日本災害復興学会 福島大会2012

2012年10月7~8日に福島市で開催された日本災害復興学会でのメモです。
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津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

福島県富岡町のみなさんの話。「久しぶりに少年野球で集まったが,終わった後,普段であれば同じ方向に帰るのに,今はバラバラに帰る。なぜみんな別々のところに帰らなければならないのだろう・・・。」という話が出た。しかし,答えがない。それが避難者に向きあっている現実。

2012-10-07 14:38:02
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

被災地の人口流出。津波による「自然減」と、転出していく「社会減」のダブルの減少。

2012-10-07 15:14:55
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

岩手・宮城・福島から21~33歳の人材が集まった。被災地との関わりは,Uターン組,仕事やボランティアがきっかけ,SNSなど,つながり方はさまざま。/災害復興学会・復興人材部会

2012-10-07 17:02:09
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

被災地出身者が任意団体を作ってフェイスブックなどで広がったという。地元出身者とよそ者が組み合わさって,被災地で活動をしているという。/災害復興学会・復興人材部会

2012-10-07 17:03:12
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

被災地でやること。ネットワーク作り,低下した行政機能の補完。復興人材育成。場作り。六次産業の人材育成。お笑い。→キーワードは,「スキル」と「若さ」,「仕組み」と「密着」/災害復興学会・復興人材部会

2012-10-07 17:04:38
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

震災があって,出身地のことをあらためて知ることがある。気仙沼の唐桑では「地元学」が始まった。家族の歴史,地域の歴史の積み重ねが,復興にとって大切。「歴史が復興が支え,復興が歴史をつくってきた。」/災害復興学会・復興人材部会

2012-10-07 17:07:51
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

復興人材のつながりを大事にすること。まず「知ること」。そして,「連携すること」。そして,「広がりをつくること」。そうすることで,全体像の中で自分の立ち位置や,不足の気づきの機会になる。/災害復興学会・復興人材部会

2012-10-07 17:09:17
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

学会に登場した吉本のお笑い芸人“ぺんぎんナッツ”の決め言葉→「東北で,頑張っちゃっても,いいんじゃいのっ!」/災害復興学会・復興人材部会

2012-10-07 17:12:37
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

野崎隆一「まず地域の想い,ニーズをじっくり聴き取ること。インフォーマルな場で丁寧に話を聞くことが重要」(× 提案を持ってきて,一方的に話すこと)/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:14:16
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

野崎隆一氏;防災集団移転事業は任意事業なので,阪神淡路の白地地域の経験を生かせるはず。 /災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:14:51
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

野崎隆一氏 「正しい情報は正しい判断を導く」 被災者に混乱を招いているのは,正しくない情報,順序を間違えた出し方,適切な情報がないこと。 /災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:15:32
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

西尾久和氏;西宮市から女川町の復興推進課に長期派遣中。西宮北口の復興まちづくりでリーダーが語った「知ること・好きになること,そこからまちづくりがはじまる。」という言葉は当てはまる。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:17:05
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

西尾久和氏:行政が一方的に進めるとうまくいかない。住民の思いだけだと制度が立ちはだかる。両者をつなぐのが専門家の役割。 /災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:18:01
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

国澤正明氏;事業着手や用地買収に,国の以降で,数千筆にわたる土地の実測調査を要求されている(一万数千もの調査)。それが事業を進める上でおおきな負担と障害に。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:19:29
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

桜井誠一氏(神戸市);早期の事業化と住民の合意形成の折り合いが大切。まちづくりアドバイザーなど専門家を交えた合意形成の仕組みが必要。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:20:39
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

桜井誠一氏(神戸市);「復興感がない」 東日本大震災では,復旧の姿が見えず,復旧ステージを飛ばして,復興段階に上がろうとしているので,被災者には復興感が感じられない。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:21:52
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

民間専門家は,行政と住民の間に立って,双方の言葉を翻訳する役割を持つ。外部の支援者は,プロパー職員や住民を促す役割がある。水産業など,産業やなりわいの再生や復興を支援する専門家が必要。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:23:05
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

『復興基金』は,被災者の隙間や不平等感を埋めてきた。県から市町村に配分されているが,必要額と費目が十分に見込めないため,まだ活用できてない状況にある。復興基金は行政や味業のセーフティーネットではなく,被災者のためのセーフティーネットであるべきだ。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:25:48
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

『復興基金』と『復興交付金』の違いが理解されていない。自治体の人々も,地方議員の人々も,支援者の人々も,その違いが分かっていない。東日本大震災の被災地のニーズと状況に配慮して,呼び掛けていくことが大切。/災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:29:27
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

東日本大震災の特性。「復旧がないまま,復興がスタートしてしまったこと」「復興感がないまま進んでいること」 /災害復興学会・復興まちづくり部会

2012-10-07 17:30:28
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

福島から距離的に近い,山形や新潟への避難者の方々は,「戻りたい」という気持ちを持っている方も多い。/災害復興学会・広域避難分科会

2012-10-07 17:34:08
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

「共感を持てる環境をつくること」(中村美紀さん・山形避難者母の会代表)/災害復興学会・広域避難分科会

2012-10-07 17:34:57
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

山形で,「女性弁護士さんと話そうママのためのお話会inふくしま子ども未来ひろば」という催しがあったらしく,そこに災害弁護士MLの管理者チームの土田文子弁護士が登場しているのを知った。仲間がそれぞれ頑張っているのを知るのは,嬉しいな。

2012-10-07 17:38:41
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

君嶋福芳氏(とちぎ暮らし応援会) 栃木では行政から君嶋さんの団体が個人情報の提供を受けて,支援を行っている。それだけの努力(信頼確保や研修など)をした!(だから,提供を受けるまでに1年掛かったそうだ。)/災害復興学会・広域避難分科会

2012-10-07 17:42:04
津久井進*きまぐれノート @tukuisusumu

JCNの津賀高幸氏:支援団体は知れたところだけでも500はある。支援団体を後ろから支えるのがJCNの役目。つないでいくのも役目。情報を共有しネットワークするのも役目。/災害復興学会・広域避難分科会

2012-10-07 17:43:58