- doklenabatckere
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ワイ「ミスリルって名称が使えんようになるんか……。せや!『ミステリーマテリアル』って金属の略称って事にすればええんとちゃうか?!」 twitter.com/rockfish31/sta…
2024-02-07 13:11:36コトの真偽はおいといて、面倒くさい状況になっていることは間違いないので、こういう時こそ新たな発想で新しいものを開発するべき好機だと思う。 自分はアルケミスト(錬金術師)+イウム(金属元素を表す語尾)で「アルケミウム」というのを設定した。 twitter.com/rockfish31/sta…
2024-02-07 12:25:57ミスリルの呼称使用問題・・・海外ではすでに対応済みなんだな。 本邦のライトファンタジーの類は、当たり前のように他作品の固有名称使っているが、意外と権利者のザル一歩手前の寛容さでお目溢しされているのが多いんだろうなぁ。
2024-02-07 09:17:47実際どうなの
こういうソース無しのツイートを見かけたら、そのまま信じることはせずに一次ソースを確認しましょう。今回であればトールキン財団のHPです。 HPにはFAQがあり、その中にトールキンが生み出した言語の使用に関する制限が記されています。 ↓ twitter.com/rockfish31/sta…
2024-02-07 11:57:31ミスリルは、トールキンが生み出した言語であるシンダール語で「灰色の輝き」を意味します。 よってこのFAQの説明通りであれば、ミスリルという単語の使用は、商用利用において制限を受ける可能性がありそうです。 ↓ tolkienestate.com/frequently-ask… pic.twitter.com/flMFw4LG23
2024-02-07 11:57:33またトールキンの団体と聞いてMEEを連想した人も居ます(指輪物語とホビット関連の映画化や商品化、商標権を有する団体)。 しかし今回は用語利用の話でありMEEは関係しないはず。 なおMEEは現在エンブレザーというグループの子会社に買収され、その1部門に収まっています。 doope.jp/2022/08127033.…
2024-02-07 11:57:33"ミスリル"をあれこれの分野で商標登録しているのはMiddle-earth Enterpriseという企業でして、いわゆる"トールキンの団体"であるTolkien Estateとは別です。トールキーン教授が存命中の1968年に売却した映像化、商品化などの権利が、ぐるぐる回ってそういう形になっています。j-platpat.inpit.go.jp/s0100 twitter.com/rockfish31/sta…
2024-02-07 11:46:17この話題で引き合いに出されている過去ポストは、「十把一絡げに著作権法違反とよく言われるけれど、それは著作権法を誤解していて、必ずしも引っかかるものではない。ただし、別の法律に引っかかっている場合があるよ」という主旨のお話ですので、ご注意を。twitter.com/Molice/status/…
2024-02-07 11:52:53「ミスリル」の流用が著作権法違反との話は行き過ぎですね。特定著作物中の独自名称は、商標登録などがされない限り、保護対象にはなりません。この種の話題では大抵、著作権法のみが取沙汰されますが、実際には商標権、意匠権、不正競争防止法などにまたがる複雑な話です。bit.ly/3SDrAlX
2022-10-05 20:28:36で、具体的にどの分野でひっかかるかについては、リンク先で「ミスリル」の商標を検索してご確認ください。結構広範囲ですが、完全に何もかもがダメってわけでもないです。 j-platpat.inpit.go.jp/s0100
2024-02-07 11:59:04商標登録されている言葉だからといって、たとえば小説で使用していけないかというと、そんなことはありません。そこを制限すると創作が成り立たないくらい、多くのワードが登録されています。ただし、関連製品の名前に登録商標を使うのはNGな場合があったり、ともあれ弁護士に相談するのが確実です。
2024-02-07 12:05:40出版社などの企業が登録商標などを気にするのは、法的にOKかどうかではなく、どちらかといえばモラルの問題で、さらには「どこかしらから文句をつけられそうな可能性をあらかじめ避けておく」ためというのがデカいかと。
2024-02-07 12:07:47なお、1975年ないしは76年に、D&Dの発売元であるTSRに文句をつけたのは、当時、『指輪物語』に登場するマテリアルのライセンスを所持していたエラン・マーチャンダイジング社です。やはり Estateではありません。
2024-02-07 12:18:00きっかけは、1975年秋にTSRが発売したボードゲーム『Battle of the Five Armies(五軍の戦い)』で、エラン(略)はこの製品の販売停止と、併せて『D&D』での「ドワーフ、エルフ、ゴブリン、オーク、トロール、レイス、バルログ、エント、ホビット」などの固有名詞の使用禁止を要求してきたのだとか。
2024-02-07 12:20:19ガイギャックス氏にも言い分があったようですが、ともあれ件の製品の破棄と、バルログ、エント、ホビットを使用しないということで和解が成立。D&Dは第6版からエントがトレントに、ホビットがハーフリングに置き換えられ、さらにトールキーンとその作品にまつわる記述がごっそり変更されたようです。
2024-02-07 12:22:29なお、ガイギャックス氏がオークをゴブリンではなくオーガと同一視していた(だから、言葉としてもトールキーンの独創ではないと主張)というのが、ちょっと面白い話。
2024-02-07 12:28:49なお、D&Dでは初期の頃のシナリオにミスリル製アイテムが登場したりしていましたが、ミスラルというアレンジ名もかなり早いうちに併用されていて(Dragon Magazineが初出だった記憶)、やはり76年頃からミスラルに統一されたようですね。以前細かく調べたのだけど、メモが見当たらなかった。しょぼん。
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