石橋秀仁氏によるホモ・エコノミクスの終焉

経済学における人間観の限界と終了のお知らせ。
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石橋秀仁 @zerobase

もはや「マーケティング」という言葉に違和感。「マーケティング」の人間観は、近代経済学が抽象化・匿名化した経済人(ホモ・エコノミクス)。顔の無い人々が商品を売買する「市場」なる擬制。資本主義の人間疎外。

2011-12-20 11:19:55
石橋秀仁 @zerobase

「資本主義的」ではない「商売」で人間性を回復したい。それは「顔の見える商売」。売り手の顔が見えるだけでは足りない。買い手の顔が売り手に見えるようでなくては。つまり「手売り」の復活。「ソーシャル・コマース」(人間関係に基づく商取引)という言葉を再定義する。

2011-12-20 11:22:16
石橋秀仁 @zerobase

進化した「ソーシャル・コマース」(人間関係に基づく商取引)つまり「手売り」によって、買い手は匿名の「消費者」でいる自由・プライバシーを失うが、それにより共同体や結社のような社会集団に包摂されて安心する。

2011-12-20 11:27:13
石橋秀仁 @zerobase

「顔の見える/顔を見せる買い手」は「顔の見える/顔を見せる売り手」から買うときに価格だけを見ない。ウェブで1割安く買えるとしても、「その人」から買う。売り手も面倒くさいサポートを親身になってする。

2011-12-20 11:32:08
石橋秀仁 @zerobase

「無料で電球交換に来てくれるから、テレビを買い換えるときも○○さんのところで」という商売が「人間関係に基づく商取引」(ソーシャル・コマース)。共同体の包摂性と密接。「スロー・フード」を一般化して「スロー・コマース」と言ってもいい。顔の見える買い手と、顔の見える売り手。

2011-12-20 11:35:43
石橋秀仁 @zerobase

という具合に「マーケティング」から「ソーシャル・コマース」への本質的な移行を理解している。

2011-12-20 11:36:42
石橋秀仁 @zerobase

だから「ソーシャル・メディアで特価情報を流して新規客を開拓する」のは「ソーシャル・コマース」に本質的な意味で逆行してる。

2011-12-20 11:37:44
石橋秀仁 @zerobase

客の名前と顔も知らない商売人が「ソーシャル・コマース」(人間関係に基づく商取引)を語るのがおかしい。その人は「ソーシャル・メディア・マーケティング」をやってる。前述の通り「人間観」からして違うのだ。

2011-12-20 11:39:45
石橋秀仁 @zerobase

こういう話をなるべくやさしい言葉で語ったら聴いてくれるかな。PodcastとかYouTubeとかUstreamとかやりたいんだよ。

2011-12-20 11:46:08
石橋秀仁 @zerobase

ニコニコ動画はソーシャル・コマーシャルだと思ってる。イベントに社員が登壇する。に観客(ユーザー)の声援が飛ぶ。社員が何人ものユーザーの名前や顔を知っていて、イベント会場にやってくるユーザーもいる。インディーズバンドのライブみたいな距離感・ソーシャル感。

2011-12-20 11:51:41
石橋秀仁 @zerobase

一連の「人間関係に基づく商取引」(ソーシャル・コマース)関連ツイートがfavやRTして頂いて嬉しい。社会的・公共的な言葉で「価値(観)」を訴求して共感してもらえるのは本当に嬉しいですね。金とかマーケティングとかセルフブランディングのためにツイートしてるんじゃないんだよ。

2011-12-20 11:59:58