【質問】 WW2ハンガリー軍の信号拳銃について教えてください.

備忘用
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消印所沢 @KCin_Tokorozawa

20.Mアイヴァス式信号拳銃は1920年採用.  銃身は無く,信号弾は右側に開くことができるシリンダーによって保持された.  2年のうちに他の銃に更新されたところを見ると,成功した設計とは言えなかった模様.

2023-11-11 22:37:50
消印所沢 @KCin_Tokorozawa

改良型アイヴァス式信号拳銃  1922年採用.  20.Mに銃身をつけたタイプ.  銃身はシリンダーに固定.  銃のシリンダーは横に開き,開いたところから信号弾を銃身に挿入する.

2023-11-11 23:45:44
消印所沢 @KCin_Tokorozawa

42.M信号拳銃は37.Mフロンマー拳銃をベースとして開発.  そのためグリップは共通だが,その他の部品で共通するものは殆どない.  ケースと開口部は鋼鉄製で,銃身とその関連部品はアルミニウム製.  数百丁だけ生産されたが,その後,制式から外された.

2023-11-11 14:49:20
消印所沢 @KCin_Tokorozawa

43.M信号拳銃は1943~1944年に配備.  FÉG社によって生産されたもので,ドイツのワルサー信号拳銃に少し似ている.  戦後も1950年代まで製造,使用された.

2023-11-11 17:05:40
Axis @axisarmed

@KCin_Tokorozawa 43.M világítópisztoly 43.M flare pistol pic.twitter.com/w22ERaFEOp

2023-11-11 17:54:28
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他にハンガリー軍には25.M「炸裂雲信号銃」というものがあったが,現在資料や写真などは残っていない.  これはライフルのような形状で,28.M「炸裂雲信号弾」を発射したという.  その名前から推測するに照明弾のようなものに思える.

2023-11-12 01:34:53
消印所沢 @KCin_Tokorozawa

信号弾の色は赤、白、緑、紫の3色.  このうち紫は通常,敵戦車警報に使用された.

2023-11-12 02:45:05
消印所沢 @KCin_Tokorozawa

信号弾の種類としては,単色の発炎をするもの,4色に分かれるもの,6色に分かれるもの,発射した瞬間に発火して放物線の頂点で燃え尽きる弾,パラシュートで下降する弾などがあった. このうち後者2種は白色のみだったという.

2023-11-12 02:45:15