- hachisu716
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あれが鏡合わせの自分なら。 あんがい、自信持っていいのかも。 霊「ま、言ってたことは間違ってないと思うわよ、わたしも」 魔理「そっか?」 霊「そ。あんたときどき病むけど、あんただって充分すぎるくらい面白いやつで唯一無二」 魔理「そっかあ」 霊「一番星のぼくのシューティングスターね」
2023-11-19 18:37:55魔理「いやそれはやっぱダサいよな」 真顔で振り返る魔理沙。 霊「あはっ!」 霊夢が吹き出す。 魔理「そんでシューティングスターつったら流れてんだよな、燃え尽きて消えてんだよなもう魔理沙が」 霊「あははははwwwww」
2023-11-19 18:40:06霊「まじまんじ?」 魔理「あの魔理沙、わたしより語彙広いよなあ!?ww なんっか知らんけど語感で笑うんだわ、意味わかんねえ」 霊「なんか言い回しの攻め方がいつもの魔理沙と違ってちょっと面白かった、あははっw 男女差ってそこに出るんだ」 魔理「なんだろなあの風呂敷の広げ方……悔しいわ」
2023-11-19 18:44:20霊「男魔理沙語録作っといてよ。お酒飲むとき絶対たのしいから」 魔理「いいなそれw いや、でもそれ教えると、お前ぜってー使うだろ……」 霊「当たり前じゃない。いつもやられてんだからこっちは。魔理沙の笑いのツボ知りたいもん」 魔理「じゃあやーだ!」 霊「まじまんじ」 魔理「いや頻度ww」
2023-11-19 18:49:39などと笑ってそれぞれの男女共同生活などを語り合いながら、ほんのちょっと寂しいのを紛らわしたりして過ごすといいなと思います。 なんで男女が同一空間にいたかというと、なんやかやあって、あれがそれしてこうなったからです。 なんやかやはなんやかや!
2023-11-19 18:51:13男霊夢もわりとツボアサゲラで、男魔理沙に毎回笑わされてると思うと楽しいな……。 向かい合って飯を食ってるタイミングで 男魔理沙「……うちの近所に塀ができたってねえ……」 男霊夢「……」 男魔理沙「……ふうーーーん……」 男霊夢「……ブハッ! ゲホッ! 豆腐、器官はいっ……エホッ!」
2023-11-19 20:48:05男魔理沙「だはははは! ツボあっさ!!! 来るって分かってただろうが!wwww」 男霊夢「そこは……っ、エホッ! 『へえー』って、言うと、思っ……だろ!! エホッ! オゴッ! ッウェ! エーーッ!!! ホエホゴホゴハ!!!!」 男魔理沙「お前むせる音うるせえな。霊夢ちゃんもそう……?」
2023-11-19 20:51:17男魔理「はーしかし、寂しいねえ。男だけの食卓はさ……」 男霊「別に来なくていいんだけど。ここ博麗霊夢のひとり暮らしなんで」 男魔理「いまさらなによー、魔理沙がいないと寂しくて死んじゃうくせに」 男霊「いや結構いない期間いままでもあったけどね。魔理沙、研究してるとうち来ないじゃん」
2023-11-19 20:55:13男魔理「そっか?」 男霊「そうだよ。没頭するとひと月くらい来ないよ」 男魔理「ま? そりゃ気づかなかった」 男霊「魔理沙が来なくても変わりなくうちも世界も回ってんだよ」 男魔理「魔理沙がこない日数30回数えて、ひと月超えたなって思ってるお前の心配が、まりさとってもいとおしいわ」
2023-11-19 20:59:54男魔理「すき……💛」 男霊「ブゥエエエ!」 男魔理「お前ほんとえずく音がきたねえな……くしゃみのときだけ大音量になって注目集めるおっさんかよ……霊夢ちゃんもそーなの……?」 男霊「……あの霊夢はでかくむせてなかった……」 男魔理「へー……」 男霊「まあ笑わせてくるやついなかったしね」
2023-11-19 21:02:43男魔理「あーそっか。もっと霊夢ちゃんともからめばよかったな。魔理沙ばっかり見てたわ……」 男霊「あっちの魔理沙はめちゃくちゃ迷惑そうにしてたな……」 男魔理「そんなことないよ??? おれたちすげえ以心伝心。仲良しだもん」 男霊「ふーん。はいはい」 男魔理「そっちはどうよ」
2023-11-19 21:04:44男霊「ん……まあ、相談したりやりとりして、異変を追ってたな。どうしてこんなことになったのか」 男魔理「お、そっか。裏でちゃんと動いてたわけか」 男霊「まあ結局、なんか知ってそうな紫をおっかけるだけって感じだったけど。あとは掃き掃除して、見回りして。ご飯作って。そんなもんかな」
2023-11-19 21:09:26男魔理「ふーん。つつがなく生活してたんなら、まあ仲良くやれてんじゃん」 男霊「さあどうかねえ」 男魔理「はー……やっぱ寂しいな……どうにかして会えないかな……今度はこっちこないかなあ……いっぱい案内してめっちゃ遊ぶのに……」 男霊「お前、女の自分のこと好きすぎだろ……」
2023-11-19 21:13:30男魔理「おまえ魔理沙のこと見なかったの? すっげえかわいいじゃん……俺はああいうふわふわした感じの魔女になりたかったのよ……」 男霊「お前が10歳になるまではわりとそうだったじゃん。なんか懐かしかったな、あの頃の魔理沙みたいで。女の子世界では、あのまま成長するんだなあ……」
2023-11-19 21:16:42男魔理「にくい、成長期が……男親の遺伝子が」 男霊「おじさんも、成長期に向日葵みたいに伸びたって前におばさんが言ってたな。完全に遺伝だな」 男魔理「はーふわふわ魔理沙……かわいい……ああなりたかった……」 男霊「はいはい、魔理沙はかわいーね……」 男魔理「いいね……あと100回言え」
2023-11-19 21:21:55男霊「図々しいな……」 男魔理「うえー……さびしー……半身をうしなったこの心を埋めてくれ……」 男霊「はいはい魔理沙はかわいーね」 男魔理「はいよしいいねっ、あと101回……★」 男霊「なんで増えた? 減らしてよカウント。間違ってんだよ」 男魔理「ふ……w もっとコールしてほしいから」
2023-11-19 21:25:39男霊「しょーもな……早く食べな。味噌汁冷めるよ」 男魔理「急に冷静になる……はーあ……よいしょっと」 卓上につっぷしてた魔理沙が起き上がる。 男霊「最後にいい感じにお別れできて、良かったじゃん。いい言葉だったと思うよ」 男魔理「え、聞いてたの……? えっち……」
2023-11-19 21:28:21魔理沙はお互いに賢いし自己分析の解像度も高いので、 男魔理沙はちょけて笑わせながら、客観的に自分を観察できる機会に自分を堪能して観察して、 案外お互い感じのいいやつかも、たぶん相手も自分に自信ないんだろうし、お互い自信持って大丈夫そうって伝えられたらいいな、とか思っていたらいい
2023-11-19 21:51:20基本的に男女セットでいるのは、生活するにあたってある程度は同一存在のそばにいないと男側のほうが透けて薄くなってしまってなんかヤバそう、とかがあったらいいかも。 元の世界に戻れるならいいけれども、なんとなくみんな直感でなんらかの危機感があったり。
2024-03-17 10:43:28で仮に男性側存在が消えたとき、女性側に被害が紐付かないとも限らないので。 だからみんなそれぞれの男女セットで生活してた、みたいな。 魔理沙とか事故で一回遠ざかりそうになって消えかかる事件が起こってもいい。
2024-03-17 10:45:22