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ズミさん(ちょっと中二病な古泉一樹)の消失

進行中です。
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ズミさん @chu2_koizumi

【お知らせ】情報改変が発生しました。

2011-12-18 01:40:55
ズミさん @chu2_koizumi

12月18日。今日からツイッターを始めることにした。ナウ。こ、こんなかんじでしょうか

2011-12-18 02:31:30
ズミさん @chu2_koizumi

……おはようございます。アイスピックで地球をつついたら、綺麗に割れるかのような朝ですね

2011-12-18 08:23:18
ズミさん @chu2_koizumi

はあ、やっとお昼ですね。……あ、涼宮さん、一緒に食べ……いいんですか!?(よ、よかった……)

2011-12-18 12:25:14
ズミさん @chu2_koizumi

あ、涼宮さ……今日は一人で帰る? ……そうですか……

2011-12-18 16:38:40
ズミさん @chu2_koizumi

テレビ、面白いのやってないな

2011-12-18 20:41:01
ズミさん @chu2_koizumi

涼宮さんに、今度お勧めのオカルトスポットでも提案してみましょうか。これはいける!フフフ!

2011-12-18 21:41:39
ズミさん @chu2_koizumi

12月18日、今日も進展は無し。

2011-12-18 23:42:56
ズミさん @chu2_koizumi

ふあ……おやすみなさい。(この人達、いつも深夜まで何してるんだろう?)

2011-12-19 00:43:26
ズミさん @chu2_koizumi

……(縮こまって眠っている)

2011-12-19 03:44:58
ズミさん @chu2_koizumi

涼宮さんすいません、今日は手持ちがこれしか…… #寝言

2011-12-19 02:44:57
ズミさん @chu2_koizumi

12月19日深夜、その日僕は不思議な夢を見た。今まで生きてきた年数分、数えきれないくらいの思い出が走り抜けていく。はずなのに、それら一つ一つを拾いあげて思い出そうとしても、何一つ仔細が分からないのだ。幼少、小学生、中学生、高校生の記憶でさえ曖昧だった。

2011-12-20 01:02:54
ズミさん @chu2_koizumi

記憶と呼べるのかわからないそれらの濁流の中、僕を救ってくれたのはやはりと言を付すべきか、涼宮さんだった。転入したてのある日、物珍しさから僕に差し伸べてくれたその手。 ――しかし僕がその手を取ろうとした瞬間。彼女は教室を飛び出し、僕が見たこともない煌びやかな町へと飛び込んだのだ。

2011-12-20 01:06:52
ズミさん @chu2_koizumi

「   」 涼宮さんは誰かを呼んでいるようだった。それはとても嬉しそうに。だけれど彼女の体はそうではなかった。そちらの世界に拒絶されるかの如く、太陽に近づきすぎた何某のように、その身を燃やしていた。 朽ちていく。涼宮さんが死んでいく。僕は手を伸ばした。

2011-12-20 01:10:13
ズミさん @chu2_koizumi

その手は確かに握られた。涼宮さんではない、何者かに。 「ごめんな。俺はお前達を、」 ――謝ってすむものか。僕等は〈ここ〉で生きている。生きているんだ。例え――三日間だけ生命を燃やす、偽りの質量でも。

2011-12-20 01:14:12
ズミさん @chu2_koizumi

12月20日。目覚めは最悪だった。よく覚えていないが、昨日はひどい夢を見た気がする。此方へ圧し掛かる倦怠感と戦いながら、僕は学校に行く準備をする。

2011-12-20 08:20:08
ズミさん @chu2_koizumi

ふ、と。唐突に。触れるものなどなく。僕の体を悪寒が駆け巡った。「どうかしたの?」学食の喧騒に負けない凛とした声で、対面に座る涼宮さんが聞いてくる。「……いえ」何でもない。何んでもない。今日だって例外なく、何んでもない日であるべきだ。  ――じゃあ、この予感は何なのだろう。

2011-12-20 12:25:26
ズミさん @chu2_koizumi

あなたは、 ――おまえは、誰だ。

2011-12-20 13:19:53
ズミさん @chu2_koizumi

名前なんてどうでもいい。お前は涼宮さんを、……いや、〈ここ〉を、どうするつもりだ。

2011-12-20 13:23:46
ズミさん @chu2_koizumi

何も分からなかったけれど、僕らはどうやら死ぬらしい。窓際に立つ彼の残り火を目に焼き付けながら、僕はたぶん、泣いた。

2011-12-20 15:34:46
ズミさん @chu2_koizumi

例え違う世界で〈僕〉が生きてくれても。僕は死ぬ。ここで死ぬ。漫然と死ぬ。漠然と消える。死、なのだ。「古泉はみんなの心の中に生きているよ!」みたいな大妄言じゃ許せるものか。許さない。死んだって許さない。僕の生きた痕跡が残ったって、僕がいた意味が無ければ、なにも――

2011-12-20 21:47:36
ズミさん @chu2_koizumi

――。 ――飛び込んできたのは、電子の海だった。世界が今日も回っていることを告げるタイムライン。そこにはたくさんの人々がいて、僕のことなど関知せず、感知せず。  それでもそこに僕はいた。この三日間のくだらない呟きと、それ以前の――違う〈僕〉のくだらない呟きが、あった。

2011-12-20 21:51:27