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デジタル・デビル・ストーリーの原作者、西谷史先生ご自身が語られた当時あれこれや作品に関する呟きなどをまとめました その7(2024/01〜02)

RPG史に残る一大シリーズとなった「メガテン」。源流は80年代中盤に出版された一冊の小説にありました。その作者である西谷史先生がtwitterで呟いてくださった当時のあれこれをまとめてみました。「先生ご自身」のつぶやきだけを拾っているので、あえて会話形式にはしていません。気になるやりとりがあれば呟きの右肩にある青い鳥アイコンから飛んでくださいね。
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Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@ZO09640809 もうひとつ、AIに使命が与えられたとしたら、その使命をはたすのに、もっとも効率のよい方法を選ぶでしょう。 いや、選ぶだけならいいけれど、効率がよくなる環境を作ろうとする可能性があります。それがいちばん人間に影響を与えるような気がします。 人間には、それを止める術はないはずです。

2024-02-20 21:52:45
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

私の小説の設定では、中島朱実は悪魔はAIとして振る舞うだろうと予想して、悪魔召喚したのです。でも、ロキはその状態には満足できなかったのです。 (これは昔から発言していることです。) でも、いまほど通信技術が発達していたら、ロキもそのほうが得だと思ったかもですね。 twitter.com/pengin792/stat…

2024-02-21 12:00:49
ペンギンガーZ @pengin792

天使という存在そのものがAI! 悪魔がプログラムで呼び出せるなら、悪魔という存在をAIと捉える事も出来るのか··· 考えつきそうで考えつかなかった x.com/ayanakajima3/s…

2024-02-21 09:41:46
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@Dom_Mujina その通りだと思います。発信、受容または拒絶、発信、この過程はネットワークにむいています。

2024-02-21 13:13:04
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

NVIDIAをもてはやす記事をよむたび、2000年頃のことを思い出す。 当時、僕は、積極的にAI企業や研究所にお邪魔した。 成功例として、通販の有力企業で、年間100億円の郵送費を使っていた会社が、AIのおかげで40億円に絞り込むことができたと聞いた。 pic.twitter.com/7dvi20aPbC

2024-02-22 13:29:50
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Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

その開発者にも会った。でも、2000年頃、実績をあげていたAIは、広く普及するには至らなかった。最大の問題は、演算プロセスが不明で、開発者にもわからない、ということだった。有能な人たちが、現場から離れていった。

2024-02-22 13:30:26
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

いまのAIは、演算プロセスがわかってるのかよ? わからないままだろ。 だったら、なぜあのとき、研究を続けさせなかったんだと思う。 そのことは、カズオ・イシグロも、ノーベル賞受賞後の小説で、さりげなく書いているね。

2024-02-22 13:30:50
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@asd92983525 なるほど、かつてはAIと呼ばれていたもので、現在はそう呼ばれなくなっているものも多いですね。 推察された通り、20年前に私が話したのは、ニューラルネットワーク系の人々です。結果オーライをうけいれる土壌が育ったともいえますね。

2024-02-23 10:29:55
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@Dom_Mujina ヒンドゥーとしては、パールヴァティーだと思いますが、仏典だと、釈迦の親しかった人の転生先になっていたケースがあったように記憶してます。

2024-02-23 10:32:12
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

かつての日本の企業は、世の中は変わらず、自分だけが変わる、という前提でシミュレーシヨンするのが、お得意でした。 AIの汎用化で、やっと、世の中も変わるシミュレーションができるようになったと、感じています。 でも、次はAIがシミュレーションしやすい世の中がやってくるのかもしれませんね。 twitter.com/asd92983525/st…

2024-02-23 14:58:36
asd @asd92983525

@ayanakajima3 その辺、社内政治力とマーケティング力さえあれば安定性が怪しいAIも売り出せるという事でもあるので問題も大きいんですよね・・・(Googleの検索エンジンのAI化と怪しい自動要約を見ながら) 正しい答えを出すAIより人を納得させる機能を持つAIの方が広く普及するのかなと

2024-02-23 10:49:41
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

ようやくDDS第三巻の第一章、セイレーンが翻訳できました。 読んだ人に、セイレーンの魅力が伝わりますように。 どうぞご覧ください。 The Digital Devil Story Volume 3 The End of Reincarnation   Chapter 1 No1 Siren|西谷史 @ayanakajima3 #note note.com/aya_nishitani/…

2024-02-23 19:45:10
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@siitake_aji 書きすぎないってやつですね。こう書くと、作者がいってるより確かに聞こえるかもしれませんね。

2024-02-23 21:05:59
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@siitake_aji 翻訳するようになって、「,」を使う文が増えてきた感じがしますね。やりすぎるとうざいけど、この巻には向いてるみたい。

2024-02-23 21:11:52
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

Please let us haunt in your body. Let us in これが書きたくて、ずっと翻訳していました。どうぞ、お読みください。 The Digital Devil Story Volume 3 The End of Reincarnation      Chapter 1 False Chants      No2 Larva|西谷史 @ayanakajima3 #note note.com/aya_nishitani/…

2024-02-24 21:48:21
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

次は、中島くんと、弓子が登場するシーンだな。これは、じっくり翻訳しよう。 自分は取りつかれるシーンを書くのが、こんなに好きだった、というのを久しぶりに思い出した。

2024-02-24 21:55:09
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

思いはひとつ 私たちから差別をなくそう。 いまから60年前、三重県が公立学校の教職員に配ったハンカチです。 10年後、僕は母からこのハンカチをもらった。 当時に比べたら、日本では、確かに差別は少なくなった。 それだけは良くなったといえる。 pic.twitter.com/7PZffKbmpG

2024-02-26 11:00:55
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Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

今回、二人の性格と状況を英語で表現するのは、とても骨が折れました。 初めての中島と、弓子の登場です。 The Digital Devil Story Volume 3 Chapter1 False Chants No3 Akemi & Yumiko|西谷史 @ayanakajima3 #note note.com/aya_nishitani/…

2024-02-27 22:13:08
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

日本語をそのまま英語にすると、二人の性格がまったく変わってしまうんですね。 海外のだれかが言ってくれましたが、「あなたは、時間の翻訳も必要なのよ」と。まったくその通りだと、よくわかりました。

2024-02-27 22:24:27
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

それと、海外の人に読んでもらうのに、いまサマルカンド病院の名と、CIAを結び付けるのは、いけません。

2024-02-27 22:25:34
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@ake_yumi 二人ともwantなんです。弓子も言っていますよね。

2024-02-27 22:31:40
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

ありがとうございます。中島もwant、弓子もwantなんです。弓子のwantをどう入れるかで半日考えました。 twitter.com/ake_yumi/statu…

2024-02-27 22:32:53
@ake_yumi

@ayanakajima3 ああ、それで病院の名前が変わっていたんですね。 「必ず幸せにしてやらなければ」 の言葉に should だけでなくwantと、中島自身の意思が明確に書き加えられたことが、とてもとても嬉しいです。

2024-02-27 22:30:23
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

@ake_yumi ここで入れるために、前回の翻訳で、この表現は入れなかったんです。しいたけさんが、表現が変わってるって言ってましたけど、ここで使うためです。

2024-02-27 22:46:22
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

原文通りだと、セイレーンにas sweet as silver bellを使わないといけないのですが、弓子に使いたくて、セイレーンでは表現を変えました。 しいたけさんが、気づいてましたね。 twitter.com/ake_yumi/statu…

2024-02-27 22:50:13
@ake_yumi

@ayanakajima3 ああ、本当だ…何回もwantですね。元々弓子は中島に比べて自分の気持ちをはっきり口にするイメージがありましたが、英訳だとさらにそれがくっきり浮かび上がる気がします。as sweet as silver bell も、そう訳すんだ!と感服しました。

2024-02-27 22:44:30
Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

Predictについて むかし、心理学者・占星術師の鏡リュウジさんと、出版社の人と、僕の三人で話していたとき、出版社の人が「西谷さん、占いを英語でなんと言いますか?」と質問した。僕は「Prediction(予測に基づく予言)」と即答した。 pic.twitter.com/RnMLopJXA8

2024-02-28 20:39:55
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Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

答えた後で「彼は、僕にfortune-tellingと言わせたかったのだな」と気がついた。 プロデューサーは、すぐに鏡リュウジさんに同じ質問をした。もし、鏡さんが「fortune-telling」と答えたら、僕は恥をかいていただろう。だが、鏡さんは、 pic.twitter.com/kYrWnyCnz3

2024-02-28 20:40:38
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Aya Nishitani 西谷史 @ayanakajima3

「僕もPredictionでいいと思います。もちろん、Fortune-tellingでもいいけど、僕もPredictionが好きです」とフォローしてくれて、その話は終わった。 あのときの、さりげないフォローのことは、いまでも感謝している。

2024-02-28 20:41:15
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