むさ༄
@musapoo
「人は見たいものしか見えない」と言ったのはローマを共和制から帝政に替えようとしたユリウス・カエサルだったらしい。以前読んだ塩野氏の「ローマ人の物語」に出ていたと思う。この言葉は今の情報社会でも通用する。
2011-12-23 15:06:18
むさ༄
@musapoo
自分が必要とする情報を探してばかりいると、その裏にあるものが見えなくなってしまう。自分のフィルタリングで物事を見てしまうのだ。それに発信する側も「自分の見たいもの」以外、または都合の悪いものは伏せられてしまうのだ。
2011-12-23 15:08:47
むさ༄
@musapoo
それは意図的にしろそうでないにしろ必ず起こる。事実をできるだけ正確に伝えようとしても、その人が見た角度からの情報であって、ほかの視点から見ている人は違った情報を持っているかもしれないのだ。だから、受け手はそこのところを意識していなければならない。
2011-12-23 15:11:20
むさ༄
@musapoo
例えば自分がカメラを買ったとする。当然自分が選んだのだからそれがとてもいいカメラだと思いたい。だから、そのカメラのいいところだけしか目に入らないし、自分が発信する情報もそのカメラのいいところだけになってしまう。
2011-12-23 15:13:06
むさ༄
@musapoo
選ぶ段階でも、決めた時も買った後も、自分が安心していられるようにいいところばかり目がいく。そしてレポートする、いいねボタンをクリックする・・・。これはすごく当たり前のことだ。
2011-12-23 15:19:22
むさ༄
@musapoo
カメラを買う時点ではどうか。色々なカメラの中から1つを選ばなければならない。自分が優先して求めている機能についてばかり気にしてしまって他が見えなくなる。決めたら決めたで、決めたことに安心したいので、気持ちの中でその機種のいいところばかりクローズアップして自分を納得させる。
2011-12-23 15:16:42
むさ༄
@musapoo
でも、意識のフィルターを踏まえて自分から情報を探していけば、有益な情報が得られるものだ。それが誰かにとって都合のいい物であったとしても悪いものであったとしても。
2011-12-23 15:28:54