んー、つまり芹さん√って心折れるとか芹さんクズいとか言われるし、まあそう言われてしまうのも仕方ないかなとは思うんだけど、本当はただただ普通の人がしてきた本当に欲しいものを手に入れる経験が不足していて、人が思うよりも臆病な人の、不器用な愛情表現の現れなんだなって。
2017-10-07 20:40:27芹さんにとってのLiar-Sって、憧れの認めて欲しい人に認めて褒めてもらうために頑張っていたものだけど、それ以上に芹さんが結崎家の芹じゃなくて、ただの、ちょっと世間知らずで不器用なとんでもない努力家の結崎芹って人格を認めて、存在させてくれる場所になったんじゃないかなあって。
2017-10-07 20:37:56多分だけど、家の人たちはみんな成功者でしょ。だから芹さんだけ失敗することが怖いし、それで家から見捨てられることもきっと怖がってる。だからやったことがない未知の領域は怖くて敬遠しがち(作曲とか)なんだろうなあって。努力してできるようになるものじゃないからね。
2017-10-07 20:35:44芹さん自身、大切にする方法の重さがわからなさすぎて、やりすぎて壊したりもっとひどくしたりするのが嫌で、だからバンドがギクシャクしてても強く出られなかったんじゃないかなあって思ったりもする。大事な自分が自分として認めてもらえる場所なのに。
2017-10-07 20:32:49だから人知れず努力して、当然のように出来る風に振る舞っているのかなって。だけど普通の人は、何事も努力して努力してその積み重ねで出来るようになるってことをわかってるから、メンバーたちを始めとしたダイナー社の人達は芹さんの努力の成果を求めるし努力していること自体を認めている。
2017-10-07 20:31:00芹さんが自分の努力見られるの嫌がるのって、やっぱり家柄のせいなんじゃないかな。出来て当たり前っていう環境で、努力しないと出来ないっていうのは劣等感と疎外感を感じることだと思う。自分だけできない=その家に相応しくない、だから。
2017-10-07 20:29:12すごく不器用だからやりすぎちゃうし(=ヒロイン)、逆に傷付けないように大切にしすぎなくらい大切にしてる(=バンド)
2017-10-07 20:27:26ずっと与えられてきてばかりいたから、欲しいものが出来た時どうやってそれを「欲しい」って言えば良いのかも、手に入れる方法もわからなくて、手に入れてから大切する方法もわからなくて、だからあんな風にねじ曲がったことになってしまうんじゃないか。本当はすごく不器用な人なんだよ芹さん。
2017-10-07 20:26:12褒めて欲しい人に、認めて欲しい人に、褒められたり認められたりしてこなかったから、誰よりも誰かに褒めてほしいと思ってるし認められたいって思ってる。だけど本当に褒められたりすると慣れてないからはずかしくなる。
2017-10-07 20:24:33テストで100点とっても、スポーツすごくできる子でも、きっとお兄さん二人の方がもっとすごかったんじゃないかって。そういう、“普通の人から見たら”すごいことが、芹さんの家族にとっては普通のことで、芹さんも自分は大したやつじゃないって思ってしまっているんじゃないかなあって。
2017-10-07 20:22:24芹さんはいいとこのお坊ちゃんだけど三男坊で、家柄に迷惑かけなきゃOKって自分で言うくらい、よく言えば放任主義で育てられてきていて。それって裏を返せば、あまり自分に目を向けてもらえていなかったんじゃないかなって思って。
2017-10-07 20:21:03それを教えてくれたヒロインは憧れになって、今までただ享受するだけだった日常に自ら刺激を求めるようになって、バンドを組んで。憧れの人(=ヒロイン)に褒められたいというか認められたいというか、そういう感情を持っていたんだろうなあって。
2017-10-07 20:19:58でも、同じようにその他大勢から見たら恵まれた環境に身を置いているヒロインが、自分の足で生きていきたいっていう今までの自分の考えを思いっきり否定された時、自分が感じていた味気なさみたいなものをようやく理解したんじゃないかと思うんだよね。
2017-10-07 20:18:06芹さんってさあ、家柄良いしお金も持ってるし顔もいいし人当たりもいいから手に入らなかったものってそうそう無かったんだと思うんだよね。求める前に与えられる環境にいたというか。それがつまらないというか、味気ないものだったとしてもそういうもんだと受け入れて生きてきたというか。
2017-10-07 20:16:33