ふぁぼった分だけ媚薬レベルがあがるCP(めーさく、レイマリ、咲霊、レミパチェ、あやさな、幽アリ)
- hachisu716
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媚薬まとめ twitter.com/hachisu716/sta…(マリアリ) twitter.com/hachisu716/sta…(めーさく) twitter.com/hachisu716/sta…(レイマリ) twitter.com/hachisu716/sta…(咲霊) twitter.com/hachisu716/sta…(咲マリ※閲覧制限) twitter.com/hachisu716/sta…(レミパチェ) twitter.com/hachisu716/sta…(あやさな)
2017-12-10 15:48:05媚薬めーさく
レベル1: 美鈴「では、乾杯」 咲夜「乾杯」 美鈴「うーん。ストロベリー味ですかね?」 咲夜「ほんと? 私のは青リンゴ」 美鈴「あら。飲んだ人によって変わるんでしょうか」 咲夜「交換してみる? ……はい」 美鈴「はいはい。……んー、やっぱりストロベリー味です」 咲夜「本人によるのね」
2017-11-17 13:51:52レベル2: 咲夜「あ。ちょっと胃の下がほこほこしてきたかも」 美鈴「そうですね。ちょっとあったかい感じ。お酒飲んだときに近いでしょうか?」 咲夜「そうね、甘くて軽いカクテルを飲んだときみたいな」 美鈴「軽いです? けっこうキツめかなって思ったんですけど」 咲夜「そう?」
2017-11-17 13:53:46@hachisu716 レベル3: 咲夜「へえ、度数の感じかたも人によって変わるのかしらね。マリアリがくれたんだけど、二人にはとてもよく効いたらしいわ」 美鈴「へえ、それはちょっと楽しみですね」 咲夜「優しくしてくれる?」 美鈴「あはは、どうでしょう? なにしろ媚薬ですから」
2017-11-17 14:04:57@hachisu716 レベル4: 美鈴「しかしマリアリって略しかた新しいですね……」 咲夜「もういっつもくっついてるんだから呼ぶときもセットでいいのよ。なんなら私たちもめーさく」 美「あはは。いっつもくっついてくれるんですか?」 咲「くっつくわ」 美「それは最高ですね」
2017-11-17 14:07:05@hachisu716 レベル5: 美鈴「うーん、私、ちょっと酔ってきたかもです」 咲夜「あら、そう? 珍しいわね。お酒には強い方なのに」 美「ううーん……まあそもそも、お酒というか、お薬ですしねえ。酔う、という云い方であってるのか……」 咲「私はまだそうでもないんだけどねえ」
2017-11-17 14:30:55@hachisu716 レベル6: 咲夜「薬剤の類いで妖怪のあなたのほうが効いてくるなんて、不思議ね。それとも私が無意識の内にポンコツになってるのかしら?」 美鈴「…………」 咲「美鈴?」 美「(眉間を押さえている)ん……あ、ごめんなさい。ちょっと、いい匂いが」 咲「匂い?」
2017-11-17 14:33:49@hachisu716 レベル7: 美鈴「咲夜さん、の……匂いが……強く……ん」 咲夜「……美鈴? 美鈴ったら。大丈夫? 具合悪くなってる?」 美「んん……咲夜さん……駄目。こっち来ちゃ、駄目です。……ちょっと距離、とってください」 咲「……何? もしかして、相当なの? 媚薬」
2017-11-17 14:38:48@hachisu716 レベル8: 美「……んんん」 両手の長い指先を鼻を覆うようにして合わせる。 咲「……鼻にくるの? 媚薬って」 美「……匂いが……咲夜さんの……いつもの……ん」 咲「ええ……私もそれくらい効きたい……」 美「……やめ、ましょう。これ、思ったより不味いかも」
2017-11-17 14:42:17@hachisu716 レベル9: 咲夜「どう不味いの」 美鈴「……すごく不味いです」 咲「私の匂いで欲情する?」 美「……こん、なの。どうしていいか、分からないので……」 咲「いやよ」 つかつかと歩いてくる咲夜さん。 美「さ、……咲夜さ……」 咲「もっと嗅いで。匂い」
2017-11-17 14:45:42@hachisu716 レベル10: 美「だ、駄目ですって」 聞いてない咲夜さん。ちょっとむっとした顔で坐る美鈴を見下ろす。 咲「抱きしめるから」 美「や、ほんとに……、うっ」 椅子に膝で乗り上げ、背を丸めようとする美鈴の頭ごと包むように抱きしめる咲夜さん。
2017-11-17 14:48:09@hachisu716 レベル11: 美「…………」 無言の美鈴。 咲「……嗅いでよ。その為にこんなもの飲んだんじゃない」 胸元のリボンとボタンを外して衿を広げ、白い肌を露わにする咲夜さん。 美「……ぐ、……うう……甘、……い」 咲「ちゃんとして。怖がるほど怖くないわ、きっと」
2017-11-17 14:57:10@hachisu716 レベル12: のろのろと鼻を押さえていた手を外し、顔をあげる美鈴。 咲「ね。して」 自分の首筋を、とんとんと指で叩く咲夜さん。ちゅ、と咲夜さんが示した場処に口づける美鈴。 美「…………はあ」 浅く呼吸を繰り返しながら咲夜さんの胸板に額を預ける美鈴。
2017-11-17 15:03:16@hachisu716 レベル13: 咲「苦しいの?」 美「……わたし……野獣と化しそうです……」 咲「いいじゃない。私もちょっと愉しくなってきたし。このままここでしてもいいわ」 美「咲夜さんは、なにげに、ナチュラルで変になってますよね……お酒のんだときと、おんなじ」
2017-11-17 15:07:09レベル14: 咲夜「私、そんなに酔わないでしょう? あまり飲まないもの」 美鈴「……宴会では……そうですね」 咲「美鈴とは、飲むけど」 美「マタタビに酔った猫ちゃんに、なりますね」 咲「かわいい?」 美「可愛い、ですけど」 咲「けど?」 美「ベッドに行かないことがないので、少し怖いです」
2017-11-17 19:56:26レベル15: 咲夜「そりゃあね。……我慢しなくていいと、全部欲しくなるから」 美鈴「そういう、ところが、恐ろしいところ、です。……咲夜さんの」 お互いの首筋をついばみながら、肌を暴いてゆく。美鈴の長い指が、ぎこちなく咲夜のうなじをなぞり、裸の肩を包む。
2017-11-17 20:00:15レベル16: 咲夜が首を伸ばして、つと美鈴の口唇を奪う。 ちゅ、ちゅ、とわざと音を立てて小さく吸い上げながら、口唇の離し際、舌でぺろりと舐め上げる。 咲夜「……会話で気を逸らそうとしてるでしょう。甘いわよ」 美鈴「ん、ん……そんな、つもりは……」 咲夜「じゃあ、続けていいのね」
2017-11-17 20:04:45レベル17: 美鈴「……もう、」 困った顔をしながら、美鈴が咲夜の頬に触れる。応えて面を寄せる咲夜の口唇に、今度は美鈴から口づけをする。 美鈴のキスは、いつも羽毛のようだ。温かい口唇がぎゅっと押し付けられて、優しい体温が、決して押し付けがましくはないのに、咲夜を捉えて離さない。
2017-11-17 21:49:40レベル18: ふわふわと軽いのに、掠めてゆくときは背筋が震えるような甘い痺れがある。ゆるく口唇を触れ合わせる感覚はもどかしいけれど、それが激しい交歓よりもずっと心地いい瞬間がある。美鈴がするのは、そんなキスだ。 体温を移すようなキスが続いて、そっと口づけをとく。
2017-11-17 22:11:52レベル19: 媚薬に理性が飛ばされているのではないの? 本当は辛い筈なのに、美鈴のキスはいつもと変わらない。ほんの少し離れ際の吐息がいつもより切ないくらいだ。大事にされているのだという実感が、薬の効き始めたこんなときでも、咲夜の心というものが収まっているらしい部分をほんのりと温める
2017-11-17 22:29:00レベル20: 美鈴「……私だって、今は危険な、モンスターですよ」 優しい翠緑の眸を睫毛が隠し、額を寄せながら、美鈴が囁く。 己れを危険な怪物だとうそぶく少女は、言葉とは裏腹に気遣わしげな動作で、頬に添えた手の親指の先でゆっくりと肌を撫でている。 咲夜「なら、それじゃ足りないでしょう」
2017-11-18 07:46:39レベル21: 美鈴「……昂奮して、鼻血が出そう、ですよ」 睫毛を伏せたまま笑わずに云う冗談は、幾ばくかの本音なのだろう。 咲夜「鼻にキスしてあげましょうか?」 咲夜が薄く微笑んで額を押し付けるのに、 美鈴「……鼻が、爆発します」 美鈴がぼそりと返すので、くすくすと笑ってしまう。
2017-11-18 08:45:50レベル22: 咲夜「ふふ。どうしたい?」 美鈴「……もう少し、キスを続けたい、です……なん、だか、今日はすごく……気持ちがいいので」 咲夜「おくすりを飲んだ甲斐があったわね」 美鈴「本当に……ここまで、効くなんて」 浅く息をする美鈴は、頬に触れてくる咲夜の指をぎゅっと握り込む。
2017-11-18 08:50:25