仮面ライダーアマゾン 感想まとめ

大山シュウ @ohyama_emerald

山村はアマゾン達を遠ざけた上で、自宅の隠し通路を使い雅美を伴って逃げようと試みます。ところがそこもゲドンに張られており、親子ともども連れ去られてしまいました。追おうとするもさすがに相手がバイクとジープでは並の人間ではないアマゾンといえど追いつけません。

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そこへ藤兵衛が持ってきた派手派手のバイクこそがジャングラーです。組み上げたのは彼ですが、設計図は高坂博士が持っていたものだとか。さらに元々の設計者はばゴーであり、動力源には古代インカの秘宝が使われているらしいなど裏設定の多いマシンです。このうちのいくつが開示されてるのでしょう。

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ジャングラーでゲドンを捕捉、死闘の末に獣人大ムカデを斃すアマゾンでしたが、山村は赤ジューシャ達に致命傷を受けてしまいました。彼自身はゲドンのことを口外する気などなかったのですが、連中にとっては知った時点で抹殺対象なのです。まさにゲドン、もとい外道。

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自身の甘さを後悔した山村は必死にアマゾンへ腕輪の秘密を伝えようとしてくれましたが、少し遅すぎました。こうして手掛かりはふたたび失われてしまったわけですが、幼くして父親を失ってしまった雅美の心中はいかばかりでしょう……

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シリアスな流れになってきたところで、次回はモグラ獣人の登場みたいです。敵方から怪人のまま改心してレギュラーになるキャラクターはシリーズ初。楽しみにしときましょう。

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仮面ライダーアマゾン第5話。 今回も割とミもフタもないタイトルですが、その割に内容的にはアマゾンの葛藤がメインであり初登場であるモグラ獣人はそんなにフィーチャーされてません。

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森の中で物思いに耽っていたアマゾンは、猟銃を持った凶悪犯に出くわします。彼は大島というその男から銃を奪って壊し、鳥を弔ってやりました。大島は食うために撃ったのでしょうが、ナーバスになっていたアマゾンにはその悪意が直感的にゲドンに近いものと感じられてしまったのでしょう。

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アマゾンはモグラ獣人の襲撃をかわし大島の逮捕に貢献するのですが、不審者扱いされて刑務所へブチ込まれてしまいました。藤兵衛が身元引受人になるも、押し寄せたマスコミの好奇の目に晒されたアマゾンはその場を逃げ出して彷徨い歩きます。ブレまくるカメラが揺れる心理を表現しているかのよう。

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日本に懐かしさをおぼえながらも馴染めなさを痛感、ジャングルへ戻ることまで考えていたアマゾン。けれど藤兵衛とりつ子の説得に加え友であるまさひこがモグラ獣人に拉致されたと聞き、ジャングラーで急ぎ救助へ向かいます。罠であろうことは承知の上で。

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まさひこが捕まっていた海辺では、案の定モグラ獣人が手ぐすねを引いて待ち構えていました。相手のナワバリである地中へ引き摺り込まれかけるアマゾンでしたが、なんとか逆転。モグラ獣人の両腕を封じて敗走させました。この戦いで、彼はゲドンの狙いがギギの腕輪と確信します。

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実はモグラ獣人は緒戦での弱腰を十面鬼に咎められており、これが最後のチャンスとして与えられた戦いでした。ふたたび敗れた彼を待つ運命は処刑だけのはずだったのですが──待て次回、です。

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仮面ライダーアマゾン6話。 真相は意外と近いところにあったというお話です。

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アマゾンに敗れたうえ、ギギの腕輪が狙いであると漏らしたことで日干しの刑に処されかけるモグラ獣人。これを助けたのはアマゾンでした。言葉で語るのが上手くない彼のことなので定かではありませんが、帰る場所を失ったモグラ獣人に自分以上の孤独を感じたのかもしれません。

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治療を受けながらも、一度はプライドから情けを受けるのを嫌って去っていったモグラ獣人でしたが後から思い直したか優しさに触れて眠っていた良心が目醒めたか、獣人ヤマアラシを前に苦戦するアマゾンへ地底から助け舟を出してくれました。

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獣人ヤマアラシは腕輪の謎を調べるアマゾン達を追う中で、古代インカ文明の謎が記された縄文字を強奪しています。ゲドンの狙いの秘密が記されていたこの品、なんと城北大学の倉庫に長年保管されていました。解読できないために、そんな大それたものとは誰も思っていなかったのです。

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モグラ獣人がこの縄文字を奪還してきました。いきなりの大手柄ですね。そして誰あろう、アマゾンこそが縄文字を読める数少ない人間。解読によりギギの腕輪とガガの腕輪を揃えた者が世界の支配者になり得ること、ゆえに十面鬼にだけはギギの腕輪を渡してはならないことが改めてハッキリします。

大山シュウ @ohyama_emerald

決意を新たとしたアマゾンは、追撃に現れた獣人ヤマアラシを迎え撃ちます。縄文字を一度モグラ獣人に預け、ここで満を持しての変身。全身棘だらけのうえ球体となって突進してくる難敵も、もうアマゾンの敵ではありません。蒼い血を噴水のように撒き散らしながら斃れるさまは本作ならではの凄絶さ。

大山シュウ @ohyama_emerald

この獣人ヤマアラシはワサワサ揺れる棘の表現なのか動くだけでメチャメチャうるさい獣人なのですが、アクターさんの動きがいいのもあって丸まってる状態から人型に戻る際の繋ぎがたいへん見事でした。近づくだけでダメージを受けるので、アマゾンもなかなか変身のタイミングを掴めなかった感じです。

大山シュウ @ohyama_emerald

仮面ライダーアマゾン7話。 まさひこの友人、有馬ひろみの父で生物学者の有馬博士を「研究対象になる」とだましてアマゾンを捕まえさせ、そのまま始末しようというのが今回のゲドンの企みです。清々しいほど腕輪しか狙ってきませんが、過程で誰が死のうと一顧だにしないのは悪党の鑑ですね。

大山シュウ @ohyama_emerald

この作戦のために暗躍していたのが、ゲドンで一番悪知恵が働くというヘビ獣人です。まず有馬博士の助手である井崎を捕まえてヘビ人間に変え、上記のように有馬博士を口車に乗せてアマゾンを捕らえるのですが、これは失敗しました。今回もまさひこ君の利発さが光っております。

大山シュウ @ohyama_emerald

そこでヘビ獣人はそのまさひことひろみを捕まえ、アマゾンを遊園地へ誘い出しました。初めて見るものばかりで戸惑うアマゾンでしたが次々と突破して獣人と対峙。変身を遂げた彼の前で本当の姿を表したヘビ獣人は、十数メートルもの巨大な尻尾で巻きつき攻撃を仕掛けてきます。丸呑み一直線コース。

大山シュウ @ohyama_emerald

しかし呑み込もうとした瞬間、頭部に集中攻撃を受けたヘビ獣人はたまらず拘束を外してしまい、それが命取りになりました。後ろ回し蹴りと大切断の連続攻撃で顔面を切り裂かれ、あえなく倒れ伏したのです。まさに一瞬。まさひこ達も助かりましたが、救出の場面は華麗に省略されてます。ある意味豪快。

大山シュウ @ohyama_emerald

ちなみにモグラ獣人は勢いでアマゾンを助けたものの「これからどうしよう……」と地中で黄昏るだけで戦っていません。一方でりつ子の弁当を横から貰ってったりとチャッカリしてますが、アマゾンはともかくまさひこには早くも「おいモグラ」などとだいぶナメた呼び捨てをされてますね……

大山シュウ @ohyama_emerald

遊園地でのアクションはかなり危険なもので、とりわけジェットコースターの線路のすぐ下に張り付いてやり過ごすアマゾンのくだりは極めつけでした。見た瞬間に思わず変な声が出てしまいましたよ。体当たりでやるしかない分、今じゃ絶対できないであろうスタントが昭和特撮の見どころのひとつですね。

大山シュウ @ohyama_emerald

仮面ライダーアマゾン8話。 学校を襲って子供たちや先生を食糧(！)として拉致するというのが今回のゲドンの主な企みですが、最優先がギギの腕輪であることに変わりはないみたいです。