今日の隣人部 vol7

三日月夜空 @night324

ああ……。

三日月夜空 @night324

はぁ……。

三日月夜空 @night324

アニメ進行だと、私は夏休み明けだったろう。

三日月夜空 @night324

少し前の話し……と言うかその前日の話しだ。

三日月夜空 @night324

私は小鷹に汚水をかけられ、髪の毛がめちゃくちゃになった。その日は臭いが取れなくて、眠る事すら出来なかった。だからと言って、別に小鷹を攻めているわけではない。私が花火の内容をよく読まなかったから起きた出来事だ。

三日月夜空 @night324

そう、全ては自業自得。私が悪かった。どう考えをまとめても、他の奴のせいには出来なかった。

三日月夜空 @night324

……、

三日月夜空 @night324

その次の日は、家も出なかった。髪の毛の事はもちろん、その出来事に対しての自己嫌悪で家に出た瞬間車にでも飛び込みそうだったからだ。

三日月夜空 @night324

そして、その次の日。私は自分で髪の毛を切る事にした。

三日月夜空 @night324

親には反対された。どこか別の自分もきっと反対していた。それに……まぁこれはいい。

三日月夜空 @night324

だが切ってしまえば、どうと言う事は無かった。自分で整え、これから髪の手入れが楽になるとまで考えた。その時は次の日部活に行こうとまでにポジティブだった。

三日月夜空 @night324

しかし、明くる日の朝。鏡を見た自分に絶望した。こんなの私ではない……高校生の私ではない、と思った。そして部活に行くのをやめた。髪の長い私は部活にいけても、髪の短い私は、また別の私として扱われ、そこに居てはいけないような錯覚にまで陥ったからだ。

三日月夜空 @night324

……始業式前日。学校に行きたくなかった。これがきっと本当の鬱なのだろうと思った。髪を短くした私はクラスでいろいろと言われる……そして、何より……まだあの錯覚が後を引いていた。

三日月夜空 @night324

部活に私の、髪が短くなった私の居場所があるのか。と。

三日月夜空 @night324

私は鏡の前にずっと立ち、自分の顔と睨めっこをしていた。どんなに願っても、また伸びるにはかなりの時間のかかる髪の毛。

三日月夜空 @night324

何かが目に入った。それは……小さい頃の私だった。

三日月夜空 @night324

「……恥ずかしい事考えてるんじゃねーよ」

三日月夜空 @night324

と、言われたような気がした。気のせいかもしれないが、そう思った。私は幼い頃の私に怒られた。そして……気づいてしまった。

三日月夜空 @night324

……今の私はソラではないか、と。

三日月夜空 @night324

そして、明日にはタカが学校にいるのだと。

三日月夜空 @night324

その日は寝た。私は何も考えないで寝た。考えないで寝なければ、私は「気づいてくれるかもしれない期待」と 「居場所がなくなる不安」に押しつぶされそうだったからだ。

三日月夜空 @night324

そうして……………眠れなくなった私はギリギリに登校してしまった、と言う訳だ。

羽瀬川小鷹 @kodaka_not

……

柏崎星奈 @K_Sena_

あーぁ

三日月夜空 @night324

ふん。