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M4A2/M4A3の後部側面泥除け兼サンドシールド取付基板について

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イカノボシ @ikanoboshi

M4A3の車体後部側面に付いている泥除け。 1枚目がアスカモデル、2枚目がタミヤ(M4A3E8)の部品。前者は別体式で円形の抜き穴有り、後者は一体成型で抜き穴無しですが、それ以上に全体の形状の違いが大きいです。 pic.twitter.com/wbjA4of76X

2023-12-09 11:38:22
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イカノボシ @ikanoboshi

フィッシャー製M4A3(75)Wの泥除け(クライスラー製車体でも同様)。 二等辺三角形の板の上下両端を切り取ったような形状で、タミヤの方が実物に近いです。円形の抜き穴は一体式排気ディフレクターの回転軸を通すための処理。大戦中に投入されたM4A3の殆どはこのディフレクターを装備しています。 pic.twitter.com/gCqOo4gBlU

2023-12-09 11:38:23
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イカノボシ @ikanoboshi

1945年初頭から導入された左右二分割式排気ディフレクターでは、回転軸が車体後面のヒンジに移ったことに伴い、泥除けから抜き穴が無くなりました。故にタミヤの部品はこちらの仕様により近いと言えます。 pic.twitter.com/lgwGn7iaIq

2023-12-09 11:38:23
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イカノボシ @ikanoboshi

1枚目がフォード製M4A3(75)、2枚目がフィッシャー製M4A3(75)Wの泥除け。 板の形状自体は変わらないようですが、抜き穴の位置が異なっています。フォード製M4A3は後のフィッシャー及びクライスラー製車体に比べ、排気ディフレクターの軸穴の位置が僅かに高いようです。 pic.twitter.com/FpoEtXdfDO

2023-12-09 12:15:32
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イカノボシ @ikanoboshi

フィッシャー製大型ハッチM4A2(75)の泥除け。1枚目が極初期生産車(バケット型ディフレクター)。2枚目が最後期生産車(ルーバー型ディフレクター)。 M4A3と同様、初期のディフレクターは側面に回転軸が有るため、それを避けるための穴が開いています。 pic.twitter.com/xr1eFIf2br

2023-12-21 07:58:15
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イカノボシ @ikanoboshi

北京の大型ハッチM4A2(75)の泥除け。この型式で現存する唯一の物証(ルーマニアの個体は車体後部が無い)ですが、単に下半分が短縮されているだけでなく、板自体が別物です。又、車体後面下部のヒンジの痕跡から元々はルーバー型ディフレクターが付いていた筈なのに、本来不要な筈の抜き穴が開いています pic.twitter.com/Rzlj4J4Qry

2023-12-21 08:55:32
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イカノボシ @ikanoboshi

大型ハッチM4A2(75)、渡渉装置付きの米海兵隊車輛。現存車輛と同じものらしき泥除けが付いています。 pic.twitter.com/S8Gfrcc6xN

2023-12-21 10:33:32
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イカノボシ @ikanoboshi

フィッシャー製M4A2(76)Wの泥除け。1枚目がVVSS型で一体式ディフレクター装備。2枚目がHVSS型で左右二分割式ディフレクター装備。 同社で並行生産されていたM4A3と共通部品と推察します。M4A3用の左右二分割式ディフレクター同様、ヒンジを介して車体後面に取り付けられているため、抜き穴は無し。 pic.twitter.com/ZU7T1wL4If

2023-12-09 13:43:14
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