仮面ライダーストロンガー 感想まとめ

大山シュウ @ohyama_emerald

とりあえずライダー系に使えるサムネ貼っとこうっと。 pic.twitter.com/8Dg2SzfE8x

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仮面ライダーストロンガー第1話を見ました。 昭和ライダー第一期の最終シリーズにあたる作品ですね。 amazon.co.jp/gp/video/detai…

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初回はもろもろすっ飛ばして、すでにライダーとなっている城茂と電波人間タックルたる岬ユリ子が奇械人ガンガルの野望に敢然と立ち向かい、これを打ち砕くという内容。まずは全力で掴みに行ってる内容です。仮面ライダーというものが視聴者に浸透したからできる大胆なやり方といえそう。

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城茂はよく言えば豪快にして不敵、悪く言えば生意気な青年です。黄色地にデカデカと「S」が描かれたシャツにベルボトムジーンズ、肩にはジャケットを引っ掛け肩で風を切って歩くさまはこれまでのライダー以上にヒーロー然としており、改造人間の悲哀みたいなものは今んとこほとんど見られません。

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ストロンガーに変身するとこの路線はさらに強化され、口笛ととも現れるや「天が呼ぶ地が呼ぶ人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ。俺は正義の戦士、仮面ライダーストロンガー！」と高らかに名乗りをあげて戦いに入ります。ライダーにしては珍しくデフォルトで「正義」を掲げてるのも面白いところ。

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見ての通りカブト虫を模した姿のストロンガーは、モチーフの力強さが示す通りパワフルな殺陣を見せてくれます。そのパワーへさらに強烈な電気が伴っているため、ただのパンチや蹴りにもスパークが炸裂。効果音もハデです。戦闘員ではひとたまりもありません。掛け声もヒーロー色が強いですね。

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一方、岬ユリ子が変身する電波人間タックルはそのテントウムシをモチーフに取ったインパクト抜群のコスチュームが目を引く存在ですが基本戦闘力は見たところストロンガーに遠く及ばず、戦闘員は倒せるものの奇械人には歯が立ってません。言っちゃなんですがユリ子自身の衣裳の方がキマってるし。

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ブラックサタン大幹部、一つ目タイタンの存在も見逃せません。不用意に触れた者は部下でも容赦しない冷酷さと、常にビシッと決める悪のダンディズムが同居してます。仮の姿たる謎の紳士もイケオジですが、演ずる浜田晃さんはこの時まだ34歳前後だそうです。し、渋い……

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というわけで、やっとここまで来ました。昭和ライダーシリーズはまだまだありますが、まずはこの一期最終シリーズを存分に堪能させてもらいましょう。個人的にはやはりデルザー軍団篇が楽しみです。

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1話から奇械人にボコられてとっ捕まるタックルを見て何かを彷彿させると思ったらアレや、初回活躍キャンペーンすらもなくKOされて進化解除食らってたフェアリモンや……

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仮面ライダーストロンガー2話。 灯台を乗っ取ってそこから船舶のレーダーを狂わせる電波を流し、タンカーを次々に沈めて海を油だらけにしてしまおうというのが今回のブラックサタンの企みです。世に混乱と破壊を撒き散らし、その間に影響力を広げるのが悪の組織のやり方ですね。

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この目的のために灯台の管理人・山根に乗り移って行動していたのが奇械人オオカミンです。しかし娘にあっさり正体がバレたあげく、ストロンガーにも全く歯が立たずやられてしまうという不遇な怪人でした。体を気体にできる特技も持ってたんですが、どうやら戦闘中は無理だったみたいです。

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それというのも今回は茂とユリ子の過去描写がメインで、奇械人との戦いはどちらかといえばオマケだったから。要するにバトルへあんまり尺を割けなかったせいで、オオカミンはその皺寄せをモロに受けてしまったわけです。見た目は割と強そうだったので余計に不遇。

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城茂という男、ブラックサタンの改造実験体にされ、手術失敗で死んだ親友の仇を討つため自ら乗り込んで改造人間になった人物です。そのうえ、どこから調達したのか自己催眠装置を使って脳改造を回避するという抜け目のない策まで込みで。無謀スレスレの豪胆ですね。

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ユリ子は茂と同じアジトで改造されていたのを偶然に発見され、ともに脱出した間柄。以後はコンビを組んでブラックサタンと戦っていたのです。一つ目タイタンは現場に居合わせていなかったので、茂とは面識がなかったのですね。悪の組織らしく隠蔽が優先され周知が徹底されてなかった感もありますが。

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正体が発覚したオオカミンが分離したことで、山根はぶじ娘のもとに還ってゆきました。事を詳らかにしようとしたユリ子を茂が制し、二人は親子のもとからあっさりと去ってゆきます。ブラックサタンの恐怖と戦うのは自分たちだけでいい。明るく見えても、彼らもまた確かに孤独を背負っているのですね。

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しかしこれ、一歩間違えたら「奇械人ストロンガー」と「奇械人タックル」が爆誕してた可能性があるわけか……そして、それが6人ライダーと戦う可能性があったと……まあそうなっていたとしても何だかんだライダーに転身する気もしますけどね。

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仮面ライダーストロンガー3話。 遊園地(富○急ハイランド)に子供たちを誘い込み、奥までたどり着いた子を拉致、ブラックサタンのレインジャー子供部隊に仕立て上げようというのが今回のブラックサタンの企みです。字面だけだとアレですが子供にも容赦しない非道さは見逃せません。

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この動きを察知して動いていた茂は、さっそくサソリ奇械人らの襲撃を受けます。やはり何か企みがあると自分でバラしたようなもの。遊園地内を探っていたユリ子は兄が入って行ったまま戻らないという少女の証言に従いスリラーハウスを探りますが、奇械人に捕まってしまいました。

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これを救ったのはもちろんストロンガーです。今まさにユリ子と少女を轢き潰さんと走る無人ジェットコースターを電磁力で逆進させ、奇械人を追い払って二人を解放しました。その電気技が遺憾なく発揮されていますが、遊園地なので何か微笑ましい絵面。特にペダルボートの場面はほっこりします。

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麻酔から覚めたユリ子は先行して子供たちを載せたトラックを追うのですが、その前にまたもサソリ奇械人が。離れた対象も投げ飛ばす得意の「電波投げ」で戦闘員相手なら無双できる彼女ですが、奇械人レベルには分が悪いようです。逆に言えばそれ以外は充分こなせる人物ってことでもありますけど。

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ここでストロンガーが名乗りと共に登場。三度目の対決とあって、もう奇械人の技は通用しません。「芸はそれだけか？　ならこっちから行くぜ！」と、あえて相手の技を受けたかのようなセリフまで飛び出してます。彼の自信家ぶりが良くわかりますね。その分敵もどんどん強くなってゆくのですが……

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かくて奇械人は倒され、子供たちは無事に解放。一連に関わっていたのが、茂の噂を聞いて探し回っていたあの立花藤兵衛です。ブラックサタンに襲われた茂を助けるなど貢献もしてますが、どちらかと言えばアマゾンと同様のギャグメーカー寄り位置になってゆきそうですね。

大山シュウ @ohyama_emerald

仮面ライダーストロンガー4話。 暴走族を利用して交通網を混乱させ、社会を恐怖と不安に陥れようというのが今回のブラックサタンの企みです。セコいようですが、こうした事件を起こせば起こすほど社会が不安定になって転覆させやすくなるので決して侮ってはいけません。