若木民喜「神のみぞ知るセカイ」FLAG171「For a Few Lovers More」感想

ほしみん @hoshimin

#kaminomi #神のみ FLAG171「For a Few Lovers More」。桂馬とエルシィは、旧悪魔とヴィンテージ（正当悪魔結社）の拠点（の一つだろう）からすぐさま撤退する。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi ハクアが窮地に駆けつけたりするんだろうか？なんて思ったが、それは無し。危険な場所であり、脅威が生まれつつある。桂馬に認識させ、迫りくる危機を突きつける。それにとどめていた。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi ヴィンテージの拠点に簡単に入っていけたのは、桂馬＆エルシィが拠点周囲の結界に引っかかって捕らわれることがないよう、リミュエルが結界に穴をあけていたからだったもよう。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 俺は「なんで拠点にこんな簡単に入れるんだ？」という疑問を抱かなかった。「わかりにくい入り口だから、見つからないだろうと思っているのかな？」ぐらいしか考えなかった。読み方が甘かったな。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 二階堂は、おまえは一番の鍵を握っているんだ……と桂馬に期待をかける。リミュエル＆二階堂組（とくにリミュエル）を見ていると、いろいろと策を巡らし、桂馬、そして女神を宿す少女たちを配して、望む結果を得ようとしている、ように見える。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi リミュエルが倉川灯として桂馬と出会ったとき、桂馬のことを知らなかったから、リミュエルや二階堂だけが動いているわけじゃなさそうではあるが、重要な位置にはいるだろう。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi ある意味、リミュエルたちはゲームマスター（以下GM）だ。彼女たちは、すべてではないが、状況をコントロールするための知識や力といったリソースを多く持ち、桂馬たちを登場人物として自分たちのストーリーに配置している。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi けど、その配したプレイヤー（以下PL）である桂馬がリミュエルたちを超える動きを見せた。その描写が、今回すごいツボだった。GMの思うとおりにPLは動かない。PLはGMの思惑を超えて動き、お話の流れを変えてしまうことがある。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 今回の桂馬の行動は、まだGMが手を出して補正できるものだった。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi リミュエルたちはGMよりだが、PLでもある。おなじようにヴィンテージもGMよりのPLだ。非常に多くのリソースをもち、ゲームの枠組みを作り、コマを配置し、物語（＝計画）を進めている。ゲームの方々に手を出せる。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 対して桂馬たちは、枠組みをさぐらねばならず、勝利条件が何であるかすら自分で得なければならない。女神という大駒をそろえられる立ち位置にいても、その大駒は桂馬の行動一つで弱体化したり、敵に回る（宿主の女の子粗末に扱ったら敵認定だよね。ｗ）。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi リミュエルたちは影ながら助けてくれることもあるが……。もし利害が一致しなくなったら？ 桂馬がめざすトゥルーエンドとリミュエルたちの目的とがぶつかったら？

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 桂馬は、かなり厳しいゲームに挑んでいる。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi けれども、終盤では、ぜひともGMに近い位置にいる強力なPLたちを出し抜いて、ゲームに勝ち抜き、彼自身が臨むトゥルーエンドを迎えて欲しい。そう願う。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi メタなことを語れば、少年漫画なので、作者様がちゃぶ台返しをしない限りは、桂馬はすくなくともそれなりなエンディングを迎えるだろう。そういうのではなく、たとえ勝利するだろうとしても、その勝利が桂馬らしい、納得のいくものであることを願ってやまない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi すべての思惑を超えて、エンディングに到達してくれよ。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 桂馬の目指すトゥルーエンド。かつてなら、すべてが片付いてゲーム三昧の生活に戻れるってものだったろうけど……。いまの桂馬だと何をトゥルーエンドとするだろうか？

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 桂馬が巻き込まれた厳しいゲームを通じて、忌避してきた現実、ままならない多くの事柄ともみあって、変わってきた桂馬は何を望むだろうか？

ほしみん @hoshimin

#kaminomi ヴィンテージの拠点では新たに出てきた謎も。繭の中で育っていたのは旧悪魔たち。けれども、旧悪魔は女性を母体に、その子供として生まれ、肉体を得て蘇ってくるのではないのか？　どこにも旧悪魔の母体とされていた女性はいたように見えない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 自分、このあたり、檜のときの旧悪魔か、それに準ずるぐらいに大きく育ったものを繭に移して成長させる、とか、そういうふうなことができるのかな？と思ったわけだが、「母体もないのに育てられるのか？」という桂馬の問いかけにエルシィは答えられない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 繭のなかの旧悪魔の存在は、何かの謎をはらんでそうな気配をにおわせていた。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 旧悪魔が母体を得て、その心の澱に住み着き、力を取り戻していく。これまでも、そうやって力を付けてきた旧悪魔は出ている。それは一つの方法として確かなものなんだろう。ただ、力を取り戻すすべが、それだけであるとはどこにも出ていない。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 女性のなかに潜んで澱んだ想いを糧に力を取り戻す旧悪魔と、女性のなかに宿り愛を糧に力を取り戻す女神。真逆だけれども糧とするものが異なるだけの似通った両者の性質に目を付けて、女神を利用したい誰かが、いろいろと画策しているのだろうか？

ほしみん @hoshimin

#kaminomi 桂馬というPLは、女神との関わりにおいて、多くの思惑と向き合わないといけないことになりそう。繰り返しになるが、いまは助けてくれているリミュエルたちも、もしかしたら敵にまわることがあるかもしれない。まあ、それはないとはおもうけど、さ。

ほしみん @hoshimin

#kaminomi っていうか、桂馬といっぱいチューしてたリミュエルは、あまり色っぽい容姿のキャラじゃないのに（月夜以上のお子様体型だから。ｗ）、なんか艶っぽい感じがあって大好きなので、敵にはならないで欲しいです。ｗ