ふっこうカフェ9

「復興まちづくり-被災地支援最前線から、気仙沼・石巻…復興計画に続く住民主体のまちづくりの現状」。ゲストは、野崎隆一さん NPO法人神戸まちづくり研究所事務局長、辻進一さん 東末真紀さん 神戸復興塾
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鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

第9回 ふっこうカフェ12/23(金・祝・16~18時)、会場:ノーバルビル(仙台市青葉区錦町1-5-1)、定員20名、参加費500円、被災地支援最前線から~気仙沼・石巻〜復興計画に続く住民主体のまちづくりの現状、野崎隆一氏(神戸まちづくり研)、辻進一氏・東末真紀氏(神戸復興塾)

2011-12-21 16:32:35
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

ふっこうカフェはじまりました。今日で第9回目です。テーマは、「復興まちづくり-被災地支援最前線から、気仙沼・石巻…復興計画に続く住民主体のまちづくりの現状」。ゲストは、野崎隆一さん NPO法人神戸まちづくり研究所事務局長、辻進一さん 東末真紀さん 神戸復興塾、です。

2011-12-23 16:07:20
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

今日は会場からの質問からスタートです。神戸まちづくり研究所・東末さんより。阪神淡路の反省を今回の震災で活かしたい。神戸市の復興計画立案がすごく早かったので、住民の議論ができなかったことをすごく後悔。被災者が自分たちで将来の姿を描くことが大事だとの判断から、被災地に入る。

2011-12-23 16:29:59
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

神戸から専門家を派遣し石巻市で13回程、住民の会合を主催。その他、南三陸町、女川でも活動をしている。神戸市のパートナーシップ助成を活用している。3.11支援集会を毎月11日に行っている。神戸市からの支援団体が情報交換している。毎回50名くらいの参加している。

2011-12-23 16:32:54
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

阪神淡路の時も県外避難に情報が行き届かない、避難者が避難先の地域に溶け込めないことが課題だったので、そうならないようにする取り組みを実施中。今後は、気仙沼のいくつかの地域で専門家派遣のニーズが高まっているので、連携しながら対応していきたい。

2011-12-23 16:34:57
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

気仙沼市へ野崎さん、石巻市へ辻さんを派遣している。野崎さんから→阪神淡路の時は、市場の再建2箇所、被災マンションの建て替え支援5件、共同住宅建設の支援に携わった。適切な時期に適切な情報があれば、住民は適切な判断ができる。住民がもめるときは、情報伝達が不十分な時。

2011-12-23 16:37:59
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

野崎さん、住民の話し合いをコーディネートする役割を担う。気仙沼に入るきっかけは、大学の友人や知り合いのボランティアのつながり等。鹿折地区で活動中。若手と女性を中心とした復興を協議するNPOの設立し、意志決定は地域振興協議会とする体制構築を目指している。

2011-12-23 16:45:57
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

唐桑にも入っている。行政に専門家を派遣してと依頼しても音沙汰なし。直接出向いて地域と意気投合。地域が将来を考える支援を展開。行政に専門家がついているが、地域の多様なニーズに応える専門家がいないことが現在の課題ではないか。大学が入っている地域はごく一部。

2011-12-23 16:49:50
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

辻さん。いてもたってもおれん! 石巻復興支援ネットワークとの接触を通じて、市民と復興のまちづくりを話し合う場や、市の主張や四文字熟語の専門用語を翻訳して地域に解説する役割を担ってきた。行政と市民の間に入っての支援の形。

2011-12-23 16:56:35
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

続、辻さん。11月にあった市の説明会では一部の人しか質問できない。100人集まっても10人足らずしか質問しない。このやり方はまずい。来た人が全員意見を言えるようにしている。個別の相談も受けている。

2011-12-23 16:59:56
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

私の個人的な印象としては、神戸の方々は、東日本大震災の復興スピードが「遅い」とじれったく感じている。中越の方々は、まだ「早い」と感じている。この認識の差はいかに? 復興計画への十分な住民意向の取り込みは大事だという認識は両者とも一致しており、特に住民参加への支援が乏しい

2011-12-23 17:05:05
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

増田先生から、どこの地域に誰が入っているかの全体像が分からない。情報交換の場が必要ではないか。でも誰がどうやるか。適切な情報の発信と丁寧な説明が必要だが、残念ながらそうなっていない。そこの部分についての支援も今のところない。

2011-12-23 17:08:46
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

榊原さんから、復興計画を住民に分かり易く説明する専門家の役割は必要。住民の声を聞くことは大事だが、聞いた声をどうするか。古川さんから、今回の復興計画ではコミュニティの再生、産業の再生についての方針が弱いのでは。復興計画が完成しつつあるが、実行主体をどうするかの議論も弱いと感じる

2011-12-23 17:11:33
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

野崎さんからコミュニティについて。阪神淡路から17年経っているが、高齢者が中心になって10年後、20年後のことを話し合っている構造的課題がある。若い人は忙しくてという状況は今の神戸も一緒。根本的にコミュニティ組織のあり方を変えていく必要があるということか。

2011-12-23 17:14:12
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

神戸の経験、中越の経験をしっかり受け止めて、被災地の復興につなげる。これは地元の役割かもしれません。被災自治体を超えた課題でもあるので、宮城県の果たす役割が重要ではないかと思う。復興まちづくり推進センター(仮称)の設置に向けて、多様なセクターとの連携を図っていきたい

2011-12-23 17:25:57
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

ふっこうカフェ、質問タイム。東北大の学生さんから。若い人が話し合いに参加するためには? 議員の役割も重要では? 住民の合意形成は時間がかかると思うので焦る必要はないのでは? 地域の復興計画は地域間の調整も大事なのでは?

2011-12-23 17:33:01
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

次の方の質問。住民みんなが納得のいく合意形成は不可能なのでは? 数人の合意をとることすら大変なのに。 合理的な「妥協」もケースによっては必要か。復興計画の情報発信はもっと多様な方法でやるべき。専門家の支援が不足している理由はなぜ?

2011-12-23 17:36:08
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

辻さんから専門家支援について。まちづくりの専門家は不足している。神戸では30年間の仕事を10年で行ってしまった。だから今は仕事がなくなったので、専門家も育たない。必要があれば専門家は生まれるはず。さて今回はどうなるか。

2011-12-23 17:38:50
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

専門家が生まれてくるバックグランドをどう構築していくか。神戸の場合、1週間1度集まって専門家や行政が情報交換する場があった。お互いが悩み合い、他のやり方を参考にし合う場になったので、それはとても良かった。経験を好循環していく仕組みになった。

2011-12-23 17:40:55
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

阪神淡路の時は震災3年後くらいに「市民が創る復興計画」を策定した。自分たちで計画をつくると、行政の復興計画の認識力が高まった。野崎さんが主張する妥協のマネジメント。みんなのニーズを百パーセント踏襲することは不可能だが、みんなが「納得」することは可能ではないか。そのプロセスが大事

2011-12-23 17:44:50
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

東末さんから。今回の震災と阪神淡路の時のとの決定的な違いは、今回はNPOが存在していること。NPOが被災者に密着して活動を展開している。住民のニーズがNPOまで届いているのに、地域で共有されたり専門家に届けることができていない。1年過ぎたあたりから、プラットフォームをつくりたい

2011-12-23 17:54:25
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

復興まちづくり協議会と行政との関係。条例まで必要はないが、地域の総意を行政に届ける組織、あるいは行政から支援を受ける受け皿としての位置づけが大事。それと復興計画は書き換えられるものとして運用することが大事。

2011-12-23 17:59:50
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

県の役割が大事。市町村に全て振っているようではいけない。仙台市を別として、他の市町の復興においては県の役割が重要。復興の道筋をどうつくるか。後から振り返ると阪神淡路では複数のメニューがあれば良かったと思う。行き詰まったときに多数決で押し切るやり方ではなく、回り道の選択肢を持つこと

2011-12-23 18:03:25
鈴木 孝男/TAKAO Suzuki @suzutaka_17

現場を見ておる行政の若手職員と現場を見てない幹部職員の関係。。。しかも縦割りで。。。これ悩ましいことです。

2011-12-23 18:08:42