慢して働いた。 2010年に派遣社員として働き始めてから、のべ7社ほど転々とした。正社員であれば「仕事が長続きしない人」とみられそうだが、派遣社員の場合は勤務条件を良くするため、特に時給を上げるためには転職するのが一番早かったから、その職場にこれ以上いても得られるスキルはないなと思ったタイミングでより条件と時給の良い派遣先へ転職していた。 時給が上がっても生活レベルをそれほど上げなかったので、最終的に自身が抱えていた借金を全て返したあとは金が貯まるばかりだった。使わない金を持っていても仕方ないので、まだ妻が存命だった頃に息子の高校受験用の塾代として渡したり、活動資金が足りないアーティストに出世払いで貸してみたり、暇なのでお笑い芸人の養成所へ入学する費用とした。 父も母もとうの昔に亡くなり、実家も競売にかけられたが買い手がつかず更地になりいまは駐車場として活躍している場所になったので、帰る場所も無いしもうそこへ帰る理由もない。 つまり、今わたしが無職であることで困る人は、わたしを除いていない状態で日々を生きている。初老の独り身なのでもう先は長くないなと思っているが、とはいえやることもないから死のうかな、などという気にもならない。そんなわけでセーフティ・ネットである雇用保険の失業給付を使い、食事も一汁一菜程度は採れつつ、ネットを使って次の仕事を探している。 働く気は充分にある。実際、前職の派遣元から離職票が届くまでの間は飲料の自動販売機のサポートや、クロネコヤマトの物流センターで宅急便の仕分けなどの日払いアルバイトを何回かやった。しかし失業給付受給中に一日4時間、週20時間以上の仕事をするといろいろ面倒臭いことになるということを説明されたので、いまはその恩恵に預かり、日々暮らしている。 エントリーした求人は100件をとうに超え、たまに職場見学という名の実質オンライン面談まで進むのだが、そこでコケ続けて採用に至らず、今だに職に就けていない。 この日記は、朝起きてから昼までの時間を持て余す今のわたしの備忘録として、あるいは暇つぶしとして、誰に伝えたいわけでもなく綴っているものである。職が決まった暁には、この日記を閉じることになるだろう。それがいつになるのかは、現在のところ皆目見当もついていない訳だが。 ----- 7時起床、ゴミ出しをしてからコンビニへ行き、ジャムパンとコーヒーを買って来て朝食とした。 無職日記、100日目突入 (お祈りメール (選考落ち) の受信は、一足早く100日を突破) 。 予約していたCDが四谷図書館に確保されたというメールが来たので出かける。Radikoのタイムフリーで「伊集院光の深夜の馬鹿力」を聴きながら、丸ノ内線で新宿御苑まで移動。そこから歩いて四谷区民ホール7階にある四谷図書館へ。4点借りる。 ・イグニッション / アステリズム ・ファズ・ユニヴァース / ポール・ギルバート ・幸福なるシジフォス~ストーン・プッシング・アップヒル・マン / ポール・ギルバート ・スペース・シップ・ワン / ポール・ギルバート ついでに赤坂図書館で借りていたDVDを返却するために徒歩で移動。四谷三丁目の交差点を曲がって信濃町経由で歩き、到着。今回は返却のみ。貸し借りゼロの状態になったので、現在予約しているものが取り置きされるまでは来ないだろう。 退館し、青山一丁目駅から大江戸線で中野坂上駅へ移動。地上に出てすぐの場所にある中野東図書館へ行き、読み終わったマンガと聴き終わったCDを返却。改めてマンガとCDを借りる。 ・藤子・F・不二雄大全集 大長編ドラえもん1 ・タンクトップ・フラワー・フォー・フレンズ / ヤバいTシャツ屋さん ・ドント・スマイル・アット・ミー / ビリー・アイリッシュ ・ピューク・アンド・クライ・ザ・サイアー・イヤーズ 1990-1997 / ダイナソーJr. ・風の谷のナウシカ サウンドトラック はるかな地へ... _ / サントラ ・まぐれ / 猿岩石 散歩ついでに自宅まで歩くことにする。google map的には小一時間かかるという。馬鹿力を聴き終えたので、iPhoneに入れてある立川志の輔の落語を聴く。 帰宅し、TOEIC試験勉強。聴き取りは、自分の知らない単語以外はどこの国のアクセントでもテストのスピードで大抵聞き取れるので、一番苦手なPart5、文法問題をずっとやっている。複数の参考書を見ながらルールに従って空欄を埋めていく。実際には1問30秒程度で解かなければならないが、この時点では問題文含めしっかりと読んでいく。 切りのいいところで止め、借りて来たアステリズムの「イグニッション」を聴く。先日youtubeの「ROCK FUJIYAMA」を観ていたらここのギタリストであるHAL-CAが出ていて超上手かったので速攻図書館の蔵書を探して予約したのだが、このアルバムの時点では16歳で、まだまだ荒削りなところがある印象を受けた。ちなみに1〜4曲目まではブーツィー・コリンズとバケットヘッドがプロデュースしていて、裏ジャケットにそのご尊顔が吉野家の店長写真よろしくババーンと飾られている。 炊飯の準備をしてから買い出し。コンビニへ入ってストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら駅前を目指す。suicaをチャージし、東急ストアへ寄ってみるが特に買わず。行きつけのSEIYUへ移動してオニオンレタスサラダ、ドレッシング、ストロングゼロレモン350mlを買う。 米を炊き、TKNG (たまごかけ納豆ごはん) にして食べる。今日はトッピングに三島食品の「あかり (ピリ辛たらこ)」を使ってみた、美味し。サラダのドレッシングにはSEIYUブランド「みなさまのお墨付き」のローストナッツドレッシングを使ってみたが、ピンとこなかったので無くなったらまたごまだれドレッシングに戻そう。 八代亜紀の訃報。昔、ヘアヌードが流行った頃、小柳ルミ子や金沢明子が脱いでいるのに感化されたのか、ドラマで彼女が物置小屋みたいなところで半裸 (腕で隠して乳首は見えない) になっているのを誰かに見つかる、という場面を確か特番で見た気がするのだが、あれは一体なんだったのだろうか。 TBSラジオ、爆笑問題カーボーイのバナーが変わったというXのポスト。これまでのものより"今の"彼ららしくてとても良い。今回のバナー用の撮影が行われたJUNKの20周年イベントは配信チケットを買って観たが、あれからそろそろ一年経つのか。なんだかもっと昔だった気分もする。 暇なのでネットフリックスを漁る。昼間にSNSのTLに映画「ミーガン」の1シーンが流れて来て、そこにロニー・チェンが出ていたからちょっと驚いたので検索したらまだ観ていないスタンダップ・コメディの「ロニー・チェンのココだけの話」があったので視聴 (前作「アメリカをぶっ壊す!」は昔観た)。 パンデミック明け、とはいえまだ予断を許さない状態でのショーらしく、話の中にワクチンについてや接種反対派の話などが出てくる。イギリスをコケにするパートが面白かった。やはりコメディアンは自分の不満や世の中の納得いかないことをこうやってネタにし、それで人を笑わせてなんぼである。彼のジョークで一番好きなのは、海の向こうにいる実家のお母さんに、彼女が書き込んだyoutubeのコメントを電話越しにPCを操作させて削除させようとする話だが、今回の話もそれに引けを取らない出来だった。観てよかった。 ジャック・ダニエルのボトルを空けよう作戦、今日もストレートをダブルでちびちび呑む。ボトルにはあと半分くらい残っているので、やろうと思えば一日で無くせるのだが、最近はこのちびちびタイムにぼんやりと考える蒟蒻問答が心地よく、勿体無いので今後もちびちびと呑んで行くことにする。 テッペン前くらいに就寝。

2024-01-10 10:51:40
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY102 むしょくのいちにち ・8〜10時に起床。前日痛飲してたら夕方くらいまで寝てる ・起きたら窓を開けて部屋の換気をし、その間にコンビニで朝食を買ってくる。ゴミの収集日だったらゴミも出す ・無職日記を書く ・おひるごはん (食べないことが多い) ・DTMでカバー曲を作り、出来たら動画にしてXとインスタにアップする (ラテンビートでポン) ・1/28に受験するTOEICの試験勉強 ・散歩を兼ねて買い出し。外に出る理由とするため、なるべくこまめに買って毎日買い物用事が出来るようにしておく ・ばんごはん、基本はTKNG (たまごかけ納豆ごはん)とサラダ、時たま肉や惣菜などが加わる ・寝るまでに時間があるので本を読んだり映画を観たりする ・だいたい0時までに就寝 ・更年期障害で3時くらいに目が覚めるので、数時間悶々としつつ横になったまま起きていたりうたた寝をしたるして朝を迎える ----- 9時起床、部屋の換気をしている間にコンビニへ行き、ピーナッツコッペパンとコーヒーを買ってきて朝食とする。食べ終わり、無職日記を書く。 ラテンビートでポン (DTM)、今日は八代亜紀の「ラッキーマンの歌」をカバーする。演奏の前に「舟歌」をパロディしたパートがあるのでそこも歌う。昔彼女が「笑っていいとも!」のテレフォン・ショッキングに出演した際、「ラッキーマンはね、『ラッキークッキー八代亜紀ーって言って変身するんですよ!』」と嬉しそうにタモリに喋っていたのを思い出す (タモリは空返事でスルーしてた)。出来たものを動画にしてXとインスタにアップ。 TOEIC試験勉強、持っている書籍の特典としてダウンロードできる例文の音源ファイル名が番号を振っているだけでわかりにくいので、どのトラックに何が入っているか、音源を流しつつリネームしていく。トータルで10時間超えの音源なので腰が引けていたのだが、調べていくうち例文だけ読むやつ、単語だけ読むやつ、単語と例文を読むやつなど、書籍に書かれているものが数パターンある感じということがわかって安心した。とはいえ150トラックx4パターン程度、約600トラックリネームしなければならないので骨が折れる。 気がつけば日が暮れていたので、キリのいいところで炊飯の準備をして晩ご飯買い出しに出かける。部屋を出てコンビニへ行き、ストロングゼロレモン350mlを買って歩き呑みしながらSEIYUへ行く。オニオンレタスサラダ、ネギ塩チキン、ストロングゼロレモン350mlを買って帰宅。 米を炊き、夕食。TKNG (たまごかけ納豆ごはん)のトッピングネギ塩チキン+三島食品のふりかけ「ゆかり」。バラエティあふれる味となった。サラダも食べてごちそうさま。 音声ファイルリネームの続きをやり、ほどよきところで就寝。試験へ向けての姿勢ができてきた気がする。明日もリネームの続きをして、あとはいつものスケジュール通り。

2024-01-11 09:39:49
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY103 8時起床、スマホアプリ「なみすけのゴミ出し達人(マスター)」で今日が不燃ゴミの日であることを確認し、溜まっていたカセットコンロの使用済みボンベを捨てる。 拙宅のキッチンには電熱コンロが設置されているのだが、パソコンと暖房使ってるところでお湯沸かすと100%ブレーカー落ちるので数年前にカセットコンロを買い、以来それでお湯を沸かしたり炒め物をしたりしている。電熱に比べ、ガスだとお湯の沸騰するスピードが超早いので重宝する。 昨日からやっているTOEIC参考書の特典音源のファイル名リネームの続き。音源を聴きつつやっているので実質聞き取り練習しているようなものになる。 いったん手を止めて気分転換にDTM遊び、今日のお題はプリンスの「プレイス・オブ・ユア・マン」彼の作品のなかで一番好きな曲だが、アルバム「サイン・オブ・ザ・タイムス」の音源じゃなくて同タイトルの映画内で演奏されている、PVになってるバージョンの方を気に入っている。 歌い回しとコーラスに手こずり、結局コーラスは入れずにヘロヘロのメロディながらこれでいいやと思ったテイクが取れた段階で止め、音源ファイルに書き出して動画に仕上げてXとインスタにアップ。昨日からなぜかXに動画をアップすると自分のMacで再生されない。スマホではちゃんと観れるので、ブラウザが古い (諸事情でMac OS 10.13からアップグレードできないのでChromeのアップデート対象外になっている) のでそれが原因かもしれない。 TOEIC音源のリネームを再開。英文に聞き飽きたので久しぶりに鬼越トマホークのyoutubeを観ながら作業する。芸人インタビューは結構長いので、40分くらいに収まってるまだ観てないランキングのやつを2本ほどチェックしてたら作業の方も終わった。 夕飯の買い出し、炊飯の準備をしてから部屋を出てコンビニへ入りストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながらSEIYUへ向かう。旨だれ仕込みの鶏もも唐揚 小、千切りキャベツストロングゼロレモン350mlを購入して帰宅。 米を炊いている間に湯を沸かし、ゴーゴーカレーのレトルトを温める。出来たごはんを丼によそい、そこへレトルトルーをかけてから唐揚げを配置する。別途ボウルに千切りキャベツを入れて準備完了。やっぱゴーゴーカレーといえば一緒にキャベツも食べなきゃなのだ。あっという間に完食。 今日はいろんな方向に頭を使って脳的に疲れたので、これから本を読んだり映画を見たりする気にならず、とりあえず横になるかと布団に寝たがまだ20時半である。延々とスマホでSNSやFeedlyなど行ったり来たりしている間に眠くなったので就寝。 ちゃんとTOEICの勉強に時間を割くようになったので、今までだらだらと書いていたこの日記も試験が終わるまでは端的なものになるかもしれない。金にならないし読み返しもしないんだから、端的な書き捨てで充分だと思う。

2024-01-12 08:40:59
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY104 8時前起床、ゴミ出しに行き、ついでに洗濯物をまとめてコインランドリーへ持っていく。洗濯している間にコンビニへ行き、ふんわりくちどけつぶあんマーガリンとコーヒーを買って一度帰宅、Web経由で終了時間を確認しながら時間を潰す。 今日のラテンビートでポン、ベースコードだけ仕込んでおこうと思い、耳コピを始める。今日のお題は「不滅のヒーロー SEAJETTER KAITO」。石巻にある石ノ森萬画館でショートムービーが観れるご当地ヒーローだ。 時間が来たので一旦手を止め、洗濯物を取りに行って帰宅。ヴォーカルを重ねていく。部屋で録っているので原曲のような声を張って大声で歌えないのが残念だが、今学ぼうとしているのは声を録る際の勘所とメロディが揺れない歌い方なので、そっちに注力できれば良い。 出来たと思って書き出したら所々音が割れている。原因を調べたらマスタートラックにゲインをかけていた、そら割れるわ。調整して再出力、動画にしてXとインスタにアップ。やはりXはMacのブラウザ経由だと再生されない。ただ他の投稿者の動画も同様のパターンになることが確認できたので、自分のChromeのバージョンが古いからだろう、ということにする。 歪み確認ついでの検索をしていたら、マスターの音量をモニタリングできるプラグイン「Youlean Loudness Meter 2」を見つけたので入れてみた。なるほどこれは出力チェックしやすいし、試行錯誤の手助けになるかもということで次回から使ってみる。 昼飯。シリアルにヨーグルトをかけ、ブルーベリーソースを加えてかき混ぜたもの。サッと食えて便利だが、シリアル+ヨーグルトは米より断然コストがかかるのが悩みどころだ。はよ仕事に就いてこの程度は気にならない程度の収入を得たい。 TBSラジオ「えんがわ」をリアタイ。しばらく聴いてから離脱、TOEIC勉強用に模擬試験書籍についてきた回答用紙をコンビニでコピーしてくる。付録のやつは一度使ったらおしまいなので、こうして余分を作っておけば復習として役立つはずだ (TOEICは回ごとに問題が違うので、初見でパッと読み解けなければ意味がないのだが、練習なのでそれでよい)。 ちなみに先日音声ファイルにトラックの内容を書いてリネームした参考書、「TOEIC®︎L&R TEST 英単語スピードマスター mini☆ban3000」の内訳は下記となった。 ・1. 例文 1h58m ・2.すべての単語+意味 4h13m ・3.見出し語+意味+例文 3h44m ・4. 見出し語+例文2h39m 3からはじめて時間をかけて4、そこで単語を覚えたら2と1をリピート、というのが効率が良いかもしれない。特に1は2時間で終わるから、参考書を読みながら毎日通しで聴くことが出来れば習得率もだいぶ違ってくるだろう、頑張れあした以降の俺。 晩ごはんの買い出し散歩。RadikoのタイムフリーでTBSラジオ「ハライチのターン!」を聴きながら部屋を出てコンビニへ行き、ストロングゼロ350mlを歩き呑みしながら駅前へ行き、ATMで金を下ろしてから駅でsuicaにチャージし、そのままSEIYUへ行く。無洗米ひとめぼれ2kg、納豆3個、卵6個(赤)、ストロングゼロレモン350mlを買って帰宅。 米を炊くのが今日は面倒臭いので、湯を沸かしてレトルトのミートソースを温め、パスタを茹でてミートスパで食う。 フライデーがスクープしていた細川たかしのファッションが話題になっており、見たらアイアンマンのマーク1 (映画1作目に出てくるあり合わせの物で作った試作品的なやつ)のフォルムに似ていたのでフィギュアの画像を引っ張って来てPhotoshopで差し替える。 投稿する際にこのクソコラにコメントをつけるかどうか迷ったが、これをパッと見て「ほんとだ、マーク1やん」って思わない人に向けて説明をしても意味がないと思ったので画像のみで投稿する。 昔Creepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」のラジオ版トークに入っている「トーク:最強タトゥーマン」のトラックで、「エド・シーランの胸にはライオンのタトゥーが入っている、そんなのガオガイガーやん」という話をR-指定がカマしたので爆笑したわたしとしては、"それらがなんなのか"ということを改めて説明するのは無粋だと思ったし刺さる人にだけ刺されば良いのでコメントはつけなかった。案の定反応はプチバズ程度で終わったが、画像だけで意味がわかる人たちがしっかり「いいね!」してくれていたので満足した。 気分が良くなったのでコンビニへ行ってポテチを買って来て、ジャック・ダニエルのストレートをちびちび呑みながら晩酌した。ポテチも以前はペロリと平らげていたのだが、歳のせいかしばらく食べていなかったからか、晩酌には量が多すぎた。ジップロックを切らしていたので保存もできず、頑張って全部食べる。おかけでウィスキーのおかわりを4、5杯してしまった (ダブル程度の量)。 明日は久しぶりにタイタンの学校の授業があるのだけれど、酒が残ってたら行かずに家で寝てるかもしんないなと思いつつ布団でスマホいじってるうちに寝落ち。

2024-01-13 11:00:24
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY105 8時に目が覚めるが、10時過ぎまで布団で横になっていた。起きて無職日記を書く。 コンビニで魯珈監修スパイスチキンカレーパン、肉まん、コーヒーを買って来て朝食。チキンカレーパンは新商品ということで食べてみたが、普通のやつでいいや、という感想。また年々サイズが小さくなっていく肉まんのゆくえが気になる。このままいけば数年後には小籠包くらいの大きさで売られているんじゃないだろうか。 今日は久しぶりにタイタンの学校へ行く。養成所側が年末年始休みだったので約一ヶ月ぶりだ。四谷図書館に予約していたCDが取り置きされたということで、授業の帰りに取りに行くことにし、返却分のCDをバッグに詰めて部屋を出る。 丸ノ内線で新宿御苑まで移動し、そこから徒歩で学校へ。今日もまた第6期芸人コースの山下岡本くん (上海おこめワールド) がビルの入口で何か食っていた。おかっぱの男性が寒空の下白い息を吐きながら腹を満たしている姿というのは筆舌に尽くし難い哀愁がある。 本日の授業は2コマぶち抜きで百人一首かるた。前半座学、後半は「40枚かるた」というルールで実際に対戦した。百人一首は高校の授業にでできた時に90首くらい覚えたのだがすっかり忘れていて、思い出せたのは落語でもおなじみ「ちはやふる」と数首程度だった。 授業終わり、1階のコンビニでジャックコークを買って歩き呑みしながら四谷図書館へ向かう。途中で納言の幸とすれ違ったが、面識はないので「あっ納言の幸だ」という気持ちが芽生えただけで終わった。 四谷図書館へ到着し、予約していたCD3枚を受け取ったあと棚をDIGって追加で2枚借りる。 ・アンシーン・ワールド /バンドメイド ・ジャッジメント・デイ / ラブバイツ ・"13"ライブ・アット・豊洲PIT / アンラッキー・モーフィアス ・ナムコミュージックサルーン~フロム・ゴーバケーション / オムニバス ・圓朝祭の五代目柳家小さん 第二巻 / 柳家小さん 最近の女性ヴォーカルバンド界隈をチェックしておこうと思ってバンドメイド、ラブバイツ、アンキモを借りてみた。それにしてもラブバイツの「MCUの"マイティ・ソー"に門番の役で出てそうな人」「『龍が如くのプロデューサーの娘さんですか?』と尋ねたくなる感じの人」の凛々しさといったらない。写真ではいつ見ても強そうなポーズと鋭い眼光でこちらを見つめているのでビビってしまうが、ライブ映像など見ると結構笑顔だったりする胸キュンポイントがあるのでたまらない。メンバーの集合写真だけ見るとこの人がドラムなんだろうなと思わせる威圧感なのだが、実際にはギターだったのでそこも驚いた。 図書館を出ると雨から雪へクロスフェードする天気になっていた。うっかり傘を持ってくるのを忘れたので丸ノ内線駅まで小走りで移動。本当はこのあと中野東図書館にも寄るはずだったのだが、傘が無いしそこへは自宅から歩いていける距離なので明日以降行くことにして直帰。 自宅最寄り駅を出ると雪はは結構な降り具合になっていたので店の軒下沿いを伝いながらなるべく濡れないように移動する。 コンビニへ入り、ストロングゼロレモン350ml、ラーメンスープあっさり醤油、細麺2玉を買い帰宅。湯を沸かし麺を茹で、丼に移して食う。1玉じゃ足りないと思っていたが、2玉だと確実に多すぎる量になっていた。しかし完食。ストロングゼロを空けるまでネットサーフィンをしたのち、布団に横になる。 寝落ちして起きたがまだ20時半。今日の睡眠は朝まで辛い感じの取り方になるぞーと思ったら案の定、テッペンすぎたら完全に目が冴えて延々スマホをいじる。 細切れに寝たり起きたり。ふと「今心臓止まったらここで終わりなんだな」という気持ちになり、保険としての同居人が欲しい気持ちになる。そんな人が居たところで死んでしまえばそこまでなのだが、死んだと思ったら次の瞬間には病院のベッドに寝ていて、「よかった!! 気が付いた!? わたしが誰だかわかる!?」という感動の再会シーンが訪れるとも限らない。 と同時にセックスがしたいわたしでもあるので、その相手は女人であってほしい。無職であるがため出会いがあったとしても花の一輪も渡せない懐具合であるのだが、そこを一発、わたしの頰を札束でひっぱたいて「金ならあるからアタイについてきな!!」と叱ってくれる女人と出会いたい。 受け身である。自信の無さはわたしが早漏だ、というコンプレックス......いや事実から来るものなのかもしれない。いやしかし、元来種の存続という点からみれば射精するのが早いに越したことはないのだ。文明社会に生きるわたしたちであるからセックスを生殖行為以外にも娯楽として使うことができるというのは理解するが、いざアポカリプトということにでもなれば改めて速やかな合体 (ここでいう「合体」とは、「釣りバカ日誌」で用いられるそれを指す)が求められるのではないだろうか。 動物、特にキリンなどは、水辺などで水を飲んでいる時が他の肉食動物から一番狙われやすいのだという。以前チーターかなにかが同じく水辺で水を飲んでいるところにワニが襲いかかり、そのまま水中に引き摺り込まれたという動画をyoutubeで見た。陸上で最速を誇るといわれているチーターですら、ワニの捕食スピードには勝てないのである。野生に生きるものたちがそうして文字通り弱肉強食のルールで生き延びているというのに、人間はこんな体たらくなありさまで良いのだろうか。 So, You don't have to worry, worry、守ってあげたい...... そんなやさしい歌声が、どこかから聴こえてきやしないだろうか。耳をすますと、それは部屋の玄関から聞こえてきて、どうやら誰かが歌っているらしい......。鶴の恩返し的な、しかし小動物一匹助けた覚えのないわたしがもしかしたらとそのドアを開けると、そこには歌の持ち主である松任谷由実が立っていたので「帰ってください、警察を呼びますよ」と面倒臭そうな口調で伝えて荒っぽくドアを閉める......。 染色体的にXXであればなんでもよいわたしではないのだ、という勢いでまた布団に潜る。勘違いして欲しくないのは、それはわたしが由実のルックスが気にいならなかったのではなくて、契りを交わしてしまえばそれは不倫になってしまうから......という配慮。セックス上納システムという新手の管理社会の恐怖を垣間見ることもある昨今である。未来世紀ブラジルならぬ、未来世紀ガマンジルに利用されてはならない。 夢と現実が脳内でまぜこぜになる時間をやり過ごしつつ就寝。

2024-01-14 09:32:34
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY106 8時起床、無職日記を書く。 DTM遊び、「ラテンビートでポン」今日はウルティモ・ドラゴンの入場曲である「セパラドス」を歌ってみる。スペイン語なので意味がわかんないが、翻訳ソフトで一度英語にしてから意味を確認、「この辺はこんなこと歌ってるんだなー」と掴みながら何度も歌う。読みながらでも間違えるし、発音や言葉のつなぎもめちゃくちゃだと思うが勉強だと思って続け、音源として出力してから動画にしてXとインスタにアップ。先日まで発生していた動画再生の不具合が治っていたのでホッとした。X側のソースに起因したものだったらしい。 コンビニへ行き、3種の熟成チーズの蒸しケーキとコーヒーを買って来る。シリアルにヨーグルト、それからブルーベリーソースをかけたものも一緒に食べた。 息子が参加している高校生バンドが本日行われる楽器店主催のバンドコンテスト(21歳以下限定)に出演する情報をインスタで入手したので配信チケットを買い、待機する。 始まったがバンド演奏以外の音声が「勘弁してくれ」と思うほどに小さすぎてその音量差の調整に苦しむ。演奏のボリュームに合わせるとトークが聞こえないし、トークに合わせると演奏が爆音になりすぎるのだ。 最初の方はバンドというテイは成しているもののお世辞にも上手いとは言えない組が続き、おまけに配信で届くのは卓からの直音で、ライブ感を出すための会場の反響音などはほとんど拾っていなかったから辛かった。昔バンドやってた頃、ライブのあと小屋からもらってた録画ビデオの音ってこんなだったなーと思いながら、息子のバンドの出番を待つ。 彼のバンドはいわゆるミクスチャー系で、King GnuとかKroiとか、いかにも最近の若者が影響を受けそうなバンドの雰囲気に近かった。息子自身はラップもやっているので、演奏した曲 (カバーなのかオリジナルだったのかはわからず) ではAメロでラップをやり、サビでは歌うというスタイルでパフォーマンスしていた。少々ガナった歌い方なのは、一昨年サマソニで観て衝撃を受けたというマネスキンのヴォーカルからの影響だろう。 演奏を見終わった。審査結果の発表までにはまだ時間があるので、予約しているCDと書籍を受け取りに中野東図書館まで行き、ついでに棚をDIGって追加で3点借りた。 ・狂言 / Ado ・講談放浪記 / 神田伯山 ・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー サウンドトラック / サントラ ・ハピアー・ザン・エヴァー / ビリー・アイリッシュ ・アップ・オール・ナイト・ウィズ・プリンス / プリンス 帰宅し、改めてバンドの審査発表を待つ。暇なのでミックスボイス出したいなーと思って共鳴鼻腔系の動画を観ていたら突然コツが掴めた気がしたので、それまでキー的に辛かった曲をそのやり方で歌ってみたら楽に声が出せたので感動した。まぐれかもしれないので明日以降さっき得たコツで歌う練習をしよう。 息子のバンド、15組中3位で準決勝進出。画面をスマホで撮影しておめでとうの言葉とともにLINEで送る。 配信のエンディング、勝ち残ったバンドたちはコメントを求められたが、他のバンドが「一生懸命やりました」とか「楽しかったです」とか無難なものに落ち着ける中、マイクが回ってきた息子は開口一番審査員含めたオーディエンスに向け、「いやちょっと納得いってないんで......」わははは、そういうとこだぞ!! と思いつつ、キャラ立ってたのでよしとした。 元妻と離婚して息子と別れたのは3歳の時で、家にはギターやキーボード (元妻はファレルからの影響でコルグのトライトンを持ってた) はあったが、当時はアンパンマンなどに夢中なお年頃だった。音楽を好きになってくれると良いなあとは思っていたが、小学校高学年の頃に観た「あはれ!名作くん」でラップに興味を持ち、そこからフリースタイルダンジョンに行ったあとKing Gnuを好きになり、洋楽など掘るようになってジョージ・クリントン率いるパーラメントにたどり着く程度になった。放っておいてもそこにたどり着いたのだから心配する必要はなかったのかもなと思いつつ、とりま会った時に話題が音楽になると「話が早い」状態まで仕上がっているのは、気になったことがあったら調べて自分の知識にするの大好き家系である俺の血を引いている証左であるのかもしれない。 音楽に目覚めたら手取り足取り教えてやろうと考えていたが、もうすっかりそんな必要はなくなってるみたいなので、向こうから相談してこない限りはこちらから口を出すのは辞めておこうと思う。息子のやりたいことにいちいち親がああだこうだ言ってくるのってウゼえしダセえじゃん!? ジャックダニエルをストレートのダブルでちびちび呑んでから就寝。明日からまた平日、求職活動を再開する。

2024-01-15 09:00:03
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY107 早朝、目が覚めてスマホをいじっていたら映画秘宝が数年前にやらかした不祥事事件についてのエントリが流れてきて目を疑った。よっぽどのバカなのだろうか、此の期に及んでまだ「会社としてやってはいけないこと」だらけの反省文が延々と書かれている。 不祥事についてはここで詳しく書かないが、要は当時映画秘宝の編集長をしていた人間が一般人に対して悪質なDMを送り、受け取った側がそれをSNSでカミングアウトして大炎上した結果加害者である編集長は辞職、これにともなう内ゲバも起こったのが原因か、雑誌は休刊する。 その映画秘宝が、今月19日に再復刊するのだという。いまだに検索しても書影はおろかニュース以外の情報が出て来ないし、復刊号の内容についてもいまだわからない。いや、そんなことはどうでもいいのだ。 すでに辞めた人間を会社が名指しでその不祥事をいちから説明するなど、あってはならないことなのだ。加えて、それに関して誰が関わっていたのかとか、自分はどう思っていたのかとか、そんなの (被害者を除いた) 読者 (客) には全く関係のないことなのだ。 考えてみてほしい。もし自分が働いている場所でやらかして、それが会社を揺るがすほどの不祥事になり、自分は責任を取って辞めた。そこまではいい。だがしかしその会社の入口に「昔こういう事件があって、やったのはこいつで、我々は反省しております」という張り紙がされていたらどんな気持ちになるだろうか。自責の念に駆られるかもしれないが、同時に「もうそこ辞めたのに!!」という気持ちにならないだろうか。 もちろん加害者がやったことは許せないことだが、その責任はふつう会社が負うものなのだ。ニュースで流れる企業の不祥事などの記者会見で当事者を呼んで「こいつがやりました!!」って衆目に晒す場面をみたことがあるだろうか。責任者たちが深々と頭を下げ、「再発防止に努める」というのが常識的な対応ではないだろうか。 不祥事のプレスリリースにしても、当事者については「弊社社員」または「元弊社社員」という表記に留まり、名前を出して謝ったというケースというのを見つけるのは難しい。事実、炎上後この事件がひどいと書いているその主語は、編集長があずかり知らぬことだったとしても「秘宝」として語られているではないか。 また加害者を法的に罰するのは文字通り司法であり、編集者ではない。辞めて久しい人間の名前を再び出して責任を押し付ける行為は、個人情報の保護に努めるなどといいつつ実は全く理解していない証拠である。 つまり今回再復刻にあたって必要だったのは、 ・元社員の行動により読者に迷惑をかけたこと ・再発防止策 を簡潔に書き、その上で別途復刻号の内容告知をすることである。 同人誌の内輪揉めかよと思われても仕方ないその謝罪文を呼んでわたしはぶっ倒れそうになったが、布団に横になって読んでいたのでその必要はなかった。復刻号については「あんなことがあったけれど、それと雑誌の内容とは関係がないのだから、出版されて面白かったらまた買ってみよう」という気持ちであったが、これを読み終えた瞬間、「こんな出版社に金を落とせるか」というものに変わっていた。立ち読みとか図書館に蔵書があれば目を通すかもしれない。しかし、内容以前の問題として、こんな姿勢で経営している会社の本など死んでも買えない。 映画秘宝ついでに思い出したが、そういえば園子温の性加害問題について水道橋博士が配信したらしい。 配信自体は観ていないので内容自体には興味がないのだが、博士が参議院出馬前まで行なっていたイベント「アサヤン」において、園子温の映画に出演させるという目的で「コーエン姉妹」なる、博士が高円寺でスカウトしてきた実の姉妹が出演してたが、彼女たちはその後元気にしているだろうかとふと思い出した。 あれだけ博士が推していた (実際可愛かった) 姉妹であったし、わたしもイベント出演時に二言三言会話を交わした程度に知っていたから、園子温の話を聞いた後はそういった目にあっていやしないかと心配になる。またいつか、博士の日記に「久しぶりにコーエン姉妹と会ったが元気そうでなにより」みたいな感じで登場してくれることを望む。 そんなことを考えながら8時起床。缶・ビン・プスチックゴミの日。出してから無職日記を書く。 失業給付を使い、家賃を振り込む。残高がガッツリ減るが、雨風凌げるくらしができるのは部屋を貸してくれた大家様のおかげなのでここの義理は絶対に通す。 DTM遊び「ラテンビートでポン」昨日出来たはずの鼻腔共鳴がうまく出来ず、当初やるはずだった曲をNGにして「PPAP」でお茶を濁す。音源を書き出して動画にしてXとインスタにアップ。 高橋ヨシキ/てらさわホーク/柳下毅一郎の運営するyoutubeチャンネル「BLACKHOLE」の切り抜き動画チャンネル「黒穴」で、忘年会動画の切り抜きを観る。本編は4時間越えなので流石にキツいと思っていたので便利だった。ゲストの宇多さんを交えたイスラエル問題についての切り抜きが良かった。あとはそれぞれのベスト10をチェック。 TOEIC、リスニングテストの模試をやる。会話についての質問はちょっとした記憶力も試されるしひっかけもあるので、久しぶりにやってみたら聞き取れたけど忘れていたり話を見失ったりで頭が追いつかなかった。あと10日程度しかないからそろそろ本腰を入れよう。 XのTLに、先日細川たかしが着用して話題になりクソコラが量産された13万円するフリースをレイザーラモンがRGが買って着てみた写真が自身によりアップされていたので速攻で切り抜き、元のスクープ写真と合成して彼のポストに「つ (2ch時代のAA的ネットスラング。手で何かを置いているゼスチャーを表す文字。求められているURLや画像・動画を貼る際に使う」とだけ書いてリプしてみたら、瞬く間にいいねが付き始め、通知が止まらなくなった。 晩飯に買い出しに行こうと玄関まで出たらポストに封書。国民健康保険の延滞通知、計4万ちょい。逆さに振っても出ない額なので、明日以降相談に行く。 Spotifyで「東京ポッド許可局」を聴きながら部屋を出てコンビニへ入り、ストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら駅前へ行く。ATMで金を下ろして駅でsuicaにチャージ、SEIYUに行きオニオンサラダ、減塩ごまドレッシング、ストロングゼロレモン350mlを買い帰宅。 先ほどのクソコラに「仕事が早い」などのコメントがつく。そう、私は仕事がはない。お金になる仕事は今してないし、その仕事の面接でこれをポートフォリオとして出すわけにはいかないのだけれど。 インプレッションがぐんぐん伸びるので、ジャックダニエルのストレートダブルを作ってちびちびやりながら推移をチェックする。20:30の時点で21万越え。あいかわらずポツポツといいねやRTもついて行く。せいぜい伸びて30万くらいかなーと思う反面、これはRGがすごいのであって俺は凄くないから勘違いするな、と自分に言い聞かせる。どうせ明日になれば飽きられ、また他の何かに注目が集まるのだから。 息子が出たバンド大会の演奏を見返したりしつつ、23時あたりに就寝。

2024-01-16 10:04:04
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY108 8時起床。 昨日バズったRGのクソコラのインプレッションを確認する。29万くらいになっていてが、既に動きが鈍くなっていたので30万届いたら御の字だなと思いつつ、自分のアカウントのポストとして改めて貼ったやつは400程度。RGの元ポストは1,000万を超えていて、格の差を見せつけられた。 バズっている画像にリプというかたちでぶら下がってインプやいいね、コメントを稼ぐのは簡単だが、お金になるわけでもないし、凄いのはあくまで発言元だという気持ちになるし、やったぜ自分の手柄だという喜びはほぼない。知り合いから「ウケた」というレスをもらうのは嬉しいけど。 通知にしてもバズり始めたら数秒単位でバンバン来はじめるので、最初は「わぁ、注目されてる!!」と思うのだが30分も経つとウザくなって「これいつまで続くの?」という気分になる。そして一晩経ったこの時点でも、時たまピコンピコンとベルのアイコンに数字がついている。 見た人の感想がわかるので、引用RTされるのが一番嬉しい。次が別の人に届く効果があるRT、そしていいね、インプレッション、の順だ。明日にはまた別のクソコラや面白画像、一過言あるポストやクスッとさせてくれるジョークでユーザーは楽しむのだから、ここで勘違いして「俺にはクソコラの才能がある!! 頑張って量産するぞ!!」とならないよう自分に言い聞かせる。才能でいえば、わたしは一時期そのクソコラで食っていた時期があるのだから、無いわけではないと思っているが。 そういえば自分のアカウントはポストする画像に対して「センシティブなものを含む」設定をしていたから、これを外しておこうと思って変更する。戦争や凶悪事件の画像・動画が当たり前のように流れているこのネット世界で、自分が作った馬鹿みたいなクソコラがセンシティブだとも思わないので (見る人によっては不快と感じることもあることはわかったうえで)。 コンビニへ行き、ピーナッツコッペとコーヒーを買って来て朝食とする。食べ終わり、無職日記を書く。 クソコラのインプレッション、昼過ぎに30万を超えた、もうこれで充分。相変わらず通知は来るのでいっそのこと元リプ消そうかしらと思ったけれど、あと少し辛抱すれば反応もなくなると思い直せたので放置。 コンビニへ行きラーメンスープと中太麺2玉買って来て作り、完食。 突然頭のバッテリーが切れ、何もやる気が起こらなくなる。この現象は普通朝イチでやってきて昼過ぎくらいまで抜けないのだが、今日は時間差でドスンと来た。テレワークをしていたころは仕事のメール着信にだけ気にかけつつ床に寝そべってなるべく思考しないように努めることでやりすごしていたのだが、今は無職なので素直に布団に横になる。クソコラがバズったことでセロトニン放出確変が起きたのかもしれない。 いつの間にか寝ていて、起きたら外は暗くて、ガッツリ寝れた気がしたからもうこれは次の日の朝が来たなと信じて時計を見たら17時半。この状態で朝までやり過ごすのは地獄だ。22時くらいまで蒟蒻問答が続いたあと、流石に身体動かしておこうと考えて買い出し散歩に出かけようとするが晩飯が決まらない。そこからまた考え、これから米を炊くのは面倒臭いし昼には麺を食べたので、ほか弁を買ってくることにした。 部屋を出てコンビニへ入りストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みしながら駅前のほっともっとへ行き、九州チキン南蛮弁当の大盛りを注文、受け取ってからまいばすけっとへ行き、ミックスサラダとストロングゼロレモン350mlを買い、帰宅して食事。 残っていたジャックダニエルがもう空きそうだったので、radikoのタイムフリーで「伊集院光の深夜の馬鹿力」を聴きながら飲み干すことにする。ある程度盛っているのだろうが、伊集院が光栄の三国志シリーズはやっていなかったという話をしていた。わたしは高校生の頃、持っていたパソコンで「三国志3」をやっていて、当時のパソコンゲームの中ではヒットしていた作品としての記憶があるから、伊集院がその後のコンシュマー機を含めあまり詳しくないという感じで説明していたのは意外だった。ファミコン版はこどもがやるゲームにしてはえらく高かったなー (たしか普通のファミコンソフトの平均価格が5〜7千円とかに対して、1万2千円くらいした) という思い出も蘇った。まあ知らなかったテイなのかもしれないが。 ジャックダニエル吞み干す。これで我が家にはアルコールが、消毒用のハンドジェルを除いて無くなった。いい機会だから明日から禁酒してみようかなと思いつつ寝る。

2024-01-17 09:18:22
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY109 無職になってからの日数が煩悩の数を超えた。 8時半起床。先日作ったクソコラに対しての通知、ほぼ消え、わたしのSNSに平穏が戻ってきた。無職日記を書く。 コンビニへ行き、ツナサラダパンとコーヒーを買ってきて朝食。 昨日に続いてやる気出ず、radikoのタイムフリーで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながらボーッと過ごす。最近は前半はちゃんと聴いて、コーナーに入ってからウーパンゲームと起こりんぼ田中裕二を飛ばしてCD田中がある回はそれを聴き、なければそっ閉じ、というスタイルになった。 カーボーイのトーク中、ダンシング☆谷村がネット検索で悩んでいる (正式には☆が間に入るので、"ダンシング谷村"ではヒットしない) という話をしていたので、とりあえずWikipediaのリンクとプロフィールを加筆修正し、そこからX (旧twitter)に遷移できるようにしたついでにジンセイプロの項目にあるwikiリンクもちょっといじる。Xのアカウント名がgogopiromiで併記しているから、ひょっとしたら本当に推したい芸はそっちなんじゃないのとかも思ったりした。 実は昨日派遣のオンライン面接を受けていて、今まで日記に晒していたから落ちていたのかもしれないと、ゲンを担いで黙ってみたのだが落ちた。お祈り電話の向こうで担当者が申し訳なさそうな口調で謝っていたが、今回は事前に担当者に「本当にマッチングしているのか、自分の年齢で問題ないのか」ということを何度も確認していたのだが、それでもオンライン職場見学 (という名の実質面接。罰則なしの派遣法違反) をされるとキツい。次回からは「所属する部署には若い人もいるが問題ないか」という質問をされたら無条件で辞退しようと思う。毎回言われてようやく「あ、これは『なんだじじいじゃねぇか』って言われてんだな」ということに気がついた (派遣法により、事前に年齢や性別などを伝えることは違法)。違法だ違法だと騒いでねじ込むかたちで働いたとしても、結局人間関係で病んで辞めるのだろうから、逆にここで言われるのなら縁がなかったと諦めた方が良い。 それでもやはり「自分の中では問題なくこなせる」と思っていた仕事が不採用と言われると、それはひょっとしてわたしのルックスや人間性が問題なんですかと疑いたくなってきて凹む。そんなわけで昨日は面接後その疑心暗鬼も湧いてきてやる気がなくなり横になっていた。 とにかく合否が聞けたので、明日は区役所に行って未納分の国民保険について相談する。仕事が決まったのでもうちょっと待ってください、というかたちでいきたかったがそれは叶わなかった、仕方がない。長いこと患っている逆流性食道炎のじんわりとした痛みがここ一ヶ月くらい引いていないのだが、その医者にかかる金もないのに保険料が払えるわけはない。減免手続きを申請して適用されたから月に支払う金額はかなり下がったが、それでも今出せば他の支払いが滞る程度に金が無い。しかしそれが払えないことで窓口の人間の給与に差し障りが出るというのであれば恐縮もするが、公務員の給与は別の財源から出ているのだから払えないものは払えない、払う気はあるがその金がない、と正直に訴えてこよう。 部屋にずっといるとこの陰鬱モードが続くので、炊飯の準備をしてから買出しがてら散歩に行く。酒やめてみるか実験をスタートさせたので、歩いている途中の手持ち無沙汰かんを紛らわすために缶コーヒーを買って歩き飲みした。いずれは手ぶらで歩けるようになりたい。 駅前のATMで金を下ろしてからロピアへ行く。気分が落ち込んでいる時は出せる範囲の予算で美味しいものを食べようと思い、精肉コーナーへ行く。赤身ステーキを買うつもりだったが同じ値段で量が多かったプルコギ肉にした。精肉コーナーに味付け肉が存在するその理由についてはなんとなく知っているが、とりあえずお腹いっぱいになりたかったのでこちらにした。 帰宅して炊飯し、炊き上がってからフライパンで肉を炒める。思っていた通り、プルコギ肉は脂が多い。「そのまま焼いてお食べください」という程度に味もついている。洗い物が増えるのが面倒だったので、焼き上げたものは丼によそったご飯の上に盛り付けてプルコギ丼とした。 やっぱり量が少なくても赤身のステーキにすればよかった、と思いつつ完食。金がないといいつつ肉買う金があんじゃねぇかと突っ込まれそうだが、人はパンにて生きるにあらずなのだ (用法が違うことは知っている)。 今日はもう勉強する気にもならないので、図書館で借りてきた神田伯山の「講談放浪記」を読む。以前彼のyoutubeで配信されたものを改めて書籍化したもので、あとがきでネタバラシをしているとおり、実際には九龍ジョーによる聞き起こしである。しかし動画の内容を改めて整理し、注釈をつけ、加えて訪ねた理由となる講談の解説もあったりして非常にためになったと同時に、去年の夏に訪れた天保水滸伝の舞台となった諏訪大神とその周辺 (幸運なことに、動画に出てきた天保水滸伝の係員の方に近所にある十一屋の場所や平手造酒の墓など案内してもらった) を思い出す。再就職できたらまだ行っていない場所を訪れたり、暇を見つけて寄席へ通ったりしてみたい。 図書館に予約していたCDやDVDの取り置き通知がポツポツと来ていたので、明日は区役所へ行ってから図書館巡りをしようと思う。サブスクやSpotifyの影響でレンタルCD屋がバタバタと潰れて行くなか、激レア音源をアーカイヴスとして保存している図書館の存在がありがたい。棚を眺め、「こんなものが置いてあるのか」と喜ぶ体験は、Google検索などでは得られないものである。そのためなら私は喜んで税金を払おう、今無職なんで色々滞ってるけど。

2024-01-18 10:11:47
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY110 9時起床。 昨日TLに流れて来た、内藤時浩さん (パソコンゲーム「ハイドライド」シリーズの作者)のブログエントリ、「危うく無職になるところだった」を読み、こんなレジェンドプログラマでも窮地に立たされることがあるのだから、わたしごときが苦労してあたりまえだ、という気持ちになる。 ひげいとう氏から「ひげひげ団の新年会には来ないの? 職が決まってなければ今回は招待枠でタダで呑んでいいよ」というハートウォーミングなDMが来たので近況など返信する。今通っているタイタンの学校に共通の知り合いがいることが判明したので世界は狭いですねと笑い、楽しい呑み会は翌日に反動がきたりするので考え中、ということを理解してもらい、一旦保留にする。 無職日記を書く。 TOEICの受験票が届く。受験場所など確認。受験票に写真貼り付けと署名をする。 先日受けた派遣の職場見学 (という名の事実上の面接。派遣法的には罰則無しの違法) で不採用となったので、延滞通知が来ていた国民保険の支払いを待ってもらうために区役所の国保窓口まで歩いて行く。 窓口で整理券を取り、5分ほど待ったら自分の番が来た。「分割のご相談ですか?」と聞かれたので「いや、払えないんです」と言うと担当者と相談するので掛けてお待ちくださいと指示され、指定された場所に座っていると若い男性の職員がやってきた。 現在失業給付は出ているが、生活費に回すので精一杯で国保の支払う余裕がないと話した。実際失業して国保自体は減免申請をして受理され、月々の支払い金額はかなり下がったのだが、それが適用される前の分だけで数万円発生しているし、減免された分も今手持ちからなくなったら困る程度の額ではあった。国保以外も滞っており、住民税も待ってもらっていうえ国民年金は支払い免除が通っている。 「......失業給付はいくらもらってますか?」 「それ言わなきゃいけませんか?」 「ええ、一応。状況を確認しなきゃいけないんで」 "個人情報保護のため、撮影や録画はご遠慮ください"と書かれた看板がぶら下がっているその下でわたしは、話せば職員や来訪者といった第三者にも聞こえる場所で、自分の収入と出費の内訳を言わされようとしていた。 "これは個人情報にあたらず、わたしがそれをこの場所で喋ることは個人情報保護法案にも抵触しない"、というのが杉並区保健福祉部国保年金課国保資格係の認識なのだろうか。失業給付は一日あたりで計算されるので、わたしはそれを告げた。 「日額X,XXX円程度です」 「じゃあ月あたりXX万円ですね。......家賃はいくらですか?」 ああこいつ、他の人もいるこの窓口で、わたしに収入支出全部言わせる気だ。"今は国保を払う余裕がないから待ってほしい"、という相談で、ひとはこんな辱めを受けるのだ、という気持ちになった。 先日、群馬県桐生市で生活保護の申請をした男性の親族が職員から窓口でいわれのない恫喝をされたり不適切な対応をとられたことが明るみになり、これをはじめ他にも常識では考えられない職員の行為が次々と出てきて内部調査チームが設置される事態となった。ああいったことは田舎ならではの話だと思っていたが、ここ東京の、杉並区においても、それほど変わらない意識と態度でわたしに対応しているなと感じると、役所というのは生活困窮者に対してはおしなべてそんな態度を取るところ、という認識にならざるを得なかった。 詳細を話すのは嫌だったので、失業給付がXX万、支出がXX万、実質赤字ですと伝えると職員は少し考えてから、 「......3,000円くらいなら払えますか?」 と切り出してきた。思わず、その金額の根拠は何ですか? と聞き返すと、「根拠?」と返答する。ああそうか、こいつのさじ加減なんだ。 払わない訳ではない/今は払えないと言っている/払えという督促状が来たので相談に来ている/当初考えていたのと違って失業期間が長引いているから支出で絞れるものは絞っておきたい/職が決まって給与を見積もる状態になったらその中からいくら出せるかわかるからそうなったらまた相談には来る/今は時期的に求人が少ないから、新年度に伴う求人が増えるまでは見通しが立たない/と矢継ぎ早に説明した。 「......ではとりあえず、3月くらいまで様子をみて、その時のご状況でまた相談に来てください。督促状は今後も送付されると思いますが、その時はお電話ください、窓口ではなく、お電話で構いませんので」 ああ、「こいつ面倒くせえな」って思ったんだろな。しかしこれで、担当者のさじ加減で、待ってもらえる言質が取れた。条件も、申請書もない、"担当者の判断"だ。裁量、人情、おめこぼし。なんとたとえても構わないと思うが、自分の経済状態を衆目のなか口に出す必要はあったのだろうか。味わう必要のないはずの屈辱を感じた。 おそらく、窓口の方針として、いくらでもいいからとにかく払わせろ、という暗黙のルールがあるのかもしれない。「こういうタイプにはこうやって言い聞かせろ、言質を取れ」という、(問題になるから) 書類には起こさず口伝で存在するマニュアルみたいなものがあるのかもしれない。この職員だって、出来れば払えない人は何も聞かずに待ってあげたいのかもしれないし、また今回のような態度を取ることで相談相手に逆ギレされて暴言を吐かれたり、それ以上の事態になることだってあるのかもしれない。 でもわたしは今自分が困っていることを解決しに来たのだから、そんな事情は一切関係ない。払わなければこうなる、という法律があればそれを見せてもらってある程度妥協して、解決方法を改めて相談しただろう。 だが職員の胸三寸でOKが出るのであれば、わたしはそうなるように算段する。真面目な人ほど損をする気がしたし、自分の立場が相談する側であったとしても、こういう場面では絶対に頭を下げてはならない、なぜなら相手のいいように話をつけられるからだ、という思いを新たにした。 働いた給料の中から勝手に引かれる保険料については理由はわかるから当然だと考えていたし、それが引かれたからといって特に何とも思っていなかったのだ。 だから、早く新しい仕事に就きたい。それを気にしない程度に余裕がある程度の手取りがもらえる場所で働きたい。自分の生活に何かあった時、こんなに嫌な思いをしなければならない国保ではなく、協会けんぽに金を落としたい。 国保を払ったおかげで医者にかかる金もなくなるなんて、本末転倒も甚だしい悪い冗談じゃないか。 とにかく話はついたので、区役所をでて徒歩で帰宅。 図書館よりメール着信。予約していたDVD/CDの取り置きができたとのこと。先ほど金が無い話をした矢先で、自分の知見を広げるためだけにわたしは地下鉄代を払うのだと思うと気まずくなったが、日本国憲法第二十五条には「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と書かれてあるのだから、図書館でそれらを借りることは文化的な生活だと捉えることにした。 とはいえなるべく交通費は抑えたいので、高円寺から中野坂上まで歩くことにする。まずは中野東図書館に行き、借りていたものを返却するのだ。 部屋を出て、Spotifyで「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」を聴きながら歩く。今回は同郷の芸人、カンニング竹山がゲストだったがこれがとんでもなく面白かった。盛り上がって来たところで続きは後半、ということだったが、配信されるのが待ち遠しい。そういえば昔九州を活動拠点とするテレクラで働いていた頃、福岡吉本に所属する芸人さんが博多店や天神店でバイトしてたなー、などと邂逅する (2000年くらいの話)。わたしも早く、今体験している苦労話が笑えるようになる生活にするぞ、という気になる勇気をもらった。 中野東図書館、借りていたやつを返却してから棚をDIGり、CD4枚、書籍2冊借りる。 ・フィールズ・オブ・ゴールド~ベスト・オブ・スティング 1984-1994 / スティング ・曖昧な存在 / アート・リンゼイ ・2000 BEST シブがき隊 / シブがき隊 ・紀伊国屋寄席 柳家権太楼 名演集 / 柳家権太楼 ・不条理日記 完全版 / 吾妻ひでお ・「ない仕事」の作り方 / みうらじゅん 退館して大江戸線に乗り、青山一丁目で降りて赤坂図書館へ。閉館日。がーん。「また交通費がかかる......」という素直な感想。あー早く働いてそんな程度は気にならない程度に稼ぎたい。 徒歩で四谷図書館へ向かう。Radikoのタイムフリーで「アンジェリーナ1/3 夢は口に出せば叶う!!遅番」を聴く。J!NSとのコラボによるシールお渡し会、199名来たとのこと。その当時は家で作業していて行けなかったのだが、あの時手を止めて参加してたらちょうど200名になってキリがよかったのか.....などと思いつつ聴く。 昨年の大晦日にスナック玉ちゃんに行った際、戸棚に書かれていたアンジーのサインの横にステッカーが貼られていたから気になっていたのだが、今後また配布イベントなどあるならそれに期待し、もらったら日曜サンデーやたまむすびのステッカーをベタベタ貼ってあるわたしのギターに追加で貼り付けよう。 後半、新幹線で隣の人が大吉ポッドキャストを聞いていたという件、俺もさっきまで聴いていたんやてー!! という気分になる。 四谷図書館、予約していたDVDとCDを受け取る。さっき中野で結構借りたので、ここでは受け取りに留める。 ・ソナチネ / 監督:北野武 ・バッド・アズ・ミー / トム・ウェイツ 「バッド・アズ・ミー」は、収録されている「ニュー・イヤーズ・イヴ」が伊集院光の深夜の馬鹿力のエンディングに使われていたので、全編聞いてみたくて借りた。これのケツに合わせて締めの言葉を口に出せば、伊集院光ごっこができるのだ、やらないけど。 帰りながら色々考える。思えば今の生活状態を、苦しいとはいえそれほど悲観的に捉えていないのは、もうここ数年テレワークだったことも影響しているのかなと分析した。これが週5出勤で、突然失業して3ヶ月家に引きこもる状態になったということであれば焦り方も違ったのだろうが、朝起きて、日がなパソコンをぼんやり眺めて、夜になったら買い出し散歩に出かけるというルーチンは仕事の有無を除いては変わっていないのだし、入って来る金の出どころと金額は変わったけれどもゼロではないし、出て行く金も最近は特に欲しいものもない状態で、食費を除いては節制状態にあったから、これが出来なくなった、あそこに行けなくなったというストレスもない。なんだ、今は今でしあわせなんじゃないのかわたし。 とはいえやはり不採用の電話には凹む。そこだけがストレス。 帰宅するとメール着信。エントリーした仕事の職場見学案内。改めて応募内容を確認し、自分に出来そうか、条件はどうかなど検討した上で候補日に対して対応可能な時間を伝えるかたちで承諾返信。ほどやく担当者から電話があり、口頭で改めて承諾。今度こそうまく行けば良いが。 ひと段落ついたので、買い出し散歩に出かける。今日も酒は買わず。しかしそれほど呑みたい気持ちにもならない。駅前まで行ったところで、財布を忘れたことに気がつき、帰宅。再度駅前に行くのが面倒臭くなったので、近くのマックでハンバーガーなど買ってくる。 映画でも観ながら食べようと思ったがそこまでの集中力は出ず、youtubeの短い動画をあちこち観ているうちに完食。 酒欲求無いまま就寝。酒はまあまあ呑める方だと思うが、呑まなきゃ呑まないで別にいいという程度の体質で良かった。呑まないと手が震える、ということもない。こともないが別の用途で自ら手を震わせ、スッキリした気分で就寝。

2024-01-19 10:40:35
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY111 8時起床。燃えるゴミの日だが、溜まっていないので出さず、ゴミ袋が勿体無いので次回に回す。 無職日記を書く。昨日体験したことの不満をぶつけるかたちで書いていたら4,500字程度になった。 昼メシ買いがてら散歩。自販機でコーヒーを買い、歩き呑みしながら商店街をぶらつく。 駅前の本屋に行き、再々創刊された「映画秘宝」を立ち読みするが、レイアウトにおいて到底プロが作ったと思えないものがあちこちのページで見受けられ、内容以前に印刷物として金を出して買うレベルになかったので心底がっかりして店を出る。 まいばすけっとで牛乳ロールと飲むヨーグルトを買い、家に帰って昼食とした。 映画秘宝の出来の酷さが頭を離れない。かつてその雑誌のデザイナーだった高橋ヨシキ (現在は離脱) が組んだのであろう数々のページを見たとき、そのデザインクオリティに、「うわー!! 超カッケー!!」と何度も舌を巻いた経験があるわたしとしては、そのクオリティの落差に「こんな出来なら出さなきゃよかったのに......」という思いで頭がいっぱいになった。 しかしこの雑誌は、わたしの人生において、非常に重要な要素となるもの"でもあった"(過去形)。 // なぜかということをかなりの文字数で書いたが、半分自慢話っぽくなってしまったので消した // そんなわけでこれはかつて自分が夢中になった雑誌への「香典がわり」なのだという思いで、再び部屋を出て本屋へ行き、その雑誌を買い、家に持ち帰ってページを開き、そして再び落胆した。 レイアウトのテクニカルな部分について語ってもわからない人が多いだろうから、この雑誌のクオリティがどれほどダメになったかはp38-39を見て欲しい。かなり易しいレベルで「だれか気づくやつはいなかったのか、ページ自体をチェックする人はいなかったのか」というミスが発生している状態で印刷されている。原因はおそらく「い。」が飛び出してしまったこと、IndesignではなくIllustratorで組まれたのであろうこと、流し込んでから入稿までに時間がなかったのであろうことなどが見て取れる (このページでそのほかにも画像の整列がガタガタ(下合わせになってない)だったり、ブルーレイのパッケージに余白の白が残っている (パスをきってない) など、ふつうなら怒られて修正させられるものがそのまま残っている)。 映画秘宝と同じ大きさの紙に印刷された、映画秘宝に似たデザインで作られた別の何か。それ以外の感想が出てこなかった。確かにあの雑誌には映画という娯楽を真面目に考察するという一面もあったが、わたしが惹かれていたのはそんなことよりも、「この映画面白いんだよ!! 俺の書いたテキストで興味が沸いたら是非観てくれよ!!」という過剰な情熱だったと思う。それがまるでなくなっていて、しみったれた反省文や自身がやらかした騒動を手打ちとするための座談会、どこの誰だか知らない素人たちとの、10ページにも渡る出版業界よもやま話。えっこれに1,650円払うんですか? という素直な驚きをしつつ、手向けとして千円札2枚、裏返しにしてレジに渡した先ほどの記憶 (新札は相手の死を待ち望んでいたかのように受け取られるので古いものを使うか折り目を入れること)。 段組に対しての余白や文字に対しての行間の取り方など、たとえそこに書かれているものがどれだけ素晴らしいものであったとしても積極的に読もうとは思わないレイアウトなので今だに本腰を入れて内容を確認できていないが、そのうち暇があれば読むかもしれない。さようなら、自分の人生を変えてくれた映画秘宝。 失意のまま部屋にいても鬱々とするだけなので、気分転換兼ねて図書館に予約していたCD/DVDを取りに行く。 まずは四谷図書館を目指す。部屋を出て、Radikoのタイムフリーで「ハライチのターン!」を聴きながら地下鉄丸ノ内線で新宿御苑まで行き、そこから徒歩で移動。今日は棚をDIGせず、予約した分だけ受け取る。明日タイタンの学校があるので、その時また来てDIGればいいかと考えていた。 ・モブライフ / バッドホップ ・シン・ウルトラマン音楽集 / サントラ 退館し、赤坂図書館へ向かう。四谷三丁目の交差点を曲がり、ストレートに青山一丁目を目指す。延々道なりなので手持ち無沙汰になるのでコンビニに入ってストロングゼロレモン350mlを買い、歩き呑みする。流石にこの距離は酔うことによって、かかる時間を溶かしたい。ハライチのターン!のアフタートークをSpotifyで聞いた後、再びRadikoのタイムフリーで「おぎやはぎのめがねびいき」を聴き、到着。こちらも今回予約した分だけを受け取り、棚DIGは無し。 ・あの夏、いちばん静かな海 / 監督:北野 武 ・ジェニーハイストーリー / ジェニーハイ ・ジェニースター / ジェニーハイ ・壱 / 優里 ・ニッポンノロックバンド / クワタバンド 退館し、青山一丁目から銀座線で赤坂見附、丸ノ内線に乗り換えて自宅最寄駅で降り、帰宅。 仕事の不採用、国保窓口での辱め、酷い仕上がりの映画秘宝と辛いことが重なったので四文屋でセンベロ程度に酒を呑むことにした。レモンハイ、味噌マヨキャベツ、胡麻レバー、つくね、タン、テッポウにて1,100円。 帰宅し、Xで「映画秘宝」をワード検索する。組版のクオリティに気づいた人も若干いたが、おおむねそんなことは気にせず面白く読めた、という感想だった。そこを気にしない (気がつかない) 層が読者なんだったらもうそれでいいんじゃねぇかな、という気分になる。「フォントが大きくなって読みやすいです!」みたいなことを書いている人がいた。わたしは「ページを埋めるためにフォントを大きくしてボリュームを稼いだ」としか思えなかったのだが、その方が読みやすいというのであればそれで良いと思う、もうわたしは読まないし。 頭も体も疲れたので布団に横になる。明日はタイタンの学校。行くまでに今日図書館で借りてきたものをチェックして、聴き終わったものは学校に行ったついでに返しに行こう。

2024-01-20 10:01:32
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY112 8時起床、無職日記を書く。 タイタンの学校、今回は書道だが人数が多いので二部に別れて受けるかたちになっていて、わたしは時間が遅い方を選んだので14:30から。いつもより時間に余裕があるので、先に図書館で借りて来たCD/DVDを返却に行く。 Spotifyで「問わず語りの神田伯山」を聴きながら丸ノ内線で赤坂見附、銀座線に乗り換えて青山一丁目で降りる。 赤坂図書館、木曜日が休館日で空振りしたので連続3日来ている。ササッと返却して退館。 まだ時間に余裕がある。地下鉄で移動したら講義が始まるまで一時間以上持て余すので、四谷図書館まで歩いて行くことにした。道中退屈なのでまいばすけっとでストロングゼロレモン350mlを買い、ちびちび呑みながら歩く。以前のわたしならガンガン呑み、呑み終わったとなるとコンビニを見つけてさらに呑む、ということをしただろうが、今はあくまで口を湿らせほんのりと酔いがまわる程度でよいと思っている。成長した。 柳家権太楼の「火焔太鼓」を聴きながら歩き、四谷図書館でCDを返却。まだ時間に余裕があるので新宿御苑近くの小諸そばで昼食を取る。 近くに小諸そばがあるところで働いていた頃は、出勤日はほぼ毎回通って二枚もりを注文していた。そのころは320円という破格の安さだったが、今は100円値上げして420円。それでも安い。 月夜のばかし(冷)に心惹かれるが、グッと我慢して二枚もり。無職の外食なのだからなるべく安く済ませなければならない。数ヶ月ぶりに食べる小諸そばに、働いていた頃の昼休みの風景が思い起こされた。あー仕事してーなー。 完食し、タイタンの学校へ向かう。入口ではちょうど早い時間の組が帰っているところだった。軽く挨拶をして部屋に入る。 習字道具一式はすでにテーブルに出されていた。前の組が使ったものをそのまま使うので、すでに硯に墨が溜まっていて、それは筆にも含まれていた。講師から軽い挨拶と説明を受ける。 今回のお題は「決然」と「衝動」。このふたつを授業の前半/後半でそれぞれ書いていくが、別の文字を書いたり、筆先の練習ということで自由に絵を描いても良いということだった。 スケジュールを確認したところ、この講義は一ヶ月に渡って行われるようなので、今回はとにかく筆の扱いに慣れるべく、まずはお手本を見ながら自分で次第点となるものが書けるようになるまで繰り返し練習する。 墨汁もあるが、お手本の勘所 (漢字のバランスやとめはねなど) を頭に入れる間の時間を使って墨を磨る。N字、または円を描くように磨ると良いとのことで、硯にスポイトから水を落とし、手に持った墨を着けてNだったり円だったりで磨っていく。 「墨を磨る」で思い出すのが落語の「抜け雀」だ。噺の中で"天丼 (同じくすぐりを繰り返して使うことでさらなる笑いをつくること)"になっている絵師と宿屋の親父の会話が頭に浮かぶ。 「おまえの眉の下にふたつ光っているものは何だ」 「こ、これは......目だ」 「何のためについておる」 「見るためについてんでぇ」 「だったらよく見ろ。見てわからんような目だったらつけておいても無駄だ、くり抜いてあと銀紙でも張っとけ」 志ん朝の声でリフレインされた。 何度か書いてみて、今日はこの辺でいいかと思ったあたりで頭の中に浮かんだネタ書道を始める。講義に書道があるとわかった時、まずやりたかったのが蕎麦屋の看板に書いてあるあの文字だ。調べてみるとあれは「幾楚者」と書いて「きそば」と読むらしい。崩し文字なので書き順が分からず、グーグルに出て来た画像から推察し、真似ながら書いてみた。思っていたよりうまく書けたが、まだまだうまく書けるだろうしそれには精進が必要だと感じたので、次回以降も挑戦してみる。 その他「李 連杰 (リー・リンチェイ a.k.a ジェット・リーの名前)」「明日に懸ける男の酒 力士」「嘉禾 (香港の映画会社『ゴールデン・ハーベスト』) 導演 袁 和平 (監督: ユエン・ウーピン ※ジャッキー・チェン主演の映画「酔拳」の監督であり、キアヌ・リーブス主演の「マトリックス」の武術主導)」など書いてお時間。道具を片付けて帰る。 教室1階にあるコンビニで檸檬堂を買い、柳家権太楼の「道具屋」を聴きつつ歩き飲みしながら新宿方面へ。丸ノ内線西新宿駅から地下鉄に乗り、自宅最寄り駅まで移動。 一旦帰宅して荷物を置き、晩めしの買い出しに出かける。小雨が降っているので散歩は止めてSEIYUに直行し、サラダと唐揚げを買って来る。TKNG (たまごかけ納豆ごはん)、トッピング唐揚げとサラダ、完食。 ネットを眺めていたらビートきよし師匠がこの日話題になった寿司屋VSラウンジ嬢のコラ (激怒していた大将の顔が笑顔になっているもの) をXにポストしていたので、脊髄反射で細川たかし、追加でRG、さらにチークタイムのクソコラを作ってリプライした。 運動したし頭を使ったしお腹もふくれたしで眠くなり、布団に横になる。充実した一日だった。

2024-01-21 09:58:21
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY113 9時起床、無職日記を書く。雨。 TOEICの試験勉強をしなければならないのだが、頭回らず。とりあえず晴耕雨読ということで、みうらじゅんの「ない仕事の作り方」を読む。続いて吾妻ひでおの「不条理日記」を読むが、頭が回ってないので不条理であることすら読み解けず、途中で投げ出す。 昨日からほったらかしにしていた流しに漬けてある食器を洗いつつ湯を沸かし、金ちゃんヌードルを作って食べる。巷で売られているカップラーメンの中ではしっかりとした太麺であるので、ヌードルやスターと並んで置いてあれば迷わずこちらを買うことが多い。 どうにも頭回らず、昼寝。悪夢を見た気もするし、いい夢だった気もする。 夕方に起き、床屋へ散髪に行く。床屋は明日定休日だから、行くなら今日のうちだ。 部屋を出てRadikoを立ち上げると、ちょうど東京ポッド許可局の生配信番組をやっていた。聞いているうちに到着。この店は店内でTBSラジオを流しているので、Radikoを切ってそちらを聴きつつ順番を待つ。すぐに通された。 バリカン5mmの丸刈り、それがいつもわたしが伝えているリクエストだ。20代の頃は丸刈りなど考えられなかった。ハードロックバンドのヴォーカルをやっていて、髪は金髪にブリーチして腰まであった時期もある。それが今は坊主だ。 理由は簡単で、禿げたからである。もう死ぬまで坊主でいようという決断をするまではソフトモヒカンとかで頑張っていた。頑張って、俺は禿げじゃないんだ、おでこが広くて毛量が少ないだけなんだと自分を励ましていた。それがある日、シャワーを浴びながら鏡を見た際、うっすら地肌見えている毛量を確認した時、毛を伸ばすことを諦めた。 何とかごまかして髪の毛を伸ばすよりは、もういっそ禿げでいようと自分に誓ったのである。思えば、しっかりと禿げている人のことは、初対面であれば「禿げなんだな」とは思うが、以降はそれが属性になってしまうので、そこはあまり気にならなくなる。逆に、『禿げてますね』とか『髪の毛薄いですよね』とか言ったら烈火のごとく怒る人 (どちらも普通に悪口なので怒る権利はあると思うが) にくらべたら、そういった気を使わない分禿げにしていた方が良いと思ったのだ。 そんな訳で、わたしの頭髪にバリカンが入って行く。あっという間につるっ禿げ (正確には残5mm)。 ここからはお楽しみタイム、シャンプーと顔剃りである。「服を着ているのに顔がじゃんじゃん濡れても平気」という体験。頭を洗ってくれている女性の店員さんから「かゆいとこございませんか?」と聞かれて「ちんこ」という思いを毎回心の中だけに留める超合法セクハラ。蒸しタオルからの、まるで犬に舐められているようなくすぐったさがする刷毛塗りクリーム。まだそれほど伸びていないヒゲを、チリチリとプロの技で刈り込んでいく髭剃り。そして再びの蒸しタオル。ああまた早く髪が伸びないだろうか、そうしたらまたここに来ることができるのに、という気持ちにさせられた。 さっぱりして退店。一旦部屋に戻ってエコバックを取り、晩めしの買い出しに行く。きょうはもうちゃっちゃと作れるやつ、と思ってSEIYUで冷凍ピラフを買って着た。 フライパン、あちこちテフロンが禿げている。買い直したいが今は躊躇する。温めたところへオリーブオイルを入れ、それから冷凍ピラフを注ぎ込む。炒め終わったものを丼に移すが、やはりフライパンのこびりつきがひどい。今後は餃子を焼いても、スパゲティを炒めてもこうなるのだろう。湯を沸かす程度にしか使えなくなったが、今買い換える金は無い。 食い終わり、時間を弄んでいる状態になったので、ふと思いついた「トラブルにならない美味しんぼ」を描いてみる。中華街が舞台となる2巻第1話「手間の価値」で、雑誌掲載の影響で大人気となって店がその忙しさから「小皿は一人一枚まで」という店のルールに対して主人公の山岡が「ゴマソースの物もチリソースの物も同じ皿で食えと言うのかッ!!」と激怒し、何も食わずに店を出る。 美味しんぼは日本がバブル景気に突入する以前、グルメブームなるものが流行した影響でスタートした連載なので、「ちゃんとした手間をかけていないものや態度の悪い店の料理は食べる価値なし」といった強気な態度がもてはやされたものだが、そのバブルがはじけ、物を食べるにもとにかくコスパがいい場所を、という気質になってしまった日本人には、山岡のこの態度はひたすら「もったいない」としか映らないだろう。 もし店の人が皿の数にこだわらなかったらどうなっていただろうということで、同じページを模写 (というには酷い出来だが) してオチだけ変えてみた。当初は鉛筆で下書きをしてそのうえからマジックか何かでなぞろうと思っていたが、先日タイタンの学校で筆を使ったので一発書きの面白さにも目覚めており、手元にあった筆ペンを使って描いてみた。オチの違いはこんな感じ。 元ネタ: 山岡「取り皿が足りないんだけど......」 店員「うちはみんな一人一枚でやってもらうことになってますから。」 山岡「何っ!?」 (以下、山岡「ゴマソースの物もチリソースの物も同じ皿で食えと言うのかッ!!」と激怒し退店) 修正バージョン 山岡「取り皿が足りないんだけど......」 店員「すいませんでした。多めに置いておきますね」 山岡「ありがとう! (にこっ)」 描いてみて、やはり働く上に置いてリソース管理は重要、バッファの無い状態で働き続けると人間には余裕がなくなる、ということがわかった気がした。描いたものをスマホで撮り、Xにアップ。 ただただネットをぼんやりみ続けて、頃合で就寝。

2024-01-22 09:59:06
きんたま画伯 @kntm_info

無職: DAY114 9時起床。マクドナルドの朝メニューからビッグブレッグファストが無くなるということで、ラスイチ食べるために店に行ってみたがすでに販売終了。レジまで来た手前エッグマックハッピーセット (枝豆コーン) を買って帰り、朝食にする。 武道館で行われた錦笑亭満堂 (末高斗夢) の真打披露公演に自分の知り合いが結構行っていたことをXのリストで確認する。その昔朝の番組で何か1コーナーを任されていて、「♪すえたかとぉーむぅ〜」と最後にシメていたのを思い出す (同番組には山崎バニラも出ていた気がする)。「ヤングタウン」としてM-1に出た時の選挙ネタ (この武道館イベントでもやったらしい) は面白かったので、今年も出場してほしい。 頭回らず、二度寝。内容は忘れたが夢を見た。 夕方から職場見学の予定が入っていたので、準備して移動。最寄駅に到着したがまだ時間に余裕があったので、ブックオフに入って品ぞろえなど確認する。「美味しんぼ」の1〜10巻あたりが欲しく、昔はブックオフに行けばゴロゴロあったので寄ったのだかすっかり衰退しており、見つけたが70巻以降しかなかった。山岡が陽キャ転換してからは単行本はネットカフェなどで読む程度になっていたが、家には自分の故郷が話に出てくる巻だけ持っている。 待ち合わせ時間5分前くらいに現地到着し、派遣元の営業担当と挨拶したのち、先方と会って仕事の説明を受ける。自分がこれまであちこちでやってきた別々の作業をギュッとまとめて出来る感じだったので是非働いてみたいと思ったが、職場見学は実際のところ面接であるので、こちらがやりたくても結局先方が満足いかなければ「大変申し訳ないのですが、今回はお見送りということで......」という電話が来る。終始相手が硬い表情のまま終わるようなケースであれば納得できるが、結構話も盛り上がったし好印象な感じに捉えていたものが不採用に終わると流石に凹む。引っかかったらラッキーくらいの気持ちでいないとやっていられないので、期待せず相手の正式な回答を待つことにする。 一度帰宅し、荷物を置いてから炊飯準備をしてSEIYUへ買い出し。TKNG(たまごかけ納豆ごはん)トッピングネギ塩チキンで食べる。 これでもしだめだったら、という、さっき自分に「期待するな」と言い聞かせたはずの気持ちが揺れる。金になるならなんでもいいから仕事をくれ、ではなく、この仕事が毎日できるんだったら最高だなー、程度にやりたいものなので、断られてまたこころを更地に戻していちからやりなおすのはやっぱりきつい、が、自分ではどうしようもないことを悩んでいてもしょうがない。人事はそれほど尽くしていないがとりあえず天命を待とう。

2024-01-23 12:04:15
前へ 1 ・・ 4 5 次へ