『人類の深奥に秘められた記憶』⇒面白かった。318ページ「あんたは知ってるわよね〜から、本棚の王国に」のところ。知ってますとも!と心の中で思ったり
- thailandyoasobi
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今年いちばん最初に読んだ本 *モアメド・ムブガル・サール/人類の深奥に秘められた記憶 面白かった。 318ページ 「あんたは知ってるわよね〜から、本棚の王国に」のところ。 知ってますとも!と心の中で思ったり。 pic.twitter.com/p2kgIQcUUO
2024-01-05 19:19:13年末に購入してちびちび読んでいる人類の深奥に秘められた記憶がめちゃくちゃいいです 謎の作家をめぐりアフリカとフランス二つの文明が交差する 知的で野生味ある文章と先の気になるストーリー モアメド・ムブガル・サールは間違いなく、今後の文学を引っ張っていく存在です #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/yAEB204tb2
2024-01-09 00:10:54モアメド・ムブガル・サール『人類の深奥に秘められた記憶』セネガルからパリへ出た新人作家はかつて文壇を騒がせ姿を消した黒人作家の作品を追い求めるが…。時代に翻弄された者たちの記憶から導かれる"書くこと"への懊悩、普段アウトプットする側じゃない自分も駆り立てられる熱量を感じた。#読了 pic.twitter.com/bCAC94PEth
2024-01-03 19:57:53モアメド・ムブガル・サール『人類の深奥に秘められた記憶』を読み終わる。セネガル人のジェガーヌは高校生の時に読んだ『黒人文学概説』に載っていたセネガル人作家T・C・エリマンの『人でなしの迷宮』についての 1/n→ #モアメド・ムブガル・サール #人類の深奥に秘められた記憶 #野崎歓 #集英社 pic.twitter.com/Z1Apvsz9sv
2023-12-26 11:07:35紹介文がずっと気になり追い続けていた。大学生となりフランスに留学し自身も作家を目指す中、ある日パリの夜のバーでセネガルの尊敬する女性作家シガ・D(60代)と遭遇しホテルの彼女の部屋で過ごすことに。そこで彼女が選び朗読した作品が『人でなしの迷宮』だった。ありえない偶然に驚く二人。2/n→
2023-12-26 11:07:36偶然とは本人の気づいていない運命にほかならない。(p13) というシガ・Dの言葉に操られるように以後、謎に包まれたエリマンの軌跡を探求するジェガーヌ。1938年に『人でなしの迷宮』をフランスで発表するや傑作と謳われるも、すぐに有名作家の剽窃が含まれると非難が高まり出版社は本を回収。3/n→
2023-12-26 11:07:36『人でなしの迷宮』は絶版となる。そして失意の内にエリマンは姿を消す。エリマンとはいったい何者だったのか。その秘密が少しずつ明かされるたびに、また別の秘密が重層的に浮上する正に迷宮のような軌跡。若き作家ジェガーヌが運命に導かれるように辿り着く先にある真実とは…。4/n→
2023-12-26 11:07:37架空の作家とその作品をめぐる物語としては、川本直『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』もお勧め。というかこちらの方が仕掛けとしては本気度が高い。比べるものではありませんが(舞台が違うだけかも)『人類の深奥に…』を読みながら、ずっと『ジュリアン…』が頭から離れませんでした…。5/n pic.twitter.com/pzOO9D2NIf
2023-12-26 11:07:45人類の深奥に秘められた記憶、およそ半分くらい読んだとこ。これは、手放しで「おもしろい」と言えるような娯楽性があるシロモノでは全くなく、セネガル人と宗主国フランスとその周辺の文学を取り巻く関係性という対象を魚眼レンズで撮影してるような歪なムードを感じてる。 pic.twitter.com/2XnSJikMSM
2024-01-04 18:42:52なんで魚眼レンズって表現を使ってるかというと、この作品の主人公は何かに集中すると極端にハマって周りが何も見えないタイプだから。作中の問題の書籍とその関係者のエピソードだけが凄まじく鮮明に映ってて、それが超広角になってるから他が歪んでるっていうのかな。
2024-01-04 18:47:49これはあくまで半分読んだ今の時点での印象なんで、ここから先でまた変わるかもしれんし変わらないかもしれん。どういう風に話が進んでいくのかまだまだ楽しんでみるよ。
2024-01-04 18:50:30これから読む人もいるかもしれんが、人類の深奥に秘められた記憶、この本は色んな意味でヤバい。中身がスカスカで空洞なのに、入口に入って読み終わったら檻からでられなくなる。この本自体がエリマンの黒魔術の触媒になってる可能性大だ。
2024-01-09 23:18:57